3月28日 京都トークRUN
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京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。■文化庁業務開始
今回は3月27日から業務開始となった「文化庁の京都移転」の話題からスタート。 長官はじめ一部の職員の方は引っ越しを終え、業務を開始していて、国会などの業務を滞りなく行うため、職員の方の大半は、ゴールデンウィークが終わった後、5月15日を目途に移転されるということです。文化庁の京都移転が実現できた背景について、西脇知事は、
「千年以上、都として続く中で様々な文化が育ち、まち全体で文化をつないできた。社寺や茶道、華道、和食、和装のほか、地域の伝統行事など今現在も「生きた文化」として受け継がれている。こうした背景があるからこそ、文化行政を行うなら京都から、という考えが多くの方に受け入れられていたことが実現に繋がったのでは」と語りました。
文化庁と地方が協力することで、地域文化を目的に人が訪れるようになり、地域の活性化や地方創生に繋がる為、文化の担い手不足の解消にも期待されています。長官のリーダーシップを発揮するため、「食文化」や「文化観光」の推進本部も京都に設置され、日本全体の文化政策の推進に繋げていく役割も担うということです。■旧本館観桜祭
明治37年に建てられ、創建当時のままの姿を保つ現役の官公庁建物として日本最古とされる京都府庁の旧本館。国指定の重要文化財にも指定されています。中庭には、しだれ桜に八重桜、大島桜に、容保桜と素晴らしい風景が広がっていて、京都府では、これらの桜を広く府民に親しんでもらおうと「観桜祭」を開催しています。
府議会の旧議場ではステージイベントが行われ、土日を中心にコーラスやオペラ、ジャズやフォークの演奏に、日本舞踊まで、日頃から各地で活動している府民団体、グループによる上演を楽しめるということです。また、府内の中学・高校の茶道部員によるお茶席の「おもてなし」や、旧本館のあちこちで、イラスト展や野外彫刻展、小作品展といった催しも行われています。京都府庁旧本館を舞台に、4年ぶりに開催される「観桜祭」。詳細については、京都府のホームページに掲載されているリーフレットをご覧ください。
~西脇知事からのメッセージ~
観桜祭を楽しんで頂き、文化をより身近なものとして感じてもらうだけでなく、出演者の発表機会を増やすことにも繋がります。こうした機会を増やすことで、ここ京都から、様々な日本文化を世界に向けて発信していく気運を高めて頂ければと思います。
西脇知事ありがとうございました!
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。