1月17日 京都トークRUN
-
京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。■健康寿命を延ばすための取り組みについて
実は...京都府の女性の健康寿命は、全国で最下位!男性の平均寿命(令和2年)を見ると、全国は81.49歳、京都府は82.24歳(全国4位)と長く、健康寿命(令和元年)は全国平均が72.68歳なのに対して、京都府は72.71歳(全国19位)。これに対し女性の場合、平均寿命は、全国が87.60歳で京都府が88.25歳(全国3位 前回(平成27年度)からの伸び率全国1位)ですが、健康寿命は、全国が75.38歳なのに対して、京都府は73.68歳(全国最下位)と短いんです。
健康寿命に大きく寄与する因子には年齢、うつ病やこころの病気、腰痛症、骨折、神経の病気、脳卒中、関節症などがあり、2019年京都府と全国の女性の通院率の差を見ると、京都府は全国より、健康寿命に寄与する因子である「肩こり症、腰痛症、うつ病やこころの病気」などが高いため、健康寿命に影響していると考えられます。
健康寿命を延ばすためには、適度な運動や健康的な食事を摂ることが重要で、通勤・通学やボランティア活動等、外出や他者との関わりを持つような生活が望ましい状況です。
京都府では府民の健康づくりを進めるために、現在第3次「きょうと健やか21」の計画を策定しており、この中には、健康増進に向けた7つの行動目標を掲げています。1.栄養・食生活~野菜を1日350g食べる・バランスの良い食事・適塩
2.運動・身体活動~毎日15分歩く時間を増やそう・週2回30分以上運動を
3.休養~余暇の過ごし方を工夫・心地よい快適な睡眠
4.飲酒~お酒は適量を・未成年や妊婦に勧めない
5.喫煙~禁煙に取り組む・受動喫煙を防止
6.歯と口腔の健康~定期的に歯科検診を・毎食後歯磨きを・ゆっくりとよく噛む
7.こころの健康~自分にあったストレス解消法を・社会参加の機会を持つ 等また、行政だけでなく、企業や大学、医療保険の団体などが一堂に会して、健康づくりのための先進的な取組やサービスを紹介するイベント、「ヘルス博 Kyoto 2022」が開催されます。リアルとWEBのハイブリッド開催なとなり、リアルイベントは1月23日の午前10時から午後4時まで。京都市下京区の京都経済センター2階、京都産業会館ホールで行われます。当日の模様は2月23日までWEBでも配信されます。
■京都府生涯現役クリエイティブセンター
https://healthhaku-kyoto.com/
日時:2023年1月23日~2月23日(現地は令和5年1月23日10時~16時)
場所:京都経済センター 2階 京都産業会館ホール(2023年1月23日10時~16時)オープニングセレモニー「きょうと健康大使」木村祐一氏出演
はんにゃ川島ofレジェンド氏による特別講演
健康・予防サービスを提供する企業展示会
府民向け健康づくりコーナー
きょうと健康づくり実践企業表彰
受賞企業による健康経営の取組紹介~西脇知事からのメッセージ~
健康の秘訣は、チャレンジする気持ち、好奇心を持ち続けること。
いくつになっても、興味を持って行動している人は生き生きとされています。
京都府では、健康寿命の延伸、全ての世代の方が希望や生きがいを持ち、
健康で心豊かに生活できる社会の確立を目指し、
健康づくりのための啓発や情報提供をはじめ、幅広い取組を進めてまいります。
西脇知事ありがとうございました!
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。