4月19日 京都トークRUN!
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京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今日4月19日は伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発した日として地図の日、またの名を「最初の一歩の日」といわれています!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂きお話しを伺いました。◆選挙戦をおえて
府民の皆さんと直接お話しをする機会をえて、コロナとの闘いが長引く中、命や健康、暮らしや経済を含めて
幅広くコロナへの対策を講じてほしいという声が多く、
やはり色んな意味でコロナに対する関心は高く、コロナが皆様の気持ちの中で大きなウエイトを占めていました。
京都の強みである文化や芸術、観光、食、さらには府民の皆さまの
生活全般に幅広い影響が生じ、特に、非正規雇用の方や女性、ひとり親家庭など、
社会的に弱い立場の方々が大きな影響を受けていることを、改めて肌で感じられました。◆あたたかい京都づくりをめざす
「あたたかい京都」にはいろいろな思いを込めています。
例えば、ウクライナでは多くの尊い命が奪われ、憤りを感じますし、1日も早い平和を望んでいます。
そして、これは、コロナを境に日常が一変した私たちにも当てはまります。
人と会えば握手をしたり、話をしたり、食事に行ったりする。
そうした当たり前の日常を取り戻し、改めて人と人との絆を大切にする。
そんな京都をつくりたいと思っています。◆安心について
あらゆる社会生活の基礎となるのが、「安心」だと考えています。
安心といえばなんといってもコロナウイルスや自然災害からの安心が求められます。
京都府では、医療・福祉基盤の充実、先進的な危機管理体制の構築のほか、
防災・減災対策などを進めていきます。
この2年間で基本的な感染対策が日常生活にかなり浸透しました。
普段からマスクをしたりアルコール消毒をしたり、一人一人の意識が高まりました。
その上で感染の特性に応じた対策を行います。
◆自然災害への対策について
なんといっても水害から府民の生命と財産を守ることが重要です。
このため、今年の3月には、乙訓地域を水害から守る「いろは呑龍トンネル南幹線と呑龍ポンプ場」の供用を開始し、新たに長岡京市内の雨水を南幹線に貯めることがで
きるようになりました。そして、吞龍ポンプ場の稼働により、これまで北幹線が守ってきた京都市や向日市域の雨水と併せて桂川に流すことも可能になりました。◆温もりについて
就任以来の最重要課題である「子育て環境日本一」の実現を目指し、各地で取組が広がっています。
全ての世代にとって温もりのある、暮らしやすい社会を目指し、引き続き取り組んでいきます。
WEラブ赤ちゃんプロジェクトのラッピングバスやポスターなど、街中で私もたくさん見かけることが多くなった思います。
子育て世帯を温かく見守る社会を作ることで、子育て世帯の孤立化を防ぎたいですし、
さらにそうした思いやりの社会があらゆる世代への見守りにつながることで、
すべての世代にとって優しい社会が築けると考えています。◆ゆめの実現
ゆめ実現のためには、様々な熱源(エネルギー)となる活力を生み出さなければなりません。
そのためには、地域ごとの特性を活かしてイノベーションを起こす「産業創造リーディングゾーン」の構築を考えています。~西脇知事からのメッセージ~
まずはコロナから府民の皆様の命と健康を守り、傷んだ暮らしや経済を立て直すこと。
さらに頻発する自然災害への備え、人口減少・少子高齢化への対応など、多くの課題が立ちはだかっています。
こうした課題に対し、私が先頭に立って持てる力を存分に発揮し、府の職員の皆さん一丸となって、スピード感を持って課題解決に取り組みます。
そのためにも府民の皆さまと、さらに強い信頼関係を構築し、オール京都の力を結集して、京都の成長・発展につなげてまいります。また、府民の皆さま、事業者の皆さまにおかれましては、この間の感染拡大防止へのご協力に感謝申し上げます。ただ、感染はまだ続いており、警戒が必要です。
京都府では、医療提供体制の確保やワクチン接種の推進に引き続き取り組んでいます。人出が多くなる季節ですが、基本的な感染防止対策の徹底など
感染リスクを避けるようお願いいたします。来週の「京都トークRUN」もよろしくお願いします。