4月25日 京都トークRUN
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京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。■職場づくり行動宣言
京都府では、府内の企業に「子育て環境日本一に向けた職場づくり行動宣言」を行って頂いています。これは「子育てしやすい職場づくりを進めていこう」という宣言を企業にして頂いて、業務の中身を見直したり、デジタル化を進めたりといった具体的な行動を起こす事業で、先月末の時点で2,000社を超える企業が行っています。
内閣府の調査では、「仕事よりも家庭やプライベートを優先する」という人の割合は、若い世代では、6割以上にのぼり、逆に「家庭やプライベートより仕事を優先する」という人は、1割ちょっと。若い人材の確保、定着には「子育てや家庭生活」を大事にする「職場づくり」が重要です。
誰にとっても「働きやすくやりがいの持てる職場」にする為、京都府では様々なサポートを用意しています。まず一つ目は専門家チームの派遣です。社会保険労務士等、専門家チームが、企業のサポートに入り、どこに課題があって、どのように改善を目指すか、無料でアドバイスします。 2つ目は資金面でのサポートです。京都府独自の「多様な働き方推進事業費補助金」をはじめ、子育てにやさしい職場づくりを支援する補助金を用意し、行動宣言の実践に活用しています。「子育て環境を整えた会社」は社員からも子育て世代に限らず、働きやすくなったという声が出ているとのことです。一般的に「生産年齢人口」とされる15歳から64歳までの人口は、現在約7500万人いますが、2065年には、3千万人減少して4500万人程度になるとみられています。将来を見据えて、どのような「働き方」で国や地域を支えていくか、皆が知恵を絞る必要がありそうです。~西脇知事からのメッセージ~
「職場づくり行動宣言」を実践していただくことは、企業にとってもメリットが大きいんです。やはり、働くなら社員を大事にしてくれる企業を選びたいと思いますから。社員のやる気やモチベーションを高めることで、企業の生産性や価値向上にも繋がっていきますので、そういう企業が増えることが本当に大切だと思っています。西脇知事ありがとうございました!
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。