※2019年4月3日(水)スタート!
"夫が人生のすべてだった。あの男(ひと)が現れるまでは..."
何も知らず、ただ一途に夫と娘だけを愛していたコン・スレは、朝から晩までアルバイトを掛け持ち、無名のミュージカル俳優である夫ソ・ボングクを支えていた。そんな妻を煙たがるボングクは、運命的にミュージカル女優のチェ・イギョンと出会う。舞台の練習を重ねていくうちに惹かれ合う2人――。許されない愛に走った結果、2人は交通事故に遭い、イギョンの娘セボムを失うことに。妻の不倫が原因で最愛の娘を失ったことを知ったイギョンの夫パク・チャヌは復讐を誓い、ボングクの妻のスレに近づく。初めは憎悪の念、ただそれだけだった...。チャヌが現れたことにより、それまで夫一筋だったスレの人生は一変する。後ろめたさと葛藤しながらも儚い想いが溢れ出す――。深まる嫉妬の渦に巻き込まれる2組の夫婦の結末は...。
働き者のコン・スレは、無名のミュージカル俳優である夫のボングク、娘のユナ、姑のヨンオク、そして実父のマジュンの5人で暮らしている。一家の家計を支えるため、数々のアルバイトに精を出す日々を過ごしていた。
スレがスーパーの抽選でペア旅行券を当て、一緒に行こうと張り切るヨンオク。しかしマジュンの計らいにより、スレとボングクで旅行に行くことに。旅行先でミュージカル歌手のコンサートが開かれると知ったスレは...。
スレたちの前に、家出して行方知れずだったスレの母・ジョンブンと弟のスゴが現れる。今まで何をしていたのかと問い詰めようとするスレをよそに、ジョンブンはボングクのために用意したケーキを勝手に貪り...。
飲み会の席で酔ったイギョンはトイレに駆け込み、ボングクが介抱する。一方、スレは夜中にこっそりボンヒの作業室で、以前セボムに作ったバッグの生地の余りを使いユナのサブバックを作ろうとするが...。
イギョンが監督にかけ合った結果、週に1回マチネーに出演することが決まったボングクだったが、イギョンが他の俳優と共演することに嫉妬していた。同じ頃、セボムが熱を出し、チャヌは急いで病院へ連れて行くが...。
セボムの誕生日。毎年恒例の家族写真を撮るため、イギョンはセボムと美容室に向かう。何度もかかってくるボングクの電話にようやく出たイギョンは、後部座席で眠るセボムを尻目にボングクを車に乗せ...。
朝早くからウンシルのスカートを直していたスレは、ボングクが交通事故に遭ったと聞いて急いで病院へ向かう。一方、チャヌはイギョンとセボムの手術が終わるのを待っていたが、手術室から出てきた医師に...。
ボングクとイギョンの関係を怪しむジョンアは、興信所に調査を依頼する。セボムの死を告げられ放心状態のまま家に戻るチャヌ。セボムのはしご姫の人形を見つけたデギョンは、家政婦になぜ処分しないのかと怒るが...。
娘が不倫をしていたわけではないと信じたいインソプだったが、ジョンアから証拠の映像があると聞き、頭を抱える。そんな中、示談の交渉をしに事故を起こした相手の妻が現れ、ジョンアはカフェで話を聞くが...。
ボングクがイギョンの事故に関わりがあると知り不倫を疑うスレだったが、二人の他に同乗者がいたことを聞いて胸をなでおろす。ボングクの姉・ボンヒは、ユナに塾用のカバンを渡してもらうためにヨンオクに会うが...。
事故が起きた時になぜすぐに連絡が来なかったのかと、チャヌは怒りに任せてデギョンを問い詰め、事故の原因となった恐ろしい事実を知る。一方、ボングクの公演を成功させたいスレはチケットを買い占めるが...。
ジョンアはイギョンの看病人が知らぬうちに代わっていたことに腹を立てていた。そんな中、復讐に燃えるチャヌはボングクの周辺調査を始め、スレの存在を知る。家まで後をつけると、娘・ユナが塾から戻ってきたが...。
スゴがチケットの入った封筒をボングクのバッグに入れてしまい、スレがチケットを買い占めていたことがバレてしまう。そんな中、オ室長と会ったチャヌは、妻の大事な後輩だという理由でボングクの支援を申し出て...。
ユナのことは必ず相談しろとスレに命じるボンヒ。実の娘が自分の子どもの頃と同様に貧しい環境にいることに責任を感じていた。向かいに住むチャヌの部屋の壁紙を張り替えることになったスレは早速作業を始めるが...。
イギョンの不倫が発覚して以来、初めてチェ家を訪れたチャヌ。インソプは身を滅ぼすことになる復讐は考えないよう諭す。イギョンとの思い出に浸りながら、ボングクは練習室に寝泊まりし公演の練習を続けていたが...。
以前、届けに行った差し入れをボングクが捨てろと言ったと聞き、ショックを受けるスレ。チャヌが壊した弁当箱を見たのをきっかけに涙が溢れ出す。初インタビューを控えたボングクは、不安に苛まれるが...。
ヨンオクのブーツを気に入ったジョンブン。執拗に値段を聞かれ、マジュンからもらったと言えるはずもないヨンオクは、ブーツをあげてしまう。家の前で、チャヌの応答がなく困っていた配達業者に会ったスレは...。
ボングクの公演が幕を開ける。スレは、塾の帰りに道に迷ったユナを探しに向かい、会場に到着できずにいた。公演会場で偶然ボンヒと出くわしたジョンア。話をするうちに、ボングクがボンヒの実の弟と分かり...。
イギョンが目覚めたと聞き、一目散に病院へ向かうボングク。しかし、目の前にいるイギョンの記憶の中から自分が消えたことを知り、ショックを受ける。デギョンから、イギョンが自分を捜していると聞いたチャヌは...。
付き添い人をつける条件で退院の許可が下りたイギョン。セボムの荷物を取りに来たチャヌの車を見つけ、喜んで家に入るがチャヌはいない。一人になりたいと部屋に籠ったイギョンの様子をジョンアが見に行くと...。
イギョンを助けてくれと酒に酔ってチャヌの家を訪れたインソプだったが、チャヌは応じない。チェ家の前に来ていたボングクは、帰ってきたインソプが何度もチャヌの名前を呼ぶ様子を見て、チャヌに連絡するが...。
スレと共にセボムが眠る納骨堂を訪れたチャヌは、帰りの車中で交通事故で娘が亡くなったことを話す。デギョンの指示で、チャン秘書はチャヌのフリをしてイギョンとメールのやりとりをすることになり...。
エージェントとの契約が決まり、スレと話をするため久々に家に戻るボングク。一方、差し入れを渡しに練習室に向かったイギョンは、ついにチャヌを見つける。久々に夫に会い大喜びのイギョンにチャヌは...。
ボングクから離婚してくれと慰謝料を渡されたスレ。深く傷つき放心状態で家路をたどると、偶然チャヌに会う。突然チャヌが出社したことで焦るデギョンは、イギョンとボングクのことをメディアに暴露しようと...。
イギョンとボングクの仲睦まじげな様子を見たウンシルから、イギョンに気を付けろと忠告されたスレ。いてもたってもいられず練習室に向かうと、イギョンの記憶を取り戻したいボングクがイギョンを抱き寄せ...。
ある日、チャヌの家からの水漏れで困っている隣人に遭遇したスレ。チャヌに連絡をすると、代わりに処理をお願いされてしまう。スレとチャヌの関係を疑うジョンブンは、真相を聞くため、チャヌを訪ねるが...。
離婚を阻止するため、スレをカフェに呼び出したボンヒ。同席していたヨンオクは、離婚したらユナとは会わせないとスレを脅す。その頃ジョンブンは、久々に帰宅したボングクから大金の入った通帳を見せられ...。
ジョンブンとボングクがチキン店に行ったと聞いたスレ。ボングクの魂胆を見抜き急いで駆け付けるが、ユナが入院したと電話が入りその場を飛び出す。病室を訪れたボングクはユナの血液型に疑問を感じ...。
慰謝料は要らないと伝えるため、ボングクに会いに行くスレ。しかし、自分に未練があって来たと勘違いしたボングクはスレを一方的に責め立てる。その頃、チェ家ではイギョンが家に戻ってこないと騒ぎになっていて...。
浮気を疑いチャヌの家を訪れたイギョンとジョンア。スレの携帯電話を見つけたイギョンは、チャヌを激しく問い詰める。ボンヒの店に呼ばれたスレはこれが最後だと言いながら仕事をしていると、ボングクも現れ...。
スレとチャヌが裏庭にいるところを見つけたヨンオクは、試験の準備を手伝ってもらっていただけだと説明する二人に対し聞く耳を持たず怒りをぶつける。そして今後チャヌに近づかないとスレに誓わせ...。
スレのはしご姫の人形を見るなり、顔色が変わるチャヌ。駐車場まで連れていかれたスレは1体の人形を見せられる。一方、チャヌから無理やり家の暗証番号を聞き出し、ジョンアと共に中に入ったイギョンは...。
スレの勉強を見る約束をしたチャヌ。家に帰るとイギョンがいたため延期のメールを送るが返事が無く、心ここにあらずの状態に。イギョンの父・インソプとデギョンは、チャヌに執着するイギョンをどうにかしようと...。
お金を持っているはずがないジョンブンがたくさん買い物をしてきたことを不審に思ったスレたち。ボンヒから大金を受け取ったと知られ開き直ったジョンブンは、スレにボンヒの子を押し付けたと大声で騒ぎ始め...。
本当の母親が伯母のボンヒだと知り、ユナはショックのあまり家を飛び出す。スレは急いで後を追うが、見つけることが出来ず途方に暮れる。その頃、イギョンと一緒にいたチャヌの元に、ユナから電話がかかってきて...。
離婚書類に判を押すよう迫るボングクに、二人で裁判所に出向かないと離婚は成立しないと強気な態度をとるスレ。娘を一番に考えるインソプは、様子を見てチャヌかボングクのどちらかを後押しすると宣言し...。
ウンシルの部屋でデザインの公募の準備を始めるスレとチャヌ。その後、二人が仲睦まじげに家に帰る姿を目撃し戸惑ったイギョンは、すぐさまチャヌに電話をかける。しかしチャヌはイギョンを冷たくあしらい...。
イギョンに気付かずスレを車に乗せて走り去るチャヌ。憤慨したイギョンはすぐにチャヌの家に押しかけ、スレとの関係について問い詰める。一方、浮気を疑うヨンオクの厳しい監視の中、スレはこっそり家を抜け出し...。
スレがイギョンに会ったと知ったボングクは、何を話したのかと追及する。イギョンのことしか頭にないボングクに憤りを感じたスレは、ボングクを冷たく突き放し昼食の約束をしていたチャヌに会いに行くが...。
スレが実の母親ではないと知り複雑な心境のユナ。思ってもないことを口にする娘にスレはどれだけユナを大切に思っているかを伝える。一方、仕掛けていた隠しカメラでチャヌがスレを抱き寄せる姿を見たイギョンは...。
スレとの浮気現場を押さえるため、チャヌの家に駆け付けたイギョン。そこでボングクに会い、チャヌが復讐のためにここに越してきたと知る。スレと一緒に帰宅したチャヌは、ボングクとイギョンがいることに気付き...。
チャヌの妻から突然メールでお茶に誘われたスレ。恐る恐る向かいの家を訪ねると、中から出てきたのは夫の不倫相手のイギョンだった。一方、ユナはボンヒの店を訪れ、スレのためにもう一度留学を考えてみると話し...。
チャヌの復讐に協力するため、チャヌの恋人としてふさわしい容姿へと変貌を遂げたスレ。その姿を見たチャヌは驚きが隠せない。ボングクはイギョンのために、スレとチャヌを引き離そうと自宅へ戻るが...。
デザイン公募展の本審査当日。スレが参加すると知ったチャヌは手助けしようと電話をかけるが、自力で乗り切ろうと考えるスレは出ようとしない。イギョンは父・インソプの元を訪れ、スレを落選させるよう訴え...。
デザイン公募展の本審査でイギョンに遭遇したスレ。意外な場所で会ったことに驚くが、そこにチャヌも現れ、チャヌのいる会社が主催だったことを知る。パソコンが苦手で画像資料を用意できなかったスレだったが...。
酔ったイギョンに呼び出され、介抱するボングク。その後一夜を共にするが、翌朝イギョンは人が変わったように冷たい態度を見せる。一方、初出勤に心を躍らせていたスレに会社から採用を保留にすると連絡が入り...。
チャヌと外で会っていたことを必死に弁明するスレだったが、ヨンオクは聞く耳を持たない。ボングクの不倫相手がイギョンだと知ったボンヒは、二人が死ぬほど愛し合ったとしても結ばれないと忠告するが...。
自分のためにチャヌがイギョンの元に戻ると知ったスレ。入社を諦めようとするが、ユナの親権を得るには職の有無が重要だとチャヌに諭される。一方、イギョンはスレの入社を止めてほしいと公演前のボングクを訪れ...。
チャヌとイギョンの渡米を止めようと、チェ家の外で待ち伏せしていたボングク。しかしあっさりとあしらわれてしまい、別の策に出ることに。ボングクの嘘により、互いの身を案じて病院に駆けつけたチャヌとスレは...。
スレが会社で嫌がらせを受けていると知ったチャヌ。元気づけようと、スレを服飾店へ連れて行く。イギョンたちとチャヌたちそれぞれの不倫の証拠写真をネタにイギョンの元看病人・ミジャからゆすられたジョンアは...。
娘・セボムのことを思い出したイギョン。セボムが眠る納骨堂を訪れ、ボングクが殺したのだと言い聞かせる。一方、ジョンブンが企画したホームパーティーに参加していたチャヌは、スレと連絡が取れず不安になり...
ミジャから納骨堂にいるイギョンの写真を見せられたジョンアは、イギョンが今まで記憶をなくした演技をしていたのではと疑う。一方、イギョンはボングクとの記憶を取り戻したことを隠して頼み事をするが...。
これ以上娘・イギョンが苦しまないでほしいと願うインソプは、ユナと共にアメリカに留学してはとスレに提案する。しかしそれをきっぱりと断ったスレは、チャヌに対しては提案を受け入れたことにすると話し...。
ユナと渡米し帰国後の就職先を用意してもらう代わりにチャヌとはきっぱり別れるという取引が、スレとインソプの間でなされたと説明するイギョン。しかし、チャヌはその事実を受け入れようとはせず...。
ボングクは、イギョンのおなかの子のことを問いただそうとチャヌに電話をかけるが、イギョンは慌てて制止する。チャヌを捕まえる最大の武器とも言えるおなかの子を隠そうとするイギョンの態度に、ボングクは...。
ボングクへの復讐のためにチャヌがスレに近付いたと知ったスレの父・マジュン。チャヌから借りている家にいるわけにはいかないと思い、お金を得るために違法賭博に手を出してしまう。しかし、そこに警察が現れ...。
イギョンと離婚しスレと再出発したいと語るチャヌ。それに対しスレは、ユナと自分のためにも会長の提案を受け入れて渡米すると告げる。強く握った手をほどき背を向けたスレをチャヌは見つめることしかできず...。
突然イギョンから妊娠したと知らされ、チャヌは動揺を隠せない。自分の子であるはずがないと確信するチャヌは、本当に自分の子なのかとイギョンに問う。するとイギョンは激昂し、自殺を図ろうとするが...。
イギョンが子どもを産むまでそばにいると決めたチャヌは、胸が張り裂ける思いでスレに別れを告げる。一方、同級生にいじめられたユナが心配でたまらないボンヒは、ユナが留学するまで一緒に暮らすと言い...。
イギョンが子どもを産むまでに、彼女を想って作った歌で成功して一緒になりたいと強く願うボングクは、寝食を忘れて録音室に籠もる。そんなボングクから送られてきた歌を聴いたイギョンは、ボングクに...。
父・マジュンの誕生日を自宅で祝っていたスレたち。すると、スゴが部屋の中に設置されていた監視カメラを見つける。チャヌが設置したのではないとスレは断言するが、疑念を抱いた母・ジョンブンは...。
イギョンが記憶喪失のふりをし続けていたと知り、怒りに震えるチャヌ。厚かましくも許しを請おうとするイギョンに、チャヌの我慢も限界に。その頃、イギョンからスレをたたき潰してくれと言われていたデギョンは...。
ボンヒの命令により、留学するまで自宅待機をさせられているユナは、向かいの家に来ていたチャヌに出くわす。育ての母・スレと実母・ボンヒの間に挟まれ思い悩む、苦しい胸中をチャヌに打ち明けるが...。
デギョンの妨害にあったものの、無事に品評会を終えることができたスレ。インソプとの約束通り、会社を辞めて渡米するとチャヌに別れの挨拶をする。その後チャヌは、イギョンに離婚届を突きつけるが...。
デギョンの操作により品評会の社内投票で最下位だったスレの服が、売り場では圧倒的な人気を得て総投票数一位となる。実力のある社員を辞めさせたとなると会社に悪いイメージがつくのではとインソプは頭を悩ませ...。
チーム長が小細工したことにより、展示会直前に服の修繕をする羽目になったスレ。展示会当日、遅刻を理由にスレの服は売り場の片隅に追いやられる。一方、ユナの実の母がボンヒであると知ったイギョンは...。
自分とチャヌの姉との通話を聞きセボムの死を知ったチャヌの母が、危篤状態に陥ったと知らされたイギョン。チャヌは自分のしたことを許さず、スレの元へ行くだろうという焦燥感でいっぱいになり...。
ユナと二人でニュージーランドへ行くようボンヒから提案されたスレは、留学を楽しみにしているユナのために退職を決意する。しかし、この話には自分を会社から追い出そうと企むイギョンが関係していたことを知り...。
オ室長から呼び出されてカフェにやって来たスレは、ボングクと二人でインタビュー取材を受けることに。一方、イギョンのせいで大切な人を次々と失ったチャヌは、帰国するやいなやイギョンに離婚書類を突きつけ...。
下宿したいという人がいるとジョンブンから連絡を受けたスレ。ご飯を準備して待っていると、そこにしばらく消息不明だったチャヌが現れる。その頃、ボングクと二人で受けたインタビュー記事が世間で話題となり...。
罪のないスレが傷ついているのに耐えかねたチャヌは、ダブル不倫の真相について世間に公表し姿を消す。スレはインソプに呼び出され、ここまで大ごとになった以上、会社にいるのは無理だろうと告げられるが...。
セボムが亡くなった交通事故のことについて弁明するため、記者会見を開いたイギョン。"自分はボングクから一方的なセクハラを受けていた"と涙ながらに嘘をつく。とんだ濡れ衣を着せられたボングクは...。
ヨンオクはチャヌの元を訪れ、息子のボングクがセクハラの疑いをかけられたためにユナがつらい目に遭っていると伝える。そしてボングクの身の潔白を証明するため、事故当時のブラックボックスを渡すよう要求し...。
インソプの頼みで会社のために記者会見をさせられたと主張するイギョン。それを嘘だと見抜いたチャヌは、ボングクからのセクハラは嘘だと発表しなければ、事故当時のブラックボックスを公開すると言い...。
ボンヒは、ジョンアからユナとの親子関係が認められるDNA検査の結果をつきつけられる。自分の立場を守ろうと必死なボンヒは、もし自分とユナの関係をバラしたらイギョンの嘘を暴露すると脅迫し...。
以前、自分のせいで俳優を引退していたウンスから、復帰作の相手役にとオファーを受けたイギョン。ミュージカルへの出演を決め、2人でインタビュー取材を受けていると、ウンスが引退した理由を話すと言い出し...。
イギョンと共に取材を受けていたウンスが、かつて自分もボングクと同じくイギョンにセクハラの濡れ衣を着せられ引退したと暴露する。一方、スレはイタリアのメーカーに提出する作品集を準備するよう指示されるが...。
ジョンアにより、ユナとの親子関係を夫にばらされたボングクの姉・ボンヒ。怒りのあまり、事故当時のブラックボックスの映像をマスコミに送る。一方、作品集の評価が良かったため、正社員に登用されたスレは...。
ボンヒがブラックボックスの映像を流出させ、ボングクからセクハラを受けたというイギョンの発言が嘘だと世間に広まる。イギョンに汚名を着せられないと思ったボングクは、記者の前でセクハラを認める発言をし...。
健康診断での検査の結果、肝臓ガンに侵されていることが発覚したスレ。医師から余命は6ヵ月から1年と告げられ、大きなショックを受ける。その後、部屋に戻りエコー写真を眺めていると、突然ボングクが現れ...。
ボンヒがブラックボックスの映像を流出させたと知ったイギョンは、映像を見た父・インソプが倒れた責任を取るよう責める。一方、ボングクとスレは裁判所での手続きを終え、離婚成立には役所への申告を残すのみで...。
脳梗塞で倒れたインソプは意識を取り戻すが、後遺症により左の手足にマヒが残ってしまう。インソプが倒れたとオ室長から聞いたボングクは病院を訪れる。イギョンに姿を見せないよう病室には入らずにいたが...。
病院からスレが精密検査に来ていないと連絡を受けたボングクは、職場に押しかけスレを外に連れ出し、ガンなのかと問う。一方、イギョンはインソプの病室にお酒を持ち込むほど、アルコールに頼る日々が続き...。
スレの健康診断の結果を知ったデギョンは、チャヌを潰すためにスレの病気を利用しようと企てる。そんな中、次期会長として名乗りを上げるデギョンに対抗するには、チャヌなら勝算があると考えたインソプは...。
スレからガンで余命宣告を受けていることを告白されたボングク。医師からも厳しい状態であると伝えられ、スレをないがしろにしてきた過去の自分を悔い涙を流す。チャヌは、インソプの後押しを受けて会社に復帰し...。
理事会を控えたチャヌの足を引っ張るわけにはいかないと考えたイギョンは、チャヌを裁判所に呼び出し、離婚の手続きを終える。ボングクは、スレがガンであると知ってからスレの体調を気遣うようになり...。
スレを助けるためにドナーを探し始めたボングクは、スレの弟・スゴに、健康診断と称してドナー適合検査を受けさせる。一方、スレの態度が急変したことが信じられないチャヌは、スレの親友・ウンシルを呼び出し...。
スレが倒れ、偶然その場に居合わせたイギョンはスレを病院まで送ることに。しかし、車の中で目を覚ましたスレは家に帰ると言い出す。一方、理事会で義兄の裏金問題をチャヌに暴露されたデギョンは会長の座を逃し...。
スレの治療費を用意するためにボングクは、母・ヨンオクにチキン店はすぐに売れるかと聞く。会話を聞いていたスレの母・ジョンブンは、スレとボングクが復縁したのはスレに借金を背負わせるためだと勘違いし...。
検査入院をすることになったスレ。ボングクに付き添われて家を出ると、チャヌが現れる。突然の二人の復縁宣言を信じられないチャヌは行く手を阻もうとするが、スレはこれから復縁記念の旅行に行くと嘘をつき...。
チャヌが熱を出し、スレは看病をすることに。自分がスレを苦しめているのかというチャヌの問いに、涙を流しながらも黙ってうなずく。一方、インソプからチャヌが上海へ行くと知らされたイギョンは...。
なかなか病気のことを話さないスレを見かねたボングクは、打ち明ける場を作ろうとチキン店に家族を集める。一方、チャヌが上海支社に赴任することを知ったイギョンは、同じく上海支社への赴任を志願し...。
上海へと旅立つ日、チャヌは玄関先で出くわしたボンヒに呼び止められ、スレがお金が必要な状況にあることを知る。一方、ドナー探しに必死なボングクとスゴは、スレの父・マジュンにも検査を受けさせようとするが...。
ついに病気のことを両親に打ち明けたスレ。父・マジュンと母・ジョンブン、義母のヨンオクは大きなショックを受け涙を流す。そんな中、ボングクが自分のデザインをデギョンに渡したのではと疑いを持ったスレは...。
自分が病気になったためにスレと復縁したと誤解されたまま、チャヌが上海へ発ったと知ったボングク。後を追って上海へ発とうとするイギョンを呼び止め、スレの病気のことをチャヌに伝えてほしいと頼み込むが...。
役所への申告を済ませ、離婚の手続きを終えたスレ。感情が高ぶり涙するスレに、ボングクはユナを守るためにも生きろと励ます。その後、家に戻ると荷物を手にしたジョンブンが引っ越すと言って隣の家に入ろうとし...。
自分に病気のことを知らせたくないというスレの意思を尊重したいチャヌは、スレには会わずにいた。チャヌを追いかけて帰国したイギョンは、父・インソプからすぐにでも上海に戻るよう叱責されるが...。
スレのデザインを中国に流出させ会社に打撃を与えるというデギョンのたくらみを知ったボンヒ。デギョンを脅してユナの留学費用をせしめようとしていたが、義父の脱税の罪をなすりつけられるという返り討ちに遭い...。
義父が脱税した罪をデギョンになすりつけられたボンヒは、検察に拘束される。スレはこのままボンヒが刑務所に行くことになったらと考えるとユナが心配で仕方がない。スレを少しでも安心させようと考えたチャヌは...。
ボングクとスレの会話を聞き、ユナはスレが何か悪い病気に侵されていることを知る。そんな中、デギョンは3年以上勤務しなければ休職は認めないと言う会社の規定通り、スレの休職届を受け取らず...。
肝移植の一次検査が通ったチャヌは、スレには内緒で二次検査を受けることに。一方、検察に拘束されているボンヒを釈放させようと必死なヨンオクは、インソプの元を訪れボンヒを助けてほしいと頼み込むが...。
二次検査を受けたチャヌは、肝疾患の陽性反応が出たもののその後の面談で移植に問題はないと言われる。一方、逮捕され事情聴取を受けているボンヒが、自分に逆襲されたと陳述したことを知ったデギョンは...。
移植手術を受けるため入院したスレ。母・ジョンブンがドナーだと信じ込んでいたスレは、看護師の話からドナーが男性だと知り驚く。まさかと思いドナーの病室を捜していると、チャヌの姿を見つけ...。
医師から肝臓に炎症があると手術の延期を言い渡されたチャヌ。しかし一刻も早くスレの命を救いたいチャヌは、自分の身を顧みず手術を進めようとする。一方スレは、イギョンからチャヌの検査結果に異常があったと聞き...。
肝移植をした場合チャヌの身体に問題が起きる可能性があると知ったスレは、手術を中止にするため行方をくらます。ジョンブンたちが必死に捜している頃、スレは刑務所にいるボンヒに会いに行っていて...。
デギョンはデザインを流出させ会社に打撃を与えようとした件で、パク会長から告訴されることを知り、スレに罪をかぶせようとたくらむ。一方、デギョンに濡れ衣を着せられ刑務所にいたボンヒがついに釈放され...。
会社から告訴されたデギョンがデザイン流出未遂の罪をスレにかぶせようとしていると知ったチャヌ。検察で取り調べを受けることになるとスレの病状が悪化するのではと心配し、インソプに告訴の取り下げを訴えるが...。
スレのドナーが一カ月以内に見つからなければチャヌが移植をすると知り、チャヌの身を案じるイギョンは代わりにドナーになるため検査を受ける。一方、スゴからマジュンの様子がおかしいと聞いたジョンブンは...。
出頭要請を受け、検察に出向いたスレは取り調べを受けることに。ボングクが逮捕されることになると知りながらも、スレは心を鬼にしてありのままを話す。帰宅後、自分のために罪を犯したボングクに謝るが...。
スレが肝臓がんに侵されていると知ったユナは、辛い胸の内をチャヌに打ち明ける。一方、検察から呼び出しされたボングクは取り調べを受けることに。チャヌに付き添われて検察に出向くと、そこにデギョンが現れ...。
会社が告訴を取り下げればボングクは逮捕を免れ、社会奉仕の処置で済むことを知った母・ヨンオクは、インソプの元に行き告訴の取り下げを嘆願する。病院からドナーが見つかったと連絡を受けたスレは...。
イギョンは、チャヌが自分の元に戻るという条件でスレに肝移植をすると告げる。スレの命を一刻も早く救いたいチャヌは、迷うことなく提案を受け入れる。手術前日、スレはイギョンと同じ病室に入院することになり...。
ウンシルたちの計らいでチャヌと結婚式を挙げたスレ。幸せをかみしめるスレだったが、急に目の前がぼやけて倒れてしまう。一方、手術を終え眠っていたイギョンは、亡くなった娘・セボムの夢を見て...。
夫が人生のすべてだった。あの男(ひと)が現れるまでは…(全160話)