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韓国ドラマ

韓国ドラマ
fantastic
ストーリー
あらすじ

豪華クルーザーから海に落ち、記憶喪失となった超セレブで高慢な人妻アンナ。かつて彼女に何度もひどい目にあわされた小さな建設会社を営むチョルスは、偶然にも記憶を失ったアンナを発見。復讐のために彼女を家に連れ帰り、3人の甥の世話や家事をやらせるが、結局はアンナにふりまわされてしまう。一方、記憶喪失でもわがままっぷりは健在のアンナだったが、チョルスや素朴な田舎の人々と触れ合ううちに、人間不信だった彼女に変化が・・・。

第1話「“天敵”との出会い」

第1話父の莫大な遺産を受け継いだ大富豪チョ・アンナは、ニューヨークでの贅沢三昧の日々にも飽き、自身が所有し、夫ビリーが待つ韓国・南海(ナメ)のリゾートホテルへと向かうことに。空港から一人でホテルへ向かったアンナだが、大雨の中で道に迷った上、車は脱輪。偶然、通りかかったチャン・チョルスが3万ウォンで助け出すと請け負ったものの、彼を殺人犯だと誤解したアンナはスコップで強く殴りつけて逃走する。兄の残した3人の甥と共に暮らし、小さな建設会社を営みながら金を稼ぐことに余念のないチョルスは、上着に入った金まで持ち去ったアンナを強盗だと確信し、復讐を誓う。数日後、街に出たアンナはチョルスと再会する。

第2話「愛しの恋人よ!」

第2話豪華クルーザーの修理に呼ばれ、またもアンナと顔を合わせたチョルス。船の上で足を滑らせたアンナを抱きとめて助けるが、怒ったアンナは彼を海へと突き飛ばす。その後、ホテルで夫ビリーとも言い争ったアンナはクルーザーに戻って酒を飲み、足をふらつかせ海中へと落ちてしまう。ビリーは彼女が自殺したものとあきらめる。一方、チョルスはアンナに投げ込まれた工具を拾うために海に潜って溺れかけ、救急車で病院に運ばれる。隣のベッドから聞こえる生意気な口調に気づいた彼がカーテンを開けるとそこにいたのはアンナだった。彼女が記憶を失っていると知ったチョルスは、自分の恋人だと偽って病院から連れ帰り、これまで受けた被害の分だけこき使ってやろうと考える。

第3話「私が家事を?」

第3話チョルスに抱きとめられた記憶を取り戻し、彼が恋人であることを認めたアンナ。しかし、チョルスが与える洋服や食べ物はまったく趣味に合わない。そんなアンナに1日の家事計画表を渡すチョルス。しかし、家事などやったことのないアンナは、食器を割ったり、洗濯機を壊したりと、家中をめちゃくちゃにしてしまう。アンナの葬儀を行ったものの、胸騒ぎの静まらないビリーは、通りがかりの街でアンナらしき人影を見つけ罪の意識にかられる。コン室長はアンナの乗っていた車の中からチョルスのシャツなどを発見し、2人が不適切な関係を持っていたと主張し、彼をなぐさめる。一方、チョルスは別れた恋人ユギョンから結婚が近いことを知らされる。

第4話「捨てないで」

第4話害虫駆除剤を大量に焚いてボヤ騒ぎを起こしたアンナは、怒ったチョルスと共に家中の大掃除をすることに。一方、アンナが記憶喪失ながらも生きていることを知り、不安にかられてチョルスの家を訪ねたビリーはチョルスと洗濯をしながら今まで見たことのないほど明るく笑うアンナの姿にショックを受け、一人でアメリカに帰ることを決意する。慣れない家事で手首を痛めたアンナのために湿布を買いに出たチョルスは、そこでユギョンの友達からユギョンが一人で婚約者を待っているということを聞かされ、彼女の元に駆けつける。翌日、病院で手首の治療を受けた後、一瞬、チョルスの姿を見失ったアンナは「あんただけが頼りなの。記憶が戻る時まで捨てないで」と告げる。

第5話「島での一夜」

第5話プレイボーイのチョルスがアンナをだましたと勘違いしたビリーは、大金を要求してくることを心配し、交渉のためコン室長を送り込むが、またもやとんだ勘違いであることが判明する。一方、近所のおばさんたちの話からユギョンとチョルスがつきあっていたことを知ったアンナは複雑な心境に。ユギョンのウェディングドレス姿を見たチョルスは一人で酒を飲み、運転をさせるためにアンナを呼び出す。甥たちのことは気遣うのに、自分に対してはまったく無頓着なチョルスに対し「私は何なの?」という思いを抱き、眠れない夜を過ごすアンナ。翌日、灯台の塗装をするために渡った離れ小島で貴重な埋葬品らしきものを発見したチョルスとアンナは予定を変えて一泊することにする。

第6話「マッコリとダンス」

第6話リゾートホテルの従業員の間で「社長がアンナを殺したのでは?」という噂が立ち、驚いたビリーは、彼女への愛情を証明するため愛猫プリンセスを買い戻しに行く。ペットショップの前で偶然、ビリーと再会したアンナは彼が何者であるかを知らないまま「猫は一度、捨てられたら永遠に戻ってこない」と告げる。自分のことを何一つ思い出せないため、少しの間の抜けたカンジャにさえ劣っていると落ち込んでいたアンナだったが、ケジュに誘われて初めて飲んだマッコリが気に入り、一気に上機嫌に。携帯電話から流れるクラシック音楽が記憶を呼び覚ましたのか、優雅なダンスを踊り始める。そんな彼女をチョルスはあたたかく見守っていた。

第7話「言い出せなくて」

第7話真実を話そうと決意したものの言い出せないチョルスは肉を食べに連れて行ったり、化粧品を買ってあげたりと何かと彼女を気遣うようになりアンナを喜ばせる。一方、結婚記念日にビリーの元に届いたDVDは「万が一にも自分が殺されることがないように、私が死んでも財産はビリーに渡さないという遺言状を書いた」と語るアンナの姿が収められていた。ショックを受けるビリー。冬になって着るもののないアンナに真っ赤なコートを買ってあげた後、チョルスは離れ小島の灯台の塗装に一人で出かける。しかし、急に天候が崩れ嵐となってしまう。夜がふけても帰ってこないチョルスを心配したアンナは一睡もせずに彼の帰りを待っていた。

第8話「英語が話せる!」

第8話島からは無事に戻ったものの、調子を崩したチョルスの看病をしようとするアンナだったが、慣れないために失敗ばかり。一方、コン室長は初恋の人であるケジュに再会して大感激しスパの利用券を渡す。ケジュは早速、近所の仲間を誘ってホテルへ遊びに行く。一行の中にアンナがいることを発見したコン室長とビリーはあせるが、変わり果てた姿を見てアンナだと気づく従業員はいなかった。スパを出てからなぜか走り出したカンジャを追ってビリーの住むヴィラを訪れたアンナ。鉢合わせたビリーは彼女の口から「ごめんなさい」という言葉を聞き、驚きを隠せない。その夜、子供たちの本を見ていたアンナは自分がかつてアメリカに住んでいて、英語も話せるということに気づく。

第9話「大切な携帯電話」

第9話チョルスを見ると胸が高鳴ることに気づいたアンナは、2人が恋人同士だったことを確信するが「今は好きじゃないみたい」と強がる。翌日、チョルスはすぐに姿を消すアンナのために携帯電話を買うが、予想通りアンナが「色が気に入らない」と言ったため、取り替えに行く羽目になる。そこに酒に酔ったユギョンから電話が。あわててかけつけ、薬を買いにいくチョルス。彼が席をはずすと、正気を取り戻し「チョルスとは大事な思い出がたくさんある」とアンナに言い放つユギョン。戻ってきたチョルスはユギョンを送りに行くが、アンナがいつまでも家に帰って来ないためバス停まで探しに行く。一方、コン室長とケジュは、高校時代を思い出し、自転車に乗ってデートを楽しんでいた。

第10話「大好きな三つのもの」

第10話アンナの乗っていたクルーザーで仕事をしていた人に会うためにソウルに行ったチョルスは、失踪者センターにも立ち寄り、アンナを探している人がいたら連絡がほしいと頼む。しかし、センターの職員は彼女を施設に任せることを勧める。チョルスが不在の家では子供たちが揃って風邪を引いてしまい、アンナは慣れないながらも必死で看病をしていた。数日後、失踪者センターからチョルス宛にかかってきた電話を取ってしまったアンナは、家を出て行いくことを決意し、チョルスと一緒に大好きなマッコリとジャージャー麺を食べに行く。一方、クルーザーの行方を探している人がいることを知ったビリーは、関係者を口止めするためコン室長をソウルに送る。

第11話「探してくれてありがとう」

第11話家を出たもののチョルスに連れ戻され、自分が大富豪であることと、2人が恋人ではなく敵同士だったことを知ったアンナ。警察署に行き自分のことを探している人が誰もいないということがわかり家族に捨てられたと嘆く彼女に「帰るところが見つかるまで支えているから」と言って優しく慰め、「騙していたことを許してほしい」と謝るチョルス。その言葉を聞いたアンナは素直に「探してくれてありがとう」と言うのだった。一方、婚約が破談になったユギョンはチョルスに伝えようとするが、すでにそのことを知っていたアンナが邪魔をしてなかなか電話がつながらない。翌日、チョルスがユギョンと会うのではないかと心配したアンナは、いてもたってもいられず、会社を訪ねる。

第12話「戻り始めた記憶」

第12話車を運転して家に帰ろうとしていたアンナは彼女に会いに来ていたビリーとぶつかりそうになり、車を壊してしまう。ビリーはお詫びに車を修理し、食事までごちそうするが、アンナを怖れる気持ちに負けて真実を告げることができない。一方、ユギョンから結婚が破談していたことを知らされたチョルスは「最後まで支えると約束したからおまえには戻れない」ときっぱりと自分の思いを伝える。チョルスから電気布団を出してもらい、あまりの暖かさに喜ぶアンナ。そんな彼女のために部屋を作ろうと考えたチョルスは家具を買うためにアンナを街に呼び出す。チョルスに会いに行く途中に金魚鉢を持った男とぶつかり、重要な記憶を思い出しそうになったアンナは、頭に強い痛みを感じる。

第13話「カンジャの誕生日」

第13話記憶が完全に戻ったらチョルスへの思いを断ち切り、自分のいた場所に戻らなければいけないと思うアンナだが、何かと優しくしてくれるチョルスの姿に決心が揺らぎそうになる。チョルスや子供たちと一緒にカンジャの誕生会に呼ばれたアンナは大好きなマッコリを飲み、初めて心から笑いながら宴会を楽しむ。帰り道「今、好きなものを断ち切る必要はないみたい」とチョルスに告げるアンナ。一方、アンナの遺産がすべて自分の手に入ることを知ったにもかかわらず、アンナを取り戻すことを決意したビリーは、コン室長を通じてチョルスに釜山での工事を依頼。チョルスが一週間の出張に出かける日の朝、アンナは自分に対する彼の気持ちを確かめようとする。

第14話「チョ・アンナって誰?」

リゾートホテルで仕事を始め、アンナがビリーの妻であることに気づいたユギョンはそのことをチョルスに伝えようと家にやってくるがすでに彼は不在。家にいたアンナから「記憶が戻ってもチョルスと一緒にいる」と言われると思わず「チョ・アンナという女、知ってる?」と口ばしる。不安な気持ちのまま眠りについたアンナは、夢の中で以前の自分から「戻りなさい」と言われる。そんな時、チョルスからの電話がかかり安心したアンナは「愛してる」と告白する。一方、釜山での仕事がコネで回されたものだということを知り、現場でコン室長の姿を発見したチョルスは真相を知るためにビリーを訪ねることにする。同じ頃、ビリーの忘れた指輪を届けるため、アンナもホテルへと向かっていた。

第15話「胸が痛い」

第15話ビリーの部屋にあるプールに転落したのをきっかけに記憶を取り戻したアンナ。そんな彼女にビリーは「すべてのことはチョルスのせいで起きた誤解が原因だ」と言って許しを乞うが彼女は許さない。外見は以前通りに戻ったものの、従業員のことを気にかけたり、ビリーに「私も悪かったわ」と謝ったりと、人間らしい暖かさを見せ周囲を驚かせるアンナ。しかし、チョルスの家のことが忘れられずに携帯電話を握りしめるばかりの自分にあきれ、アメリカに帰ることを決意する。一方、子供たちに「おばさんは家に帰ったんだ」と話し、自分もアンナを忘れようと努力していたチョルスだったが、電気布団やジャージャー麺を見るたびに、彼女のことを思い出していた。

第16話「出発」

第16話思い出のバス停で再会したものの、そのまま別れ、自分たちの場所へと戻っていくアンナとチョルス。アンナは記憶を失っていた日々を忘れるため携帯電話に入れていたチョルスや子供たちの写真を次々と消していく。ホテルに戻り、従業員たちの部屋へ湿布をとりに行ったアンナは、彼らと一緒にマッコリを飲んでしばし楽しい時を過ごす。しかし、このままではいつまでたってもチョルスを忘れることができないと気づき、「彼を忘れるためにこれからもっと冷たくなるわ」とビリーに告げる。そんな彼女の言葉にビリーは身を引こうと決めるのだった。翌朝、チョルスたちに会わぬままアメリカに帰ろうと思っていたアンナのところにカンジャがやってくる。

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