9月6日(火)ラジオカーリポート
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午前は、西京区嵯峨嵐山にあります 『虚空蔵法輪寺』さんにやってきました。
713年(和銅6年)、 行基菩薩が創建した葛井寺(かどのいでら) が前身。
829年(天長6年)、 弘法大師(空海) の弟子・道昌が虚空蔵菩薩像を安置し、
868年(貞観10年)には葛井寺を再興し、寺号を法輪寺と改めた謂れがあります。ご本尊は虚空蔵菩薩。
干支が一巡する13歳になった子が、 無限の知恵と慈悲をもった虚空蔵菩薩に
清少納言の 『枕草子』 では、京都の代表的な寺院として挙げられ、本尊のご利益は『今昔物語』 にも描かれています。 幕末の禁門の変によりお堂の大半が焼失してしまったが、 知恵を授かり御利益を祈る「十三まいり」や、「針供養」 の寺としても知られており、その後、お堂や山門、多宝塔が再建され現在に至ります。「法輪寺」では、 今週金曜日の9月9日に、 年中行事の『重陽の節会 (ちょうようのせちえ)』 が営まれます。
菊の力で700歳の長寿になったという「菊慈童(きくじどう)」の 像を祀り法要が行われ、
その後、金剛流の謡と舞の奉納が行われます。
9月9日は、不老長寿のご利益がいただける 「菊酒」 の接待の他、
茱萸の実を入れた袋を柱にかけたり、身に着けることで香りによって邪気が払われ、
長寿になれるという故事にちなんだ、邪気除けの「グミ袋」も授与されるとのこと。『虚空蔵法輪寺』 お問い合わせ先 電話075-862-0013
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午後は、東山三条にある町家カフェ 『SAVON'S BAKE FACTORY TAMAYURAN』 さんに やってきました!
"看板猫のいるカフェ" という珍しいカフェです。
もともとは、飲食業界で働いていた店主さんが起業し、
2012年、当時の京都には少なかった "女性が一人でご飯をしっかり食べられるようなカフェ" を開こうと
「おうちごはん cafe たまゆらん」 を銀閣寺エリアにオープン。
しばらくして、2階の居住スペースに住んでいた猫が降りてくるようになり、猫がいるカフェとして人気に。
しかし、コロナの影響と店舗の立ち退きで2020年12月閉店。
現在の店舗は、築130年の防空壕の残る小さな町家で、今年3月に移転オープン。人気メニューだったチーズケーキやレトロプヂング (かたいプリン)などが いただける他、
看板猫も気まぐれに出勤しています。今日は秋メニューの、桃がまるごとを乗ったパフェと
ぶどうのパフェを試食させていただきました!写真映えするビジュアルと、フルーツとバニラアイスの相性が最高です!
『SAVON'S BAKE FACTORY TAMAYURAN』 お問い合わせ先 電話 080-4564-2022