8月23日㈫ラジオカーリポート
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午前は、上京区今出川新町にある『渡辺つけもの』さんにお邪魔しました。
1958年(昭和33年) 創業のお店で、樽から出されたばかりの新鮮なお漬物を、欲しい量だけ購入できる昔懐かしいスタイル。
看板には"庶民のお漬物" の文字が。地域の皆様に愛される味で、京野菜の個性や京料理との相性を考えながら、毎日食べて飽きない漬物を目指されています。『渡辺つけもの』さんは、自家農園を営んでらっしゃいます。
美味しくて安全な野菜を追求し続け、その探求心が高じて20年ほど前から
自ら野菜作りをスタート。
農薬や化学肥料は極力使用せずに栽培した野菜を、それぞれの個性に合った美味しい漬け方で提供されています。
春は菜の花、夏はきゅうり、ナス、秋は日野菜、小カブ、 大根、 壬生菜、 冬は聖護院かぶら、 赤かぶなど、旬のものを栽培、店頭に並びます。今の時期は "なす" と "きゅうり" のぬか漬けが旬!
ぜひ一度ご賞味ください。『渡辺つけもの』お問い合わせ先 電話075-431-1410
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午後は、上京区西陣にある 『かま八老舗』 さんにやってきました。
創業は1806年(文化3年)の老舗の和菓子屋さんです。
地元の人たちからは"西陣のどらやき屋さんと呼ばれて親しまれてきました。 元々は茶釜の販売を行っており、 その後、分家独立して和菓子屋に。看板商品はどら焼き「月心」
生姜を練りこんだ二つ折りの生地に粒餡をはさんだお菓子です。
先々代、 先代が工夫を重ねて作り上げ、 西陣の織元が多かった昭和末期ごろまでは「おもたせ」として買われることが多かったとのこと。 織元が減少し暮らす人々が変わった今でも、「どらやき1つちょうだい」と 若い人たちが気軽に買いに来るというほど「西陣のどらやき」として根付いています。どら焼きの他に、カステラも!
店主の岡本さんが、1年間洋菓子の修行をされていたことから新しく開発。
生地の中には黒豆が練りこまれていて、ハチミツ、つぶあん、大納言抹茶、 黒豆の種類が。『かま八老舗』お問い合わせ先 電話075-441-1061