京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします！
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。

■農業の担い手育成（農業大学校学生募集）

秋と言えば、食欲の秋！京都でもたくさんの京野菜が旬を迎えますが、今の時期だけでなく、1年をとおして、魅力的な食材が多いのが京都府の農業の特徴！特徴ある作物を多品目・少量栽培する農家が多くおられます。ただ、人口減少・少子高齢化の影響もあり、農業に就業する人は年々少なくなっていて、担い手の不足や、高齢化が進んでいることが課題で、70歳以上の割合は全体の約60％を占めています。その一方で、付加価値の高い京野菜や宇治茶等の生産に関心を持って、他府県から移住して京都府で農業を始める若い世代もいるということです。
綾部市にある京都府立農業大学校は実践的な農業を学びたい という人に、実務を教える学校で、２年間で即戦力につながる知識と技術を身に着けることができます。農業系もしくは普通系の高校から、農業系の進学先として選択される方が多いですが、短大や４年制大学から入学される方や、社会人から入学される方もいるということです。
また、短期で学べる「研修科」では、定年後に就農したいという社会人や、農業機械を扱えるようになりたい人など、多様な担い手の育成にも力を入れています。一般府民の方で、就農を目指す方を対象にした、野菜の種まきから収穫まで、座学と実習により学べる講座なども用意されているということです。
京都府立農業大学校では、いま、令和６年度の「農学科」の学生を募集中です。出願期間や試験内容など、詳しくは、京都府立農業大学校のホームページをご覧ください。また、就農を希望される方向けの研修や支援制度にご興味のある方は、京都ジョブパークにある、「農林水産業ジョブカフェ」にお問い合わせください。専門の相談員が常駐し、農業を始めたい方や、田舎暮らしのために農村に移住を考えている方に対し情報提供や相談対応も行っているということです。

～西脇知事からのメッセージ～
京都府では、農業大学校や新規就農者向けのサポートなど、引き続き手厚い支援を
行っていきます。京都府で就農していただける方を、お待ちしています！

西脇知事ありがとうございました！
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。