8月2日㈫京都トークRUN
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京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。■「河川愛護」と「鴨川納涼2022」
今回は鴨川を題材に、美しい河川環境を次の世代へ引き継ぐために必要な「河川愛護」について、お話しをうかがうことに。京都府には、太平洋側に向かう「淀川水系」と日本海側に向かう「由良川水系」のふたつがあり、合計で305の一級河川が。二級河川もあわせた377の河川は、総延長1852キロにものぼり、「いかに水害から府民を守るのか」ということに直結する河川整備は大変重要な事業と言えます。そして、京都市内中心部を流れる鴨川の話題に。高度経済成長期には、タンスや畳など、色々なゴミが不法投棄され、水質も悪化。魚も棲めないような状態になっていたといいますが、その頃から地域の皆さんによる河川愛護の活動も広がってきたということです。1964年に結成された「鴨川を美しくする会」もその一つで、定期的な清掃活動を続けるなど、今では、377団体が参加して、鴨川の上流から下流域まで、活動の「すそ野」が広がっています。今では府内各地で、多くの河川ボランティア団体が、活動を行い、清掃活動をはじめ、水辺を活かした文化事業などにも取り組んでいるということです。また、「実際に川に来てもらって、親しんでもらうことで、河川愛護の意識を高めていこう」と、催し等も企画されるようになりました。毎年桜の時期に開かれる「鴨川茶店」や、近く開催される「鴨川納涼」もその1つです。今年の「鴨川納涼2022」は、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、8月6日(土)と7日(日)に開催され、時間は両日とも、午後5時から9時まで。会場は、三条大橋から四条大橋の区間の鴨川河川敷、右岸側になります。中央ステージでは、各地の郷土芸能や伝統芸能、鴨川ふれあい空間ステージでは、ダンスやマジック等のパフォーマンスをお楽しみ頂けます。また、4つのエリアに分けてブース出展もあり、「全国郷土エリア」では各地の「ふるさと産品」の展示即売も行われるほか、河川美化をテーマにしたブースの展開や恒例の「友禅流し」も行われるということです。「鴨川納涼2022」
https://kyoto-kamogawanouryou.jp/
■新規陽性者数が急増中。新型コロナウイルスについて
現在の京都府内の感染状況ですが、若年層の感染が多く、20歳以下の感染が約半数を占める一方、直近2週間の年代別入院患者数では、70歳代以上の増加が顕著となっています。新規陽性者の増加に伴って、外来診療に多くの方が訪れるため、京都府では医療機関の負担軽減や、保健所の負担軽減のための取り組みをスタートしました。また、保育所や学校の閉鎖により、職場を休む必要が生じ、結果的に一般医療のひっ迫に繋がる懸念がある為、ベビシッターの活用や院内保育での学童受け入れなど、病院が行うスタッフ確保のための対策を支援することも決めています。~西脇知事からのメッセージ~
常に意識して欲しいのは、「会話するときのマスクの着用」や「こまめな換気」など、
基本的な感染防止対策の徹底です。そして、ちょっとでも体調が悪いなと思ったら、外出や人と会うのを控えるなど、慎重に行動していただく必要があります。これからお盆を迎えますので、帰省をされる方や高齢者に会う方などは、特に注意していただきますよう、くれぐれもお願いします。
西脇知事ありがとうございました!
来週の「京都トークRUN」もよろしくお願いします。