1月3日 ラジオカーリポート
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今日は、KBS京都のすぐ近くにあります『護王神社』からラジオカーリポートをお届け!
年末年始に限らず、何度もお世話になっております『護王神社』。
京都御所の西側、烏丸通に沿いに鎮座する神社で、
平安京の建都に貢献された和気清麻呂公(わけのきよまろこう)を祀っています。もとは洛西の高雄山神護寺の境内に清麻呂公の霊社として祀られ、
古くから「護法善神」と称されていました。明治7年(1874)に「護王神社」と改称、
明治19年(1866)には現在地に社殿を造営し、神護寺境内からご遷座されます。境内には霊猪像(狛いのしし)が奉納され、「いのしし神社」と親しまれています。
狛いのししの由来は、
奈良時代の末、当時の実力者・弓削道鏡が天皇の位を手に入れようと事件が起こり、
清麻呂公は阻止しようとしたが、
道鏡によって足の腱を切られた上に、九州の山奥に流刑となります。
途中に道鏡の刺客が襲いかかるなど、険しい途次でしたが、
突然山の中から現れた300頭ものいのししが清麻呂公を守って道案内したんだとか・・・
その後、清麻呂公が悩んでいた足萎え(あしなえ)は不思議と治り、
公は立って歩くことができるようになったと伝えられています。
この故事により、護王神社は足腰の守護神として広く崇敬されているんだとか・・・毎年お正月には本物のいのししと触れ合えるとのこと!
「イノシシふれあいコーナー」には、
幸運の白いのしし"カリンちゃん"
そして、いのししの"ももちゃん"とは6日(木)9:00~17:00まで触れ合えるそうです。
運が良ければ1日数回の境内お散歩が見られるかも!?『護王神社』のお問い合わせ先は、
電話:075-441-5458上京区烏丸通下長者町下ル、KBS京都からも歩いてすぐのところにある、
いのしし神社『護王神社』で、参拝してみては?