1月4日 (木) ラジオカーリポート
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午前は、左京区・和菓子の人気店『一乗寺中谷(いちじょうじ・なかたに)』からお届けしました。
看板商品は1935年の創業当初から作っている、郷土菓子「でっち羊かん」
江戸時代より一乗寺村の若人衆が滋賀の日吉大社の祭の輿かきに出向いた際、
弁当がわりに用いたのが「でっち羊かん」の起こりと伝えられています。「丹波地元より直接仕入れた大納言小豆を使用し、あっさりとした高級白双糖で
粒あんを作り米粉と練り合わせて竹の皮に流して蒸し上げる」という伝統の製法を守っています。
歯ごたえは「羊かん」と「ういろう」の間くらいで、甘みを控えた美味しさで、あっさり。パティシエでもある若女将考案の和洋コラボした「絹ごし緑茶てぃらみす」も人気です!
ネットでは予約が殺到、なんと9カ月待ち・・・!その他、お店の中にある茶屋では、
和菓子やスイーツはもちろん京風のお雑煮も通年頂けます。是非一度お越しください♪
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午後は、東山区にあります『真言宗泉涌寺派総本山 御寺 泉涌寺(せんにゅうじ)』からお届けしました。
四条天皇以来14代の天皇陵をはじめ、皇妃、親王陵墓など39の陵墓があり、御寺(みてら)とも呼ばれる。
重要文化財の仏殿は徳川家綱の再建で、運慶派作と伝える釈迦、弥陀、弥勒の三尊を安置。天井の竜は狩野探幽筆。
霊明殿には歴代天皇、皇后、親王の尊牌を奉安。
国宝の泉涌寺勧縁疏など文化財を所蔵。
国内最大の涅槃図や、世界一美しいと言われる「楊貴妃観音像」などもございます。明後日1月6日からは、キャンペーン【京の冬の旅】がスタート!
非公開文化財特別公開の開催期間中、舎利殿を特別公開します。
会期は1/6(土)から3/18(月)
1/8(月祝)は、泉山七福神めぐりのため特別公開休止。ご注意下さい。
舎利殿は寛永年間に京都御所から移築された建物で、釈迦の歯(仏牙舎利)を安置するお堂。
日本最古級の韋駄天(いだてん)立像(重文)や、月蓋長者(がつがいちょうじゃ)像(重文)が祀られており、
「鳴き龍」で知られる狩野山雪筆の天井画「龍図」があることから、12年に一度の辰年ほか特別な機会にのみ公開されてきました。
土佐光文筆『源氏物語図屏風』など特別展示の寺宝のほか、仏殿(重文)や「楊貴妃観音」(重文)を祀る観音堂なども公開。ぜひお越しください♪