1月18日 京都トークRUN!
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毎週京都府の最新・ほっと情報をお届けしている「京都トークRUN」
◆最新の新型コロナウイルス感染状況
今週は西脇知事にスタジオにお越しいただき、お話を伺いました。
日曜日には847人と、第5波最多の601人を大きく上回ってしまいました。京都府では概ね8割がオミクロン株といわれていますが、デルタ株による感染も拡大しています。オミクロン株の感染力と、デルタ株の重症化リスクという2つの課題に対応していかなければなりません。こうした感染拡大を踏まえ、京都府では現在、「レベル2=警戒を強化すべきレベル」として注意を呼びかけています。
今後の感染に備えるため、まず自宅療養者の療養体制の強化を行い、コロナを診断した医師など身近な地域の医療機関が電話診療やオンライン診療を実施しています。
基本的な感染防止対策はもちろん、
外出時には感染リスクを避けて慎重に行動をお願いします。また、飲食機会での感染リスクを減らすため、きょうとマナーの徹底をお願いします。
〈きょうとマナー〉
・適切なアクリル板や換気設備のあるお店で!
・会話の時はマスクを着用!
・食事前、退店時には手指消毒を!
・お店では大声で話さないでください!
・2時間、同一テーブル4人までを目安に!
体調不良を感じたら、もちろん外出は控えて医療機関に相談してください。◆商店街のイイトコロ
~西脇知事からメッセージ~
今日は商店街についてもお話を伺いました。
京都府内には約300の商店街があります。
西脇知事も二葉さんも、梶原アナも商店街をよく利用されるそうですね!
商店街を活性化させていくには商店街のある地域特性や商店街を形成している店舗の構成など、特色を踏まえた支援が必要になってきます。商店街は買い物利用がメインかもしれませんが、それだけにとどまらず、商店街の多くは、顧客と顔の見える関係を築きながら発展し地域住民にとっても気心の知れた身近な買い物の場所、そして地域コミュニティの核として重要な存在です。顔見知りが多くなれば、高齢者や子育て世代が安心して利用できる場となるので、商店街を支援することで、地域を巻き込み活性化に繋がっていく可能性を大きく秘めています。
京都府ではこうした商店街の役割をより発揮してもらおうと、京都府 商店街振興組合 連合会や京都商店連盟と共同で、商店街創生センターを運営しています。センターでは、300ある商店街の一つ一つを訪問し、それぞれの商店街の実情に寄り添った支援を目指し、設立から昨年度までの6年間で延べ2,000回以上商店街を訪問してきました。商店街は対面販売が基本なので、新型コロナの流行で大きな影響をうけましたが、コロナ禍を乗り越えようとする新しい動きもあります。リスナーの皆さんは「ハイブリッド商店街」をご存じでしょうか?京都市東山区にある古川町商店街から始まって、府内の様々な商店街で行なわれている取り組みで、各店舗をオンライン化しています。単に、「ネット通販」というわけではなく販売にとどまらないバーチャルでの接客機能をプラスした動画やライブ配信で店の個性を伝えたりと、実店舗の親近感とバーチャルの利便性が融合し、店主と顧客が交流するコミュニティになっています。
だから、店主のおすすめを見てから買うこともできちゃんです!
そんな商店街の取り組みを知ることができるフォーラム「京都商店街創生フォーラム2022」が2月に開催されます。元気な商店街づくりへ向けて、まずは先進事例を知っていただく、そして、横のつながりをつくることで活性化の手法を探り、これからの商店街のあり方を共に考える機会になればと考えています。
◆フォーラムの詳細
京都商店街創生フォーラム2022
日付:2022年2月26日(土)
場所:京都経済センター
※会場でのリアル視聴は事前申し込みが必要となります
※オンラインでの視聴は申込不要で視聴することが可能です
詳しくは「京都商店街創生フォーラム2022」と検索してください。
今回の感染の波は、これまでのものと全く違います。このままのスピードで感染が拡大すると、医療機関やエッセンシャルワーカーなどの活動に大きな影響が生じます。そうならないためにも、正しいマスクの着用や手洗い・消毒、人混みを避ける、きょうとマナーを守るなど、引き続き感染防止対策にご協力をお願いします。