2月21日(火) 京都トークRUN
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京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。■京都の文化力を背景にAFK・OPEN ARTISTS' STUDIOSを取り組む意義
今回は3月に予定されているアートイベントをご紹介!3月4日(土)と5日(日)に開催される、「アーティスツ・フェア・キョウト 2023」は若手アーティストが企画から作品の出品までを行うこれまでの枠組みを超えたアートフェアとして、2018年から開催されています。アートの世界では、アーティストは制作だけ行い、ギャラリストがギャラリーやアートフェアで展示販売をしたり、アートディーラーさんが、作家や作品を発掘して、世に紹介・販売したりという流れが多いのですが、このイベントでは、アーティスト自らが、自分の作品を「こういう風に見て欲しい、感じて欲しい」と、出品に直接関わることで、より多くの人に作品を見てもらい、作家同士の交流を深め、自ら成長することができます。
3つの会場が用意されています。
今年は東京駅を設計したことでも有名な日本の近代建築の父、辰野金吾が弟子と一緒に設計を手掛け、昭和44年に国の重要文化財に指定された「京都府京都文化博物館 別館」、印刷工場として使われ、まるでSFのような雰囲気が漂う京都新聞ビルの地下1階、さらに東本願寺の渉成園の3つの会場で展開されます。若手の作家はもちろん、すでに国内外で活躍する人気アーティストも、アドバイザリーボードとして、特別展を開催し、総勢53組、約500点の作品を御覧頂くことができます。
また、この「アーティスツ・フェア・キョウト2023」の関連イベントとして実施される「オープン・アーティスツ・スタジオズ2023」では、アーティストが、創作活動を行っているスタジオを開放し、直接、アーティストと交流しながら、作品を購入することができます。今回、開放されるのは京都市内の5つのスタジオで、過去に、フェアに参加したアーティストを含め、約30名の方が交流プログラムに参加します。期間は、3月2日(木)から5日(日)までとなっています。~西脇知事からのメッセージ~
次世代のアーティストを、育てていくためには、アート市場そのものも、拡大させていくことが必要です。これまでの事業の成果を踏まえながら、文化庁とも連携して、こうしたアートフェアやイベントの開催に、力を入れていきたいと思っています。西脇知事ありがとうございました!
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。