3月14日 京都トークRUN
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京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。■新しい京都府総合計画
今回は来月、新年度からスタートする、京都府の新しい総合計画についてお話を伺いました。総合計画というのは、概ね20年後の2040年を見据えて、京都府が目指すべき方向を取りまとめたもので、民間企業だと経営計画にあたります。目指すべき方向性と、数値目標を定め、その目標を実現するためにどんな施策を講じていくのか、行政の羅針盤となる最上位の計画になります。西脇知事は計画の改定にあたり、社会全体で子育てを「あたたかく」見守り、支えていくこと、人と人との絆や交流の大切さを今こそ生かしていくこと、社会的に弱い立場の人や中小企業など、厳しい状況にある方達に寄り添うことを重視したということで、「安心、温もり、ゆめ実現」の3つの視点で、描かれています。
「安心」は全ての営みの土台になるもので、「コロナや新興感染症」はもちろん、「災害・犯罪」などからの安心を掲げています。また、温もりは「子育て環境日本一」、そして「誰もが活躍できる生涯現役・共生」、そして「共生による環境先進地」を掲げています。更に
「ゆめ実現」では、未来に夢や希望を持てる、いろんな分野にチャレンジができる、そのための素地を作っていくということです。
また、少子化対策は待ったなしの状況で、心して子育てができる環境づくりを、さらに進める必要があります。今年の秋からは「子育て医療費」の助成制度を拡充し、通院の自己負担上限額を200円とする対象を2才から小学校卒業までに拡大するほか、子どもの教育のための府独自の交付金を創設。保育の質向上のための施設整備や保育士の研修受講を促進したり、「きょう婚ナビ(AIマッチングシステム)」の導入や「スポーツ婚」の拡大等の婚活も応援したりするなど、子育てにやさしいまちづくりを推進するということです。
加えて今月から京都に移転した文化庁の業務が本格的に始まり、2年後には、「大阪・関西万博」もあり、「文化の発信拠点」としての京都の注目度は、国内外で高まっています。まさに「文化の力」で京都が世界に貢献すべき時で、多様な文化の保存・継承・定着により、府民にも「豊かさ」を実感してもらえる社会の実現を目指したいとしています。
~西脇知事からのメッセージ~
新たな京都府総合計画について、詳しくは、京都府のホームページで御覧頂けるほか、
「府民だより」3月号にも概要を掲載しています。リーフレットの配布やSNSでの発信、
さらに今月末には新聞にも掲載することとしていますので、是非、総合計画を目にしていただき、京都府の目指す方向を府民の皆さまと共有し「あたたかい京都づくり」を進めてまいります。
西脇知事ありがとうございました!
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。