※2022年10月17日(月)スタート!
7歳の娘を抱え、仕事と育児で忙しい日々に追われるミソ(ホン・ウニ)。思いがけず第二子を妊娠したミソは、育児休暇を取らずに仕事を続ける覚悟を決めるが、保育園は定員オーバー、頼れる実母はいない...と八方ふさがり。姑に預けたものの、姑が腰を痛め、ミソの産後復帰が危うくなる。そんなとき、妻と娘を溺愛する夫ジェミン(パク・コニョン)が、ミソに代わって育児休暇を取得。主夫宣言をするが、料理も洗濯もできないジェミンは目の回るような忙しさに戸惑う。一方、ミソの会社の後輩イェウン(オ・ジョンヨン)も息子を持つママ。夫イルモク(ハン・ジサン)は非常勤講師の職を失ったのをきっかけに"主夫"としての才能を発揮。偶然にも、イェウン一家がミソと同じマンションに引っ越してくる。イェウンの母親スラン(イ・ギョンジン)も同居していた。子守りに悪戦苦闘するジェミンを見かけ、スランが助けることになり...
ミソは仕事と育児を両立すべく、夫ジェミンの理解を得ながら奮闘中。だが、娘バングルのお迎えに遅刻してしまうのが悩みの種だ。一方、職場の後輩イェウンは夫イルモクや母親に助けられ、子育てもうまくこなしているのだが...。
遠足に行ったバングルが体調を崩し病院に運ばれてしまう。ママ友には「無責任だ」と責められた上、自分を責める娘を前にミソはつらい気持ちになる。そんなある日、体調に異変を感じたミソは、「まさか妊娠?」と自らを疑う。
2人目の妊娠が判明して喜んだのもつかの間、ミソは出産後に仕事と育児を両立できるか不安に感じる。義母のヘスンに子守をお願いするも断られてしまう。会社では上司のキム次長に「専業主婦に転職しろ」と嫌味を言われ...。
昇進を期待していたミソだったが、課長になったのは後輩のイェウンだった。妊娠が原因に違いないとショックを受けるミソ。一方、バングルは幼稚園でイェウンの息子ミノと仲良くなり、イェウンの家に遊びに行く。
イェウンがミソと同じマンションに引っ越し、2人は同じ幼稚園に子供を通わせるママ友となる。教育熱心で他のママ友に尊敬されるイェウンを、ミソは疎ましく思う。ミソは会社で上司のキム次長に育児休暇を願い出るが...。
突然破水したミソは、偶然通りかかったイェウンの母スランに助けられ、無事男の子を出産する。ミソが出産休暇を取っている間に、イェウンは新商品にパワーブロガー"おばデレラ"とコラボしたレシピ本の企画を会議で提案する。
産休中に出した企画がイェウンと同じで企画を盗んだと言われたミソは、休みを2週間で切り上げ、仕事に復帰することに。ミソが出社した日、イェウンはミノを私立小学校に入学させるべく、会社を休んで抽選に臨むが...。
レシピ本のコラボ企画を依頼していた"おばデレラ"ことジョンヒョンが会社にやってきた。ジョンヒョンはミソを担当者に指名する。そんな中、イルモクは大学の講義が閉講となり無職の危機に陥るが家族に言えないでいた。
ジェミンの母ヘスンが救急車で病院に運ばれた。原因は、子守による腰痛が悪化したこと。ヘスンはミソに育児に専念するよう忠告する。イェウンの家に預けられたバングルは、イルモクが作った料理のおいしさに感激する。
育児と仕事の両立に悩み「普通の幸せが欲しいだけ」とつぶやくミソ。育児休暇を申請するが二度の育休は前例がないと上司に冷たく言われる。一方、ジョンヒョンはプライドが高い夫ヒョッキに疲れ、昔の恋人を恋しく思っていた。
ジェミンが会社に育児休暇を申請した。男性として初のケースに上司は大反対。ミソも育児の大変さを諭し考え直すように説得するが、ジェミンの決心は固い。一方、無職になったイルモクは、家事に関連した仕事をしようと思い立つ。
育児休暇がスタートしたジェミンだが、入院中のへスンには本当のことを言えずにベビーシッターを雇ったと嘘をつく。娘の髪を結えない父親にバングルも困り顔。心配するミソを横目にジェミンは料理や子供の世話に奮闘する。
へスンが突然退院した。ジェミンの育児休暇がバレそうになると、居合わせたイェウンの母スランがベビーシッターのふりをして事なきを得る。そんなスランはミソの実母だった。しかし幼い頃に生き別れたミソは事実を知らずにいた。
休日に家族で遊園地に出かけたミソに、会社からおばデレラの撮影に立ち会うよう呼び出しの電話が入る。イェウンからのメールが届かず、撮影の予定を知らなかったのだった。ミソは、イェウンが故意に送らなかったのではないかと疑う。
「ミソは育児休暇中」というイェウンの嘘がバレて、おばデレラの意向でレシピ本はミソが担当者に指名される。意気投合するミソとジョンヒョンに嫉妬したイェウンは、オ本部長に企画を提案し、取り入ろうと作戦を練るが...。
子供たちのケンカがきっかけで学校に集まったジョンヒョン、イェウン、ジェミン。昔の恋人であるジョンヒョンと思いがけないかたちで再会したジェミンは、家に帰っても上の空だった。そんなジェミンを見てミソは怪しむ。
イルモクはジェミンに子育てのコツや料理を毎日1時間手ほどきすることに。何でも知っているイルモクをジェミンは「師匠」と呼んで尊敬のまなざしを向ける。一方、ミソはバングルのためにホームパーティーを計画するが...。
ミソはホームパーティーをすっぽかしたイェウンを責めるが、逆にスランにとがめられてしまう。イェウンとスランの絆を感じたミソは、生き別れた自分の母親を恋しく思う。そんなミソに、ジェミンは「母親を捜そう」と言う。
イルモクが大学講師の職を失い飲食店でアルバイトをしていることを知ったイェウンは激怒し、夫にロースクールに通って弁護士になるように告げる。落ち込んだイルモクは、ジェミンとお茶を飲みながら、悩みを打ち明ける。
ジョンヒョンが"おばデレラ"としてレシピ本を作っていたことが、夫のヒョッキにバレてしまう。ヒョッキは妻が働くことに理解を示さず大反対。ずっと夫の言いなりになっていたジョンヒョンは、ついに夫に反発し始める。
ある日の夜、赤ん坊のカラムが突然高熱を出し、救急病棟で医師に脊髄検査を勧められたジェミンは、イルモクに相談してアドバイスを請う。数日後、会社に呼び出されたジェミンは、人事部のクォン次長に希望退職を迫られるが...。
ジョンヒョンはヒョッキの仲間の食事会に顔を出し、レシピ本を配る。夫が女性も自己実現を目指すべきだと言っていると笑顔で嘘をつくジョンヒョンに、ヒョッキは不機嫌に。ジョンヒョンは「仕事に反対するなら別れる」と強気に出る。
ジョンヒョンの娘ウンソルに突き飛ばされ、足にあざができたミノ。イェウンは学校にウンソルの処罰を求め、教育庁に嘆願書を出すことも辞さない構えだ。そんな中、ミソのもとに待ちに待ったおばデレラのプレミアムレシピ本の見本が届く。
ミノとウンソルの件で、ヒョッキはイェウンとジェミンを学校に呼び出す。ヒョッキとイェウンが責め合っている間、ジェミンと2人になったジョンヒョンは結婚への後悔を打ち明けていた。そんな2人を見たイェウンは、不倫を疑い始める。
ミソの財布にあった写真を見て、ミソが自分の生き別れた娘だと気づくスラン。これまで気づかなかった自分を責める。一方、ミソは後輩のジンソンから「未完成のはずのレシピ本が書店に並んでいる」という電話を受けて驚く。
酒に酔ったミソを偶然見つけたスランは、ミソの家に泊まり込み介抱する。そんなスランに、イェウンは「他人に構いすぎる」と腹を立てる。そんな中、イェウンはヘスンから、ミソがスランを子守として雇っていたことを聞かされる。
イェウンが密かに作成したおばデレラのレシピ本には、ジョンヒョンの顔写真と東大卒であることが表記されていた。ジョンヒョンが東大卒でないとミソから聞いたイェウンは、ママ友に頼み事実を確認しようとする。
ジェミンの育児休暇がヘスンにバレてしまった。「主夫になるのは絶対認めない」と怒り心頭に発するヘスンを見て、子育てを頼れる実家や母親がいないことを悲しむミソ。スランはヘスンに孫の面倒を見ると自ら申し出るが...。
ヘスンが会社に乗り込み、オ本部長に対し「育休中の人に退職を迫るな」と直訴する。噂が広まり会社での居心地が悪くなってしまったミソ。ジェミンはヘスンを黙らせるべく、イルモクに知恵を借り、ある策を講じることに。
ジェミンの方策は失敗し、怒りを増したヘスンはジェミンたちの家に住むと宣言する。だが、慣れない同居にミソたちもヘスンもストレスが募るばかり。スランはヘスンに「同じ女性としてミソを応援してほしい」と提言するが...。
おばデレラのホームページに学歴詐称を非難する書き込みが見つかる。すでに出回っている本についてのミスを説明すべく、ミソは顧客対応に追われる。そんな中、責任を問われるはずのイェウンは、なぜか涼しい顔をしていた。
イェウンのリークによって、おばデレラの学歴詐称がインターネットのニュースに掲載された。ジョンヒョンはオ本部長に訂正記事とイェウンの処分を頼む。オ本部長はイェウンに「訂正記事は会社の評判も上がり一石二鳥」と語る。
ジェミンは、キム次長が代理店から賄賂をもらっていたという情報を入手する。そんな中、ジェミンとジョンヒョンが話しているのをへスンが目撃。昔、2人が恋人同士だったことを知るへスンはジェミンの浮気を疑う。
ミソはイェウンから「ジェミンとジョンヒョンに不倫の噂がある」と告げられる。ショックを受け、ジェミンからの電話に出ず、家に戻らないミソ。ジェミンは過去にジョンヒョンと交際していたことをイルモクに打ち明け相談する。
浮気を誤解され、へスンに家から閉め出されてしまったジェミン。ジェミンは誤解を解くべく、ミソにすべてを正直に打ち明けるが、ミソの怒りは収まらない。一方、ヒョッキはウンソルをアメリカに留学させようとしていた。
キム次長の懲戒会議が開かれることになった。キム次長は、収賄の情報を会社に報告したジェミンに対する怒りを露わにし、復讐を誓う。一方、イェウンはミノを料理教室に通わせていたイルモクに猛反発する。
キム次長の後任として配属されたのは、育児休暇を申請しているはずのイ次長だった。ネチネチと部下をいびるイ次長とミソは犬猿の仲。ミソの窮地をジェミンから聞いたイルモクは、イ次長をジェミンの家に招待することを提案する。
ミノに塾をやめさせ料理教室に通わせるイルモクに腹を立てたイェウンは、イルモクを家から追い出す。イルモクはジェミンの会社の後輩ジンソンの家に居候することに。ところが家事について説教するイルモクに、ジンソンは...。
カフェでジェミンをめぐる誤解について話し合い、仲直りするジョンヒョンとミソ。一方、へスンはスランが忘れた財布の中に母娘の写真を見つける。同じ日、ミソも母と撮った写真が入った財布を自宅に忘れ...。
イルモクは、スランとミソがそれぞれ持っていた写真から、2人が実の親子だと感づく。スランに事実を確認したイルモクは、「真実をミソに打ち明けて」と説得する。しかし、スランは「秘密にしてほしい」と言う。
スランがミソの実母だと知ったイェウンは、スランが自分を見限りミソの元に行ってしまうのではないかと不安になる。会社でも、おばデレラのレシピ本の回収をめぐって格下のミソから命令され、イェウンのイライラは募っていく。
リッツ電子が他社に合併されることになった。人事部が希望退職者を募るために動き出す中、ジェミンは退職を迫られていた。ジェミンはミソに「できるだけ子供たちと一緒に過ごしたい」と、育児休暇を続ける意思を明かす。
自分の企画にイェウンが勝手に便乗したことに腹を立てたミソは、レシピをオフラインと連携する内容を盛り込んだ修正企画書を準備する。一方、イェウンは人気ブロガーのおじストーリーに協力を求めることにするのだが...。
レシピの企画におじストーリーを起用しようとしたイェウンは、打ち合わせに来たイルモクを見てビックリ。上司に「返事がまだない」と嘘をつく。対するミソは、おばデレラに仕事を依頼し、一緒に企画を進めることにする。
妻が働くことに反対するヒョッキに、イェウンはジョンヒョンがミソと組んで働く計画があることを告げ口する。ミソとイェウンの前で離婚を宣言するジョンヒョンに対し、ヒョッキは「離婚には応じない」と意思を曲げないが...。
スランに「実の娘はミソだと知っていた」と明かすイェウンは、スランを奪われたくないことを理由に、ミソに母親だと名乗らないように頼む。一方、ヒョッキはジョンヒョンを無視し、ウンソルの留学準備のために家庭教師を雇う。
保育園に連れていくと泣いてしまうカラム。ジェミンが、ヘスンに子守を相談すると、ヘスンはスランに協力してもらうことを提案する。だが、スランは自分がミソと近づくとイェウンがつらい思いをするのではと葛藤する。
レシピのプレゼンテーションで、ミソが準備していたおばデレラのレシピを盗み、逆にミソが盗用したように見せかけようとしていたイェウン。ところが、事前にバレて計画は失敗。結果、ミソの企画が勝つのだが...。
ミノが通う塾の講師と面談したイルモクは、利益重視の講師に失望する。そして、ミノに勉強を強要するイェウンに「人目を気にせず自分をもって生きろ」と諭す。イェウンはかつて家庭教師をしていたイルモクの生徒だった。
下校のお迎えに家庭教師が遅れたことで、1人で家に帰ったはずのウンソルが行方不明になる。「パパなんか大嫌い。家に帰りたくない」と言うウンソルに、ヒョッキは「ウンソルはパパのすべてだ」と気持ちを伝えるのだが...。
スランがミソの実の母だと伝えるためには、ミソとイェウンの仲を修復することが先決であると考えたイルモクは、ジェミンに夫婦同伴での外食を提案する。しかし、ミソとイェウンは怒りだし、最悪の雰囲気になってしまう。
クラスでバングルの誕生日会が開かれたが、ジェミンはカラムを病院に連れていくため、急遽欠席に。さらに、バングルを責める友人のユラをジェミンがたしなめると、ユラの母親がジェミンの元にやって来て怒りをぶつける。
バングルの誕生日プレゼントにドイツ製の高価な知育玩具を買ってきたミソに対し、ジェミンは、「バングルが欲しいのは母親との時間」だと告げる。一方、ヒョッキはウンソルの誕生日に渡米するための航空券を渡す。
ジェミンの復職を阻むため、オ本部長とキム元次長は、取引先がジェミンにクレームするよう仕向ける。会社に差し入れに行ったジェミンは、同僚から「清潭店の社長がジェミンに不満を抱き、抗議するつもりだ」と聞き驚く。
ウンソルとバングルの仲がいいことに腹を立てたユラ。バングルは、学校でユラに突き飛ばされ、倒れて腕をけがしてしまう。つらい思いをするバングルを見て、ユラと母親に対する怒りを抑えきれなくなったミソは...。
オ本部長は、ジェミンが復職したらマーケティング部2課の次長に据える考えを明かす。だが育休を取った人が昇進することに部内では反対の声も。チェ代理はイェウンに仕向けられ、ジェミンに希望退職をするように迫る。
ミノからウンソルの家出計画を聞いたイルモクは、ジョンヒョンに居場所を伝えて駆けつけるが、ウンソルの姿はなかった。ウンソルを強引に留学させようとしていたヒョッキを責めるジェミン。しかし、ヒョッキは怒りだし...。
家出から一夜明け、ヒョッキやイルモク、ジェミンは必死でウンソルを捜していた。実はスランの家で保護されていたウンソル。何も話そうとしない彼女を、スランは「口がきけない迷子」だと思いこんでいた。
スランの家を訪れたジェミンが、ウンソルを発見。ジョンヒョンが迎えに行くが、ヒョッキに怒られるのを恐れ、家に帰りたがらない。ジョンヒョンはウンソルの気持ちを察し、ヒョッキに「家族としてもう一度がんばりたい」と言う。
カラムが中耳炎を起こし、ジェミンも体調を崩してしまう。家事を一手に引き受けたミソも疲れで体調がすぐれない。そんな中、会社に出勤したミソは、妊娠検査で陽性が出たイェウンから、妊娠のことは秘密にするように言われる。
体調を崩し、会社を休むことにしたミソ。ヘスンは病床で実母を恋しがるミソに優しく接するようになる。一方、イェウンはミソが病欠の間にジョンヒョンのケータリングの企画を1日前倒しで進めることを決めてしまう。
イェウンの妊娠を知ったイルモクは大喜び。イェウンは2人目を育てる自信がないと吐露するが、妊娠はユラのママたちにも広まり周知の事実となっていた。イェウンとイルモクは妊娠判定のために産婦人科に行くのだが...。
ヘスンと一緒にプールに行ったバングルは、顔に大きな傷を負ってしまう。傷を見たジェミンは激怒し、ヘスンに「トラブルを起こすなら帰ってくれ」と言い放つ。孫たちが寝静まった夜、ヘスンはひとり涙を流していた。
ヘスンは公園にジェミンを呼び出し、絶縁を言い渡す。「死ぬまで旅をする」と去っていったヘスンを、捜し回るジェミン。そんな中、会社復帰を前に企画書を提出するように会社から連絡があり、ジェミンは頭を抱えてしまう。
イェウンは、社員たちの前で2人目を妊娠したことをオ本部長に報告し、産休も育休も取らないことを宣言する。ところが、その直後にクォン次長に呼び出されたイェウンは、「希望退職を申請しろ」と告げられてしまう。
へスンとスランの会話を聞き、スランがミソの実母であると知ったジェミン。さらに、イルモクも含め周囲の人々が事実を知っていたと気づき、驚きを隠せない。ミソに嘘をつくことができないジェミンは、ミソを前に動揺してしまう。
スランはミソに実母であることを明かす決心をする。スランの決断を受け入れながらも、告白するなら自分とは縁を切ってほしいと伝えるイェウン。一方、ミソはイェウンの自分に対する態度の変化をいぶかしく思っていた。
復職が目前となったジェミン。復職に成功し、同僚が安心して育休を取れるようにしたいと言うジェミンだが、同僚の目は厳しかった。ジェミンは自分の育休経験をイルモクと営む「助け合い育児」に反映しようと考える。
スランはミソに実母であることを告白しようとするがタイミングをつかめない。それどころか、ミソはヘスンを実母のように慕いはじめていた。状況を打開するため、ジェミンはミソとスランを2人で済州島に旅行させることを思いつく。
ミソの本当の実母はスランだということを、イェウンがミソに伝えてしまう。事実を受け止められず、ショックのあまり寝込んだミソ。慎重に告白を計画していた周囲の気遣いが台無しになったとジェミンは嘆く。
道端でスランに会ったミソは戸惑い、避けるように立ち去る。そんなミソの姿に、スランは一緒にいたい思いを募らせる。一方、イルモクは、ミソにスランが実母だと話してしまったイェウンを許せず、夫婦で言い争いをしてしまう。
バングルとウンソルが同じ英才塾のクラス分けテストを受けることに。ジェミンに連れられて試験会場に行ったバングルに、ヒョッキはライバル意識をむき出しにする。結果、バングルのほうが良い成績だと判明し...。
ミソが仕事をしている間、カラムの世話をすることを申し出るスラン。だが、過去を許せず心を開けないミソは、断ってしまう。スランは「残りの人生を孫の面倒に費やし、償いたい」とヘスンに打ち明けるが...。
ジェミンが目を離したすきに、バングルは風邪を引いたカラムに蜂蜜水を飲まそうとしてこぼし、やけどさせてしまう。失敗をやんわりとたしなめるジェミンに、バングルは「私の気持ちも分かってよ」とすねる。
カラムを床に落としてしまったバングルを注意したジェミンは、バングルに「何も知らないくせに!」と反発される。一方、イェウンが突然不機嫌になった理由が理解できないイルモクは、その日が結婚記念日だったと気づき...。
バングルは両親がカラムばかりを構って寂しかった気持ちをヘスンに打ち明ける。ヘスンから事情を聞き、バングルに謝るミソとジェミン。だが、バングルはミソのことを許すものの、ジェミンのことは許せないと言う。
オ本部長に企画書の件で呼び出されたジェミンは、反対する人も多いかもしれないが、周りを説得してみるようアドバイスをされる。その後、ユ次長からジェミンの復帰を邪魔する黒幕がいるような気がすると打ち明けられる。
会社をクビになったキム元次長は、ファンを装いおじストーリーことイルモクと会う。イルモクがイェウンの夫だと感づいたキム元次長は、オ本部長に報告。オ本部長はキム元次長の手柄を喜び、職場に復帰させることに。
ジェミンが会社に復帰した日、人事異動が発表された。ジェミンがイェウンとともに配属されたのは備品もない地下の部屋に新設された営業4課。同じ日に復職を果たしたキム次長は、営業4課は負け犬の集まりだとほくそ笑む。
ジェミンが左遷されたのは以前自分が職場で騒ぎ立てたせいだと思ったヘスンは、会社に乗り込み、オ本部長に土下座して許しを請う。その場を丸く収めたオ本部長だが、裏ではジェミンとイェウンを陥れる準備を進めていた。
忘れ物をしたミソが自宅に戻ると、スランがカラムの子守りをしていた。ヘスンに背中を押されたミソはスランに実の母親への思いを打ち明ける。一方、ジェミンは新ブランド発表会に向け「迷子捜しキャンペーン」を提案するが...。
ジェミンは、「迷子捜しキャンペーン」の企画を会議にかけるが、評決の結果、キム次長のレシピ本企画に負けてしまう。イルモクがおじストーリーであることを皆に知られたくないイェウンは、ジェミンに加担するのだが...。
ジェミンは誕生日を迎えたスランのもとに、バングルを連れていく。「ママのママに会いたかった」と言うバングルに、頬ずりをしながら涙を流し喜ぶスラン。ミソは、バングルからスランの様子を聞き、心が動き始める。
おじストーリーを説得できなかったことを会社で叱咤され落ち込んだミソは、スランに抱擁し涙を流す。そして、一緒に食事をしながら、スランはミソに娘を捨てて家を出ざるを得なかった理由について話し始める。
イルモクから自分がおじストーリーだということを打ち明けられたジェミン。迷子捜しの企画で意気投合したジェミンとイルモクは、2人で企画を進めようとする。一方、おじストーリーの正体を知ったミソはある決断をする。
イルモクはジェミンと一緒に会社に行き、みんなの前で自分がおじストーリーだと明らかにする。隠していた理由を自らのせいにし、泥をかぶって妻をかばうイルモク。イルモクにアドバイスしたジェミンに、イェウンは感謝する。
ミソはイェウンをサウナに誘い、スラン、ヘスンも合流して家族水入らずの時間を過ごす。ミソとスランは少しずつ心の溝が埋まっていくのをお互いに感じていた。そんな中、スランは体調にかすかな異変を感じるが...。
自分を陥れようとしている黒幕がオ本部長だと気づいたジェミン。イェウンに「事実を知っていたら教えてほしい」と相談するが、オ本部長に関わっていたイェウンは、自分の罪がばれるのを恐れ、打ち明けるべきか悩んでいた。
忙しく過ごすジェミンに、バングルは寂しさを訴える。ジェミンは、仕事と子育ての両立の厳しさと、自分が助け合い育児を始めた理由を話す。一方、ヒョッキ夫婦はウンソルに「赤ちゃんはどうやってできるの?」と尋ねられ...。
ミソの家族とイェウンの家族が集まり、ジェミンとイルモクが手料理を振る舞う。ミソやイェウンは親戚が増えたことを喜び、大家族の良さを実感する。一方、スランは病気の診断結果を聞きにヒョッキの病院を訪れるが...。
卵巣の病気と診断されたスランに、ヒョッキは手術を受けるように言う。子供たちに育児や家事の負担と心配をかけたくないスランは、ヘスンと週末に数日間旅行すると嘘をつき、手術を受けることを決める。
スランの都合が悪くなり、カラムの預け先に困ったミソ。カラムを保育園に預けようと思いつくが、1年以上の待機が必要と聞いてがっかり。夜になり、ミソの家を出て自宅に戻ろうとしたスランは激痛に見舞われてしまう。
容体が急変したスランは、緊急手術を受ける。ヘスンは「1週間スランと旅行に出る」と嘘をつき、スランの入院に付き添うことに。カラムを助け合い育児に預け、会社に遅刻したミソは、キム次長に「会社を辞めろ」と叱られる。
仕事に追われミソの誕生日を忘れていたジェミン。誰も祝おうとしない雰囲気を悲しみバングルが泣き出したのを機に、イェウンの家族も一緒にパーティーをすることに。一方、イェウンはスランとヘスンの旅行をいぶかしがり...。
イェウンは、キム次長にスランの名義貸しをしたことをジェミンに打ち明ける。ジェミンはイェウンが名義を貸したSSグローバルはオ本部長の会社ではないかと疑い、ヨンジン実業の社長から手がかりを探ることにする。
会社で懲戒委員会が開かれることが発表された。抵抗してクビになるのを避けるため我慢するジェミン。一方、助け合い育児で働き始めたヒョッキは、かつて妊娠が原因でクビにした看護師に再会し、言葉を失う。
懲戒委員会の後、ジェミンと口論になったミソは、夜に家を出てスランの元に向かう。悩みを打ち明けるミソに「私はどんな時でもあなたの味方」と励ますスラン。ミソはスランの家に泊まり、母娘で水いらずの時間を過ごす。
SSグローバルへの名義貸しの件をミソにも明かしたイェウン。解雇を覚悟で内部告発をするというイェウンに、ミソは「家族のことを第一に考えるべき」とアドバイスする。そしてイルモクには心配をかけないよう、秘密にすることに。
キム次長がミソを罵るパワハラ動画をイェウンがオ本部長に見せる。オ本部長はキム次長に動画が社内掲示板にアップされる前に頭を下げ同情を集めるよう指示。さらにSSグローバルの秘密が暴かれた時にはスランを利用しようと企てる。
徹夜で勉強したにもかかわらず、ウンソルのテストの成績は下がってしまう。バングルと同じクラスになる夢は叶わなかった。ヒョッキが、成績が良いバングルにのみ笑顔を見せることを感じ取ったウンソルは、バングルのことが嫌いになる。
イルモクがパワハラ動画を撮影したのは自分だとジェミンとミソに打ち明ける。ジェミンが動画を社内掲示板にアップする直前、キム次長は先手を打ち、皆の前でミソに謝罪する。イェウンたちはキム次長の汚いやり方にあきれる。
ジェミンはオ本部長が計画している展示館の代わりに社内託児所を作ることを提案する。しかし、ミソは本部長の計画を覆すのは宣戦布告と同じだと反対する。イェウンやイルモクも、ジェミンの立場を心配して止めようとする。
キム次長はスランの家を訪れ、イェウンがSSグローバルへの名義貸しをスランの名前で行ったことを伝える。動転して自分の意思で名義貸しを行ったことにすると誓うスランの自白を、キム次長は証拠として録音しようとするが...。
スランの自白を録音したことをキム次長に告げられたイェウン。イェウンは自分の罪をかぶったスランに詫び、初めて「お母さん」と呼びながら涙を流す。ミソやジェミンも戸惑う中、ヘスンはある解決策を思いつく。
ジェミンが計画している社内託児所に、ユ次長をはじめとする男性社員たちが次々と賛同しはじめる。一方、共同保育所も、バングルの担任の先生がかかわることになったのを機に、ユラやサングのママが参加を表明し...。
スランはヘスンが提案した作戦を実行。キム次長が自分の不正を打ち明けるように会話を導き、携帯電話で密かに録音することに成功する。スランはキム次長との会話の録音記録をジェミンに渡し、追い込まれた時に使うように言う。
ジェミンが迷子捜しキャンペーンを昇進のために利用したというニュース記事がインターネットに流れた。記事のせいで、社内託児所に賛成していた人たちが離れていくことに。落ち込むジェミンに、ミソはあるイベントを準備する。
スランとのやり取りした録音記録をキム次長に聞かせたイェウンたちは、内部告発をするかオ本部長側につくか決めるよう最後のチャンスを次長に与える。その後、イルモクは食堂で、オ本部長とキム次長の意外な会話を耳にする。
キム次長が会社を辞める。内部告発に協力してくれるものと信じていたミソたちは突然の辞職に戸惑い、内部告発を保留することに。そんな中、ジェミンはコ本部長に社内託児所に対する協力を求めようとするが...。
イェウンが懲戒委員会の開催を要請した。時期尚早だと心配するミソに、イェウンとジェミンは、「身を守るために先制攻撃をする」と言う。一方、スランとヘスンは、キム次長の行方を捜すため、病院の前で待ち伏せする。
懲戒委員会の招集の掲示には、イェウンに加えてジェミンとミソの名前も書かれていた。2人は無実を晴らすための証拠集めを進める。逆風が吹く中、社内託児所計画についてのプレゼンテーションが行われるが...。
同僚たちの誤解が解け、ジェミンとミソは再び社内託児所のプレゼンテーションをすることに。他社の成功例を紹介し、好感触を得る。一方、ジョンヒョンは「ワクワク公園」と名付けた共同保育所のコミュニティーサイトを制作する。
ジェミンとイルモクはキム次長に会い、オ本部長がキム次長を裏切ろうとしていることを告げる。そして動揺するキム次長に、懲戒委員会に来るように説得するが、次長は「絶対に行かない」と怒りながら立ち去ってしまう。
キム次長は懲戒委員会に出席し、SSグローバルに圧力をかけ金銭を要求したことを認める。イェウンも責任を取らされ、懲戒処分を受けることに。その後、キム次長はオ本部長と会い、見返り金をくれるよう催促する。
オ本部長の悪事がついにみんなの前で発覚した。ミソたちは、密かにキム次長に協力するように説得したジェミンの手柄をたたえる。そんな中、懲戒解雇を予感したイェウンは、スーパーでアルバイトを始める。
懲戒解雇が決定したイェウン。息子のミノは落ち込むイェウンに手料理を作り、「ママは世界に1つだけの花」と励ます。また、ジョンヒョンはヒョッキにワクワク公園の園長になることを勧められ、前向きな気持ちになる。
ワクワク公園の企画をソウル市の支援事業に申し込むべく、イルモクたちは会議を開く。ジョンヒョンが園長になり、イェウンが広報を担当することに。一方、ジェミンが企画する社内託児所は上層部の賛成がなかなか得られない。
ミソがアップした動画を社長が見たことがきっかけとなり、社内託児所の企画が実現することに。イルモクも家事についての講演依頼が相次ぎ、これまでの苦労が実り始める。そんな中、会社でジェミンとミソの人事異動が発表され...。
全ての輝く女性にエールを贈る、ハッピー&サクセスドラマ!
上司もライバルも、なんのその!自分らしく華やかに!夢も仕事もパワー全開!(全120話)