結婚式の前日に婚約者が裏切っていたことを知るエヨン。一方、婚約者から「お腹の子はあなたの子でないかも」と告白されたドンウ。出会って互いが気になる2人だが、それぞれのパートナーと結婚することに・・・。半年後、新生活をスタートさせたドウンの隣家にある夫婦が引っ越してくる。それはなんとエヨン夫妻だった。
エヨンとヒョンソクの結婚式場。エヨンは同じ時間にジェインと結婚式を挙げているドンウを思いながら“あなたも今、嘘の結婚式をあげていますか?”と心の中で話しかけていた。結婚式の前日エヨンは偶然婚約者の恋愛関係を知ってしまったが・・・。
ショックを受け、外の風に当たろうとホテルの外に出てきたエヨンは、ジェインと言い争って同じく外に出てきたドンウと偶然出会った。ちょっとしたアクシデントでホテルの池にはまってしまったドンウとエヨン。このアクシデントで二人は急接近することになる・・・。
6ヶ月後、ドンウたちが暮らす家の隣に、エヨンとヒョンソクが引っ越してきた。ドンウとジェインは、引っ越しの荷物を降ろすエヨンとヒョンソクを見て顔が強ばった。ジェインは動揺しながらも隣の家のエヨンを訪ね、隣人同士仲良く暮しましょうと話す。
朝の出勤時、出勤時間が重なったヒョンソクとドンウ。ドンウの職場までヒョンソクが車で送っていくことに。その夜4人で食事をすることになったのだが、ジェインはヒョンソクに電話をかけ夕食時に余計な話をしないようにとヒョンソクに釘を刺す。
ジェインのおなかの子が自分の子供かも知れないと聞き、ヒョンソクは驚愕する。ジェインのお店から飛び出し、ばったりドンウと会ってしまったヒョンソクは、ジェインをよろしく頼むというとんでもない発言をしてしまう。いつになく飲み過ぎるヒョンソクに対しエヨンはなんだか落ち着かない。
腹痛で苦しむジェインを病院へと運ぶエヨン。ジェインはエヨンに隠れ、ヒョンソクに病院へ来るよう携帯メールを送る。ジェインの姉と一緒にいたヒョンソクは、メッセージを受信し急いで病院へと駆けつけた。エヨンがジェインの状況をドンウへ電話で知らせ戻ろうとしていた時、病院の前にヒョンソクとジェインの姉が駆けつけた。
隣り合わせの家、お互い窓越しに見つめながら電話で話すジェインとヒョンソク。ジェインは二人の関係に終止符を打つため、「愛していない」という言葉を聞かない限り電話を切らないと言い張る。エヨンが一階から上がってくる足音を聞いたヒョンソクは、ジェインに愛していると告白してしまう。
病院で検査を終えたエヨンは医者から他の検査も勧められ不安になる。父親との電話で亡き母と最後に旅行した済州島の花畑に行きたくなったエギョン。そんな中、以前仕事で知り合った年下の男カンチョルが突然現れ、エヨンのことを好きだと告白する。
悪天候でソウルに戻れずホテルにチェックインしたエヨンとドンウ。しかし、このような形で二人の愛を確かめることに躊躇する二人。そんな中、飛行機の運転が再開し、二人はそのままソウルへ向かう。
旅行の一件からエヨンの浮気を疑い、エヨンを尾行するヒョンソク。エヨンの仕事現場をこっそり見ているとドンウが現れた。やはり裏切られたと思っていた矢先、そこへカンチョルまで加わりヒョンソクは状況が理解できずにいた・・・。
ヒョンソクは“青い炎”という言葉が引っかかり、エヨンに何度も真意を尋ねるが答えてもらえない。片や出産前に必ず旅行に出かけるとドンウに言い張るジェインは、夫の代わりにエヨンを妊婦教室に呼び出し、講師から自宅出産の話を聞いたりした。エヨンを諦めきれないチョルは彼女の義兄に、「時間がない」というエヨンの言葉の意味について聞いたが答えてもらえず、なんとなく嫌な予感がするのだった。
エヨンを訪ねてきたチョルは、彼女に体の具合を問い詰めている姿をジェインに見られてしまう。エヨンに受け入れられず、交際中の不倫相手のもめごとで暴行を受けたチョルは再びエヨンの元へ。翌日4人は旅行に出かけるが、ジェインが引っ越しの話を持ちかける。その後、ついに出産の時を迎えた。
子供がB型だと判明し、ヒョンソクとエヨンは衝撃を受ける。謝るばかりで泣き続けるジェインに、父親が誰であれ子供を受け入れると言うドンウ。隣で聞きながらエヨンは胸が苦しい。混乱したヒョンソクも、新生児室の我が子を見るうちに父親としての心が芽生える。
ヒョンソクは隣で暮らす我が子への愛情を抑えることができず、エヨンに自分たちの引越を提案する。エヨンも賛成し、ジェインに伝える。ドンウは子供に愛情を感じながら、他の男の子供であるという事実に悩んでいた。それを見て苦しむヒョンソク。引越前に記念写真を撮ろうと2組の夫婦が集まるが…。
送別会の日、子供の父親が自分であると告白したヒョンソク。自分の気持ちを抑えられず、ジェインを愛していると告げる。そして、エヨンもドヨンウへの気持ちを伝えた。4人の苦しみは、愛のない結婚生活をしようとした自分たちへの罰だと。呆気にとられる4人だったが…。
エヨンと出会った結婚式場の池に飛び込んだドンウ。病院へ駆けつけたエヨンは、命に別状はないと知り、安心する。ジェインに子供を任され、束の間の至福の時間を過ごすヒョンソク。病院で顔を合わせたエヨンとジェインは、互いの結婚について腹を割って話し合う。
エヨンが余命1ヶ月と知ったヒョンソクとジェインは、ドンウを探し出すことを決意する。誕生祝いの品を選ぶうちに子供が恋しくなったドンウ。しかし、久々の家で「戻って」というジェインの手紙を受け取りながらも祝いを置いて去ってしまう。
やっとドンウを見つけたヒョンソクはエヨンに会うよう説得するが、彼を許せないドンウは幸せな家庭を返せと食ってかかった。失望したヒョンソクは諦めようとするが、ジェインは認めない。そして工事現場にいたドンウにエヨンの病気を伝え、会うよう頼む。
目の前で倒れるエヨンをドンウが病院へ運んだ。連絡を受け駆けつけたヒョンソクは彼女の命が残りわずかだとドンウに告げる。これまでエヨンを1人にしたことを悔やむドンウは、意識を取り戻したエヨンに指輪を差し出す。
病魔に疲れ果て自暴自棄になるエヨンを、ドンウは側にいるだけで幸せだと強く抱きしめる。退院の日、1人でエヨンの不運を嘆き泣き叫ぶドンウ。その姿を見たエヨンをさらなる悲しみが襲う。戻ってきたエヨンとドンウに、ジェインとヒョンソクが内緒で準備していた結婚式を贈る。
恋人よ