ヒョクチン、ヒョンソン夫婦の間には、ヒョクチンとは血のつながっていない子供・ファニがいるが、お互い事実をしりながらも良い夫婦関係を続けている。一方、過去の女性問題で心に傷を負っているミンジュンは、シニョンと知り合い、結婚をする。シニョンは双子の子供を授かり、出産のため病院に入院し手術することに。その担当医はヒョンソンだった。結果、ヒョンソンの手術ミスで双子は亡くなり、シニョンも昏睡状態に。数ヵ月後、シニョンが目を覚ますと子供の出来ない身体に…。なんと過去、ミンジュンを傷つけた過去の女性がヒョンソンで、彼女はミンジュンの子供を産んでいた。その事実を知り完全に快復していないシニョンに対して離婚を求めるミンジュン。その行動を影で仕掛けているのは、なんとヒョンソンで…。
病院で管理栄養士として働くシニョンは夫ミンジュンとその家族と暮らす幸せな若妻。大手食品会社で常務を務める財閥2世のヒョクチンを夫に持つヒョンソンは、1児の母として産婦人科医として充実した毎日を過ごしていたが…。
ヒョンソンは元恋人ミンジュンの姿を勤務先の駐車場で見つけ動揺。ヒョクチンの愛人シネは「子供の本当の父親は誰だ」とヒョンソンを問い詰める。シニョンはヒョンソンの運転する車で事故に遭い怪我を負ってしまう。
ミンジュンは妻の職場でかつての恋人ヒョンソンと鉢合わせ。ミンジュンの脳裏に結婚目前で捨てられたむごい思い出が蘇るのだった。その頃、ヒョクチンは検察で株価操作と収賄容疑の容疑について取り調べを受けていた。
シニョンはエレベーターに乗り込むミンジュンとヒョンソンを目撃。シニョンは2人のただならぬ様子に困惑する。一方、有罪証拠が見つからず釈放されたヒョクチンはヒョンソンを尾行し、ミンジュンと一緒のヒョンソンを目撃する。
シニョンの事故で再会したヒョンソンとミンジュン。2人の仲を疑うシニョンは妊婦検診を口実にヒョンソンに近付くのだった。チェ家では帰宅したヒョンソンにヒョクチンが子作り話を持ち出し2人は詰りあいの大喧嘩となる。
ヒョクチンはシネから妊娠を聞かされるが、自分の子供はファニだけだと彼女を突き放す。病院ではエスカレーターでヒョンソンの息子ファニを助けたシニョンがお腹を強打。その翌日、シニョンは病院に運ばれる。
シニョンの担当医がヒョンソンだと知りミンジュンは驚く。シニョンの腹部の痛みは収まったが経過を見るためそのまま入院をする。その頃、ヒョクチンはシネに「愛しているのは妻のヒョンソンだけだ」と冷たく言い放つ。
ヒョンソンを病院に訪ねたヒョクチンはそこでミンジュンとすれ違う。妻の元恋人の出現に激しく動揺するヒョクチン。シネはヒョンソンの過去をネタにゆすりをかけてくる。シニョンは双子の誕生を心から待ちわびていた。
ヒョクチンは営業部社員のミンジュンを夫婦同伴の会食に招待。何も知らないシニョンは夫の上司の気配りに感謝しお洒落をして出掛けた。ヒョンソンとミンジュンはヒョクチンの悪意に満ちた企みに顔がこわばるのだった。
ヒョクチンとミンジュンは感情を爆発させた。ミンジュンは夫の前で怯えるかつての恋人の姿に哀れみを見る。その様子を影で見てショックを受けたシニョン。居たたまれずに店を飛び出したシニョンを激しい陣痛が襲う。
家族に連絡も付かないまま病院に運ばれたシニョン。早期胎盤剥離で母子共に危険な状態。ヒョンソンが執刀医となり緊急手術となった。子宮摘出でシニョンの命は救くわれたがお腹の双子は死産、ミンジュンは自分を責める。
嫁・シニョンの担当医がミンジュンの元恋人・ヒョンソンと知った家族は激怒。ヒョンソンは主治医としてシニョンに子供の死産、子宮摘出を淡々と伝える。現実を受け入れられないシニョンは病室から姿を消してしまう。
ファニがヒョクチンの子供ではないと知った義母はヒョンソンに実父は誰かと問う。ヒョンソンは冷たい視線に身の危険を感じるのだった。シニョンは精神的ショックと術後の大量出血が原因で昏睡状態となってしまう。
シニョンの意識は戻らず家族は悲しみの淵。ミンジュンはあの日の身勝手な自分の行動に苦しんでいた。その頃、ヒョクチンはシネが妻ヒョンソンにむける激しい敵意を知り、彼女に完全にそれを潰すと警告を促すのだった。
産科の医療過誤によってシニョンの意識が戻らないと思い込んでいるユン家の家族は訴訟を考えていた。ミンジュンはシニョンの回復を心から祈る日々。チェ家ではヒョンソンが義父にヒョクチンとの離婚の意志を伝える。
シネは直感的に義兄とヒョンソンが男女の仲ではと感じる。ヒョクチンは院長に妻の退職を頼み込むが、逆に今辞めるのは得策ではないと諭される。その数日後ミンジュンが病院を相手取り医療過誤訴訟を起こすのだった。
妻・シニョンに寝食を忘れ付き添う夫・ミンジュン。ヒョンソンへの恨みを増幅させる姉思いのシネ。医師としての倫理感と元恋人・ミンジュンへの愛に悩むヒョンソン、妻・ヒョンソンのミンジュンへの愛に嫉妬するヒョクチン。それぞれの想いが交錯する…。
ミンジュンはヒョクチンの母にファニとのDNA鑑定書を突きつけられ、実子だという事実を受け入れ始めていた。一方、ヒョンソンはあたかも偶然のようにシネとヒョクチンの浮気現場に現れ、ヒョクチンに離婚を言い放つ。
ファニを心配し、ヒョンソンの家へ来たヒョクチンはミンジュンがいる事に動揺する。ミンジュンはヒョクチンにヒョンソンを奪い返すと宣戦布告する。1年ぶりに戻ったシネは隠し持っていたDNA鑑定書をヒョクチンへ渡す。
ミンジュンは義母の同意を得てシニョンと離婚。ヒョンソンとファニとの新しい生活を始める準備が出来た。幸せの中でシニョンと過ごした時間を回顧し、改めてシニョンに感謝するのだった。その頃ヒョクチンは…。
ミンジュンとヒョンソンは両親の承諾を待たずに結婚式を挙げた。病院ではシニョンが長い眠りから目覚め奇跡を起こす。ヒョンソンはシニョンの復活で、掴みかけた幸せがその手から零れ落ちる予感に酷く怯えていた。
ヒョンソンはミンジュンにシニョンの意識回復が知れることを恐れ、眠れぬ夜を過ごす。病院ではミンジュンを毎日待ちわびるシニョンにスッキが離婚した事実を伝える。シニョンは残酷すぎる現実に気を失いそうになる。
ミンジュンはシニョンと再会を果たす。シニョンの意識が戻った事を知らされていなかったミンジュンは衝撃を受ける。シニョンは今までの事は全部許すからやり直そうと告げる。ミンジュンはヒョンソンに不信感を覚える。
シニョンがミンジュンの事を諦めない事に痺れを切らし、ヒョンソンはミンジュンとの間に子供がいる事を告げる。ミンジュンに事実を突き止めようとしたシニョンは、逆に事故にあった日もヒョンソンと会っていた事を知る。
シネがシニョンの妹だと知るヒョクチンはシネとの再婚を決め、ファニを引き取る事を決意する。ヒョンソンはファニを守ろうと必死にヒョクチンに抗議するが、ヒョクチンはファニの実父を世間に公表すれば諦めると告げる。
車椅子を使っていたシニョンが自分の脚で歩きファニと一緒にいる光景を目にし、ヒョンソンは恐怖を覚える。一方、ミンジュンはファニを守るためヒョクチンの会社に勤めるようになり、慣れない環境に苦しんでいた。
シニョンがシネにヒョクチンを結婚相手と紹介されている頃、息子・ファニを失いたくないミンジュンはヒョンソンの父親に結婚の承諾を得るためコ家を訪ねていた。妹の幸せを願うシニョンはヒョクチンにその真意を問う。
チェ会長に罵倒されたシネは、その腹いせにファニの出生の秘密を暴露しょうとするがヒョクチンが駆けつけ秘密は守られた。チェ家からの資金援助を必要とするギョンホはユン家に抗議、ヒョンソンの幸せへの道は険しい。
シニョンは過去にシネを拉致したヒョンソンを許さず、復讐の意志を露わにする。ヒョクチンとミンジュンはファニの父権を巡り激しく対立。ヒョンソンは子供の親権の放棄と慰謝料の返還をチェ会長に迫られていた。
ミンジュンはシニョンに妹を復讐に利用するのは辞めろと警告する。オ家ではスッキがシニョンとミンジュンが同じ職場と知り複雑な思いを抱く。チェ家でファニがアレルギー反応を起こしヒョンソンが急遽駆けつける。
ヒョクチンが常務を務める会社のレクリエーションで提供された弁当を食べた社員が不調を訴えた。弁当を担当したシニョンは窮地に立たされる。ファニを取り戻したいヒョンソンは執拗にチェ家を訪れ抗議を繰り返す。
シニョンはヒョクチンに冷凍庫から助け出され一命を取り留めた。その後、シニョンは汚名返上と再調査を社内で訴え、ミンジュンも会長に直訴する。この事件を裏で操るヒョンソンは宿敵シニョンの動向を監視させた。
シニョンは黒幕がヒョンソンと知るが、その事実をミンジュンには明かさぬまま処置しようとする。そんなシニョンにヒョクチンは優しい言葉をかける。ミンジュンはヒョンソンに内緒で亡き子供の納骨堂に出掛けてゆく。
シニョンの中に誰にも消せない復讐の炎が燃え上がるのだった。復讐を誓ったシニョンは商品企画室への配属を希望し、ミンジュンを驚かせる。ミンジュンはチェ家を訪ね会長にファニの父親について話し始める。
ヒョンソンはチェ会長にひざまずき欺いたことを心から謝罪をするが、会長の怒りは増幅。ヒョクチンの義母はチェ家に居座るシネを引き取れとスッキにわめきたてる。その頃、シニョンとミンジュンは地方に市場調査に出掛けた。
ミンジュンの帰りを待つヒョンソンはストレスから胃けいれんを起こす。翌日、ヒョンソンはミンジュンがシニョンと一緒だったことを知る。一方、シネはヒョンソンに「もし私が手術でミスをしたのなら、あなたも同罪よ」と言われ、倒れる。
ファニの父権と養育権を争う元夫婦ヒョクチンとヒョンソン、実父・ミンジュン。そしてシニョンも加わり4人は激しく感情をぶつけ合う。チェ家で暮らすファニは母親を求めヒョクチンを困らせる。シネの心臓病は更に悪化。
シニョンの“食べて美味しい健康弁当”は社内リサーチで好評を得る。会長を前にシニョンは栄養士として働いた経験を話すのだった。ファニを取り戻したヒョンソンだったが、父親の事業がチェ家からの資金凍結で倒産の危機。
ミンジュンに夕食を届けに来たヒョンソンはシニョンの姿を見つけ身を隠す。以前にも増してヒョンソンのミンジュンへの不信感は膨らんでゆく。ユン家の孫・ファニを手に入れたミンジュンの母は上機嫌でヒョンソンの家を訪問。
ヒョンソンとシニョンは商品企画室の社員を前に周囲が凍りつくような激論を飛ばす。同僚が帰った後、ミンジュンとヒョンソンは互いの気持ちを確認しあう。シニョンは手紙をもらった養護院の所長のもとへと向う。
シニョンは心肺蘇生をチェ会長に施し命を救う。そのお礼に会長は彼女を自宅に招待し食事法とレシピの管理を依頼する。再婚し幸せなミンジュンだったが、ヒョンソンとシニョンの人生を踏みにじった罪に苛まれていた。
シニョンはヒョンソンの両親を前に、自分が医療ミスの被害者だと伝え、レストランからコ家を追い払う。ファニはヒョクチン恋しさに大泣き。ミンジュンと奉仕活動で養護施設を訪ねたシニョンに双子の養子話を勧められた。
シニョンは戸籍上ではミンジュンの妻のままだった。シニョンはミンジュンとヒョンソンが事実婚の形で暮らしていることを知る。婚姻届を提出に行ったヒョンソンもその事実を知り、シニョンの家に怒鳴り込むが…。
ミンジュンは戸籍のことをヒョンソンに深く詫びるが、ヒョンソンは納得がいかない。一方、シニョンは植物状態だった当時の記憶が戻りつつあった。シニョンは医師に植物状態の患者は周りの声を記憶できるかと尋ねる。
養子縁組を望むシニョンはミンジュンに離婚手続きの延期を頼み、ミンジュンも事情を察し承諾。ヒョンソンは烈火のごとく怒るが戸籍問題の早期解決策と考え直す。その頃、シニョンの闘病中の記憶は鮮明になっていた。
ミンジュンは養子縁組手続きに協力、シニョンの母も娘を信じ見守る。ヒョンソンは婚姻届の提出を夢みて必死で感情を抑えていた。シネの母親を探しに養護施設に訪ねたヒョクチンは、双子をあやすシニョンを見かけ、院長からシニョンが双子を養子縁組みすることを聞く。
シニョンの家から帰宅したミンジュンはファニを前に子供の存在の意味を考える。シニョンは双子のウリとドュリの法的手続きを終え母親となる幸福感に包まれるのだった。ヒョクチンはシネを産んだ母がヒョクチンの義母と確信。
マスコミで話題となった双子の養母となるシニョンに取材依頼が舞い込む。当時、母親の担当医だったヒョンソンそして夫のミンジュンが同席してのインタビューとなった。一方、ファニを失ったヒョクチンは悲嘆の中にいた。
ミンジュンはファニにパパと初めて呼ばれ感動で心が震える。養子縁組を取り消されたシニョンはこの一件がヒョンソンの仕業と知り怒りに震える。実母の眠る納骨堂でヒョクチンはシニョンの心の叫びを聞いてしまう。
シニョンとミンジュンは今度こそ正式に離婚。シニョンの復讐の矛先はヒョンソンの医療ミス、医療訴訟に変わってゆくのだった。ヒョクチンはヒョンソンに人の子の母親として罪を認め、シニョンに謝罪するよう勧める。
ヒョクチンの義母に罵倒されたシニョンはシネのことを思い胸が痛くなる。義母の傲慢な態度に耐えかねたヒョクチンは彼女の過去を父親に話すと脅す。ユン家に引っ越したヒョンソンはミンジュンの優しさだけが拠りどころだった。
ミンジュンが妻の正当性を信じていた頃、シニョンは病床で聞いた担当医ヒョンソンの懺悔をマスコミを通じて公表することを決意。チェ家では家を出ると言うヒョクチンに父親は猛反対、継母はその理由が気になっていた。
1年前のシニョンの病室、ヒョンソンの告白をヒョクチンがドアの外で聞いていた。ヒョンソンは元弁護士の証言は認められないと言い捨て、シニョンは証言できない理由を理解していると伝える。ユン家でも騒動となる。
ミンジュンの寛容な言葉に動揺したヒョンソンは、シニョンを連れ去るという無謀な行動に出る。ヒョクチンが後を追いシニョンは無事保護された。同じ職場のシニョンとミンジュンは気まずい雰囲気を拭い去れない毎日を送る。
ヒョンソンはファニをユン家に置いて実家に戻る。チャン女史は先天性心臓病を抱えるシネが手術を必要としている現実に戸惑うのだった。一方、TVショッピングで漢方弁当のアドバイザーを務めたシニョンは商品を完売にさせ…。
ミンジュンはヒョンソンに連絡を入れ息子の誕生日を祝う。その頃、シニョンとヒョクチンは双子たちと休日を楽しんでいた。公園で偶然に会ったシニョンにヒョンソンは医療ミスの原因はシネにあると新事実を伝える。
シネの実母・チャン女史は、シネを見つけ感涙にむせぶ。手術を勧めるチャンにシネは初めて母親を感じるが素直になれない。一方、ミンジュンに失望したヒョンソンはファニを連れユン家を後にする。シニョンは初めてのCM撮りに臨んでいた。
産みの母親と巡り会えたシネだったが事故に遭い命を落としてしまう。妹の亡骸と対面したシニョンは悲しみの淵に突き落とされた。2人の母も涙で薄幸の娘を送る。ユン家のヒョンソンは夫からの復縁話を受け入れる。
手術前の会話がシニョンとヒョンソンの悪縁を複雑にしてゆく。チャン女史はウジンをヒョクチンに託しチェ家を去る。1年後、ヒョンソンはユン家の主婦となりシニョンは常に売り上げトップの優秀社員に成長していた。
ユン家では専業主婦となったヒョンソンが祭祀の準備中。その頃ミンジュンは先輩の店でシニョンと再会し、シネが亡くなったことを知りショックを受ける。チェ家では母親の家出の理由を知らないウジンが義兄に怒りをぶつける。
祭祀の晩ユン家を訪ねた男がいた。彼は新たな不幸を呼び疫病神だった。数日後、男はヒョンソンが起こした交通事故をネタに脅しをかけてくる。何も知らないミンジュンはシニョンの会社の傘下の弁当屋で働き始めた。
シニョンはヒョクチンの優しさを再確認、彼に父親の在りし日の姿を重ね合わせる。男の電話に怯えるヒョンソンを見かねたミンジュンは、目撃者と名乗る男に会うにゆく。一方、ヒョンジュは恋人ソジュンの子供を妊娠した事が発覚する。
スッキはチャン女史に救いの手を差し伸べる。ヒョクチンはヒョンソンから弁護士時代に関わった事案のトラブルを聞かされ解決策を練っていた。そんなある日、ミンジュンが仕事中に倒れ緊急入院し、シニョンとヒョクチンが付き添う。
ヒョクチンはシニョンへの恋心を告白。その頃病院のミンジュンは検査を拒否し自宅に帰り家族を心配させる。ヒョンジュの妊娠を知ったソジュンは結婚を決め彼女にプロポーズする。一方、街の路地で、シニョンはあの男を見つける。
交通事故の被害者がシニョンの父親だと知ったヒョンソンは不運な巡り合わせを恨む。そんな中、スッキとシニョンが血眼で探していた男が突然家にやって来た。シニョンは男と警察に出向くが証拠不十分で男は釈放される。
ミンジュンが身代わりとなった交通事故、真相が明らかになればヒョンソンは逮捕される。ヒョクチンは前妻への責任を感じていた。夜風が心地良い晩、シニョンはヒョクチンに「あなたが好きです」と初めて本心を告白した。
ヒョクチンはヒョンソンを守るため目撃者の男に金を渡し黙らせた。そして、新聞の尋ね人欄にシニョンの父親探しを大きく掲載し彼女に希望を与えた。ある日の休日、ファニと公園で遊び帰宅したミンジュンが自宅で突然倒れる。
ヒョクチンは幸せになる権利が共にあることをシニョンに話す。しかし家族思いのシニョンは彼の真剣な眼差しに戸惑いを覚えてしまうのだった。緊急搬送されたミンジュンは精密検査の結果アルコール性肝硬変とわかる。
会長はヒョクチンに社長就任とウジンの昇格を伝えた。会長をはじめ周囲の人々はシニョンとヒョクチンの交際に大反対。ヒョクチンはこの愛を守り抜くと決意するが、シニョンはこの恋に終止符を打とうと心に言い聞かせる。
ミンジュンはヒョンソンが事故の件で苦しんでいる事を心配し、被害者に会って謝罪するため、目撃者に連絡を取る。ヒョンソンは被害者に会った事を口走ってしまう。ヒョンソンは被害者について問うミンジュンに、真相と話そうとするが…。
ヒョンソンが事故の被害者がシニョンの父親だという事を一人で抱えきれず、ヒョクチンを呼び出してしまう。一方、シニョンは引継ぎのため会社に出向いたさい、偶然ヒョンソンと遭遇。ヒョンソンが持っていた被害者の写真をシニョンが拾ってしまう。
シニョンはヒョクチンに、「いい思い出だけ胸にしまって別の道を歩みましょう」と分れを告げる。その頃、ユン家では友人の借金の保証人になっていたファングが友人に逃げられ、困り果てていた。ファングはヒョンソンの父ギョンホに相談するが…。
ヒョクチンはシニョンと別れたとしても、父親探しの約束だけは果たしたいとシニョンに告げるもシニョンは断ったうえ早く辞表を受理するよう告げる。一方、ユン家ではピルプンがソジュンとヒョンジュの結婚を条件付きで許可する。
チャン女史はヒョクチンが近くの屋台で飲んでいるところを目撃し、シニョンに会いに行くように進める。チャン女史はシニョンの母スッキに、やっと幸せをつかもうとしているシニョンとヒョクチンの仲を許してあげるよう説得するが…。
ミンジュンの病状が悪化し、ヒョンソンは肝臓移植の適合検査を受ける。ヒョンソンが検査結果を聞き終わったとき、弁当の企画で打ち合わせに来たシニョンと偶然再会する。一方、スッキはヒョクチンを家に招くようシニョンに告げる。
ヒョクチンから父が交通事故で他界したと教えられたシニョンは、犯人と対面したいと申し出る。待ち合わせの場所に出向いたヒョンソンはなかなか店の外で顔を合わす覚悟ができないでいた。一方、ミンジュンが肝臓移植が必要だと知ったシニョンは…。
ミンジュンがヒョンソンの身代わりになって服役した事をミンジュンの両親が知る。一方、シニョンはミンジュンの病状が悪化した事を聞き気が動転する。そんなシニョンをヒョクチンはサイクリングへつれて行き、シニョンに自転車の乗り方を教える。
ミンジュンは事故の被害者がシニョンの父親だったと知り、あまりのショックに昏睡状態に陥り、危険な状態になってしまう。その頃シニョンは肝臓移植が可能か再検査を受け、その事をヒョンソンは元同僚から聞くが…。
シニョンがミンジュンへの移植適合者と知ったヒョンソンは移植をお願いしにシニョンと会うが拒絶されてしまう。シニョンの母、スッキはシニョンが検査を受けた事に対し激怒する。シニョンは絶対に移植しないと母をなだめる。
シニョンは、ミンジュンがシニョンの家の前で倒れているのを発見し、病院まで付き添う。シニョンは1人で病院に運ばれた昔の記憶を思い出していた。その頃、チェ会長は息子ヒョクチンの事を思い、シニョンとオーストラリアで暮らせとチケットを渡し、2人の仲を許す。
ヒョクチンはミンジュンへの肝臓移植を決意したシニョンに父親の事故死の真相を打ち明ける。ショックを受けたシニョンは手術の日に現れなかった。シニョンの母・スッキは娘の異変に気付き、ヒョクチンに連絡を取る。
事故の真犯人が見つかったと連絡を受けたスッキは警察署へ向かい唖然とする。一方、ヒョンソンはどんな罰でも受けるがミンジュンに移植だけはしてほしいとシニョンに懇願するが、意識の戻ったミンジュンは…。
ミンジュンは手術をしても回復は未知数だと聞いたシニョンは誰にも告げず、移植を決意する。在宅起訴になったヒョンソンはすぐに病院へと向かう。一方、シニョンが家にいない事を知ったヒョクチンはすぐに病院へと向かった。
シニョンに肝臓移植をさせたヒョンソンを許せず、シニョンの母スッキはヒョンソンを警察署へ引っ張り込んだ。ミンジュンに提供者の事を聞かれたヒョンソンは、正直に打ち明けようとするが、ミンジュンの母ピルプンに止められる。
ヒョンソンは妊娠している事を知る。妊娠していれば刑が軽くなるから検察に提示しろと元同僚に言われるも拒否する。一方、ヒョクチンはシニョンの母・スッキに事件に自分も関与していると告白する。それを知ったスッキは…。
シニョンの母・スッキを尊重し、ヒョクチンはシニョンに別れを告げ、シニョンの指輪を外す。シニョンはその指輪は自分が持っていると微笑む。数日後、シニョンが流産した双子の命日にヒョンソンは納骨所に来ていた。
ヒョンソンが車の中で倒れているのを発見したシニョンは直ちに救命病棟へ連絡し、幸いヒョンソンは流産を免れた。シニョンはヒョンソンを呼び出し、示談に応じる事を告げる。全てはヒョンソンのお腹にいる子供のために…。
シニョンの母・スッキは、ヒョンソンに子供の産めないシニョンがどんな思いで許したか考えろと言い放ち、ヒョンソンはその場で泣き崩れる。一方、ヒョクチンはシニョンに何も告げずにオーストラリアへ発とうとしたが…。
事件の裁判後、ヒョンソンはミンジュンと離婚しシニョンに心から謝罪する。その2年後、シニョンはキャリアウーマンの道を進む。また、ヒョンソンも職場復帰を果たす。そして、シニョンが養護施設で世話していた双子の養子縁組が決まり、現れた人物は…。
あなたが寝てる間に