※2019年4月17日(水)スタート!
子供たちに礼儀作法を教える書堂(ソダン)の師匠であるオ・スンナム(パク・シウン)。幼い頃に両親、弟と生き別れ、事故で記憶を失ったスンナムだったが、書堂を営む夫妻に育てられ、同じく養子として書堂の伯父夫妻のもとで育った夫のチャ・ユミン(チャン・スンジョ)、娘のジュニョンと、明るく生き生きと過ごしていた。しかし、児童精神科医であるユミンは、勤務先の病院理事長から目の敵にされ、パワハラを受ける日々。そんな中、養父である書堂の大師匠チャ・マンピョンが、汚職で自殺したとされるユミンの実父の濡れ衣を晴らそうと動き出す。しかし、その事件にはユミンが働いている病院の親会社が関係していたため、濡れ衣を晴らそうとする養父やスンナムと院内政治との間で板挟みになったユミンは、スンナムたちとぶつかることが多くなり、次第に家を避けるようになっていく。そんな頃、黄龍グループの養女であるファン・セヒ(ハン・スヨン)は親が決めた婚約者を嫌い、ユミンの気を引こうとする。ユミンも彼女を味方だと受け入れ、2人は恋人同士に。ユミンを完全に手に入れるため、あの手この手でスンナムの家庭を壊そうとするセヒに対し、事実を知っても必死で家族を守ろうとするスンナム。しかし、最愛の娘ジュニョンを交通事故で失ってしまったことをきっかけに、スンナムの復讐心は燃え上がり、彼女は変貌していく...。
黄龍物産の女社長ヨン・ソンジュは、幼い娘ソヌと息子ムノを残してアメリカ出張に出かける。父親のジホは子供たちをキャンプに連れていくが、横領発覚を恐れた黄龍物産の部長ファン・ボンチョルがその後を追う。
大雨の中、ジホは車をぶつけて気を失ってしまう。通りがかったカン・ドゥムルはジホを助けようとするが、ボンチョルに一喝されてその場を去る。後日警察に出向いたドゥムルは大雨の日に事故は起きていないと聞かされる。
記憶を失い書堂に引き取られたソヌはスンナムと名付けられ、ユミンと結婚して書堂の師匠となる。一方、ボンチョルはソンジュと再婚し自分の娘セヒを養女に。セヒは黄龍グループ室長となり、病院理事長スンジェと婚約する。
スンジェの女癖を理由に破談を望むセヒ。だが、ボンチョルは「とりあえず結婚して手なずけろ」と悪知恵を吹き込む。セヒは、スンジェの病院の児童精神科センター開院式のプログラムを自分が担当することを思いつく。
大師匠マンピョンの代役として、スンナムが児童精神科センター開院式で講演をすることに。回復したマンピョンはボンチョルのもとを訪れ、23年前に自殺した弟ジュピョンの死の真相について手がかりをつかみたいと訴える。
バーから呼び出しを受けたスンナムはセヒと同じ車に乗って走り去るユミンの姿を目撃。スンナムはユミンを問い詰めるが、ユミンは女どこではないと冷たく突き放す。ところが数日後、ユミンはセヒにつきあわないかと誘われる。
公金横領の疑いをかけられ警察に連行されたスンナム。病院のイメージダウンを気にするスンジェはユミンに事態の収拾を命じ、スンナムは偽の情報を提供した人間を必ず見つけ出すと誓うが、書堂の生徒は激減する。
偽情報を流した犯人が黄龍グループにいると察したスンナムは、ソンジュに会って真相を追及するよう依頼する。一方、スンジェによって江原道の病院に左遷されたユミンは、積賢斎とはもう関わらないと決める。
セヒとの結婚式当日、ユミンに殴られ入院するスンジェ。スンナムは留置場に入れられたユミンの代わりに示談を申し入れるが、スンジェは応じない。一方、破談にしたいと言うセヒに対し、ボンチョルは式を仕切り直すよう命じる。
釈放され家に戻ったユミンは、セヒとの関係を疑うスンナムに「僕はスンジェに利用された」と言い、病院を退職したことを明かす。その頃、ソンジュは23年前に起きたクムピョ建設の火災について調べ始める。
積賢斎で大きな火事が起き、逃げ遅れたセジョンは症状が重く、入院することに。出火の原因が花火であること、出火時にセジョンが倉庫にいたことを聞いたドゥムルは、火事が起きた原因について疑問を抱く。
火事を起こした犯人の疑いをかけられたセジョンは、燃える倉庫で歩き方が変な人物を見かけたことをスンナムに打ち明ける。そんな中、ファランはユミンがセヒの車に乗るところを目撃し、2人の仲を疑い始める。
放火犯は誰なのかをめぐり、積賢斎でユミンとドゥムルが殴り合いのケンカをする。セジョンの潔白を信じるドゥムルは怒りが収まらない。さらにユミンは、ファランに慰謝料を渡したボンチョルを問いただす。
ユミンに会うため積賢斎にセヒがやってくる。酔って絡むセヒをユミンは慌てて積賢斎から連れ出し、ホテルに送って帰宅するが、スンナムはユミンの行動を不審に思う。翌日、セヒはボンチョルに「お見合いをしたい」と告げる。
児童虐待や火災を責められ、閉鎖することになった積賢斎。そんな中、ユミンは書堂と縁を切ることをスンナムに告げ、セヒと手を組むことに。セヒはユミンに黄龍グループの新ブランドの顧問にならないかと提案する。
セヒとの関係をスンナムに明かし、書堂から飛び出すユミン。マンピョンはユミンが黄龍グループと手を組んだとことに気づき、いぶかしがる。一方、ボンチョルはユミンが積賢斎の人間であることから起用に反対する。
マンピョンが急死し、家を出たユミンと連絡がつかないまま葬儀が行われ、ドゥムルはスンナムに手伝いを申し出る。マンピョンを疎んでいたボンチョルは天の助けだと喜び、帳簿の原本を捜すようパク秘書に命じる。
マンピョンが急死したのは直前に言い争った自分のせいだと言い、書堂での居場所を失ったユミン。ファランは、書堂のことは忘れて再出発するようユミンを慰める一方、セヒにユミンを奪い取るようにけしかける。
セヒのコネで黄龍グループのブランド戦略顧問に就任したユミン。セヒとユミンが会社で抱き合う姿を目撃したスンナムはユミンを責めるが、ユミンはセヒに恋愛感情は関係なく、能力を認められたいだけだと突っぱねる。
積賢斎で起きている問題の原因が黄龍グループにあると考えたスンナムはソンジュに問いただしに行く。ソンジュはスンナムがユミンの妻であることを知って驚き、セヒに既婚者との恋は許さないと厳しく叱責する。
ジュニョンの誕生日に久しぶりに積賢斎に戻ったユミン。しかし、セヒもついてきたのを見てスンナムは憤り、セヒに帰るように告げる。誕生会の後、スンナムは離婚届についてユミンに問いただすが、ユミンは知らないと言い張る。
ドゥムルを呼び出したセヒはもう自分を捜さないよう訴え、子供も産んだ覚えはないと言い放つ。セヒの心ない言葉に傷つき酔いつぶれるドゥムル。一方、ユミンは5年前に頓挫したキッズ製品の再生に挑戦したいと申し出る。
セジョンが運ばれた病院で鉢合わせしたスンナムとセヒ。スンナムは、ドゥムルが捜している女性はセヒではないかと問い詰めるが、セヒはシラを切る。一方、ボンチョルはユミンのキッズ製品を失敗させようと策を練る。
キッズ製品は中止の危機に直面し、ユミンは独占契約の破棄をソンジュに直訴する。ソンジュはユミンの失敗は自分の采配ミスだとし、ボンチョルが社長を務める黄龍流通で面倒を見るように言うが、セヒもボンチョルも猛反対する。
ファランがセヒから資金提供を受けて食堂をオープン。愛するユミンのために食堂に投資したというセヒにスンナムは怒りを感じる。一方、黄龍流通の倉庫で働き始めたユミンは、突然ボンチョルに配置換えを言い渡される。
ユミンの部屋で何者かに襲われたセヒ。ボンチョルがユミンに危害を加えるために暴君を送り込んだとこと気づいたセヒは、ボンチョルと対立。これからは父の言いなりになることなく自らの道を進もうと心に誓う。
突然ボンチョルに食品関連業務に携わるように命じられたユミン。無茶な配置換えはボンチョルがユミンを試しているからだと勘づいたセヒは、元医師の強みを生かし、ユミンのイメージを確立させたいとソンジュに訴える。
セヒの目論見が当たり、ユミンの活躍が記事の主役として報じられる。自分とソンジュが注目されなかったと憤慨するボンチョルを、ソンジュは会社のイメージがよくなるなら誰が注目されてもかまわないとかわす。
ファランの食堂に投資した人たちが積賢斎に押しかけ、金を返せとスンナムに詰め寄る。ドゥムルは容疑者はパン・グァンシクで詐欺の前科がある黄龍流通の元社員だと突き止め、スンナムと一緒にグァンシクの家を訪ねる。
ジュニョンが心臓発作を起こし病院に運ばれる。ユミンのマンションを訪れ、セヒと一緒にいるところを見て走り出したのが原因だ。食堂が繁盛すればユミンが戻ってくると思っていたスンナムだが、それは叶わぬ夢だったと嘆く。
スンナムは病院でユミンの肩を抱くセヒの姿を目撃する。詐欺事件はセヒが仕組んだことだとユミンに訴えるが、ユミンは信じない。あきれたスンナムは自由になりたいなら父親の権利は捨てろとユミンに言い放つ。
パンがウソの自白をしたせいで詐欺の共犯者の疑いで警察に連行されるスンナム。セヒはファランにパンのウソは自分の仕業だと打ち明ける。ファランはスンナムをチャ家から追い出すためセヒと手を組むことを誓う。
保釈を手伝う代わりに娘と一緒にチャ家を出るようスンナムに提案するセヒ。スンナムは拒むが、義母のチェ・ボクヒが書堂を処分し保釈金を準備しようとしているのを知り、書堂を守るため取引に応じることにする。
ジュニョンを連れて誰にも知らせず家を出るスンナム。スンナムとの取引が成功しユミンとの結婚が叶うとほくそ笑むセヒ。一方、ユミンとの結婚を反対するボンチョルは、セヒの目論見を止めようと焦り始める。
ジュニョンは無事に保護され積賢斎に戻るが、スンナムは姿を消したまま。ボンチョルがスンナムを連れ去ったのだった。事情を知らないユミンは、ジュニョンを置き去りにしたスンナムの無責任さに腹を立てる。
ドゥムルに救われ、スンナムが積賢斎に戻ってくる。約束どおり家を出ていけと責めるセヒに対し、スンナムはたとえ離婚してもボクヒのために積賢斎に残ると主張。セヒは大事な娘を失って泣くことになると脅す。
スンナムを母親失格だとののしり、積賢斎から出ていくよう通告するユミン。そればかりか、保護命令を申し立ててスンナムから娘を引き離そうとする。スンナムは泣きながら引き止めるジュニョンを置いて積賢斎を去る。
積賢斎を出て居場所がなくなり、サウナに泊まるスンナム。そんな彼女を見かねたドゥムルは自宅に招き弁護士を紹介。ユミンにジュニョンとの接近禁止を言い渡されているスンナムは、娘に会いたくてたまらなくなる。
ソンジュが自宅で準備していたセヒとユミンの婚約発表パーティーは、偶然出張料理人として現れたスンナムと言い争いになり中止に。ボンチョルは、セヒが離婚がまだ成立していないユミンと結婚したがっていることに大反対する。
スンナムの実父ジホの死に関わる帳簿の存在をユミンに突きつけられたボンチョルは、ユミンを身内にして取り込みを図ることに。セヒとの結婚を許す代わり、経営権などの制限を記した婚前誓約書にサインするようユミンに言う。
ユミンはボンチョルが提案した婚前契約書へのサインを承諾し、セヒはユミンを警戒するボンチョルに結婚を認められて喜ぶ。その頃、ソンジュは児童養護施設の紹介記事の写真に生き別れたソヌを見つけ、涙を流す。
ジュニョンを守ってバイクにひかれかけたスンナムを思わず気遣うユミン。それを見たセヒは、ジュニョンこそが結婚の障害だとの思いを強くする。そんな中、ボンチョルがジュニョンを家に招待しようと言いだす。
セヒとボクヒが道路でもみ合ったはずみでジュニョンとボクヒが交通事故に遭い、ジュニョンが即死。現場から逃げだしたセヒは事故のことをまだ知らないユミンを旅行に誘い、ユミン不在の中、ジュニョンの葬儀が行われる。
ジュニョンが眠る納骨堂にやってきたユミンとセヒを激しく責めて追い返すスンナム。一方、事故に自分が関わっていたことを誰も知らないことに気づいたセヒは、証拠隠滅を画策。そこへボクヒが危篤と連絡が入る。
スンナムは事故の日にボクヒを乗せたタクシー運転手に当時のことを尋ねるが、期待した証言は得られず、車載カメラの映像も事故直前で途切れていたことを知り落ち込む。セジョンもまた事故のあと、心を閉ざしていた。
事故で入院していたトラック運転手がかすかに意識を取り戻し、現場にいたのは髪が短い女性だったと証言する。一方、セヒは娘の死にふさぎ込むユミンの姿に、彼が離婚を取りやめるのではないかと焦り始める。
スンナムとドゥムルが一緒にいるところを見たユミンは2人の仲を邪推。すっかりしょうすいし、離婚や仕事について考える気力を失ったユミンに対し、セヒは自分と結婚すれば本社に戻ることができるとそそのかす。
ドゥムルは、自身が営業部長を務めるウンギルフードは黄龍流通と提携しない旨をユミンに伝える。一方、スンナムから離婚裁判に現れなかったことを責められたユミンは、仕事も私生活も窮地に陥ってしまう。
ユミンからセヒとの結婚を告げられたファランは早速両家の顔合わせを提案し、ボンチョル側もこれに同意。翌日、積賢斎で会うことが決まる。一方、セヒは事故現場でなくしたチャームと同じものをオーダーし、偽装工作を図る。
事故現場にいたトラック運転手の転院先を突き止めたスンナムは目撃証言を得られると喜ぶが、それもつかの間、運転手は再び意識不明状態に。そんな中、スンナムは事故現場に落ちていたチャームがセヒのものだと気づく。
ユミンとセヒは結婚式を挙げるが、ユミンの離婚がまだ成立していないことを快く思わないボンチョルは、ユミンに冷たくあたる。さらに、ユミンはスンナムからセヒのチャームが事故現場に落ちていたと聞かされ動揺する。
一命を取り留めたものの記憶を失う可能性があると診断されるボクヒ。セヒはボクヒを積賢斎で引き取るべきだと主張するが、ファランは抵抗する。一方、スンナムはボクヒが自分のことを覚えていないことに戸惑う。
ボクヒに会わせるよう要求するスンナムに対し、ドゥムルを説得すれば会わせてやると言うユミン。条件をのまないスンナムに業を煮やしたユミンは、ドゥムルに提携を直訴。そんな中、ボクヒがソンジュの家にやってくる。
積賢斎へ押しかけセヒへの怒りをぶつけるスンナム。そんなスンナムにドゥムルは、泣きわめくのではなく証拠を集めて相手を追い詰めるのが勝つ道だと説く。スンナムはジュニョンのために復讐することを心に誓う。
黄龍とウンギルフードの業務提携式でドゥムルは黄龍の新規事業への投資を提案。その代わりスンナムを商品企画に参加させたいと言う。ソンジュは猛反対するが、ボンチョルはスンナムを利用してユミンを追い詰めようと考える。
ソンジュはスンナムとドゥムルを食事に招待し、食事中、スープをこぼしたソンジュのためにスンナムは家の中から救急箱を持ってくる。かつてソヌが救急箱を置いた場所をなぜスンナムが知っているのか、ソンジュは不思議に思う。
黄龍を訪れたボクヒはセヒにつかみかかり、セヒが孫を殺したとののしる。事故の記憶が少しずつ戻り始めたのだ。セヒがジュニョンを殺すはずがないというユミンに、スンナムは真相を明らかにすると言い返す。
ヘアケア製品の再生を任されたスンナムはSNSを活用した宣伝を展開。ところが、過去の公金横領や児童虐待が蒸し返され、SNSは炎上。スンナムはセヒの仕業だと推測し、ボンチョルに事態を収拾するよう頼む。
スンナムはドゥムルに、セヒがセジョンの母親であることに気づいていたこと、そして臨月のセヒを助けた過去を打ち明ける。セヒはセジョンが自分を捜し続けていたことを知り涙を流すが、セジョンのことは忘れると心に誓う。
ボクヒはソンジュの家で見つけた幼い頃のスンナムの写真をソンジュに見せる。慌てたように写真を持って立ち去るソンジュ。ソンジュは、昔事件を担当したキム刑事と会い、ソヌの手がかりを捜すよう依頼する。
ヘアケア製品はすでに他社が特許申請済みだと聞いたスンナムは特許使用料を払おうとするが、高額であると知り諦めかける。ところが、ドゥムルが他社はまだ特許申請前であることをつかみ、スンナムに申請するよう伝える。
ユミンから聞いた粉飾決算の帳簿についてボンチョルを問いただすスンナム。弱みを握られ窮地に立たされたボンチョルは、ユミンがキム刑事とコンタクトを取っていることを知り、キム刑事を見つけ出すようパク秘書に命じる。
ボンチョルがスンナムたちを招待した食事会にボクヒがセジョンを連れてやってくる。ボクヒがソンジュに写真を返すよう詰め寄り、修羅場に。積賢斎に戻ったユミンは、マンピョンの代わりにすべてを暴くとボクヒに誓う。
新製品発表会で商品がないという危機も実演で乗り切ったスンナム。その後、ドゥムルが撮影した動画にセヒが製品を隠す一部始終が録画されているのを見たスンナムはこれをソンジュに報告し、セヒの謝罪会見を要求する。
セヒと言い争いになり、思わずセヒが子供を捨てたことを責めるスンナム。それを聞いたユミンはセヒを問いただすが、セヒはスンナムの作り話だとごまかし、キッズ製品の開発でスンナムと対決することを心に誓う。
もはやセヒのことも信じられなくなったユミンは、ソンジュとボンチョルを追い落とすためにセヒを利用することを決意。ソンジュが実子のソヌとムノに再会するのを阻むため、セヒに2人を捜させるよう仕向ける。
ドゥムルとセヒの過去を知ったボンチョルは、ドゥムルとセジョン、ウンギルを自宅に招待する。ドゥムルのほうが黄龍に有利と判断したボンチョルは、ユミンに見切りをつけドゥムルのもとに戻れとセヒに言う。
ドゥムルがスンナムに好意を寄せていると知ったボンチョルは、スンナムがセジョンの母親になるかもしれないと危惧する。一方、セジョンに母性愛を感じないと明言していたセヒは、電話でセジョンの声を聞いて心が揺れ始める。
セヒがセジョンの母親であることを知り大きな衝撃を受けるユミン。子供を利用しようとするセヒに怒ったドゥムルはボンチョルを訪ね、黄龍との提携を破棄する可能性を伝え、セヒをセジョンに近づけるなと訴える。
スンナムへの電話を最後に姿を消したボクヒ。数時間後に家に戻ったボクヒは死んだように眠り続ける。一方、ウンギルとの提携を成功させたいユミンはセヒにドゥムルを説得するよう言い、セヒはドゥムルに会いに行く。
ソンジュの前でセヒの過去を暴露したユミンはソンジュにセヒを許すよう請い、その場をうまく収める。一方、ソンジュはスンナムを呼び出し、黄龍に入ったのはユミンやセヒに復讐をするためだったのかと問い詰める。
ボクヒが眠り続けているのはセヒが飲ませている薬のせいではないかと考え始めたスンナム。相談を受けたドゥムルは専門家に尋ねてみることに。ファランもまたボクヒに薬を飲ませ続けるセヒに疑念を抱き始める。
セヒと2人きりで話したセジョンはセヒの言葉にショックを受け、泣きながら部屋を飛び出す。一方、セヒにもらった薬を飲むのをやめて状態が安定したボクヒは、ジュニョンの事故のことをスンナムに伝えようとする。
事故について語りはじめたボクヒは、ジュニョンが亡くなったのは自分のせいだと泣く。ボクヒの言葉を信じられないスンナムは、セヒの仕業であることを突き止めるため、ドゥムルと共に再調査することを決意する。
ボクヒを必死に捜すスンナムに対し、セヒはこれを機にスンナムの地位も奪おうと画策。翌日、スンナムはドゥムルに説得され出社し、キッズ製品のインタビューの準備をするが、そこへボクヒが病院にいると電話が入る。
セヒが証拠隠滅と偽証教唆で逮捕され、セヒの行動に疑念を抱いていたボンチョルは、マスコミにバレるのを防ぐため、弁護士の手配をやめるよう部下に命じる。弁護士が来ないことにセヒはいらだちを感じる。
セヒはボンチョルに自分にとっての邪魔者はボクヒとパンだと告げ、パンが持っている動画が流出しないよう彼を始末してほしいと頼む。一方、スンナムはセヒがパンらに支払った金の出所を探り、セヒの横領の事実を突き止める。
ガス爆発事故でボクヒを突然失ったスンナムは、深夜に積賢斎に乗り込みユミンを責める。騒ぎを起こして警察に連行されたスンナムは、ボクヒとジュニョンの死は、ユミンとセヒを生かしておいた自分のせいだと自らを責める。
セヒが横領した事実をつかんだスンナムは、それをタテにユミンの昇進撤回とセヒの左遷をソンジュに要求。"復讐の怪物"と化したスンナムはドゥムルに「黄龍を潰す」と宣言し、ドゥムルはそんなスンナムを心配する。
セヒがユミンの子を妊娠したという知らせに怒りがさらに高まるスンナムは、セヒがジュニョンを車に乗せる動画を入手するため、パンとの取引と決める。ドゥムルは反対するが、スンナムは頑として聞かない。
パンを警察に引き渡したスンナムは、動画が入ったUSBでセヒの悪事を暴露し、セヒに復讐しようと誓う。一方、セヒは自分の妊娠が勘違いだったことに気づくが、ウソを突き通して仕事と夫を取り戻そうとたくらむ。
ミョンジャからセヒが泥酔していたと聞いたスンナムは、セヒの妊娠を疑い始める。そんな中、セヒの乱闘動画がネット上で話題となり、ボンチョルはイメージ挽回のため夫婦でトーク番組に出演するよう命令する。
セヒの動画を見たソンジュはセヒを養女にしなければよかったと言い放ち、ボンチョルはあきれかえる。さらに、妊娠がウソだと知ったユミンもセヒをなじる。四面楚歌になったセヒにスンナムはウソを重ねた自分が悪いと言う。
ウンギルがムノではないかと思い始めたセヒは、ウンギルの歯ブラシを持ち出し確認することに。一方、積賢斎が借金のかたに取られていることを知ったソンジュは、積賢斎を買い取る代わりに黄龍から出ていくようスンナムに言う。
ドゥムルが積賢斎のオーナーとして現れ、予想もしなかった展開にみな戸惑う。ドゥムルはスンナムに積賢斎を取り返したいなら黄龍の問題を解決するように言い、スンナムは買い主がドゥムルであったことに安堵する。
密かにDNA検査を行い、セヒがボンチョルの実の娘であると知ったユミン。ボンチョルはユミンの実父を死に追いやった人物。親の仇の娘と結婚していた事実にがく然とするユミンだが、やがて逆境を利用しようとたくらむ。
視力に問題が生じているのを隠しつつ、会長職を守り続けるソンジュ。内部に敵がいることを感じているため、家族にも明かせずにいるのだ。一方、ボンチョルはユミンにスンナムが過ちを犯すようにしむけろと命じる。
非常階段で倒れ救急車で運ばれたソンジュ。スンナムは階段から突き落とした犯人に疑われ、警察に連れていかれる。一方、ユミンはスンナムを黄龍から追放しウンギルフードと手を切るつもりだとセヒに告げる。
ボンチョルはセヒに自分が実の父親であると告げ、黄龍の後継者にすべく強い子に育てたかったと言うが、そんなボンチョルにセヒは激しく反発。ユミンもまた、ボンチョルとセヒの本当の関係をソンジュに告げる。
スンナムはボンチョルの悪事を暴くため視力を失ったソンジュの個人秘書になる。それは、いわばスンナムとソンジュの戦略的提携だった。一方、ボンチョルとユミンはソンジュの会長復帰を阻むための策を練る。
ウンギルの前に生き別れた母であるという女性が現れ、みんな再会を喜ぶが、実はセヒが仕込んだ偽の「母親」だった。そんな中、ウンギルが母と再会したといいう話を聞き、ソンジュも生き別れた子供への思いを募らせる。
ソンジュが意思能力を失ったという虚偽の記事が流れ、会長退任を求める株主が自宅に押しかけてくる。憤るソンジュにボンチョルは株主の意見に従うよう圧力をかける。一方、スンナムはウンギルの「母」を疑い始める。
雲吉山に向かったはずのドゥムルの車が、それとは別方向のダムに沈んでいるのが発見され、スンナムは腑に落ちないものを感じる。自殺説も流れる中、スンナムは遺体が見つからないドゥムルの行方を捜し始める。
セジョンがセヒとドゥムルの子供だと知ったファランは、セヒにだまされたと怒りをぶつける。一方、ボンチョルとセヒの会話を立ち聞きしたユミンは、ソンジュの生き別れた息子はウンギルではないかと勘づく。
親子だったことが判明しウンギルとソンジュは喜び合うが、セヒやボンチョルに邪魔されることを懸念し、しばらく公表しないことに。その頃、ボンチョルはユミンを黄龍流通社長に任命し、ユミンはさらなる野望に燃える。
ドゥムルをかくまうユミンは、ボンチョルに復讐するためにドゥムルを利用しようと考える。そんな中、黄龍の株が暴落。秘密情報が流出し、ドゥムルの失踪にボンチョルが関わっているという噂が流れ始める。
突然現れたドゥムルそっくりの双子の兄リッキー・マーシャルにスンナムとウンギルは戸惑うが、セジョンはパパだと言い張る。ボンチョルはユミンに正体を探るよう命じ、セヒはセジョンの親権を取られるのではと心配する。
スンナム、ソンジュ、ウンギルに正体を明かしたドゥムルは、ユミンと組んでボンチョルを陥れる計画を告白。ボンチョルはリッキーを怪しみつつ手を組むことにするが、セヒはリッキーがドゥムルではないかと疑う。
リッキーの正体を暴くつもりが、逆にユミンとスンナムの仲を疑うセヒ。ボンチョルもユミンを見張るようセヒに命じる。一方、ソンジュはスンナムに救急箱の置き場所を知っていた理由を問い、それはソヌが置いたものだと言う。
スンナムがソヌであることを知ったユミンは、自分の妻の座も黄龍の後継者の座もセヒからスンナムに戻そうと考える。一方、ソンジュとの対立が深まるボンチョルは、セヒの株を買い戻して贈与し、後継者の地位を固めようとする。
よりを戻したいというユミンにあきれつつ突っぱねるスンナム。ユミンはソンジュにもセヒとの離婚を考えていると言い、養子離縁を勧める。セヒはユミンの言葉に激しく抵抗しつつ、あまりのひょう変ぶりに納得がいかない。
スンナムがソヌと知り激しい嫉妬を感じるセヒは、ユミンをつなぎとめるため黄龍を手に入れると誓う。一方、幼い頃の記憶をたどろうとするスンナムは積賢斎にアルバムを取りに行くが、何者かによりすべて剥がされていた。
皆の前で自分はリッキーではないと明かし、ボンチョルのせいで死にかけた事実を暴露するドゥムル。逮捕されたボンチョルは、セヒにユミンと力を合わせて地位を守るよう指示。ソンジュはウンギルに会社を継いでほしいと告げる。
スンナムらはユミンを会長に指名した理由をソンジュに問い詰めるが頑として口を開かず、もう秘書は不要だとスンナムをクビにする。一方、スンナムらの話を盗み聞きしたセヒはボンチョルを陥れたのがユミンと知り、仕返しを誓う。
スンナムにボクヒの死を責められたソンジュは泣いて謝るが、スンナムはそんなソンジュを振り払って家を出る。まんまとスンナムを追い出したセヒはソンジュを見張らせるためファランに一緒に住むよう提案する。
ウンギルに自分がソヌだと告げられても、これまでのソンジュとの確執が思い出されて素直に受け入れられないスンナム。一方、すべてがバレたことを知ったユミンはパク秘書に電話。これを見たセヒはパクが国内にいることを知る。
ドゥムルの言葉に勇気を得て書堂を再開することに決めたスンナム。ファランはセヒと早く離婚し、積賢斎を買い取れとユミンに迫る。その頃、ソンジュはスンナムへの思いを募らせる一方、株式贈与の無効訴訟を決意する。
株式贈与の無効訴訟を阻止するためソンジュを拉致したユミンは、ファランを呼びソンジュを見張るよう指示。その頃、会長宅ではウンギルがソンジュの帰りを待ち続け、ファランは自由に動くためミョンジャの家に転がり込む。
ソンジュの誘拐犯がユミンと分かったスンナムたちは、居場所を突き止めるための作戦を決行。一方、同じく犯人がユミンと知ったセヒはファランの後をつけてソンジュを発見し、ソンジュは香水の匂いでセヒが来たことに気づく。
釈放されたボンチョルはユミンから会社を取り戻すべく役員の取り込みに着手。一方、セヒをおびきだすことには成功したもののソンジュを見つけられなかったスンナムは、社員の話からソンジュが1人で逃げ出したことを知る。
ソンジュを見つけ出したスンナムはこれまでのわだかまりを解いて再会を喜び、これを知らないユミンとセヒは互いに相手を疑う。そんな中、ドゥムルたちは黄龍の誰かが海外の投資会社と接触しているという噂を耳にする。
ソンジュが積賢斎にいることを知ったユミンは先にボンチョルを潰すことを決め、一緒に復讐しようとスンナムに提案。一方、ボンチョルはソンジュが行方不明のうちに株式以外のソンジュの資産を奪おうと考える。
ソンジュが積賢斎にいることを知ったボンチョルはこの隙に黄龍売却を急ぎ、これを知ったドゥムルは23年前の罪を暴いてボンチョルの動きを封じようと考える。そんな中、ユミンが株式贈与契約書を持って積賢斎を訪れる。
株式贈与契約書が偽物だったことが分かり激怒するボンチョル。セヒはボンチョルのせいでソンジュが実子を失ったという言葉に動揺。そんな時、ソンジュ宛にチュ・ギョンファと名乗る女性から電話がかかってくる。
逃亡したボンチョルはセヒに家からある物を持ってくるよう指示するが、セヒはユミンに連れられ死んだ実母と対面したショックで家にこもる。ユミンは自分の目標は達成されたと言い、会長職もウンギルに引き継ぐと言う。
ボンチョルのことが気になりつつもプロポーズを受け入れ、結婚準備を進めるスンナム。一方、ユミンはウンギルを不利な立場に追い込み、会長職に居座ろうと画策。そんな中、ユミンは書斎で見慣れない鍵を見つける。
ボンチョルから逃れたものの、ボンチョルが捜していた金庫の鍵が気になるスンナム。ユミンはセヒに取り入って何の鍵か聞き出そうとする。そんな中、黄龍の帳簿を調べていたドゥムルが不可解な投資を発見する。
またしてもボンチョルを逃がしたスンナムたちは、ユミンが裏金を狙ってわざと逃がしたと推測。鍵を見つけたセヒはボンチョルから金庫の場所を聞きだし、スンナムたちも黄龍物流に怪しいコンテナを見つけ現場に向かう。
ユミンの不可解な行動に不安を感じたスンナムたちは来週式を挙げることに。一方、ユミンがスンナムに再婚を迫ったと聞いたセヒはユミンを問い詰め、ユミンは積賢斎を利用した新規事業で会長の地位を確立しようと考える。
ユミンともみ合い、下に転落したはずのボンチョルが姿を消す。誰もが首をかしげる中、スンナムは積賢斎で開く伝統遊び教室の準備を進め、ユミンはペ議員が推進する文化伝統地区選定事業に20億の協力を約束する。
ドゥムルを釈放させるためユミンとペ議員の癒着の証拠を探すスンナムたちは、ペ議員の娘の絵画をユミンが大量に購入した事実を発見。一方、ユミンがボンチョルの裏金を勝手に使っていると知ったセヒはこれを妨害しようと動く。
ペ議員に賄賂を渡した事実が発覚し、検察に出頭を命じられるユミン。自分は関係ないと涼しい顔をするセヒをいまいましく思いながら逃げ道を探すユミンは、セヒが自分に薬を飲ませて幻覚を起こさせていたことを知る。
スンナムはセヒが家におらず電話もつながらないことを不審に思うが、目前に迫った結婚式の準備に追われる。ユミンはペ議員の入院で調査が延期になり、内密の計画を進める。一方、セヒの身を案じたボンチョルは会長宅へ向かう。
ボンチョルに脅され会長宅にやってきたスンナムとソンジュ。怒りをぶつけるボンチョルにソンジュはボンチョルの父親が残した手紙を見せる。そんな中、黄龍が発表を控えていた新製品と同一の製品がサミョンから発売される。
積賢斎に保護されたセヒは、ユミンが自分を悪者にして株価工作をしたことを知り衝撃を受ける。ユミンのたくらみが黄龍売却だと知ったスンナムはユミンを監禁で通報しようとするが、それにはセヒの証言が必要だと言われる。
金を工面してセヒの株を手に入れ、臨時株主総会を開いて黄龍の売却を宣言しようと考えるユミン。セヒはスンナムに、自分と父親の逃亡を見逃せばユミンの犯罪の証拠を渡すと言う。そんな中、ついに臨時株主総会が開かれる。
黄龍売却の謀略を暴かれてすべてを失ったユミンは、行方をくらまそうとするセヒをつかまえ金を返せと迫る。ユミンがセヒを連れ去るのを見たボンチョルは2人を追いかけ、3人がもみ合うところへトラックが走ってくる。
ボクヒが生きていると聞いたスンナムは手がかりを求めボンチョルの面会に行くが、ボンチョルは話が通じず様子がおかしい。一方、息子の無実を信じるファランは、マンピョンの死をわざとユミンのせいにしたと口を滑らせる。
ボクヒは晴れて積賢斎に戻るが、ユミンがいないと悲しがる。スンナムはボクヒを刑務所に連れていき、ボクヒを見たユミンは激しく動揺する。その頃、積賢斎ではウンギルとユナが交際宣言。焦ったドゥムルは来週式を挙げると言う。
超悪女を相手にどん底からの復讐を誓う!!(全129話)