5月9日 京都トークRUN
-
京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。■看護の日 + 新型コロナ最新情報
5月12日は「看護の日」です。19世紀のクリミア戦争での献身的な看護で知られる、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日に由来しています。・ナイチンゲール、看護教育や病院建築でも、大きな功績を遺していて、社会における看護師の役割の重要性を知ってもらいたいとの思いから、国際看護師協会が5月12日を「国際看護師の日」と定めました。日本でも1991年から5月12日を「看護の日」とし、この日を含む1週間を「看護週間」にしています。今年の看護週間は5月7日から13日です。京都市のゼスト御池寺町広場では、「看護週間展示イベント」として、今月13日まで「忘れられない看護エピソード集」のパネル展示が行われていて、コロナ禍で働く看護職の皆さんの写真展示に加えて、アンケートに回答した方には、看護の日グッズがプレゼントされるということです。
京都府では、新興感染症への対応力を高めるために、感染症に関する知識や技術を身につけた看護師の養成に取り組んでいます。感染症の認定看護師から病院にて直接指導を受け、感染状況に応じ対応ができるようなプログラムとなっており、感染拡大期に府内のどの病院でもスムーズな受け入れが整うよう、計画的に養成を行っています。
また2020年末の統計によると、京都府内に就業されている看護師を含む看護職の方は約35,000人で、京都府北部、特に丹後地域では、50歳以上の看護師さんが全体の約半数となっており、今後の北部地域の医療を担う看護師の確保が課題にあがっているといいます。
そしてコロナの感染症法上の位置づけが2類から5類に移行しました。従来「新型コロナウイルス」は「結核」や「SARS」と同じ2類相当で、国や自治体が、外出自粛などの要請をすることが可能となっていましたが、「5類」に移行すると、「季節性インフルエンザ」と同じ扱いになります。特措法や基本的対処方針に基づく各種措置は終了し、基本的な感染対策は個人や事業者の判断に委ねられます。ワクチン接種については、来年の3月末までは無料接種が継続されますが、これまで無料だった検査や診療費は原則、自己負担となります。
~西脇知事からのメッセージ~
5類になったと言っても、法律上の位置づけが変わっただけで、ウイルスそのものが消失するわけではありません。手洗い、換気などの基本的な感染対策は引き続き有効です。特に高齢者などの重症化リスクの高い方と会う場合などは、必要に応じてマスクを着用するなどの配慮をお願い致します。個人の判断にはなりましたが、ご自身の状況に応じて今後も気をつけていただければと思います。
西脇知事ありがとうございました!
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。