※2017年1月4日(水)スタート!国立科学捜査研究院を舞台に、偏屈だが有能な法医学官と猪突猛進型の新米女性医学官コンビが様々な事件の真実を明かしていく、韓国で初めて法医学を扱った本格メディカルサスペンスドラマ。連続殺人事件や猟奇殺人事件など緊張感溢れるストーリーが展開する。事件を隠ぺいする権力社会に立ち向かっていく姿、コンビで難事件、怪事件を解決していく様は、最後まで目が離せない。
パク・シニャンとチョン・グァンリョルの演技対決も話題に。また、キム・アジュンとパク・シニャンが絶妙なコンビネーションを見せている。そのほか、チョン・ギョウンなどが出演。
そして、日本でも人気のアイドルグループ「超新星」が、物語の発端となる殺人事件のエピソードでカメオ出演!事件の当事者であるアイドルグループに扮し、劇中では舞台パフォーマンスも披露。メンバーの中でも演技経験の豊富なゴニルが"死体演技"にも挑戦。ファン必見のレア映像となっている。
ある晩、人気アイドルグループ「ヴォイス」の公演中に、リードボーカル、ソ・ユニョンの遺体が楽屋で発見される。警察庁科学捜査班の新米検視官コ・ダギョンは初めての現場検証に意気込むが、有力な物証を見つけられず、その死は謎に包まれていた。死因究明のため遺体は国立科学捜査研究院(科捜研)に回され、天才法医官として知られるユン・ジフンが解剖を担当することに。
一方で刑事チェ・イハンは聞き込み捜査をする中、ユニョンの恋人カン・ソヨンの存在を知る。そして解剖手術当日、検察の圧力により執刀医が急遽ジフンとは犬猿の仲であるサンムン大学法医学学科長イ・ミョンハンに変更される。裏で陰謀が働いていることを察したジフンは…。
ユニョンの遺体を略奪したジフンは偶然来合わせたダギョンを助手に解剖を行い、気道から青い繊維を摘出。ユニョンの死因を窒息による他殺と断定する。だがその矢先、ユニョンのスタイリストが青酸カリによる殺害を自白。ジフンの検視結果と食い違うことから、検察の命令によりミョンハンのもとで再検視が行われることに。
そんな中、供述に疑いを抱き、真犯人の手がかりを得ようと事件現場の監視カメラ映像を調べるジフン。事件の真相を明かしたいダギョンもジフンに協力を申し出る。2人は映像の中から青いクッションの入った紙袋を持った犯人らしき女性を見つけ出すが、確証を得ることはできない。そして、ミョンハンは検視結果を青酸カリ中毒死と発表する。
科捜研の院長ビョンドがユニョンの遺体を再検視することになるが、解剖直前にミョンハンが現れ、ビョンドにソ・ユニョン殺害事件の真相を明かす。そして、今回と同じように巨額の金が裏で動いた20年前の事件について、事実が暴露されてもいいかとビョンドを脅迫する。ビョンドは検視の結果、ミョンハンの判断が正しいと下し、責任を取って院長の座を退くことに。
一方、検死官の実情に絶望したダギョンは、検死官を辞めることを決意。法医官の仕事に後悔はないと語るジフンの言葉を聞き、ダギョンは法医官になろうと心に決める。そんな中、ミョンハンは科捜研の新しい院長に就任、ジフンは南部分院に左遷されてしまう。そして、1年後…。
新任法医官として南部分院にやってきたダギョンは、ジフンにソ殺害事件の証拠品である青い繊維を見せ、事件をもう一度調べ直そうと告げる。無謀なダギョンに呆れつつも、心動かされるジフン。ジフンもまた事件の真相をつかむことを諦めてはいなかった。そんな中、1体の遺体が運ばれてくる。解剖を任されたダギョンだが、死因がわからずジフンに聞くことに。それが保険金目的の自殺とわかりショックを受けるが、その家族に死者が家族を思ってしたことだと話していたジフンの行動を知り、感動するダギョン。一方、科捜研本院ではミョンハンがひき逃げ事故による遺体の解剖を執刀。同じ頃、南部分院でもジフンがひき逃げ事故死の遺体を解剖する…。
ジフンは紫外線照射により遺体に残った車両のエンブレム跡を見つけ、ひき逃げは故意に行われた他殺だと判断。犯人が被害者を動けないようにして轢いたと推察し、被害者の血液検査をすることに。一方、ミョンハンが解剖した遺体にも同じく車両のエンブレム跡が見つかるが、ミョンハンは単純な事故と見て処理する。そんな中、再び同じ地域でひき逃げ事件が発生。刑事イハンは連続放火事件の捜査上で一連のひき逃げ事件のことを知り、検事ウジンに連続殺人事件の可能性を話す。事件の担当検事となったウジンから、解剖したひき逃げ事故の遺体が他殺である可能性を指摘されたミョンハンは、それがジフンによる所見とわかり愕然となる。
遺体に残されたエンブレムと同じものがついた加害車両が発見。さらに、同じ現場で4体の白骨遺体が見つかり、連続殺人事件として捜査本部が設置されることに。検察に呼ばれたミョンハンは検視を誤ったのは自分のミスで、他殺を見抜いたのは科捜研のジフンだと主張し、科捜研の権威を守ろうとする。そんな中、事件の有力な容疑者が捕まり、殺害を自白する。一方、ダギョンは事件現場を捜査中に自分の肩に触れた人物が真犯人だと確信し、ジフンにDNA鑑定を依頼する。軽く流すジフンだが、犯人は左利きだというダギョンの証言と食い違い容疑者が右利きだとわかり、DNA鑑定を急ぐ。また、イハンは連続放火事件とひき逃げ殺人事件の関連性に気づく。
連続殺人犯のスヒョンに監禁され、必死で逃げようとするダギョン。助けに向かったジフンが、すんでのところで現場に駆けつけ、ダギョンを救い出す。そして、ジフンはダギョンの妹も同じような事件で亡くなったことを知る。連続殺人事件を解明した功績により、ジフンとダギョンは本院に戻されることに。だが、ミョンハンはジフンにここでは勝手なマネはするなと警告、2人は牽制し合う。そして、ミョンハンは時期大統領の有力候補であるカン議員と密会。アメリカとの関係維持のため、米兵が起こした銃撃殺人事件の極秘処理、検視のねつ造を依頼される。そんな中、ジフンはダギョンとともに韓国人の白骨遺体の剖検のため、日本に向かうことに。
白骨遺体の資料を入手したジフンとダギョンは、遺体の発見現場に向かい、身元の手がかりを追って朝鮮人学校の校長のもとを訪ねる。さらに、骨の痕跡から結核を患っていた人物だろうとジフンは推察する。校長は学生時代にかばったことのある女子学生だったのではと思い出す。だが、詳細が思い出せず、遺体は身元不明として葬られる。一方、イハンは銃撃事件の容疑者として手配中の暴力団員キムの行方を捜すことに。そして、キムの友人で事件現場にいたという組員から、キムは被害者で犯人は米兵だと聞く。この話が嘘だと思えないイハンはウジンに話し、ジフンに捜査協力を頼もうと提案する。そのジフンはかつての恋人ウジンとの思い出を絶とうとしていた。
カン議員の娘ソヨンに遭遇したジフンとダギョンは彼女がソ事件の犯人と気づき、追いかけるが見失ってしまう。そして、必ず真実を明かすと心に誓う。そんな中、ダギョンはイハンから暴力団の銃撃事件について捜査協力を依頼される。ジフンもまた銃撃事件の検視結果に疑問を抱く同僚から話を聞き、解剖したチュを問いただす。事件現場に足を運び、そこでウジンに出会うジフン。ソ事件で圧力をかけられたことを非難するジフンに、ウジンは後悔していると詫び、この事件では真相を明かしたいと話す。協力して現場検証した2人は、残された血痕からキムも被害者だったとつかむ。一方、ダギョンとイハンはキムを見つけるが、すでに亡くなっており…。
無断解剖により解任されたダギョンを科捜研に戻すため、ジフンは銃撃事件の確かな証拠を見つけようとするが、行き詰まってしまう。そんなジフンにビョンドは、基本に戻れと助言する。一方、ウジンは元上司で最高検のチェ検事を訪ね、銃撃事件の事実を隠蔽する同僚検事の告発を相談する。権力に背けば立場を危うくすることになる覚悟を決めたウジンに、チェは確かな証拠を突き止めるよう告げる。ジフンは、無実をはらせなかった罪悪感から解剖恐怖症に苛まされるダギョンを引き連れ、銃撃事件の現場を再検証する。そして、ダギョンの粘り強い捜査から新たな血痕を発見。米兵が犯人である確証を得る。ウジンとイハンもまた容疑者の割り出しに成功し…。
ある大企業の幹部3人が連続で死亡する事件が発生する。事件の担当検事となったウジンのもとには、捜査発令を受けたイハンがやってくる。2人は転落死した遺体の解剖に立ち会いに向かうが、解剖を担当するのはジフンとダギョンだった。ウジンから3件の連続変死事件について聞いたジフンは、それらが亡父と同じ会社の人間と知り、動揺する。20年前の事故で父の解剖を担当したビョンドに父の死について問い、20年前の事件を調べ始める。一方、ダギョンとイハンは同じ会社の女性社員を訪ね、彼女から20年前にも似た事件があったことを聞く。だが、その女性社員も急死。彼女が亡くなる前に会っていたチョン社長と事件との関連を怪しむ。
ビョンドの自殺の衝撃に打ちひしがれていたジフンは、死の前にミョンハンがビョンドを訪ねていたことを知り、ミョンハンを問いつめる。秘密を語らぬミョンハンに、ジフンは20年前の事件もビョンドの自殺の謎も解き明かすと言い放つ。現場に戻ったジフンは20年前の事件と似た連続変死事件の新たな犠牲者である女性社員の解剖を執刀。検死の結果、神経毒による中毒死と推察する。一方、4人の被害者が所属していた山岳会のメンバー、チュロンに接触したウジンは、彼らがチョン社長を脅していた事実を知る。そんな中、ジフンは殺害に使われた毒物を突き止めるため、20年前の被害者の遺体を解剖する。そして、ビョンドの隠された秘密に辿り着く…。
検察市民委員会で証人として現れたジフンはダギョンの証言を覆し、死因を自然死と証言、チョン社長は不起訴となる。ビョンドの秘密を守るため本意を曲げたジフンに、ミョンハンは科捜研の権威を守ってくれた礼を言うが、ジフンは連続変死事件の解明自体は諦めていないと話す。そんなジフンを信じ、付いていくダギョン。ジフンは5人目の犠牲者の様子がおかしいことに注目し、違う毒物を使ったと推察する。だが、毒物を特定した矢先、亡くなった女性社員の婚約者チョロンがチョン社長を道連れにして死亡。ジフンは犠牲者を出した罪悪感に囚われてしまう。そんな中、マスコミがソ事件の真犯人を巡って騒ぎ出し、刑務所のいる身代わりの犯人スジョンは...。
ある村で老人の遺体を発見したジフンとダギョン。だが、遺体は自然死で、貧しい村の人々が生命保険を目的に死亡届を偽っていたことがわかる。ジフンは彼らの様子から近くの工場による汚染の中毒症を察し、彼らは保障金により生活が守られることに。ダギョンは改めてジフンに科捜研に戻ってほしいと言うが、法医官を辞める決意が固いジフンは最後にソ事件だけは解決させたいと話す。だがその頃、刑務所にいたスジョンが事故死。ウジンからスジョンの剖検を依頼されたジフンは感電死と判断する。さらに、イハンはスジョンが残した手帳を入手。ソ事件はソヨンらによる共謀と判明する。ジフンたちはスジョンの無罪を明かすため、証拠探しに乗り出すが...。
犯人とされていたスジョンの潔白が証明され、ウジンはソ事件の再捜査に着手する。ジフンは辞表を提出し、そんなジフンにミョンハンは、これ以上ソ事件に介入するなと言うが、ジフンは真実を明らかにする意思を告げ返す。ダギョンの懸命な説得も聞き入れず、科捜研を出ていくジフン。そんな中、通り魔による殺害事件が発生。解剖を担当することになったダギョンは遺体の傷跡を見て、5年前に起きた妹の事件を重ねる。彼女の妹も同じように頭部を金づちで殴られ、植物状態となったのだった。一方、ジフンはソ事件の真相を知るチョンが事故死したことを知る。さらに、事件のもう1人の証人であるチュから連絡を受け、会いに向かったジフンだが...。
チュの遺体を解剖したジフンは、死因を窒息死による他殺で、死亡推定時刻は午後7時ごろと判断する。一方、イハンは現場となったホテルの防犯カメラ映像を調べる中、同じ時間帯にソヨンの姿を発見し、犯人と確信する。検察では担当検事のウジンが、スヨンをチュ事件の容疑者と公式発表するが、同じ頃、科捜研ではミョンハンが、チュの死因は窒息死だが死亡推定時刻は午後11時ごろだという公式見解を発表。死亡時刻を巡り、公開討論会が行われることに。そして、ミョンハンの論が過半数多数で支持される。また、ダギョンが担当した通り魔事件でも、死亡推定時刻のアリバイが成立し、容疑者ホジンは釈放。彼を妹の事件の犯人と確信するダギョンは...。
ジフンはソヨンの部屋から、ソ事件の凶器と疑われる青いクッションを見つけ出す。ダギョンが所持する証拠サンプルの青い繊維との照合を急ぐが、ダギョンはなかなか現れない。その頃、ダギョンはミョンハンから、サンプルと引き換えに妹の心臓移植を確約するという取引を持ちかけられていた。心が揺れつつも、サンプルを守ったダギョンを優しく抱き締めるジフン。だが、照合の結果、現物とサンプルの○○は一致せず、事件の真相を明かす証拠は何もなくなってしまう。絶望に暮れるジフンたち。実は、ミョンハンが裏でサンプルを入れ替えさせていたのだった。そして、1カ月後。ダギョンや警察がホジンをマークする中、再び通り魔殺害事件が発生し...。
イハンに会いにやってきたウジンは、通り魔による投打事件の被害者になってしまう。ウジンが倒れているのを発見したイハンは、近所のコンビニでバイト中だったホジンを現行犯で逮捕。だが、ホジンは何も知らないと言うばかり。一方、ジフンの捜査により、ホジンが書いていたゲームのシナリオと一連の通り魔事件のターゲットが一致することが判明。シナリオ通りの殺人事件がさらに起きるが、検死のため現場を訪れたジフンは、ホジンが拘束されていることから事件には共犯者がいるとイハンに伝える。新たな殺人事件を防ぐため、ジフンはミョンハンに2つの遺体の解剖を依頼。ミョンハンの協力により犯人の特徴が判明し、ある人物が浮かびあがる...。
ジフンとダギョンはホジンのパソコンから出てきたファイルを調べる中、ゲームのシナリオの最終ミッションが両親の殺害だと知る。犯行を察してホジンの自宅に向かった2人は、両親を殺そうとするホジンを発見。そこにイハンが現れ、犯行を阻止するため銃を発砲。ホジンは最後に、ダギョンに向かって妹の事件を自白する。ダギョンの父の招待を受け、ジフンはダギョンの家に。そこで偶然、ソ事件の証拠品である監視カメラのテープの半焼した残骸を見つける。ムンスがそれを持っていたと聞き、ジフンはダギョンとともに訪ねるが、ムンスは他に証拠品はないの一点張り。しかし罪悪感に苦しむムンスは、テープのコピーをジフンに渡そうと決意し...。
ダギョンがジフンの自宅を訪ねると、そこには暗闇の中、倒れているジフンが。ダギョンは駐車場でソヨンの車を見かけたことを思い出し、彼女が犯人だとウジンに話す。そして、科捜研には1体の遺体が届く。遺体を奪い、解剖に臨むダギョン。ミョンハンは、ジフンから近々ある事件に関する遺体が運ばれてくると告げられていたことを思い出す。皆に死者への礼儀を守るよう話し、解剖を見守るミョンハン。そして、検死の結果、ダギョンは死因をソ事件と同じ鼻口閉鎖による窒息死で他殺と判断する。一方、イハンはジフンの自宅を捜索。壁に飾られた額の裏に仕込まれた隠しカメラを発見する。そこには事件の真相を明かす衝撃の映像が映されていた。
サイン