京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします！
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。

■府庁旧本館にカフェがオープン&鴨川納涼

京都府庁の正門から見える建物で明治37年に建てられた旧本館。現在も執務室として使用されていて、創建時の姿をとどめる現役の官公庁の建物としては日本最古です。今年の３月に文化庁が府庁敷地内に移転されたのを契機に、府庁や文化庁を訪れた方々に「憩い」や「やすらぎ」の場を提供したいとの想いから、７月26日（水）にカフェが設置されました。その名も「salon de 1904（サロン ド イチキュウゼロヨン）」。運営はあの前田珈琲が行っています。旧本館や旧知事公舎で使用していた家具を活用しているほか、商品を提供する食器等には、京都の伝統工芸・清水焼のカップを使用。京野菜などの京都産の食材や抹茶・煎茶の飲料など京都らしいメニューを提供しているということです。
また、京都の夏の風物詩として、すっかりお馴染みの「鴨川納涼」が今年も８月５日・土曜日と６日・日曜日に開催されます。京都のシンボルでもある「鴨川」をみんなできれいにして、次の世代に受け継いでいこう、という思いを込めて開催されていて、50年以上の歴史を刻んでいます。河川の汚染やゴミの投棄などが問題になる中、昔のような美しい鴨川を取り戻したいと願う地域住民のみなさんが集まり、1964年11月に「鴨川を美しくする会」を結成。「鴨川が京都にとって、いかに大切なものであるか」を改めて実感してもらう場をつくろうと、京都府も協力して1969年に第１回を開催した経緯があります。当日は河川美化・伝統産業などの普及啓発コーナーの設置や府内市町村や各県人会による地元産品の販売、ステージイベントなどが行われる予定です。

■「salon de 1904（サロン ド イチキュウゼロヨン）」
・場所：京都府庁旧本館１階南東角
・営業時間：平日午前８時から午後５時まで
・運営：前田珈琲
・メニュー：京野菜などの京都産の食材や抹茶・煎茶の飲料など京都らしいメニューを提供
■鴨川納涼
・場所：三条大橋から四条大橋までの鴨川右岸の河川敷
・時間：８月５日（土）、６日（日）の両日とも午後５時から９時まで
・内容：河川美化・伝統産業などの普及啓発コーナーの設置
　　　　府内市町村や各県人会による地元産品を販売。ステージイベント　など

～西脇知事からのメッセージ～
ぜひ120年の歴史を持つ府庁旧本館でコーヒーなどを楽しんでいただき、御所なども含め、府庁界隈の文化的な魅力にも触れていただければ思います。また、美しい鴨川を取り戻したいという思いを込めて始まった鴨川納涼では、鴨川が京都にとっていかに大事なものであるか、改めて感じて頂きたいと思います。

西脇知事ありがとうございました！
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。