京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします！
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。

■さわやかボランティアロード

京都府で20年以上も前から行われている「さわやかボランティア・ロード事業」。地域や地元企業の方々が府の管理する道路の一定区間で、定期的に清掃や除草・花の植え替えなどのボランティアを行っているもので、暮らしの中でいつも通る道路を、府民の皆様と一緒になって育てていきたいという思いで進められています。今年の３月末までに１１８団体・3,342人が参加し、西脇知事も今年2月に行われた向日市での道路美化活動に加わり、周辺道路のごみ拾いと常夜灯の設置されている小さな公園で花壇の手入れを行いました。
こちらの地域でも高齢化が進んでいますが、親と一緒に小学生の子供たちも参加しているということで、最近は核家族化などで、隣の人のこともよく知らないということが増えている中、地域の世代間交流にもつながっているということです。綺麗にしておくことで、そこが地域の憩いの場となり、この公園が近所の幼稚園の集合場所になっていたり、子どもが走り回っていたり、お弁当や飲み物を広げて団らんしたりと、この地域でなくてはならない存在になってきているほか、花壇の花を見て、「お花が綺麗」とか、「また新しいお花を植えたんですね」と言ってもらえたりすると、活動の励みになると話しておられるボランティアの方もおられたということです。活動にあたっては、京都府からほうきや手袋といった清掃用具を貸し出したり、花の苗や肥料を支給したりしています。また、ボランティア保険の加入費用も府が負担しています。

～西脇知事からのメッセージ～
定期的に、ボランティアで道路の環境美化活動を行っていただける団体であれば、どの団体でも参加できます。例えば、うちの自治会でもやってみようかなとか、うちの会社でもやってみようかななどありましたら、ぜひお近くの京都府の土木事務所までお気軽にご相談ください。