※2018年3月2日(金)スタート！

優しい夫ヨンフンと愛あふれる日々を送るジョンウォン。しかし、ジョンウォンの友人でテヨングループ企画室長のギョンジュはヨンフンに密かに恋心を抱いていた。ギョンジュはヨンフンを自分の会社に引き抜き思いを伝えるが、妻を愛するヨンフンは彼女を拒絶。思惑が外れたギョンジュは憤慨し、強行手段に出る。一方、ジョンウォンは偶然出会った男性チワンと出会い、度々顔を合わせる羽目になる。その後二人はテヨングループ一族の後継者争いに巻き込まれ、それぞれがぬれぎぬを着せられて逮捕、その最中にヨンフン、チワンの母親、そしてジョンウォンの母が命を落としてしまう。4年の実刑を経て出所したジョンウォンとチワン。二人は自分たちが収監された背後にギョンジュの影があることに気付き、互いに協力して復讐を果たすことを誓う。そしてチワンはギョンジュに、ジョンウォンはテヨングループ常務スンヒの息子スヒョクに近づくが...。

保険会社で外交員として働くジョンウォンは、トラブルメーカーの姑ミソンに悩まされながらも優しい夫ヨンフンに愛され、幸せな日々を送っていた。だが年下の親友チャ･ギョンジュがあろうことかヨンフンに横恋慕してしまう。

市場での商売から一代でテヨングループを築いたチャ･オクシム会長には生き別れた娘ウネがいるが、捜索のかいむなしく再会がかなわない。会長の弟マングと会長の養女スンヒとの間では後継者の座を巡り、冷戦が繰り広げられていた。

ヨンフンに想いを伝えたものの冷たく拒絶されたギョンジュは、スンヒの息子スヒョクの勧めに従い、ヨンフンの母親ミソンへの接近を試みる。息子と手を切らせようと意気込むミソンだが、ギョンジュの家が大企業の創業者一家だと知り...。

ハンカチを取ろうと、壁によじ登ったチワンをジョンウォンは自殺志願者だと勘違いしてしまう。一方、ミスクはギョンジュに食事をごちそうしてもらうばかりか贈り物までもらい、いけないと思いながらもギョンジュになびいていく。

母グムスンが倒れたと聞いて病院に駆けつけたジョンウォン。一刻も早い腎臓移植手術が必要だと医者から聞かされるが、ドナー捜しも難航しているうえ、多額の手術費を都合できず頭を悩ます。見かねたヨンフンはある提案をする。

ウネの身内を見つけたというマングの言葉に動揺するスンヒ。マングはとっさに言ってしまったウソを取り繕おうと必死に作戦を考えていた。一方、ウソをついてヨンフンを呼び出したギョンジュは、強気でヨンフンに迫るが...。

マングから会長の孫娘を演じてほしいと言われるジョンウォンだが、あまりにも非常識な提案に動揺し、断ってしまう。しかし、なんとしてもジョンウォンに孫娘役を引き受けてほしいマングは、秘書にジョンウォンの身辺を調べさせる。

姉のジョンファに説得され、母の命を救いたいがため良心の呵責を感じながらもオクシムの孫娘役を演じることを決意するジョンウォン。一方、ギョンジュとの仲を取り持つため、ミソンはヨンフンを職場近くの店へランチに誘う。

ヨンフンの愛を一身に受けるジョンウォンに嫉妬の炎を燃やすギョンジュ。結婚記念日のサプライズを邪魔するため、ウソをついてジョンウォンを呼び出してしまう。その頃、スンヒは難癖をつけて会長の運転手を解雇する。

ウネが見つかったと聞き、オクシムは病院に駆けつけるが、誰かが裏で手を回してしまい、ウネらしき人物は他人とすり替えられてしまう。悲しみに暮れるオクシムにスヒョクが新しい運転手としてチワンを紹介する。

ウネの死についての報告を受け、嘆き悲しむオクシム。ジョンウォンはそんな彼女の唯一の慰めとなるが、スンヒから疑いの目を向けられる。チャ一族の争いに巻き込まれてしまったジョンウォンは、罪悪感に苦しむ。

ギョンジュと縁を切れないミソンに腹を立てたヨンフンは、私的な関係を絶つとギョンジュに宣言するが、ギョンジュは聞く耳を持とうとしない。それどころかヨンフンをものにするためにジョンウォンとの決別を心の中で誓う。

ギョンジュのあくどさに激怒したヨンフン。ジョンウォンに全てを打ち明けようとしたその時、ギョンジュは仮病を使って騒ぎを起こす。これ以上ギョンジュの思いどおりにさせまいとヨンフンはジョンウォンにある頼みをする。

ギョンジュの片想いを知ったマングは相手の男を突き止めるため秘書にギョンジュを尾行させる。一方、父親の暮らしぶりを知るため、会長の運転手の採用面接を受けにチャ家を訪れたチワンは奔放な言動でオクシムをあ然とさせる。

オクシムとジョンウォンの血縁関係を証明するＤＮＡ鑑定書の到着を翌日に控え、マングは鑑定書のすり替えをたくらむ。しかし、スンヒはマングの鑑定書のすり替えを阻止すべく、ひそかに鑑定書の到着時間を前倒しにしてしまう。

ジョンウォンとオクシムのＤＮＡ鑑定書には「血縁関係が認められる」と書かれていた。誰もが驚きを隠せない中、スンヒは結果を受け入れようとしない。その一方で罪の意識に苦しむジョンウォンはマングにある相談を持ちかける。

孫娘と話がしたいオクシムは、ジョンウォンを会社に呼び出すが、これを快く思わないスンヒはオクシムとマングを緊急会議の席へと追いやってしまう。そして会長に会いにやってきたジョンウォンに暴言を浴びせかける。

ヨンフンが会社の女子社員と浮気をしているように小細工をするギョンジュ。だがジョンファのせいで事態は予想外の方向に。浮気の証拠をつかむため会社でヨンフンを見張るジョンファをムノのストーカーと勘違いしたチワンは...。

ホテルでのギョンジュとヨンフンの会話を聞いたジョンウォン。浮気の疑いは晴れたものの、ヨンフンは退職を決意する。それを知ったスンヒはギョンジュに対抗するためヨンフンを自分の味方に引き入れようと画策する。

孫娘の一件はマングが仕組んだことだと知ったオクシムは自分の持ち株をスンヒに譲ることにするが、スンヒはオクシムに不満を抱く。一方、ジョンウォンとチワンの写真を偶然手に入れたギョンジュは新たな作戦を思いつく。

スンヒはギョンジュを追い落とすため、ヨンフンを自分の事業に引き入れる。また、政界進出を狙うムノは野望の実現にチワンを利用することを思いつく。そんな中、オクシムはジョンウォンへの思いを募らせるが...。

ジョンウォンが浮気をしていると思い込んだミソンは、嫁の浮気の証拠を探すため、息子夫婦の部屋に入る。一方、マングはスンヒの弱みを握るべく休日に常務室へ忍び込むが、そこに秘書とスンヒが戻ってきて...。

スンヒから心ない言葉を浴びせられたジョンウォンはスンヒの元を訪ね、前言を撤回するよう頼むが、スンヒはジョンウォンに腹を立てる。その現場を偶然目撃したチワンはジョンウォンに会長の孫ではないのかと尋ねる。

ギョンジュの思惑にはまり、ジョンウォンとチワンが不倫関係だと思い込んだミソンはジョンウォンを家から追い出そうとする。一方、スンヒの携帯にキム看護師からの電話が。偶然、電話に出たムノは妻へかすかな疑いを抱く。

調査会社の男からウネの遺骨回収は不可能だと聞かされたオクシムだが、男がスンヒと密談するのを立ち聞きし、スンヒがウソをついていると知る。思い悩んだオクシムは真相を探るためチワンに再調査を依頼する。

ヨンフンがグムスンに腎臓提供することをギョンジュがミソンに告げ口する。そんなヨンフンを海外研修に行かせ、娘との縁を断ち切ろうとするマングだが、ギョンジュはそれを逆手にとり、ジョンウォンたちを離婚させようとする。

酒席でムノの若い頃の話を聞いたチワンは、過去を隠そうとするムノの姿に失望を感じる。そんなチワンとジンスクの電話を盗み聞きしたムノは、2人が下心を持って自分に接近したと誤解し、2人の身辺調査を依頼する。

ミソンの話を聞き、再び手術を拒否したグムスン。ジョンウォンとジョンファは母親に手術を受けさせるため知恵を絞るが...。一方、チワンがオクシムの信頼を得ていることに恐れを抱いたムノは、チワンの排除に動き出す。

30年前、ソウルに来たウネに道を教えたという古い知人が見つかり、ジョンウォンとヨンフンはその知人の元へ。そこで2人は、当時ウネが訪ねていった先が、テヨングループの前身であるテヨン商事だったことを知る。

チワンの会社に押しかけたムノは心ない言葉を浴びせ、二度と自分に近づかないようチワンに迫る。金で事態を解決しようとする父親の態度に再び失望したチワンは決別を心に誓い、オクシムの元を訪れて退職届を提出する。

ムノがチワンを罵倒する場面を目撃したオクシムは、自分のせいでチワンを窮地に追い込んだと誤解する。ウネの知人から尋ね人のチラシを預かったジョンウォンは、そこに書かれた電話番号に電話をかけるが...。

ジョンウォンの生みの母親捜しの手がかりとなる昔の来客簿を探すため会社の倉庫に向かったジョンウォンとヨンフン。だがそれをミソンから聞かされたギョンジュは、ヨンフンを呼び出す。倉庫に1人残されたジョンウォンだが...。

倉庫の警備員から教えてもらい、テヨン商事で警備をしていた年配の男性を訪ねたジョンウォンとヨンフン。当時をよく知る人ということだったが、ヨンフンの話を聞くと突然態度を変え、何も知らないと言い張る。

ウネを隠したのはスンヒだと元警備員の男性から聞かされたヨンフンは、不可解な動きを見せるムノの後をつける。そして行き着いた先の入院施設でヨンフンはある病室が厳重な監視下に置かれているのを見つける。

スンヒがウネを隠していたと知ったオクシムはショックで倒れ、意識不明の重体に陥る。ウネを救い出したヨンフンだが、車から離れた隙にスンヒの手でウネを奪い返されてしまう。何も知らず車に戻るヨンフンだが...。

ヨンフンをひいたスンヒはパニックに陥る。優しくスンヒを慰めるムノだが、水面下では自らの野望を実現させるために、身勝手な計画を進行させていた。その時、病院に向かおうとするジョンウォンの元に警察官が訪ねてくる。

警察の留置場に入れられてしまったジョンウォン。危篤の夫に一刻も早く会いたいと思うジョンウォンだったが、その頃ギョンジュは、ジョンウォンを刑務所に入れるためにムノの弱みを握って裏取引を持ちかけていた。

会長宅にうまく上がり込み、偽の孫娘に関する契約書を見つけだしたジョンウォンだが、すんでのところでマングに取り上げられてしまう。そんなジョンウォンの元にヨンフンの意識が戻ったという連絡が入るが...。

ぬれぎぬを着せられたチワンを救うため、ムノを駐車場で待ち伏せるジンスクだが、偶然ムノの通話内容を聞き、ムノがチワンを陥れたことを知ってしまう。ジンスクは意を決してムノに話しかけるが、ムノは取り合おうとしない。

同じ房のチャ会長によく似たピョン･チュンジャは法律にも詳しい天才詐欺師で、相談料と引き換えに女囚仲間の相談にも乗っていた。ジョンウォンはぬれぎぬを晴らすべく、教えを請うがチュンジャに冷たくあしらわれる。

臨月を迎えたジョンウォンはギョンジュの陰謀で同じ房の女から執拗な嫌がらせを受けていた。一方、マングを窓際に追い込んだスンヒは着々と社内で足場を固め、副会長となり、ムノは念願の国会議員となって国民から人気を得る。

4年の刑期を終え、塀の外でジョンファと息子のイェジュンに迎えられたジョンウォンは、成長した息子に複雑な思いを抱きつつも強く抱き締める。時同じくして出所したチワンはその時、ジョンウォンの姿をひそかに見守っていた。

出所の報告をするため、ヨンフンの遺骨が眠る納骨堂にイェジュンと一緒に訪れたジョンウォンだが、そこで偶然チワンと居合わせる。事もあろうにそこへミソンまで現れ、2人で一緒に来たと勘違いされてしまい...。

保険金欲しさに偽証した件について説明するとジョンウォンと約束したミソンだが、またもギョンジュに言いくるめられてしまう。その頃、マングは4年前に偽証をしてジョンウォンにぬれぎぬを着せた件で気を病んでいた。

チキン店で1人店番をするジョンウォンの元に刑務所で同じ房だった女たちが訪ねてくる。女たちが店で暴れようとした時、チワンが現れ...。その頃、ギョンジュはまたもジョンウォンを刑務所送りにしようと画策していた。

ギョンジュにだまされていたと知ったジョンウォン。怒りに駆られてギョンジュを罵倒しようとするがチワンに止められる。チワンに説得されたジョンウォンは、ギョンジュに復讐するためチワンと手を組むことを決意する。

ジョンウォンはキム弁護士が黙秘を続けていると知り、ギョンジュを呼び出す。ジョンウォンは事件と無関係であるように振る舞うが、ギョンジュは自分が黒幕であることを隠すよう言葉巧みにキム弁護士を言いくるめてしまう。

チワンの母親ジンスクが亡くなったことを知り、チワンが裁判でおとなしく罪をかぶった訳を悟るジョンウォン。一方、ミソンはギョンジュへの暴行のかどで警察に連行される。ミソンは必死にギョンジュの悪行を暴こうとするが...。

ヨンフンの墓前で話しかけるギョンジュ。ジョンウォンはギョンジュが財力を持つ男性と近々婚約することを知る。同じ頃、スンヒはギョンジュの婚約者が新事業の大口投資者であることを知り、脅威を感じていた。

ミソンの乱入で婚約式はメチャメチャになり、ギョンジュが既婚者に横恋慕した過去までも世間に知られてしまう。エリックへの未練を断ち切れないギョンジュは、ウソで塗り固めた言い訳をし、彼の信頼を取り戻そうとするが...。

酔客に絡まれたジョンウォンを助けるチワン。狭い部屋で身を寄せ合って暮らす親子の姿にチワンは自らの幼い日の姿を重ね合わせる。そこでチワンは新しい住まいを用意するが、それは以前ジョンウォンたちが暮らしていた家だった。

ギョンジュの罠にかかり、室長室に忍び込んだジョンウォンだが、チワンの機転で事なきを得る。一方、ジョンウォンとミソンの同居を知ったギョンジュは、婚約式の一件の黒幕がジョンウォンではないかと疑い始める。

チュンジャにけしかけられたミソンはスンヒを訪ねていき、金を受け取る。偶然、その場面を目撃したギョンジュは婚約式での騒動の背後にスンヒがいると思い込み、大金と引き換えにミソンにある提案を持ちかける。

婚約式の一件をスンヒの陰謀だと証言させるため、ミソンを重役会議に連れていくギョンジュ。大金を受け取ったミソンは重い口を開き...。一方、作業服に着替えたマングはトイレの入り口でぶつかったミソンに一目ぼれをする。

オクシムに話しかけるジョンウォンを見たスンヒは声を荒らげる。そんなスンヒに反論するジョンウォンだがギョンジュが現れた途端、平謝りする。一方、イェジュンを孫と認めないミソンはイェジュンに"先生"と呼ばせる。

記者に婚約式についての情報を流した偽名の携帯の主がジョンウォンと知り、激怒するギョンジュ。スンヒばかりかギョンジュも敵に回したジョンウォンは、スンヒの一存で解雇され、会社から追放されてしまうが...。

ギョンジュは復職を果たしたジョンウォンが自ら辞めるよう仕向けるため、無理難題を次々と押しつける。ギョンジュの嫌がらせに負けず、新メニュー開発の試食会に向けてレシピ作りにいそしむジョンウォンだったが...。

新メニュー開発の試食会で圧倒的な票数を集め、1位になったジョンウォンだがレシピ盗用の疑いをかけられ、失格を言い渡されてしまう。身に覚えのないジョンウォンはぬれぎぬを晴らすべく、チワンやチュンジャに助けを借りる。

授賞式にレシピを盗用されたというブロガーを連れて、ぬれぎぬを晴らすジョンウォン。ブロガーが「オ課長に頼まれてやった」と証言したのをいいことに、ギョンジュはオ課長1人に罪をかぶせ、自分は知らぬフリを決め込む。

引っ越し先を探すジョンファに格安物件の情報が舞い込む。業者にせかされたジョンファは家族に相談もせず、契約書に判をついてしまう。また、DNA鑑定の結果を見たミソンは、イェジュンが自分の実の孫であることを知る。

スンヒの思惑どおりチワンと医者の会話を立ち聞きすることになったジョンウォン。チワンのヨンフンをひき殺したのは自分だという言葉を聞いたジョンウォンはスンヒの元へ向かい、自分を手駒として使うように頼む。

スンヒは取材の席でジョンウォンを使いギョンジュの面目を潰す。一方、スヒョクはジョンウォンの気を引くため、イェジュンにおもちゃをあげようとするが、イェジュンはチワンからもらったミニカーに夢中で見向きもしない。

想い人のチュンジャがギョンジュともめているのを見たスヒョク。自分がウソの名前を教えられていたことにショックを受けるが、自分の愛が本物だと確信したスヒョクは、ジョンウォンに会って正式に愛を告白する。

チワンに心を惹かれつつあるギョンジュ。ギョンジュは4年前の交通事故の様子を映した車載カメラの映像の存在を知り、チワンの無実を証明すべく、スンヒに誘導尋問を仕掛けて事故に関する証言を引き出そうとする。

チワンが自分との約束を破り、ジョンウォンの元に向かったことを知ったギョンジュは、チワンに隠し撮りは失敗したとウソをつく。ジョンウォンはヨンフンをひき殺した真犯人がスンヒだと知り、記者会見で捨て身の告発をする。

スンヒの自白映像の入ったUSBを手に取り引きを持ちかけるギョンジュ。ギョンジュはUSBと引き換えに3つの条件を示す。その頃、ネットニュースはジョンウォンが4年前の殺人事件の前科者だったという記事で埋め尽くされていた。

ジョンウォンに冷たくあしらわれたスヒョクはスンヒの勧める見合い相手と会う約束をする。一方、スンヒのスヒョクへの愛情が格別だと知ったジョンウォンは、自分の本心を隠してスヒョクにアプローチをする。

見合いをすっぽかしたスヒョクは、好きな人がいることをスンヒに告げ、スンヒの心配をよそにジョンウォンとの恋愛にのめり込む。チワンはジョンウォンの不可解な行動に危うさを感じながらも、陰で温かく見守るが...。

ジョンウォンへの気持ちに気づいたチワンだが、ジョンウォンが復讐のためにスヒョクと交際していることを知る。一方、チワンを会社から追い出すためスンヒはミョンスに罠を仕掛けてチワンに精神的ダメージを与えようとする。

ギョンジュの思惑を見抜いたジョンウォンは自白映像の存在をちらつかせ、チワンとミョンスを救うようギョンジュに命令する。ギョンジュはムノの手を借り事態の収拾を図るがムノの過去を蒸し返したことで2人の仲は険悪になる。

すんでのところでスンヒの呼び出しをうまくかわしたジョンウォン。だがスヒョクとの通話内容から"チンジュ"がテヨンの社員であることを知ったスンヒはチョン秘書にチンジュの正体を探るように命令する。

レストランでの一件を説明するためジョンウォンの家を訪れるチワンだが、ジョンウォンに冷たくされてしまう。一方、チワンはギョンジュが持っているムノの映像の内容を知るために、ギョンジュに揺さぶりをかける。

番組の収録直前にライトの割れた破片が両目に入り、全治2週間のケガを負ったスンヒは両目に眼帯をはめることになる。ジョンウォンはスンヒの両目が見えないことをいいことにヘルパー役を買って出て、スンヒの周辺を探る。

ジョンウォンのもくろみどおり、ギョンジュはムノとチョン秘書の不倫スキャンダルをスンヒに知らせる。スンヒは激怒し、ムノはイメージ回復の釈明会見を開くが、逆に世間の反発を買い、ますます窮地に立たされてしまう。

不倫疑惑が収まらず困惑するムノ。一緒に会見をしてほしいとスンヒに頼むが、怒り心頭のスンヒは断固として拒否する。業を煮やしたムノは、4年前の交通事故の話を蒸し返し、釈明会見を開くようスンヒを脅迫する。

スヒョクの部屋でチワンたちとスンヒの携帯電話の解析をしていたジョンウォンだが、スヒョクが予定より早く帰宅してしまう。一方、ギョンジュはスンヒの印鑑を無断借用し、会社から巨額の金を引き出そうとする。

ジンスクの死の直前の映像を見たチワンは怒りに震え、ムノへの復讐を誓う。一方、ジョンウォン親子とチワンがそろってマンションから出てきたところを目撃したミソンは、このままでは孫が自分から離れてしまうと思い込む。

スンヒの眼帯が外れ、ヘルパーの正体を知ったスンヒは怒りをあらわにするが、スヒョクのジョンウォンへの想いは揺るがない。その頃、スンヒの復帰を知ったギョンジュは慌てて横領した金で購入した絵画を転売しようとするが...。

スヒョクの恋人がシングルマザーであることが大々的に報道されてしまい、ジョンウォンと別れるよう必死に説得するスンヒとムノ。スヒョクのかたくなな態度にスンヒは2人の交際を1年だけ許すことを提案するが...。

逮捕されたギョンジュはジョンウォンに助けを求めるが、救おうとする者が誰もおらず、実刑を受ける。ギョンジュを乗せた護送車を見送るチワンとジョンウォンだが、復讐を遂げたはずなのに、なぜか気が晴れない。

スンヒ夫婦が出る番組にサプライズゲストとしてスヒョクと一緒に登場したジョンウォン。番組でジョンウォンに褒め殺しにされ、怒りを押さえきれないスンヒはまたもミソンを使い、ジョンウォンに揺さぶりをかけようとする。

施設からの帰り道、偶然ウネを見つけたジョンウォンはウネを自宅に連れ帰る｡ウネを失い、焦るスンヒはその日施設で会ったチワンを怪しむがチワンの機転により、スンヒはかつてウネを奪おうとしたムノに疑いの目を向ける。

ウネの持っていたペンダントと同じ物をジョンウォンが持っていたことを知ったスンヒは、ジョンウォンがウネの娘ではないかと気づく。一方、スヒョクはジョンウォンの生母を捜すべく、調査会社に依頼をする。

スヒョクはチワンとジョンウォンの会話を聞き、ジョンウォンが復讐の一環で自分と交際していることを知る。また、オクシムとジョンウォンのDNA鑑定書を見たスンヒは2人が実の祖母と孫だと知り、ショックを受ける。

ウネとジョンウォンが一緒にいるところを見たスンヒはショックのあまり気を失う。息子のみならずウネまで手に入れたジョンウォンに揺さぶりをかけるために、スンヒはミソンに孫の養育権を取るための訴訟を起こすよう唆す。

スンヒに連れ出されたウネをジョンウォンはすんでのところで連れ戻す。また、スヒョクはウネをなぜ連れ出そうとしたのかスンヒを問い詰めるが、しどろもどろの弁解を繰り返すだけのスンヒを見て、疑いの念を更に深める。

罪悪感に駆られたジョンウォンはスヒョクに別れてほしいと頼むが、スヒョクはかたくなに拒否する。一方ジョンウォンにいちずなスヒョクに業を煮やしたスンヒは、人気シェフのジーナ･キムをスヒョクとくっつけようと画策する。

ミソンを操り、イェジュンをジョンウォンから取り上げようとしているのがスンヒだと知り、ジョンウォンは復讐の決意を固くする。また、チワンはムノとギョンジュが取り引きしている音声をスンヒに聞かせて揺さぶりをかける。

悪い噂を消すために自分と結婚してほしいとジョンウォンに迫るスヒョク。母親を思うなら別れるよう忠告するムノの言葉にも耳を貸さず、ジョンウォンへの執着を募らせ、結ばれるためなら手段を選ばないとまで思い詰める。

ジーナに連れられて会長宅に入ったチワン。チワンはウネが監禁されているとおぼしき部屋を見つけるが、スンヒに見つかってしまう。チワンはマングを利用し、スンヒが何を隠しているのか探ろうとするのだが...。

長い眠りから覚めたオクシムは、4年前に倒れた当時の記憶を完全に失っていた。祖母の回復を喜ぶスヒョクだが、スンヒとムノはオクシムがいつしか自分たちに不都合な記憶を取り戻すのではないかとおびえていた。

ウネを救出するため、チャ家に侵入したジョンウォンとチワンだが、ウネの姿は見当たらない。会長の部屋に入ると、そこには意識を取り戻したオクシムがいて...。一方、ジーナはジョンウォンに自分の助手になるよう提案する。

自分の犯した悪事を悟られまいとオクシムの前で母親思いの娘を演じるスンヒ。だがオクシムは少しずつ記憶を取り戻しつつあった。また、チュンジャは自分の娘であるジーナに生みの親だと名乗り出られず悶々とした日々を送る。

スヒョクはスンヒがビラを手にしているのを見て問いただすが、言い逃れされてしまう。チワンの愛を取り戻したいジーナは自分とチワンが恋人同士だった過去をジョンウォンに打ち明け、チワンを諦めるよう警告する。

スヒョクから生みの母親が見つかったという知らせを受け、ジョンウォンは期待と戸惑いを胸に約束の場所へ向かう。母子は晴れて数十年ぶりの再会を果たすが、なぜかジョンウォンは心の片隅に釈然としない思いを抱く。

"ウネを隠したのはムノ"だという手紙をスンヒに書いてみせるオクシム。オクシムの記憶が断片的であることをいいことにムノがウネを隠したと思い込ませる。一方、ムノはチワンを事務所に呼び出し、酒を飲もうと誘う。

スヒョクがジョンウォンの生母の後をつけてたどりついたのはテヨンの副会長室。スンヒと彼女の会話からスンヒが仕込んだ偽者だったことを知る。スンヒを問い詰めるスヒョクだがスンヒは開き直るばかりで悪びれる様子もなく...。

マングが録音したスンヒとムノの会話を聞いたオクシムは、ショックのあまり発作を起こして倒れてしまう。一方、生母は偽者だったとジョンウォンに言えないスヒョクは、罪滅ぼしのつもりで再び生母捜しを始めるが...。

オクシムに呼び出されたチワンだが、土壇場でスンヒに邪魔されてしまう。オクシムが何を伝えたかったのか探るため、ジョンウォンはチャ家で「フードライフ」収録のスタッフとして同行し、オクシムとの接触を図ろうとする。

オクシムは病院の駐車場で偶然、スンヒとスヒョクの会話を耳にし、スンヒがウネを隠していたことを知る。一方、オクシムの記憶が戻ることを恐れるスンヒはムノに協力を求めるが無視され、焦りを募らせる。

オクシムがジョンウォンにつながる携帯電話を見つけたスンヒは長年ウネを施設に監禁していたことをオクシムに明かす。一方、ジョンウォンを副会長室に呼び出したスンヒはジョンウォンのある言葉に激高して頬をはたく。

オクシムとウネを心配して会長宅に出向いたジョンウォンは、チャ家のゴミの中に古びたウサギのぬいぐるみを見つける。そのぬいぐるみには、4年前自分がヨンフンに贈った手作りのハンカチが巻かれていて...。

ウネの世話をしていたキム看護師と会社で鉢合わせしたジョンウォン。捨てられていたぬいぐるみはウネの物だったことを知り、ヨンフンのハンカチが巻かれていた謎を解きたいジョンウォンはキム看護師の連絡先を聞き出す。

スヒョクはスンヒともみ合いになったジョンウォンをかばい、階段から転落して大ケガを負う。騒動のさなか、DNA鑑定書はスンヒのたくらみにより、すり替えられてしまい、ジョンウォンの元には偽の鑑定書が届けられる。

ジョンウォンへの愛を確信しプロポーズするスヒョク。その場に乱入したスンヒはジョンウォンを強くなじる。そして興奮したスンヒは、スヒョクが一生歩けなくなるかもしれないことを本人の前で話してしまう。

スヒョクとスンヒの会話を偶然、立ち聞きし、生みの親はウネでオクシムが祖母だと知ったジョンウォン。2人が実の祖母と母親であったことに気づかなかったと自分を責めるジョンウォンをチワンは優しく慰める。

スヒョクがチワンの弟だと知ったジョンウォンは自らチワンから距離を置く。一方、チワンはスヒョクのためにアメリカの病院リストを手に見舞いに行くが、スヒョクは敵意をむき出しにしてチワンを罵る。

スヒョクの世話を口実にして堂々とチャ家に出入りするジョンウォン。自分の言うことを聞かないオクシムに声を荒らげたスンヒは、それをジョンウォンに立ち聞きされ、本物の孫娘であることに気づかれたたかと疑心暗鬼に陥り...。

一瞬の隙をついてオクシムをチャ家から連れ出そうとするジョンウォン。しかしオクシムはジョンウォンへのスンヒの報復を恐れてジョンウォンの申し出を拒否する。後ろ髪を引かれる思いでチャ家を離れるジョンウォンだが...。

オクシムの身代わりを務めるというチュンジャの申し出を一度は断ったジョンウォン。だがチャ家で暮らすジーナがチュンジャの娘だと聞かされたジョンウォンは不安を覚えながらもチュンジャの申し出を受け入れる。

チワンたちの協力によりオクシムは無事にジョンウォンの家へ到着する。お互い抱き合い、うれし涙を流すオクシムとジョンウォン。ジョンウォンはウネの安否を気遣うが、オクシムからチャ家にウネがいることを聞かされる。

ウネを捜そうとチャ家に忍び込んだジョンウォンとチュンジャだが、泥酔状態のマングと鉢合わせになってしまう。一方、ムノの不正の証拠を探していたチワンは貸金庫に現れた、テヨンの警備員だという男に目をつける。

ウネの記憶が戻りつつあることに恐れたスンヒは、ジョンウォンの生母捜しをやめさせようとする。ムノは生母はすでに死んだとジョンウォンにウソをつくが真相を知るジョンウォンはチャ･スンヒ夫婦への憎しみをたぎらせる。

チワンと距離を置こうとするジョンウォン。だがチワンはジョンウォンへ思いを打ち明け、改めて協力を申し出る。そんな中、チワンは酔ったチョン秘書からチャ･スンヒを揺さぶる切り札を持っていることを聞かされる。

汚職の証拠をマスコミにリークしたのはスンヒの仕業ではないかと疑い、ムノはスンヒを責める。ジョンウォンは実父の不祥事を告発したチワンの心中を思いやるが、ムノを心底憎むチワンは更なる復讐に執念を燃やす。

汚職疑惑は自分が仕掛けたことだとムノに明かすチワン。激怒したムノはチワンへの報復を秘書に命じる。スンヒは全ての発端は4年前の事故だというが、スヒョクは事故とは違う原因でチワンの恨みを買ったのではないかと疑う。

ムノは記者会見を開き、チワンが4年前、保険金詐欺とひき逃げ事件を起こした前科者で自分は罠にはまっただけだと弁解をする。一方、記憶を取り戻したウネは部屋を脱出し、オクシムになりすましたチュンジャの元へ逃げ込む。

チワンが自分の息子だという事実を知ったムノは、チワンとジンスクへの後悔の念に駆られて自暴自棄となる。そんな折、スンヒの自白映像がネットに流出してしまい、チョン秘書から事情を聴いたスンヒは激怒し、彼女を罵倒する。

スンヒに脅かされたチュンジャは、重役会議の席上でオクシムに成り済まし、次期会長はスンヒだと公言する。本物のオクシムがジョンウォンの家にいると知ったスンヒは、オクシムに暴言を浴びせ、決別を言い渡す。

罪をかぶせられたことを知り、ムノに怒りをぶつけるチワンだが、ムノは「自分の息子だと知っていたらしなかった」と許しを請う。ムノの心にチワンへの父性が芽生え始めたのを知ったスンヒはムノに怒りを覚える。

スンヒはムノに隠し子がいることをマスコミにリークし、ムノの記者会見を邪魔する。そのころスヒョクはジョンウォンとチワンの会話を立ち聞きし、チワンが兄としてスヒョクを思うがゆえ、冷たくしていたことを知る。

スンヒの会長就任式にチュンジャとオクシムが現れる。うり二つの二人に会場は騒然となるが、ジョンウォンはスンヒのこれまで行った悪事の証拠を招待客に次々と公開し、踏み込んだ警察官によりスンヒは逮捕されてしまう。