ようやく巡り逢えた運命の恋、そして夢の結婚生活――!だけど両家は生涯の敵同士で…!!
職場の上司・テホに濡れ衣を着せられ、不当に解雇されてしまったサング。怒り心頭のサングは、テホの顔に強烈な頭突きを一発食らわせ会社を去った。それから5年後、テホの妻・ギョンジャは自己中で短気な夫に嫌気がさし、娘のドヒさえ嫁がせたら離婚しようと決意。結婚を急かすが、ドヒはなかなか乗り気になれない。超見栄っ張りなサングの妻・ジョンリムは、息子のヨンジュンを逆玉の輿にのせようと必死!しかし彼女とラブラブで全く縁談に興味を示さない息子にやきもきしている。ある日、ヨンジュンは乗ろうとしていたタクシーを横取りしてきたドヒとトラブルに!最悪な出会いをした2人、もちろん互いの印象も最悪だったのだが…?!
ソウルの建設会社の社長・テホは、常務のサングにクビを言い渡すが、怒ったサングに殴られる。5年後。テホの妻・ギョンジャは横暴な夫に手を焼いていた。一方、靴メーカーに勤務する長女・ドヒは昇進を逃してひとりイラ立つ。
サング家の息子・ヨンジュンは、路上でドヒとタクシーを取り合ったことが原因で大事な仕事に遅刻する。母親のジョンリムは適齢期の息子に友人の娘を会わせるためパーティに誘うが、ヨンジュンにはギョンミンという恋人がいた。
恋人のジェソプが若い令嬢とデートしていることを知り、店に乗り込んでワインをひっかけるドヒ。偶然居合わせたヨンジュンもとばっちりを受ける。その後ジェソプはドヒにひざまずいて謝り、済州島に旅行に行こうと誘う。
葬式で久しぶりに顔を合わせたテホとサングはたちまちいがみ合い、今度はテホがサングを殴る。一方、デパートの水着売り場でジェソプの見合い相手・ジュミにばったり会ったドヒは、2人が香港旅行に行くと聞いて唖然とする。
デパートの屋上でジェソプから「金持ちのお嬢様と結婚したいから別れてくれ」と冷たく告げられ、大ショックのドヒ。一方サングは鼻の骨折がわかって入院するが、何事も大げさにしたがる妻にはケンカの相手をひた隠す。
ジョンリムは息子・ヨンジュンの留守中にギョンミンを呼び出し、家柄の違いを理由に「2人の結婚は絶対に許さない」と言い渡す。一方、傷心のドヒはジェソプに会い「悪いところは全部変えるから考え直して」とすがりつくが…。
ジェソプに振られた腹いせにジュミの仕事場に乗り込んで同棲や流産などありもしないことを言ってしまうドヒ。結局、ジェソプと計画していた済州島旅行はひとりで行くことに。そこには仕事でやってきたヨンジュンもいて…。
クラブでナンパ男にからまれていたドヒを、新婚夫婦のふりをして助けたヨンジュン。前にもドヒに会っていたことに気づくが、ドヒは思いださない。済州島を散歩中、崖に裸足で立つドヒを見たヨンジュンは自殺かと勘違いする。
2人で済州島を観光するうち、優しくてよく気がつくヨンジュンに、失恋で傷ついた心が癒されていくドヒ。その頃、ヨンジュンと島で合流するはずだったギョンミンはひとり別れを決意。NY行きの航空券を見つめていた。
テホとサングの間に挟まり苦労続きのホスは、2人になりすました謝罪メールを同時に送る。だがジョンリムは「メールですむ問題じゃないわ!」とこれに激怒。仕方なくギョンジャがお見舞いをもってサングの家を訪ねるが…。
済州島最後の夜。酔っ払ったドヒは恋人に振られた傷心旅行だったことをヨンジュンに告白。べロベロになったドヒをホテルの部屋に送り届けたつもりのヨンジュンだったが、翌朝、目を覚ました2人はベッドで抱き合っていて…。
済州島から戻ったヨンジュンはギョンミンにプロポーズするが断られ、母親がギョンミンの心を傷つけたことを知る。帰宅したヨンジュンは、母と激しい親子ゲンカ。一方、テホの家では、夫の横暴に耐えかねたギョンジャが家を出る。
家出してチムチルバンに行ったギョンジャは偶然サングと出会う。お互いが誰だか知らぬまま好感をもちあう2人。だが家に帰るとまたテホの怒声が。ついに離婚宣言する母。ドヒは「私が結婚するまでは離婚しないで」とすがりつく。
済州島から帰ったドヒは公園でジェソプに会い、「島には男と行ったんだろう」と疑う彼に自分から決別する。そして義姉・ジウォンの会社に行ったところ、ヨンジュンにばったり。済州島で親友の名前をかたっていたことがバレ、赤面する。
ジウォンに転職の相談をしたドヒはまたもはぐらかされる。家族と縁を切るかギョンミンと別れるか、追いつめられるヨンジュン。一方、ドヒの会社ではリストラの噂が流れ、テホの家では次男の嫁・ウンギョンが不満を募らせていた。
ギョンミンの会社に乗り込み「息子を奪う気?」といきりたつジョンリム。ギョンミンも強気で反論し、駆けつけたヨンジュンを平手打ちする。板挟みに悩むヨンジュンが憂さ晴らしのため屋台で飲んでいると、偶然ドヒが通りかかる。
ヨンジュンとの親子ゲンカのショックで、突然倒れたふりをして病院に運ばれるジョンリム。一方、ドヒは父に恋人と別れたことを素直に告げる。その頃、ヨンジュンの妹でアメリカに嫁いでいたはずのヨンファがこっそりと帰国する。
産婦人科を受診したジウォンは「過去の中絶が原因の不妊かも」と診断され動揺する。一方、離婚も帰国も親に内緒のヨンファは男友だちのドンフンを頼ってカフェでバイトを始める。そしてドヒは職場の仲間とカラオケに行くが…。
仕事仲間と行ったカラオケで酔っ払ったカン・チーフに抱きつかれ、思わず突き飛ばしたドヒ。頭を打ったカンは激怒。翌日、出社したドヒは「よくあることだ」と開き直って謝罪を拒否するカンに怒り爆発。事態はおおごとになる。
株で失敗したテホは妻に内緒で銀行から借金し、巻き直しを誓う。セクハラ事件がもとで今度こそ会社をやめる決意をしたドヒはジウォンに相談。一方、ギョンミンの前には別の男が出現。ヨンジュンは別れの予感に苦しむ。
ホスの呼びかけでおやじたちの登山の会が発足。テホとサングはホスの口車に乗せられ寄付金を出すはめに。その頃、ドヒとヨンジュンは仕事先のデパートでまたまた鉢合わせ自分たちが同じ靴製造業界にいることにようやく気づく。
ヨンジュンが済州島でドヒを撮影した写真を見てしまい、浮気を疑うギョンミン。ヨンジュンの誤解だという言葉も信じられない。そんなとき、ドヒと会ったヨンジュンは、セクハラ事件で悩むドヒに親身になってアドバイスする。
社内のネットにカン・チーフの酒癖の悪さを告発する写真が載り、ざまあみろと思うドヒ。一方、ギョンジャはジウォンに不妊に効能のある高価な漢方薬を買って届ける。だが、ジウォンはそれをプレッシャーに感じるのだった。
ついにカン・チーフがセクハラを認め、ドヒに正式に謝罪した。ヨンジュンはギョンミンから別れを告げるメールを受け取り、空港へ急ぐ。そこには偶然、いま帰国したばかりのふりをしたヨンファと出迎えに来たジョンリムがいた。
母と妹が見ている前でギョンミンに冷たく振られてしまったヨンジュン。追いすがるも、ギョンミンの新しい恋人に殴られる。一方ドシクは、最近、愚痴のたまっているウンギョンを慰めようと日本料理店に連れて行くが…。
泣きながら車を運転していたヨンジュンは事故を起こしてしまう。ドヒの職場ではカン・チーフ左遷の噂が立ち、だれもが落ち着かない。一方、テホの家では家族そろっての餃子パーティーの最中にウンギョンの不満が爆発する。
登山の会に出かけたテホとサングは、子供のように競い合って登り、すっかり腰を痛めてしまう。ギョンジャがジウォンばかりひいきすることを恨んでいたウンギョンは、ジウォンも不妊で辛い思いをしていることを知らされる。
屋台で酒を飲みながらギョンミンに電話で別れを告げるヨンジュン。そこに偶然ドヒがやってきて、つい最近、失恋した先輩としてヨンジュンの話し相手になる。すっかり心を許したヨンジュンは悪酔いし、道端で寝込んでしまう。
登山で腰を痛めたテホとサングは鍼灸院で鉢合わせし、またもいがみ合う。昨晩、泥酔してドヒにタクシーで送ってもらったことを覚えていないヨンジュン。ジョンリムは息子をもっといい女と結婚させてやるわ!とまくし立てる。
ヨンジュンとドヒが食事中の店にやってきたサングとヨンファは、2人に気づかれないうちにジョンリムを連れて店を出る。一方、ドンフンは好意を寄せるヨンファに振り回される自分がイヤになり「俺はお前の何なんだ!」と叫ぶ。
デパートで仕事中のドヒが突然胃痙攣を起こし、居合わせたヨンジュンが病院に運んで看病する。その頃、テホ家では、夫の借金を知ったギョンジャが激怒。家を売ったお金を半分もらって離婚する、と言い出だして大ゲンカに!
フライパンを持って暴れる母・ギョンジャをなんとか落ち着かせた息子や嫁たち。一方、サング家では、息子に女の影を感じとったジョンリムが、車の後部席からストッキングを見つけて大騒ぎ。身に覚えのないヨンジュンを問い詰める。
ギョンジャから渡された離婚届を丸めて捨てるテホ。だがギョンジャは一歩も引かない。以前から社内に流れる悪質な噂に悩まされてきたドヒは、その発信源が、元恋人の婚約者の友人だと気づき、やめるように忠告するが…。
悪意の噂のせいでいっそ会社をやめてしまいたい、と言ってヨンジュンに励まされるドヒ。そんな職場に新しくソ・ギョンホ課長が配属されてくる。一方、工事現場の下請け仕事をしていたサングは、突然契約終了を告げられる。
家計簿を嫁のウンギョンに渡したギョンジャは、これからは自由に生きていこうと決意。そんなギョンジャに頼まれて、ドヒにヨンジュンを恋人候補として紹介したジウォンは、2人が以前からの知り合いだったと知って驚く。
街の文化センターで詩のサークルに入ったギョンジャは、急に若がえりおしゃれして出かけるようになる。エスカレートする噂に追いつめられたドヒは、ヨンジュンに相談するうちに、噂には噂で対抗するしかない、とひらめく。
徹夜で考えた「名誉挽回プロジェクト」の企画書を、ヨンジュンに送りつけるドヒ。ヨンジュンは「つまり僕に恋人のふりをしろと?」とあきれて取り合わない。一方、ジウォンは、自分の過去を知るギョンホに再会し狼狽する。
ドヒを救う新しい噂を広めるため、1カ月間、ドヒの恋人を演じる契約をしたヨンジュン。わざとらしく会社への送り迎えをしたり、ぺアリングをはめたり、と努力が続く。その頃、サングは仕事を失ったことを家族に言えずにいた。
2人の「噂拡張計画」は順調に進み、ヨンジュンのことを意識しだすドヒ。一方ウンギョンは、長い間絶縁状態の父親が、不治の病で窮地にあることを叔母から聞かされ、貧しい暮らしをしている父親のもとを訪ねるが…。
法事の準備に女たちが忙しいテホ家。ドヒはデパートで元恋人のジェソプとその婚約者に出会ってしまう。勝ち誇った顔で結婚式の招待状を差し出す2人。最大の屈辱の瞬間、突然ヨンジュンが現われ、ドヒとの結婚を彼らに告げる。
酒に酔った2人はやがてくる「婚約破棄騒ぎ」から逃れるためには本当に結婚するしかない、と意見が一致。はずみで路上キス。その夜、帰宅していきなり「結婚することにした」という2人に、それぞれの家族は仰天する。
お互いのことも、家族のこともよく知らないまま、勢いで結婚を決めてしまったドヒとヨンジュン。明日、両家が顔合わせをすることになり、その前に急いでお互いの親に挨拶するはめに。ドヒは必死でおとなしいふりをする。
すぐにでも結婚するという2人のことが信じられず「脅されているのでは?」「妊娠したのか?」と疑惑の目を向ける双方の家族。「彼女を愛しているの?」と聞かれたヨンジュンは「今から愛す。愛せると思う」と答える。
両家が初めて顔を合わせる当日。朝からドヒが怪我をしたスジンにつきそって病院に行ったため、テホ一家は約束の時間に遅れてしまう。急いで部屋に駆けつけると、そこにいたのは天敵のサング一家。驚いた親たちは…。
おめでたいはずの顔合わせの日が、予期せぬ別れの日になってしまったドヒとヨンジュン。すっかり元気をなくした2人を見る家族の胸も痛む。そんなある日、ヨンジュンはヨンファが離婚して帰ってきたと知って驚く。
バス停でずっと待っていたヨンジュンの「結婚できる方法を探しましょう」という言葉にうなずくドヒ。ドシクはドヒを家まで送ってきたヨンジュンを屋台に誘う。へべれけに酔っ払ったヨンジュンはドヒの家で寝てしまい…。
夫のサングが止めるのも振り切って早朝からテホ家に押しかけ「拉致した息子を返して」と息巻くジョンリム。またもや言い争いになるなか、すっかり酔いがさめたヨンジュンは「結婚の許しをください!」とテホに直訴する。
すでに結婚式の日取りも決まったが、どうにも腹の虫がおさまらないジョンリムは、高価な結納の品をテホ家に要求し困らせてやろうと企む。だがその一方で、サングの会社が倒産したことは隠し通そうとして…。
結婚したら同居してほしいというジョンリム。親に頼りたくないヨンジュンはマンションを借りるつもりだと断る。一方、ドヒは同じ職場のソ課長から、義姉のジウォンが留学時代に一度結婚していたことを聞かされる。
半年間だけというジョンリムの口車に乗って同居をOKしてしまうドヒ。一方、ジウォンのもとには、かつて愛した人が事故に遭い、最後に会いたがっているとソ課長から連絡が入る。そしてウンギョンの父も病気が悪化し…。
新婚夫婦が住む家や結婚式の礼服などを巡り、何かと見栄を張り合い、腹をさぐりあう両家の親たち。それを横から見ているウンギョンはドヒがうらやましくてならない。父親の手術代さえ自由にならない自分が悲しかった。
「ヨンジュンは長男なので我が家には年に10回の大掛かりな行事がある。嫁の苦労は大変なもの」と言ってギョンジャを脅すジョンリム。一方、テホはサングに「半年後には若夫婦と別居する」という誓約書を書かせる。
ドヒとヨンジュンの結婚式まであと1週間。強欲なジョンリムは若い2人が結納をはぶいたことに怒り心頭。「外車で手を打ってあげるから買ってちょうだい!」とドヒにはっきり告げたため、またまた騒動が巻き起こる。
ドヒから「結婚をやめましょう」と告げられたヨンジュンは原因をつくった母・ジョンリムに腹を立て、一人になりたいと家を出る。一方、ウンギョンは音信不通だった父親が病気になって現われたことが家族にばれてしまう。
ヨンジュンとドヒの結婚式は無事終わった。だがその直後、ジョンリムはヨンファが離婚していたことを知って激怒。ウンギョンは、行事があるたび体調を崩したといって手伝いから逃げるジウォンに、初めて不満をぶつける。
ドヒとヨンジュンが新婚旅行から帰ってきた。空港で足を痛めたドヒをかいがいしく世話するヨンジュン。一方、手術前日に病院から姿を消した父親を探すウンギョンは今までの我慢が爆発。テホ家には戻らないと決心する。
同居初日。ぎりぎりまで寝ていて朝食の支度を手伝わず、部屋も散らかしたまま出勤した嫁・ドヒに怒り、あきれるジョンリム。その頃、まだ父親が見つからないウンギョンは「親子3人であの家を出ましょう」とドシクに迫る。
「これからは自分を優先する」と決めたウンギョンは、従順な嫁でいることをやめ、言いたいことを言うように。ギョンジャはそれが面白くなく、義姉のジウォンは「次は自分たちが親と同居する番?」と不安を隠せない。
ヨンファから離婚の原因が夫の暴力だと聞かされたジョンリムはショックを受け、真夜中にアメリカに電話。「最低男!」と怒鳴り散らす。一方ジウォンはソ課長から、事故で入院中だった元夫が亡くなったという電話を受ける。
ソ課長とジウォンが会っているのを見かけたドヒは、ジウォンに過去を問いただすが、うまくごまかされる。一方、父親が見つかったという連絡を受けたウンギョンとドシクは施設に駆けつけるが、寸前で逃げられてしまう。
ジウォンが過去に結婚していたことを知ってしまったドギはショックと虚しさで呆然とする。一方サング家では、新婚夫婦の財政管理にまで口を出すジョンリムにドヒが「お義母様にならって私が管理します」と言い返す。
酔っ払って路上でケンカして帰ってきたドギを心配するジウォン。一方、ドヒは「同居にあたってお給料の半分を生活費として入れて」と言うジョンリムにまたも反発。ヨンジュンも母に預けたお金のことが気になってくる。
ドシク夫婦がついに実家の近くのマンションを借りた。ウンギョンを連れて買い物に行ったギョンジャは「これまで同居で苦労させた罪滅ぼしよ」と言い、テホから預かったカードで家具や家電をバンバン買ってあげる。
テホが株で大損し事務所も売ったことを知ったドギは、父親のために自分のお金を出すことを決意。最近ドギとの間に溝を感じていたジウォンもそれに賛成する。テホの誕生日当日、子どもたちはそれぞれに親孝行をするが…。
テホの家を訪ねたジョンリムは、ヨンジュンがエプロンをつけてチヂミを焼く姿を見て「息子を家政婦扱いした!」と激怒。一方ドギはテホに1億ウォンの小切手を渡し「借金の返済にあてて母さんに許してもらって」と言う。
ギョンジャを喫茶店に呼び出したジョンリムは「ドヒは家事もできず礼儀も知らない、だらしない嫁。私が一から教育しなおします!」と宣言。さっそく夕食の支度をドヒにまかせるが、料理が苦手なドヒは一計を案ずる。
ドヒがデパートで出来合いのお惣菜を買い、自分が作ったふりをしたことを見抜いたジョンリムは「昨日と同じ鶏肉の煮込みが食べたいわ」とリクエスト。慌てたドヒはレシピを見ながらなんとか料理を完成させるが…。
かつて夫だったひとの納骨堂に向かったジウォン。そっと後をつけたドギはその涙まじりの告白をすべて盗み聞きしてしまう。一方テホとサングは、ホスが新しく始めた不動産会社のメンバーになり、またまた角をつきあわす。
毎日のように酔っ払い、別人のように冷たくなったドギが心配なジウォンは、人工授精の話をもちかけるが断られる。一方サングの家ではヨンファの離婚話がこじれ、元夫から損害賠償に関する脅しの電話がかかってくる。
ドヒの失言でヨンファがカフェでバイトをしていることがジョンリムにばれてしまった。怒ったヨンファはドヒに当り散らす。その頃、ドシク夫婦が家を出て以来、がらんと静まりかえったテホの家でもひと悶着の予兆が・・・。
家の名義変更の件で口論になるテホとギョンジャ。一方ヨンファとケンカしたドヒは実家で気分転換してから家に帰ろうとする。ところが、ジョンリムとテホが電話で余計な口出しをしたため、話が大きくなってしまい…。
路上でもみあっているうちにテホの肘が当たり、鼻血を出したヨンジュンを介抱するドヒ。新婚の2人は翌日には仲直りする。ジウォンは悩んだ末に自分の過去をドギに打ち明けたが、「よくもだましたな」と言われ逆に傷つく。
家に帰りたくないドギは悪酔いして実家に泊まる。ギョンジャは親の離婚問題を心配しているのだと不憫に思う。サングの家では突然ジョンリムが「明日法事をするからなにがなんでも会社を休みなさい」とドヒに命令する。
生意気なドヒを懲らしめてやろうと、料理が苦手なのを承知で法事の支度を押しつけ、美容院で時間をつぶすジョンリム。困ったドヒは実家のギョンジャとウンギョンにSOS。家に呼んでこっそり料理を手伝ってもらうが…。
ギョンジャとウンギョンが急いで帰ろうとしたところにジョンリムが登場。「また騙そうとしたわね」とドヒにさんざん嫌味を言う。それに腹を立てたギョンジャは「お宅の自慢の娘さんは離婚したそうで」と言い返す。
「いい娘にもいい嫁にもなれない自分が情けない」と部屋にこもって号泣するドヒ。新居ができたウンギョンは、行方知れずの父親を家に呼びたいと願う。ドギとジウォンは、話をするほどに心のすれ違いを感じてしまう。
家を出てきたテホが事務所で寝ているとジョンリムとケンカしたサングがやってきて、寝床の奪いあいに。ドギとドシクとウンギョンは、母のギョンジャが子どものために自分の人生を犠牲にしてきたことに思いをはせる。
ウンギョンの父が病院に現われた。ウンギョンはすぐに駆けつけるが、娘に気づいた父はバスで逃げてしまう。一方、ヨンファはこれまで何かと世話を焼いてくれていたドンフンの愛にやっと気がつき、2人は恋人同士になる。
家出中のサングが家に戻るにあたって3つの条件を出したが、ジョンリムが応じなかったため交渉は決裂。行き場のないサングはテホとチムチルバンに。そこへやはり家を追い出されたヨンジュンとドヒがやってくる。
ギョンジャからテホに着替えの入ったボストンバックが届いた。これは帰ってくるなという意味かと腹を立てるテホ。そしてサングは、いままでテホが妻に対してどれだけ独裁者ぶりを発揮してきたかを聞いて仰天する。
ジョンリムが謝ってきたので、家に帰るための三か条をあらためて伝えるサング。1、人の話をさえぎらない。2、服の自由をくれ。3、ヨンジュン夫婦を独立させる。そしてテホのアドバイス通り、強気で妻に交渉するが…。
「通帳をすべて持って来い!」と威張ってジョンリムに命令した結果、家の貯金が5000万ウォンもない事実を知ったサングは、ショックで寝込んでしまう。ドヒとヨンジュンは騒ぎが収まるまでドヒの実家に行くことに。
ドヒの会社に会長の息子がいるという噂を聞いて色めき立つ同僚たち。ついにウンギョンの父が施設で見つかった。病気が悪化しているのに「迷惑をかけるつもりはない」と言い張る父に、ドシクは優しい言葉をかける。
スーパーでギョンジャとヨンジュンが仲良く買い物をしている姿を偶然見かけ「みっともない」と激怒するジョンリム。ウンギョンの父は娘の願いどおり新居に一晩泊まる。そしてドヒの職場ではソ課長の正体が判明し…。
一人で外出したサングが帰ってこない。また家出か?と心配するヨンジュンたち。やがて戻ってきたサングは「重大発表がある」と家族を集め「今後は俺が財産管理をする」と宣言。ショックを受けたジョンリムは倒れこむ。
朝早くから食材持参でドヒの実家に行ったヨンジュンは、手作りの朝食を振る舞ってみんなに喜ばれる。一方、テホはYシャツにアイロンをかけてくれないギョンジャに激怒。ヨンジュンとドヒは2日ぶりに家に帰るが…。
浪費家のジョンリムが投資に失敗したため、家にお金がなくなったことを知ってしまったドヒ。一方、正月の近づいたテホ家では、ギョンジャが相変わらずテホに反抗。ウンギョンはそんな義母の心が理解できるのだった。
サングの家を突然伯母が訪ねてきた。ジョンリムでさえ頭が上がらない怖い伯母とたちまち意気投合してしまったドヒに舌を巻くヨンジュン。その頃、テホの家にはお正月のために家族が大集合。珍しくジウォンも働く。
台所で口論になった嫁同士。ジウォンがウンギョンをビンタしたあと気絶したため家中が大騒ぎになってしまう。ジウォンとドギ、ウンギョンとドシクの仲もぎくしゃくし始め、夫婦間の溝はみるみる広がっていく。
ギョンジャがジウォンとウンギョンを仲直りさせようとしたが、7年間の恨みが爆発したウンギョンはジウォンの謝罪を拒否する。一方サングの家では、伯母がジョンリムに「嫁も娘、愛情を注ぎなさい」と諭すのだった。
サング、テホ、ホスが仲間と立ち上げた不動産会社の開業式が行われた。ギョンジャとウンギョンはお祝い用の料理を手作りして駆けつける。だが、毛皮のコートを着て現われたジョンリムは威張りくさった態度でギョンジャを怒らせる。
会社の開業式でテホが幼なじみのソンランと仲良くしていた姿が忘れられずイライラするギョンジャ。一方テホはジウォンとウンギョンが本当に仲直りしたのかが気になり、2人を家に呼ぶ。ジウォンを許してないウンギョンは強気に出る。
ライバル同士の靴メーカーに勤めるヨンジュンとドヒ。似通った新製品が同時に発売されたため夫婦仲にも影響が出てしまう。仕事の資料を盗み見たとドヒに疑われたヨンジュンは「これからは僕だけを信じてくれ」とドヒに言う。
サングに貯金通帳を取り上げられた上、カードの使い道までチェックされるようになったジョンリムは、怒り狂って家を出る。心配して同行するドヒとヨンファ。やがて女3人はワインで酔っ払うとカラオケに繰り出し、大騒ぎする。
酔いがさめた翌朝、昨夜のことを覚えていないジョンリム。一方ジウォンは、亡くなった前夫の母親が突然会社を訪ねてきてびっくり。「一度だけでいいから孫に会わせて」と言われても「子どもはいません」と答えるしかないのだった。
最近もの忘れがひどく、うっかりミスが続いたギョンジャ。子どもたちは自信をなくした母を心配する。恋人のドンフンと映画館のレイトショーに行きたくてしょうがないヨンファは、ドヒを巻き込んでジョンリムを騙そうとするが…。
「何もかも面倒なの」と寝てばかりいるギョンジャを労わるどころか「甘えるな!」と怒鳴りつけるテホ。末期ガンに苦しむウンギョンの父は、結婚式に行ってやらなかったことを娘に詫び、孫・ヒョヌの入学式には必ず行くと約束する。
ウンギョンの父親のお見舞いに行ったテホ。ヨンファは嘘をついて映画に行ったことが母親にバレる。一方、町に出たギョンジャは、テホが幼なじみのソンランと仲良く映画を観たあと日本食レストランに入るところを目撃してしまう。
テホの浮気に堪忍袋の緒が切れて家出したギョンジャは、荷物を持って長男夫婦のマンションに。突然やってきた母に家庭内別居を感づかれて焦るドギとジウォン。一方、テホはギョンジャの家出の原因がまったくわからず腹を立てる。
ヨンファがバイトするカフェを突然訪ねたジョンリムは、そこでヨンファの恋人のドンフンに初めて会う。交際を反対されるのが嫌で、ドンフンはカフェの社長で本業は公務員だと嘘をついてしまうヨンファ。ジョンリムはそれを信じる。
「浮気するような夫のいる家にはもう帰らない!」と爆弾発言したギョンジャに「何かの間違いでは?」と仰天する子どもたち。その頃、病状が悪化したウンギョンの父は娘の手を握り、親子は静かに和解のときを迎えるのだった。
レストランにギョンジャを呼び出して、テホの浮気の誤解をとこうとする子どもたち。だがギョンジャは20年前にも浮気されたことを暴露し、聞く耳をもたない。一方、娘の恋人が気になるジョンリムは、またドンフンに会いに行く。
ウンギョンの父が末期ガンで亡くなった。愛情のこもった最後の手紙を抱きしめて泣くウンギョンを夫のドシクが優しく慰める。一方、浪費癖のなおらないジョンリムはヨンジュンのカードを使って買い物したことがバレてしまう。
サングに車まで取り上げられそうになり、泣いてすがるジョンリム。一方、ギョンジャの誤解をときたいテホは、「すまない。今度一度会おう」とメールをしたが、文字を打ち間違えたため、ますますギョンジャを怒らせるはめになる。
メール事件は一件落着したが、まだテホを許す気になれないギョンジャ。その頃サングは、反省の色を見せない妻にお灸をすえるため、ジョンリムが大事にしている高級車を本当に売り飛ばす。ジョンリムは子どものように泣き叫ぶのだった。
仲直りを願う子どもたちのはからいで、2人だけで豪華な食事をすることになったテホとギョンジャ。一方ジウォンの前には、またもや亡くなった前夫の母親が現われる。そしてジウォンが連れていた甥のヒョヌを自分の孫だと勘違いするが…。
喫茶店での会話を盗み聞きし、ジウォンの過去の秘密を知ってしまったギョンジャは、だまされた、という思いからジウォンを見る目が変わる。サングの家では、酔っ払ったドンフンが本当は公務員でないことを告白。ジョンリムを怒らせる。
ジョンリムはドンフンとヨンファの勤めるカフェに押しかけ、ドンフンを貧乏人の子と侮辱する。「お前は子どもの人生に干渉しすぎだ」とたしなめるサング。その頃、テホの家では、居間で孫と遊んでいたテホが突然倒れ、救急車で運ばれる。
急性不整脈で手術を受けたが、出血が多かったため集中治療室から出てこないテホ。心の底では心配しながらも、子どもたちには「私のせいにしないでね」と強気な態度をとるギョンジャ。そしてサングの家ではヨンファが家出を決行していた。
テホの意識が戻り、ひと安心する子どもたち。ギョンジャは憎まれ口を叩きながらも夫の看病をすることに。一方、行くあてのないヨンファはドンフンの部屋に泊まることにするが、けじめをつけたいドンフンは、自分から部屋を出て行く。
父の病気のことを考えて自分たちが同居する番だ、と決意するドギ。なんとか同居をまぬがれたいジウォンはウンギョンに「私、お義母さんに嫌われてるの」と直談判するが断られる。そんなある日、サング夫婦がテホのお見舞いに来るが…。
ギョンジャがテホの顔をタオルで拭いているところを見て「仲直りした」と喜ぶ子どもたち。家に帰りたくないヨンファは、ヨンジュンに連れられ酔っ払って帰宅。同行したドンフンは興奮したジョンリムに「娘をたぶらかして!」と叩かれる。
テホの保険金の受け取り人がドヒになっていることを知り、またまた腹を立てるギョンジャ。3人の子どもたちが誰が同居するかで騒いでいることも気に入らない。その頃、アメリカから、ヨンファと離婚した元夫・スンジェが、突然やってくる。
ヨンジュンの職場のチームと、ドヒの職場のチームが焼肉屋で鉢合わせした。そこで偶然、ヨンジュンの元恋人の消息を聞いてしまうドヒ。一方、同居が辛いというジウォンの涙に同情したウンギョンは、自分たちが同居してもいいと思うが…。
私も稼ぐわ、と言って突然働きはじめたジョンリム。だが、それは健康食品を扱う怪しい商売だった。一方、ギョンジャから同居を指名されたジウォンは怒り心頭。鬼の形相でウンギョンに詰め寄っているところをギョンジャに見られてしまう。
ジウォンの裏の顔にショックを受けたギョンジャ。その頃ドヒは、ヨンジュンが元恋人にあげるはずだった指輪が引き出しの奥から出てきたことで、ヨンジュンとぎくしゃく。そしてジョンリムははりきって周囲に健康食品をすすめまくるが…。
料理上手のウンギョンは、同居問題が解決したことを機に、お菓子づくりを仕事にし始める。サング家では新しい軽自動車を試乗するが、ジョンリムは「こんな車、人に笑われるわ」と絶叫。そしてヨンジュンは指輪をトイレに捨てるが・・・。
同居はしたものの、ギョンジャの細かさにうんざりのジウォン。テホの事務所では仕事仲間が回復祝いのケーキを用意してくれる。そしてヨンジュンは、素敵なレストランを借り切って、ドヒのために2度目のプロポーズをするのだった。
ヨンジュンを振って渡米したはずのギョンミンが、突然ヨンファの前に姿を現した。ヨンジュンが結婚したにもかかわらず、よりを戻す気満々のギョンミン。一方、ジョンリムが始めたビジネスが本当にマルチ商法だったことが発覚するが…。
同居を始めたが、仕事をいいわけにして料理も家事もろくにできないジウォンに苛立つギョンジャは、つい意地悪な態度をとってしまう。その頃、ヨンジュンは、ドヒらと一緒に行ったレストランで、高級ワインの差し入れを受けるが…。
テホとサングは、土地の買収に行った先で、かつての仕事仲間で今はライバルになったカンともめて、カンに怪我をさせてしまう。一方、ギョンミンは密かにドヒに接近。そしてヨンファも前夫のスンジェにしつこくつきまとわられる。
「お金をあげるからこの家のおかずを作って」と平然と言うジウォンに、怒ってあきれるウンギョン。突然のギョンミンからのメールに驚くヨンジュン。ギョンミンの罠にはまり、ドヒと2人、ギョンミンがつとめるギャラリーに行くはめに。
夕食の残りをシンクに捨てた現場をギョンジャに目撃され、ますます嫌われてしまうジウォン。同居がつらい、とドギに泣きつく。一方、自分のお金が欲しかったジョンリムは周囲のみんなからマルチ商法から手を引くように言われるが…。
ギョンミンのギャラリーを訪ねたヨンジュンは「私を忘れるために結婚したのね。やり直しましょう」と自信満々で言うギョンミンにあきれはて、「僕たちはもう終わったんだ」とはねつける。だが、ギョンミンは「考え直して」と食い下がるのだった。
ウンギョンが妊娠した。大喜びのドシクに対して、浮かない顔のウンギョン。一方、ギョンミンはヨンファのカフェを訪れ、ヨンジュンを取り戻したいから協力してほしい、と言う。サングは最近、元気のないジョンリムのためにオムライスを作る。
ドシクからウンギョンの妊娠を聞かされたギョンジャだが、ドギ夫婦のことを思うと手放しで喜べない。ギョンミンに会ったヨンジュンは、口論のすえ「あなたを取り戻してみせる」と興奮したギョンミンに結婚指輪を取られ、捨てられてしまう。
つわりを感じて産婦人科に行ったジウォンは、ストレスやプレッシャーからくる想像妊娠と診断されてショックを受ける。一方、ヨンジュンはギョンミンに捨てられてしまった結婚指輪と同じものを買うことができ、ひと安心したのだったが…。
ギョンミンのギャラリーから、ギョンミンが捨てたはずのヨンジュンの結婚指輪が郵送されてきた。指輪が2つになってしまい、必死でごまかすヨンジュン。当然ドヒは疑いの目を向け、ついにヨンジュンは元カノが帰ってきたことを告白する。
ギョンミンのギャラリーに乗り込んだドヒは「夫に近づかないで」と言うが、ギョンミンはあくまでも強気に応戦。「彼を愛してないのね」と言われて傷ついたドヒは屋台でやけ酒をあおる。迎えに来たヨンジュンは「僕が悪かった」と詫びるのだった。
会社にまで来て復縁を迫るギョンミンを毅然とした態度で突っぱねるヨンジュン。だが、怒ったドヒは実家に帰ってしまう。一方、ジウォンはつらい同居生活から抜け出すために、ヘッドハンティングの話に乗って、NYに行く計画を立てていた。
仕事中に着替えのために家に寄ったドヒはジョンリムに見つかり「こんな嫁ならいっそ出て行け。ギョンミンのほうがましだった」と罵倒され、結婚指輪をはずす。ドヒがソ課長の車に乗って出て行く姿を見たジョンリムはさらに怒り狂うのだった。
田舎でペンションを経営しているドンフンの母が突然カフェに現われて「彼女に会わせなさい」と迫った。なりゆきでヨンファは友だちだと紹介してしまうドンフン。一方、ドヒの実家に行ったヨンジュンは、ドヒの家族に今回の騒動の説明をする。
ギョンミンが帰ってきたことを知ったジョンリムは激怒すると同時に、ドヒに暴言を吐いたことを反省するが、実家に戻ったドヒは帰ってこない。ヨンファはギョンミンに会い、もう兄夫婦にちょっかいを出さないように説得しようとするが…。
ジョンリムはギョンミンのギャラリーを訪ねて「私が悪かったから息子には何もしないで」と頼むが、「あなたはもう私にとって通りすがりのおばさん。私を甘くみないで」と言い返される。憤慨したジョンリムはドヒに「私はあなたの味方よ」と言う。
ヨンジュンがギョンミンと堂々と会っている姿を見て傷ついたドヒは、また実家に戻ってしまう。困ったヨンジュンは義兄のドシクに相談をする。一方、ドヒの会社では、変わり者のオ代理が、ライバルであるヨンジュンの会社に引き抜かれることに!?
ドンフンの母親に気に入られたヨンファは、たくさんの野菜をお土産にもらう。一方、今回のドヒの家出は、両家の親たちも巻き込んだ大騒動に発展。ヨンジュンはドヒと話し合い、素直な胸の内を明かす。そんな夫の誠実さにドヒの心もほぐれていく。
「お互いを信じた初心を忘れないでいよう」とあらためて誓うドヒとヨンジュン。2人が仲直りして周囲もひと安心。ところが、ジウォンが別会社に引き抜かれ、NYに行くことを知ったギョンジャは激怒。「ドギを連れて行くのね!」と大声を出す。
「NY行きをなぜ黙っていたの?うちの家族が嫌いだからドギも連れて出て行きたいんでしょ」とジウォンをなじるギョンジャ。そんなごたごたが続くテホ家だが、テホはサングと話し合い、2週間だけドヒとヨンジュンを家に預かることにする。
ギョンジャはジウォンに「NYに行くなら息子と離婚して」と厳しいことを言う。一方、ヨンジュンはギョンミンがなぜ自分に執着するのかを考えた結果、ギョンミンを呼び出すと「あのとき君を守ってあげられず、悪かった」と心から詫びるのだった。
ヨンジュンのもとにギョンミンから「幸せになってね」というメールがくる。それを盗み見てほっとするドヒ。一方ドギは仕事をやめられないから自分が海外に行くつもりはない、とはっきり言うが、ジウォンとギョンジャの関係はますます悪化していく。
悩んだすえにNY行きをあきらめるジウォン。それを自分へのあてつけだと思うギョンジャ。ジウォンの過去を知らないテホは、なぜギョンジャが、可愛がっていたジウォンをそこまで嫌うのかわからない。ついにジウォンが会社を辞める日がきて…。
ジウォンの後任としてやってきたのは、ドヒの同僚だったオ代理。ヨンジュンたちはその無能さと自己チューなキャラクターに初日からあきれ返る。一方、ドンフンの誕生日に突然やってきたドンフンの母は、恋人の母親に会わせてほしいと言う。
ドンフンのことは好きだが、2度目の結婚をためらうヨンファ。一方、ドヒの実家で同居を始めたヨンジュンは、独裁者のように振舞うテホに、もっと女性を大事にし、家事を手伝うべきだとアドバイス。逆に「俺を教育するつもりか!」と怒鳴られる。
キムチの材料の買い出しに行く予定をすっぽかしてヨガ教室に行ったジウォンに怒り心頭のギョンジャ。嫁と姑の溝はさらに深まる。そんなとき、ドヒが独身でハンサムなソ課長と一緒に2泊3日の出張旅行に行くことになり、夫婦の間にも波風の予感が…。
反抗的な態度をギョンジャにとがめられ、開き直ったジウォンは「別居させてほしい」と懇願するが、「離婚させてでもそれは許さない」と言い返される。追いつめられたジウォンはドギに「私と家族、どちらを選ぶ?」と究極の選択をつきつける。
ドギに向かって「我慢ばかりの結婚生活のなかで長男のあなただけが私の誇りだった。家族の誰よりも優先してきたのに、こんな女と結婚して」と嘆くギョンジャ。ジウォンの過去を知らないウンギョンは、事情がわからないまま家族のことを心配する。
同居を始めて1カ月しかたたないのにもう家を出たいと言うドギ夫婦に「6カ月は努力してみろ」と言うテホ。一方、宝石を担保にマルチ商法の軍資金を借り、窮地におちいったジョンリムは「宝石を売れ!」と言うサングに必死でごまをする。
ドンフンの母とヨンファの母は、小学校のPTAでもひと悶着あったことを思い出し、さらに険悪な雰囲気に。ヨンジュンはワインを用意し、出張から戻るドヒをウキウキと待っていたが、偶然ドヒと元カレの写真を見つけてしまい、テンションが下がる。
家を出る、出ないが原因で殴りあいの兄弟ゲンカをしてしまったドギとドシク。ギョンジャは朝起きてこなくなり、ジウォンが朝食を作る。一方、ヨンジュンは、ツーショット写真を見てしまって以来、ドヒの元カレのことが急に気になり始めて…。
一度断ったはずのNY行きの話が再浮上し、今度こそチャンスを掴もうとするジウォン。その頃、ジョンリムはヨンファが妊娠しているのではないか、と疑っていた。ドンフンはその誤解を逆手にとり、「僕が責任をとって結婚します!」と宣言する。
ヨンファがドンフンに「結婚しよう」とプロポーズした。ヨンファが妊娠していると信じている母親たちはフクザツな思いのまま結婚を認める。一方、妻と母親の板ばさみに悩むドギは、長男に生まれたつらさを、弟のドシクに涙ながらに訴える。
ドヒがストーカーだったという噂を聞いて腹を立てるジョンリム。仕事の投資金が必要になったテホは、ギョンジャに内緒で家を担保にしてお金を借り、ギョンジャに薔薇の花束を買って帰る。思いがけない贈り物を素直に喜ぶギョンジャだったが…。
ジョンリムはドヒについての悪い噂を流した張本人を見つけて問いつめる。だが、ドヒに対する疑惑がすべて解けたわけではない。一方、ジウォンはついにNY行きを決意。「努力したのに、ここまで私を追いつめたのはお義母さんです」と開き直る。
ギョンジャからジウォンに結婚歴があったことを聞かされ驚くテホ。その頃ジョンリムは、ドヒの元カレが悪い噂の発端であることを知り、逆襲に出る。一方、それぞれ妻に後ろ暗いところのあるテホとサングは、妻を外食に誘うのだが…。
テホが家を担保に1億ウォン借りたことを知ったギョンジャは、ジョンリムに相談。ジョンリムもそのとき初めて、サングに2億ウォンの借金があることに気づく。妻に秘密がバレたことを知ったテホとサングは家に帰るのが恐ろしくて現場に泊まる。
結局、テホとサングは地方の安宿に一泊。ジウォンは「私がNY出張から帰ったら離婚しましょう」と言い、ドギもそれを受け入れる。旅支度をしたジウォンは、結婚指輪をはずして部屋に置いていく。ギョンジャはそんなジウォンの異変に気づくが…。
ドギからジウォンと離婚すると聞かされたギョンジャはショックを受け、自分を責め始める。一方、ドンフンと結婚したあと、実家で両親と同居したいヨンファは、兄夫婦がドヒの実家で暮らすようにうまくけしかける。ドヒもその話に乗るが…。
テホとサングがいるという工事現場に急いで車を走らせたジョンリムとギョンジャ。だが、寸前で夫たちに逃げられ、カフェでお茶を飲んで帰る。1週間後、まだ許してもらえないテホはソファで寝起き。そこへNY出張を終えたジウォンが帰ってくる。
ジウォンとドギはついに離婚。ドギは指輪を見ながら波乱万丈だった結婚生活を回想する。一方、ドヒは実家での同居をしぶるヨンジュンに「母ジョンリムの許可がおりれば」という約束をとりつける。そしてジウォンは妊娠したことに気づくが…。
急にお腹が痛くなったジウォンは、切迫流産のため即入院。それを知ったドギも病院へ行き、目覚めたジウォンに「離婚はなかったことにしよう」と言う。ドヒとヨンファに2人がかりで説得されたヨンジュンは、ドヒの両親との同居を承諾する。
ウエディングドレス選びに出かけたヨンファは、妊娠していないことがバレそうになる。ドギはジウォンとあらためて話し合い、互いの生き方を尊重しつつ、子どものことも考えようと言う。そんなある日、病院にギョンジャが見舞いにやってくる。
ジウォンの退院の日。ウンギョンが差し入れを持ってくる。テホとギョンジャ、サングとジョンリムは、ヨンジュンとドヒの招待で、一泊二日の旅行に出かける。仲がよいサング夫妻の影響で、テホ夫婦も自然と笑顔になるのだった。
愛してよかった