京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします！
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂きお話しを伺いました。

■地域社会やビジネスの分野での女性の活躍を応援する、京都府の取組について
「世界経済フォーラム」（ダボス会議）で毎年発表されるジェンダー・ギャップ指数。
昨年、日本は１５６か国中、残念ながら１２０位でG7の中で最下位、G20の中でも下位という状況であり、ジェンダー平等の理念が必ずしも共有されていません。

京都府では、国の法律ができる前から「KYOのあけぼのプラン」に基づいて男女共同参画社会の実現に取り組み、経済界と行政がタッグを組んで「オール京都」で女性を応援しようと平成２７年に、「輝く女性応援京都会議」を発足させました。また、京都でもっと女性が活躍できるようにするため、「京都女性活躍応援計画」を策定すると共に、実践的な活動を行う場として、京都市南区の京都テルサの中に女性活躍支援拠点「京都ウィメンズベース」を移転。悩みの相談から就職先までワンストップで支援する体制を整え、企業の行動計画づくりのお手伝いや、人材育成のための研修、ワークライフバランスの実現に関する企業へのアドバイス、女性の新たなビジネスへの挑戦に対するサポート等を行っています。

全国的にも注目されている取組のひとつが、京都女性起業家賞、通称「アントレプレナー賞」の公募事業で、これまでに全国各地から応募のあった１００件余りの事業プランが受賞しています。募集しているのは、実際にビジネスを始めて５年経っていない個人または会社の事業や、中小企業で本業とは別に新しく立ち上げられて５年経っていない事業。いずれも女性が代表者で、京都での事業展開などが条件になります。今年度も第１１回の公募が行われています。今年も多くの女性のみなさんに、エントリーして頂き、セミナーや相談会をうまく使って事業モデルを磨いて頂きたいということです。

■第11回（令和4年度）京都女性起業家賞（アントレプレナー賞）募集
https://www.pref.kyoto.jp/josei/news/kigyokasyo11_2022.html
【エントリー】7月29日（金）締切
【審査書類】8月31日（水）応募締切（必着）

～西脇知事からのメッセージ～

起業家の多くは、自分たちが感じる社会的課題を解決するために創業されている。つまり、女性起業家が多く育つ社会は、それだけ女性が自分らしく輝ける社会にもつながっているんです。また、コロナ禍では、非正規の雇用の方や女性など、社会的に弱い立場の人により大きな影響がありました。だからこそ私としては、このポストコロナでは女性が自分らしく活き活きと活躍できる、そういう世の中にしたいなという思いを強くしています。京都を元気にするために、どんどん新しいビジネスに挑戦して頂きたいですし、府としてもしっかり支援してまいります。

西脇知事ありがとうございました！
来週の「京都トークRUN」もよろしくお願いします。