8月30日 京都トークRUN
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京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。■ALL KYOTO FES~京都とつながる1日~京都への移住促進
府内の市町村と連携して、「移住するなら京都」の実現を目指している京都府。コロナ禍で働き方が大きく変わる中、テレワークが普及し、在宅勤務をする人も増加しています。
京都府では以前から移住に力を入れている市町村がたくさんあり、綾部市の上林地区や南丹市美山町では、ものづくりをされる方や芸術家の方が移り住んで、地域全体が活性化し、元気になっているケースも増えています。そして今年4月には、新たな「京都府移住の促進及び移住者等の活躍の推進に関する条例」を施行して、特に移住促進に重点的に取り組もうという地域であれば、どこでも「移住促進特別区域」として指定ができるようになりました。現在、北から南まで16市町村107地区が指定されています。様々な支援制度も用意されています。例えば、「移住促進特別区域」への移住者で、京都府の「空き家バンク」に登録された物件を購入・賃借され、リフォームが必要な場合には、最大180万円を支援。また、借入金の金利負担の軽減支援や、購入の際の不動産取得税の軽減もしています。特に地域活性化が課題となっている「農山漁村地域」では、地域団体などが移住者を受け入れるために、空き家の実態調査をする費用などを、最大50万円補助。移住者のために企業や地域団体が寮などを整備する場合は最大120万円、移住した人が地域で起業する場合、施設整備費用最大300万円を補助します。
また9月11日(日)には大阪で「ALL KYOTO FES~京都とつながる1日」と題して、イベントが開催されます。「観光PR・マルシェコーナー」では、おすすめの京都府観光の紹介、府内各地で活躍されている事業者による食や工芸品のマルシェを実施。「地域と関わるコーナー」では、京都府の農山漁村などに短期滞在しながら、その土地ならではの特性を活かした事業を行う地元企業の仕事を体験し、地域や人の魅力を知ることができるインターンシップ・プログラム「京都ローカルワークステイ」の紹介を行います。「特設ステージ」では、実際に京都府に移住して、夢を叶えた方の体験談の紹介や、京都ならではの「食と暮らし」の魅力の発信、府内で活躍している企業や地域おこし協力隊による新たな働き方についてのトークなど、様々なセミナーが行われるということです。また当日は、府内12市町村の担当職員による移住相談会も開催するほか、新規就農等で京都府に移住したい、IターンUターンによる就職を考えている方のための相談も受け付けます。