高校生のイ・ミンソクはアイスホッケー部の花形フォワード。一方、おっちょこちょいな契約社員のチョン・スヨンは、本部長ユ・ジヌに告白するが、あっさり振られショックから泥酔してしまう。学校帰りのミンソクは、バスで泥酔したスヨンにからまれ介抱することに。そんな中ミンソクの元にドイツに住む容姿が瓜二つの兄ヒョンソクから連絡が入り、ヘッドハンティングされた韓国の大企業に自分の身代わりとなって出勤してほしいと頼まれる。悩んだ末、ミンソクは兄のスーツを着て出社し、本部長として勤務することになる。しかしそこには前日遭遇した泥酔女スヨンが勤めていた!失恋のショックを引きずるスヨンを、はじめは応援していたミンソクだったが、次第に彼女の一途な姿に惹かれはじめ…。そして高校生と会社員の二重生活を送っていたミンソクは、スヨンに高校生だということがバレてしまい…。
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イ・ミンソクはプンジン高校アイスホッケー部のエース。同級生のチョン・ユアはミンソクにぞっこんで、毎日しつこく追い回していた。大企業“コンフォ”で契約社員として働くユアの姉スヨンは、同じ会社のユ・ジヌ本部長に密かに思いを寄せていた。ある日、ミンソクの兄ヒョンソクから8年ぶりに帰国すると連絡が入る。
飲み会でジヌにあっけなくフラれてしまい、泥酔するスヨン。ところが、翌朝スヨンはジヌの自宅で目が覚める。昨晩の出来事を振り返り、大失態の数々を思い出すとスヨンは大慌てで部屋を出る。一方、行方が分からないヒョンソクからの電話で、身代わりになってほしいと頼まれたミンソクは、悩んだ末にコンフォへと向かう。
兄に成り済まし、リテールチームの本部長として働くことになったミンソク。有能な若手本部長の着任に女性社員たちが色めき立つ中、ミンソクはバスで見かけたスヨンが部下にいることを知る。その頃、頻繁に学校を抜け出すようになったミンソクを怪しむユアは、携帯電話の位置情報を使って居場所を突き止めようとするが…。
ある日の会議でうっかり発言してしまったミンソク。その意見に興味を示した社長は、コンペでプレゼンするようミンソクに命じる。唯一正体を知るハン専務とキムチーム長は後に引けない事態に、慌ててスヨンをアシスタントにつけて準備を進める。しかし、プレゼン前に出場したアイスホッケーの試合でミンソクに問題が発生する。
ミンソクは、後をつけてきた友人のテソクとドクファンに、兄に成り済まして働いていることを知られてしまう。2人を口止めするため法人カードで派手に遊んでいると、そこにライバル企業“セファ”の副社長から電話がかかってくる。翌々日、ジヌが進める極秘プロジェクトに酷似した企画が、セファから大々的に発表される。
情報流失の出どころを突き止めるため、社内調査が始まる。すると、ユン主任のパソコンから不正アクセスされた履歴が見つかる。ジヌは犯人と決めつけて問いつめるが、ユン主任は断固として否認。強引な事情聴取にミンソクも激しく抗議する。その頃、ユアはようやくこぎ着けたミンソクとの映画デートに胸を躍らせていた。
突然のクビを宣告されたスヨン。契約更新できないよう、ジヌが仕向けたと耳にしたミンソクは、ケンカ腰で詰寄るも相手にされない。音信不通のスヨンが心配なミンソクは、部活を抜け出し捜していると、スヨンは自宅近所のコンビニで働いていた。浮かない顔のスヨンを元気づけたいミンソクは、偶然を装って気分転換に誘う。
自分の秘書として会社に呼び戻そうと、ミンソクはスヨンを強引に会社へ連れていくが、周囲は戸惑うばかり。その後、スヨンのことで密談するキムチーム長とミンソクの会話を立ち聞きしたジヌは、2人が何か企んでいると思い、探りはじめる。秘書になる覚悟を決めたスヨンは張り切って出社するが、初日早々トラブルが発生する。
ジヌの思わせぶりな態度に浮かれ気味のスヨン。その様子に気が気でないミンソクは、思わずスヨンを抱きしめてしまう。突然のことに驚くスヨンは一晩中その理由を考えるが、スヨンのとんだ思い違いにミンソクは慌てて誤解を解くはめに。一方で、顔色が優れないジヌを気遣って、スヨンは手作りのお粥を自宅まで差し入れに行く。
スヨンとジヌの距離が縮まる中、そんな状況が面白くないミンソクは事あるごとに2人の邪魔をする。ジヌの誕生日、スヨンは手料理を振る舞うが、そこでジヌからスパイ行為を頼まれる。しかしスヨンがそれを断ると、ジヌの思いもよらぬ事実と本性を目の当たりにする。悲しみに暮れるスヨンに、ミンソクは自分の思いを告げる。
突然の告白に戸惑うスヨンはミンソクを避けるようになる。それでもミンソクは猛アピールを続けるが、スヨンの頑なな態度に、ついに諦める決心をする。その後、ミンソクは出張と嘘をついて部活の合宿に行くが、それを知らないスヨンは不吉な予知夢を見てミンソクの身を案じる。そこに思いがけないニュースが飛び込んでくる。
お互いの思う気持ちを確かめ合ったミンソクとスヨン。テソクとドクファンは、高校生の身分を隠して付き合うことは大それたことだと心配するが、ミンソクの思いは止まらない。初めて迎える週末、ラブラブの2人は日帰り旅行の計画をする。一方、ジヌはイ・ヒョンソクの入社の裏に何かあると確信し、キムチーム長に近づく。
イ・ヒョンソクの正体を探ろうと、休日にミンソクの使う本部長室に忍び込んだジヌ。そこにヒョンソクからのメールが届くが、キムチーム長と鉢合わせてしまいジヌはチャンスを逃す。ミンソクとスヨンの親密ぶりが気に入らないジヌは、会議中にスヨンに対して意地悪な言動を繰り返し、ミンソクと一触即発の事態になる。
スヨンに避けられてばかりのジヌは、その腹いせからミンソクの嫉妬心を煽るような言葉を次々と並べて、2人は殴り合いのケンカになる。ユアの進路相談の日、学校を訪れたスヨンはテソクらの根回しの甲斐なく、ミンソクと鉢合わせてしまう。ミンソクは必死に釈明するが、ショックが大きいスヨンの心には全く届かずにいた。
姉の恋人がミンソクだと知ったユアも現実を受け止められず、姉妹は大げんかをする。ミンソクはスヨンを呼び出し思いの丈をぶつけるが、スヨンは歳の差や妹のことを思うと素直になれず、ミンソクを受け入れられない。気まずい日々が続く中、年上である自分が身を引くべきだと決心したスヨンは、退職願を出して実家に戻る。
スヨンの実家を訪れていたジヌに激怒するミンソク。しかしスヨンへの思いが強くなるジヌは、ミンソクに堂々と宣戦布告をする。会社に復帰したスヨンに安堵するミンソクだったが、スヨンの一線置いた態度は続いていた。ムシャクシャした気分のまま臨んだ試合で、ミンソクは相手チームの選手とぶつかり病院に運ばれる。
互いの気持ちを再確認したミンソクとスヨン。職場ではスヨンも加わって、キムチーム長とハン専務はミンソクを守るため一致団結する。ある日、スヨンはミンソクの自宅でミンソクの子供の頃の写真を見つける。そして幼少からのアイスホッケーに対する並々ならぬ思いを知り、どうにか選手として復帰出来ないかと思いを巡らせる。
社長とミンソクの養父との関係を調べたジヌは、イ・ヒョンソクの入社の裏には何か魂胆があると予感する。社長はその助言を突っぱねるが、疑念が晴れないジヌはその後も調べを続けて、ついに制服姿のミンソクと対面する。偽者だとバレてしまったことで、ミンソクたちは慌てて今後の対策を練るが、妙案が浮かばずにいた。
ジヌの出方に怯えるミンソクは、スヨンが自分のためにジヌと2人で会っていたことを知り激高する。いっその事、自分から社長に話すと息巻くミンソクをスヨンたちは必死になだめるが、ミンソクの腹の虫は治まらない。そんな中、スヨンはジヌの母親に渡された贈り物を返そうと自宅を訪ねるが、突然ジヌが倒れてしまう。
突然、ミンソクの前に現れた兄ヒョンソク。ミンソクは父の死の真相と復讐計画を知り、戸惑いを隠せない。一方、ヒョンソクの帰国を喜ぶ祖父マンソクは、水族館へ一緒に行く約束をするが、復讐計画で頭がいっぱいのヒョンソクは約束をすっぽかしてしまう。ミンソクは復讐を止めるよう説得を試みるが、兄は聞く耳を持たない。
ついにヒョンソクは復讐計画を実行し、コンフォを倒産の危機に追い込む。ミンソクが偽者だったことも社内に知れ渡り、不穏な空気が立ち込める中、ジヌはミンソクに跪いてヒョンソクへの説得を頼み込む。その頃、マンソクは水族館のお土産をヒョンソクに手渡そうと、ひとりで外出してしまい、行方が分からなくなってしまう。
ミンソクは父の誕生日にスヨンを自宅に招待する。ところが、当日スヨンは親戚から緊急の連絡が入りドタキャンしてしまう。その夜、スヨンは深く謝るが、理由を言わないスヨンにミンソクは一方的に不満をぶつけてその場を立ち去ってしまう。後日、来られなかった理由を知ったミンソクは、スヨンとの年の差を思い知らされる。
ミンソクとの結婚を決意したスヨンは、同僚たちから苦労が目に見える高校生との結婚を考え直すよう言われ、迷いが生じる。それでもミンソクはその思いを受け止めて、改めてプロポーズをする。周囲の応援を受けて少しずつ前進する中、ミンソクを本部長だと思い込んでいるスヨンの母親が正体を知り、結婚に猛反対する。
ナイショの恋していいですか!?