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韓国ドラマ

韓国ドラマ
笑ってトンヘ
ストーリー
あらすじ

※2020年8月19日(水)スタート!
アメリカで育ったスピードスケートショートトラック選手のトンへは、試合のために初めて親の故郷である韓国へ行くことを決意するが、今回は試合とは別に目的があった。それは、6年前にアメリカで出会い結婚の約束をした恋人のセワと今後の話をするためだった。その頃、新人アナウンサーとして奮闘中のセワは、最近トンへとの価値観のずれを感じていた。トンヘを愛しているが、発達障害を持つ彼の母アンナの存在が気になり結婚となると彼の不十分な条件に自分の人生をかけることができなかった。一方、家の借金を背負ってホテルの厨房で働いていたボンイは、友人であるセワに頼まれトンヘを空港へ出迎えに行く。そこで、トンへとトラブルになったせいで仕事を失い、トンへに恨みを抱くようになる。

第1話「トンヘ、韓国へ」

ホテルの調理部で働くボンイは結納の日、婚約者の母親に突然破談を告げられ失意のどん底に。その友人で放送局アナウンサーのセワは、米国にいるスケート選手の恋人トンヘ(カール・レイカー)が韓国に来ると知り心をときめかすが、ホテルの御曹司ドジンに交際を迫られる。選手団にないしょで知能に障害を持つ母親アンナを同じ飛行機に乗せたトンへだが、アンナの微笑が誤解を招き、トンへは飛行機の中で事件に巻き込まれる。

第2話「生き別れた娘」

ボンイの母ソノクは、家族を破滅に追い込んだ放送局のアナウンサー局長キム・ジュンを偶然見かけ、怒りに体を震わせる。花形アナウンサーの座を夢見るセワは、父親の七光りで他人が抜てきされたことを知り失望、ホテルのバーに行くとそこにはドジンが。一方、無事韓国についたトンへだが、空港に1人残してきた母親アンナを見知らぬ女が連れ去ろうとしているのを発見、2人の乗ったバスを追いかけて車内に乗り込むが...

第3話「無断外泊」

ホテルの女社長ヘスクはカメリアホテル会長夫人のマルソンから生き別れた娘を捜すよう依頼される。無事にソウルへ着いたトンへだが、アンナが自分を捨てた夫に未練を募らせていることを知って心を痛める。ホテルのバーで飲みすぎたセワは意識を失い、ドジンの世話でホテルの一室に寝かされる。セワの無断外泊を知った母親スルニョは大騒ぎ。翌朝、セワはドジンと部屋を出るところを親友のボンイに目撃されて...

第4話「アレルギー騒動」

セワの無断外泊に気が動転した母親のスルニョは警察署へ出かけるが、そこでボンイの叔父ピルチェに出会って恋心をくすぐられる。セワはトンへとのデートを楽しむが、ボンイの調理ミスから留守番中の母アンナが食物アレルギーで倒れてしまう。連絡を受けたトンヘは病院へ急行、ボンイをクビにしろとドジンに迫る。一方、カメリアホテル会長夫妻は生き別れになった娘ドンベクにも食物アレルギーがあったことを思い出し...

第5話「ボンイの嘆き」

約束の時間に遅れてキム・ジュン局長にしかられたセワ。会社を辞めろと言われて「家族捜しの番組にトンヘが出演する」とうそをついてしまう。だがトンヘに出演を断られ、二人の仲は険悪に。そんな時ドジンから連絡を受けたセワは、彼に会うためホテルに向かう。土下座までしてトンヘに許しを乞い処分の軽減を約束してもらったボンイだが、待っていたのは解雇の連絡。怒り心頭のボンイはトンへとアンナの客室に押しかける。

第6話「告白されて」

何とか解雇を免れたボンイだが、練習中のトンヘに代わってアンナの面倒を見るハメに。ボンイの母ソノクはスルニョとケンカ、借金を返すと豪語するが、当てにしていた積立預金をカンジェが使ってしまい窮地に陥る。一方、車を受け取りに行ったセワはドジンがホテルの社長令息だと知って驚くが、正式に愛を告白されて当惑する。そんな中アンナは、テレビ出演を拒否したトンヘに代わって家族捜し番組に出ることを決意するが...

第7話「家族捜し」

大事な預金を夫カンジェに使われたソノクは借金を返せず、スルニョから家の掃除を命じられる。セヨンの部屋を掃除するが、そこでは息子のテフンとセヨンが映像チャットでデートの真っ最中だった。トンへはセワと仲直りしてデートを楽しむが、ふとしたことから母アンナが家族捜し番組に出演することを放送直前に知る。怒りを抑えきれずテレビ局に向かうトンヘ。テレビの前でソノクとスルニョが見守る中、現場に押しかけたトンへは...

第8話「交際がバレちゃった!」

家族捜し番組に飛び入りしたトンへはカメラの前で父親への憎しみをぶちまけ、番組をメチャクチャにしてしまう。プロデューサーから叱られて失意のどん底に落ちたセワだが、ドジンはそんな彼女を優しく慰める。一方、セヨンに恋人がいると確信した母スルニョはセヨンを尾行するが、行き着いた先はテフンのアパート。そして栄養食を届けに来たテフンの母ソノクがアパートを訪れると、そこにはデート中のテフンとセヨンが。

第9話「ドジンの正体」

両家の母親にデート現場を目撃されたテフンとセヨンは家に連れ戻される。トンへは放送局での行動をわびるためセワに会うが、セワの心変わりを知ってがく然とするが、心をつなぎとめようとプロポーズを決心、ボンイに助力を要請する。放送事故の責任を取ってセワは番組を降板させられるが、納得できないセワはキム・ジュン局長の家に押しかける。だがそこで見たものは、局長と一緒の家族写真に写ったドジンの姿だった。

第10話「心変わり」

愛を貫きたいセヨンは家出してテフンの家に身を寄せる。スルニョはさっそく連れ戻しに行くが、ソノクの辛らつな言葉に独り身の寂しさを感じ、悲しみのあまり家を飛び出してしまう。一方、ドジンがキム・ジュン局長の息子であることを知ったセワの心は打算的な誘惑に負け、ドジンの優しさとトンヘへの愛の間で激しく揺れ動く。そしてプロポーズの日。期待に胸を膨らませたトンヘに対して、セワは一方的に別れを告げる。

第11話「スルニョの恋」

ホテルに戻ったトンへはアンナに本当のことを告げられず、放送局へ謝りに行くがすげなく追い返される。ソノクは夫カンジェの説得に心を動かされてテフンとセヨンを許そうとするが、家に戻ったセヨンを迎えたスルニョはセヨンの反省のない態度に失望し、書置きを残して姿を消してしまう。亡き夫の墓の前で悲嘆に暮れるスルニョ。そこに亡妻の墓参りに来たピルチェが通りかかる。一方、セワの気持ちを確かめたいトンへは放送局に推しかけて...

第12話「冷たくされて」

墓参りでピルチェに再開したスルニョは猛然とラブコールを送るが、ピルチェに冷たくあしらわれる。セワにストーカー呼ばわりされて放送局を追い出されたトンへは、大会に優勝してセワの心を取り戻すことを誓う。アンナは1人でセワの元を訪れて説得するが、ドジンに傾いたセワの気持ちを覆せなかった。セワはアンナを乗せて車でホテルに向かうが、アンナの存在をドジンに知られたくないセワは途中でアンナを車から降ろしてしまう。

第13話「身代わり」

何とかアンナを捜し出したトンへとボンイ。ボンイは反省の色を見せないセワをたしなめるが、逆にセワを怒らせてしまう。ソノクとスルニョはテフンとセヨンの結婚を認めるが、新居や式場の問題を巡って新たな火種が。セワの心をつかんだドジンは交際を認めてもらうため母ヘスクにセワを紹介しようとするが、当日ホテルに出向いたセワは自分の不注意から車にひかれそうになる。偶然それを目撃したトンへは思わず道路に飛び出して...

第14話「パンツの呪い」

セワの身代わりになったトンへは病院で手術を受けるが意識不明の重体に。そして病院に付き添ったセワは約束をすっぽかし、ドジンの母ヘスクを怒らせてしまう。司法試験の当日、テフンはセヨンが作った魔法のパンツをはいて出かける。緊張のあまり便意をもよおしたテフンだが、パンツが小さすぎて脱げず大ピンチに... 一方、約束を破ったことをドジンに責められたセワは、ついにトンへの存在をドジンに打ち明ける。

第15話「最終通告」

トイレに駆け込んだテフンはパンツが脱げず、結局試験を諦めるハメに。生命の危機を脱したトンへは意識を取り戻すが、医師から選手生命が絶たれたことを告げられ絶望に陥る。ドジンに本当のことを話せず1人悩むセワだが、ドジンに見合いの話が進んでいるのを知ってついに心を決める。ボンイを呼び出したセワは、今後は自分の欲望に忠実に生きることを伝え、トンヘに手切れ金を渡すことで2人の関係を終わらせようとするが...

第16話「諦めきれずに」

試験を受けられなかったテフンはセヨンに一部始終を話すが、合格を信じて疑わない母ソノクには告白できず悶々とする。ドジンの努力で改めてヘスクと会うことになったセワは、自分の印象をよくするために策略を巡らせてヘスクに近づく。一方、選手団から外されて韓国に取り残されたトンへはセワの心変わりを信じず、慰めに来たボンイに暴言を浴びせる。怒ったボンイは預かった金をぶちまけ、セワの背信をトンヘに伝える。

第17話「セワへの未練」

首尾よくドジンの母親ヘスクとの初対面を済ませたセワは、ドジンの純情を逆手にとって改めて愛を告白させ、ドジンの心をつかむ。テフンとセヨンの結婚の日が近づき結納が交わされるが、セヨンの家から結納返しがないことにソノクは不満を募らせる。そして2人の結婚式の日。約束を破って会いに来なかったセワを心配したトンへは結婚式場へ出かけるが、突然の来訪に腹を立てたセワは仲直りの条件としてアンナを捨てることをトンヘに迫る。

第18話「帰ろう、米国へ」

改めて別れを告げられたトンへはセワを追いかけるが、セワに突き飛ばされて花屋のガラスを割り、警察に連行されてしまう。無事に結婚式を終えてホテルに投宿したテフンとセヨンだが、テフンの不用意なひと言がセヨンは激怒させ、結婚初日から大ゲンカに。警察署に駆けつけたボンイとアンナは刑事から示談をしなければトンへが検察に送られると聞き、何とか話をまとめてトンヘを救い出す。だが釈放されたトンへは韓国を去ることを決意し...

第19話「ジェームスを見かけて」

部屋を追い出されたテフンは風邪をひき、セヨンは新婚早々からソノクに叱られる。ドジンの見合い話をボンイから聞いたセワは焦るが、またも一計を案じて有名バレリーナへのインタビューに成功、ドジンの母親ヘスクの信頼を取り戻す。トンへとアンナが帰国することを知ったボンイは寂しさを隠せない。そして帰国当日。アンナはホテルのロビーで偶然に、かつての恋人でありトンへの父親でもあるジェームスを見かけて...

第20話「まだ見ぬ父親の幻」

一度は帰国を決意したトンへは、悲しみに暮れるアンナを見てジェームスを捜すことを決意する。ドジンの家に招待されたセワは父親のキム・ジュンに会う。驚いたフリをするセワだが、以前この家を訪れたことを覚えていた家政婦から声をかけられ窮地に陥る。一方、ホテルのリストラで失職の危機を迎えたボンイは食材を購入するため父カンジェとともに市場を訪れるが、カンジェを見かけたトンへは、カンジェがジェームスだと誤解する。

第21話「秘密がバレちゃった!」

金と旅券を無くしたトンへとアンナは地下鉄駅の構内で一夜を明かすがアンナが風邪をひき、偶然会ったボンイがアンナを家で預かることに。司法試験を受けられなかったことをソンイに知られたテフンとセヨンは固く口止めするが、ソンイの日記を読んだソノクに秘密を知られてしまう。一方、警察署を訪れたスルニョはピルチェと酒を飲み泥酔、警察署の宿直室で同宿してしまう。そしてジェームスを捜すトンへはついにカンジェの家を突き止める。

第22話「最悪の出会い」

ソンイの日記を読んで秘密を知ったソノクは、2人を追い出して下宿生をとることを決意する。セワに外泊をとがめられたスルニョは自分の不注意で車の追突事故を起こすが、相手はなんとドジンの母親ヘスク。何も知らないスルニョはヘスクに暴言を吐いてしまう。カンジェに家族がいると知ってショックを受けたトンヘだが、ボンイに説得されて再びカンジェの家を訪れる。家の前で出会ったソノクに下宿を希望していると勘違いされたトンへは...

第23話「トンへ、下宿生になる」

トンへはカンジェの家に下宿することになり、スルニョは家を追い出されたテフンを婿養子にすると宣言、怒ったソノクは家を飛び出してしまう。ホテルでアンナとトラブルを起こしたことが報道され、ドジンはトンへとアンナに謝罪するが、トンへはホテル側の好意を拒否してドジンとの仲は一触即発に。一方トンへは、カンジェが父親だという確かな証拠をつかむために留守中を狙ってカンジェの部屋を調べる。だがその最中にピルチェが帰宅して...

第24話「親子鑑定」

ソノクのとりなしで何とかその場を収めたトンへだが、ピルチェはトンへの行動に疑いを抱く。警察署で示談を済ませたスルニョとヘスクは子供たちが恋人同士だと知らずに口ゲンカして険悪な仲に。施設慰問に出かけたキム・ジュンは途中でヘスクと口論し、ヘスクを残して1人で帰宅、ヘスクは行方不明になってしまう。仲むつまじいカンジェ夫婦を見てトンへは復讐を誓うが、そんな時親子鑑定の結果を知らせる電話を受ける。

第25話「アンナの災難」

ヘスクはドジンに助け出され家に戻るが、キム・ジュンのつれない態度に怒って離婚を切り出す。キムチ作りをセヨンが手伝わなかったことに腹を立てたソノクは強引にセヨンを呼び出し、スルニョとの仲はますます険悪に。おかげでテフンとセヨンは別居するハメになる。一方トンへはDNA検査の結果カンジェが父親でないことを知ってこれまでのことを謝罪しすべてを告白するが、健康ランドに1人残されたアンナに魔の手が伸びる。

第26話「捜索」

テフンはセヨンが病気だと聞いてスルニョの家を訪れるが、逆に説得を受けて実家の家族を捨てることを約束させられる。アンナへの想いを捨てられずニューヨーク行きを志願したキム・ジュンだが、親友に説得されてヘスクとやり直すことを決意する。一目ぼれした相手がトンへの母親だと知ったピルチェは健康ランドに乗り込み犯人の1人を捕まえるが、それを知らないトンへはカメリアホテルに押しかけてヘスクに母親の捜索を依頼する。

第27話「監視カメラの人物」

アンナを連れ去った犯人は逮捕されて事件は解決、トンへとアンナはカンジェの家で暮らすことになる。セワの恋人がホテルの後継者であると知ったスルニョは手のひらを返したようにテフンに冷たく当たる。そして両家の顔合わせの日。待っていたのはスルニョがあれほど罵倒した交通事故の相手だった。一方トンへはヘスクの好意でカメリアホテルの監視カメラ映像を調べるが、そこに映っていたのはドジンの父親キム・ジュンだった。

第28話「招かれざる客との再会」

両家の顔合わせでスルニョは、ドジンの母親が交通事故の相手だと知り驚く。ヘスクは結婚に反対するが、親子の縁を切るというスルニョの言葉を受け入れてドジンとセワの結婚を認める。ボンイは再試験で調理の腕前が認められ、とりあえずリストラを免れることに。トンへは仕事先が決まらずカンジェの仕事を手伝っているが、ある日スルニョの家に白菜を配達することになる。ちょうど家にいたセワは、米国に帰ったはずのトンへの姿を見て...

第29話「見習い調理師誕生」

部屋に隠れてその場をやりすごしたセワ。トンヘが帰国せずにいると知ってボンイの家を訪れ、トンヘを追い出すよう迫るがボンイは拒否、2人の対立は決定的になる。ヘスクはトンヘをホテルに呼び、エレベーター騒動のお礼にカメリアホテル調理部の入社テストを受けるよう提案する。だがトンへはテストに遅刻、夢は閉ざされたかに見えたが、キム・ジュンの夜食用に作った弁当が評価され、研修生として働くことになる。

第30話「セワの婚約」

研修生としてカメリアホテルの厨房で働くことになったトンへ。出勤初日からドジンの嫌がらせを受け、さらには正式採用に向けて難題を突きつけられる。ヘスクは夫キム・ジュンの誕生パーティーでドジンとセワの結婚を正式に発表することを決める。パーティー当日、トンヘは料理長からパーティー会場に料理を運ぶことを命じられる。何も知らないトンヘが会場に行くと、そこにはドジンの婚約者として脚光を浴びているセワの姿が...

第31話「再出発」

セワとドジンの結婚発表を見たトンへはすべてを知って絶望のどん底に陥るが、ボンイやカンジェの励ましで過去を忘れ、料理対決で優勝して父親を捜すことを心に誓う。ピルチェからアンナを遠ざけたいスルニョは、アンナを美容院の雑用係に雇って監視することに。一方、トンヘがヘスクのお気に入りだと知ったセワはトンヘをホテルから追い出すことを決意、嫌がるアンナを無理やり連れ出して2人で米国に帰ることを強要する。

第32話「嫌がらせ」

ヘスクに優遇されるトンヘに憎しみを燃やすドジンは、職場から追い出すために納豆汁の調理テストをトンヘに課す。セワはトンヘを米国に帰すために工作するが、自宅でアンナと通話中、偶然帰ってきたスルニョに話を聞かれ、トンへとの過去を知られてしまう。一方、トンへとドジンは屋上で口論の最中に戸締りをされて家に帰れなくなる。心配したアンナはホテルに向かうが、やはりドジンを心配したキム・ジュンがホテルに現れて...

第33話「接近遭遇」

セワの過去を知ったスルニョはトンへとアンナに敵意を抱き、2人をボンイの家から追い出して帰国させようと実力行使に出る。居間で食事中のボンイの家に忍び込むが、トンへの部屋には調理テストで使う大事な自家製の納豆が... キム・ジュンはホテルの屋上に閉じ込められたトンへとドジンを救い出したあと、病院で偶然にアンナを見かける。見間違いだと思ったキム・ジュンだが、古い友人から放送局でアンナを見たと聞いて驚がくする。

第34話「ハーモニカの行方」

自家製の納豆をスルニョに台なしにされたトンへは規定の人数分を作れずに不合格となり、最終テストに運命をかけることに。セワの悩みを聞いたスルニョはトンへとボンイに憎しみを募らせるが、2人の会話を立ち聞きしたセヨンに過去の恋人の存在を知られてしまう。ホテルでトンヘを待つアンナはスルニョと鉢合わせしてもみ合いになり、ジェームスのハーモニカを落としてしまうが、アンナの行方を追うキム・ジュンがそのハーモニカを手に入れて...

第35話「密告」

ハーモニカを手に入れたキム・ジュンはアンナを捜すが、行方は依然として知れずキム・ジュンの焦りは深まる。そんな夫の行動に不審を抱いたヘスクは書斎の引き出しに隠された秘密を探ろうとする。結婚式が近づきセワの過去を固く口止めするスルニョだが、とうとうテフンにまで秘密を知られてしまう。一方、トンへはボンイの助力もあって見事最終テストに合格するが、トンへの身上書に何かを発見したセワはこれを密告、出入国管理局の職員がボンイの家を訪れる。

第36話「帰国」

トンへとアンナは出入国管理局の調査を受けるが、アンナの韓国で生まれたことを証明する書類がなく米国に戻ることになる。トンへたちのビザ問題を通報したのはセワだとにらんだボンイはドジンにすべてを話そうとするが、セワに邪魔されて失敗する。一方キム・ジュンは最後の望みをかけてニューヨークへ飛び、アンナの消息をたどろうとする。そしてトンヘたちが帰国する日の朝。なんとキム・ジュンが同じ飛行機に乗り合わせて...

第37話「再び韓国へ」

トンヘとアンナが米国に去って2か月。結婚式を目前に控えたセワにとって気がかりなのはボンイの存在。手作りののり巻きに難癖をつけられたボンイは慶州に左遷される危機に陥る。キム・ジュンはアンナを忘れてヘスクとやり直すことを決意、2人で居酒屋へ行くが、そこで居合わせたピルチェとトラブルを起こす。一方、のり巻きの一件がセワの仕業だと知ったボンイは結婚式場に乗り込むが、そこで出会ったのはなんとトンヘだった。

第38話「キム・ジュン宅での出来事」

セワの結婚式の途中でセヨンは産気づき、双子を無事に出産する。トンへはカメリアホテルへの就職が正式に決まり、アンナとともに再びボンイの家で下宿することに。ボンイはトンへの手助けもあって慶州行きを免れ、料理対決への出演に闘志を燃やす。新婚旅行から戻ったセワはヘスクの家に戻るが、白菜の配達に来たトンへの姿を見て驚く。家の外でトンヘといがみ合うセワだが、その姿を帰宅したキム・ジュンに目撃されて...

第39話「身勝手な誤解」

セワはトンヘをなじり、韓国へ戻ったのは自分に復讐するためだと誤解する。ピルチェはアンナに携帯電話をプレゼントするが、同じものを買ったスルニョが電話を取り違え、ピルチェはスルニョをデートに誘うハメに。一方、セワの行動に不審を抱いたキム・ジュンはセワとトンへの過去を探り始めるが、セワの手料理を試食するために向かったホテルの厨房でセワとトンへの会話を偶然聞いて、2人がかつて恋人同士だったことを知る。

第40話「恋のライバル出現」

トンへとの会話を聞かれたセワは必死に弁解するが、キム・ジュンは耳を貸そうとしない。悩んだキム・ジュンは、弁当を届けに来たトンヘにセワとの過去を問いただす。アンナを呼び出したつもりのピルチェだが、映画館に現れたのはなんとスルニョ。愛を告白されたピルチェは頭を抱える。一方、副料理長として慶州ホテルから異動してきたユジンがカメリアホテルに現れ、トンへとボンイにとって新たな悩みの種が生まれる。

第41話「キム・ジュンの怒り」

キム・ジュンの怒りは収まらず、トンヘはセワとの過去を告白させられたうえ、弁当の配達を断られる。一方、手伝いに行った先がキム・ジュンの家だと知らないソノクは、家政婦からセワとその家族の内情を探りはじめる。そんな中、雑誌のインタビュー中に身を呈してドジンを救ったセワはヘスクを感動させるが、それを見たキム・ジュンはトンヘを呼び出し、ホテルの仕事を辞めるよう強要する。トンへはホテルで働く目的が父親捜しだとキム・ジュンに告げるが...

第42話「アンナ、キム・ジュン宅へ」

キム・ジュンの辞職強要を拒否したトンへは、料理対決で優勝できなかったら辞めることを約束させられる。ボンイは新しく赴任したユジンがトンヘに親しく接するのが不安でたまらない。キム・ジュンの家で総菜作りを手伝うソノクは、家政婦がしばらく休むと聞いてアンナをつれていくことにする。料理対決の司会者選考から外されたセワはキム・ジュンに直訴して選考に加えてもらうよう頼み込むが、トンへの話をしているところをヘスクに立ち聞きされる。

第43話「ピルチェ・スキャンダル」

ヘスクにトンへとの過去を立ち聞きされ、何とかその場を取り繕ったキム・ジュンとセワ。だがヘスクの心では2人への疑念が小さな炎を燃やしはじめる。子供の世話を押しつけられたスルニョはそれを口実にピルチェを呼び出すが、ピルチェは子供に服を汚されてパジャマに着替える。そこへトンへやボンイたちが現れて... 一方、キム・ジュンの家で働くことになったアンナはヘスクと再会するが、ヘスクの体調を案じたキム・ジュンが予想外に早く帰宅して...

第44話「ハーモニカの謎」

キム・ジュンの家で働きはじめたソノクとアンナは、ふとしたことからセワと知り合いであることをヘスクに知られてしまう。ピルチェはスルニョとの関係を必死に否定するが、家族はスルニョのウソを信じ込みボンイの家は大騒ぎに。キム・ジュンに忘れられない女性がいることを知ったセワは、かすかな疑念を感じてキム・ジュンの書斎に忍び込む。そこで目にしたものは、かつてアンナが持っていた「K・J」の文字が刻まれたハーモニカだった。

第45話「レシピ盗用疑惑」

アンナのハーモニカと写真を持ち出したセワはアンナを問い詰めて、トンへの父親がキム・ジュンだと知ってショックを受ける。心痛で寝込んだスルニョを見舞ったピルチェだが、スルニョに抱きつかれているところをテフンとセヨンに目撃されますます窮地に。レシピの盗用疑惑をかけられたトンへとボンイは、料理長の計らいで新しいレシピを作ることを条件に料理対決の予選への参加を許される。そしてキム・ジュンとアンナが会場に向かう中、予選が始まって...

第46話「1次予選、合格」

セワにレシピを盗まれるというトラブルを乗り越えトンへとボンイは1次予選に合格するが、ユジンから「トンヘにプロポーズする」と聞かされたボンイは心配を募らせる。セワは持ち出したハーモニカと写真をわざと別の引き出しに戻すが、それが再びキム・ジュンの疑念を呼び起こす。そんなある日、ホテルでセワに出会ったトンへはレシピ流出の一件を問いただすがセワはとぼけて口論になり、偶然通りかかったドジンがその光景を目撃する。

第47話「キスしちゃった!」

ボンイはユジンに誘い出されたトンヘを尾行するが気づかれ、酒の勢いにかられてトンヘにキスしてしまう。セワはソノクとアンナが家政婦として家に出入りしていることを知り、アンナをだまして仕事を辞めることを約束させるが、アンナは階段から落ちて足をけがしてしまう。セワはスルニョに電話してアンナを家に帰すよう頼むが、セワの家を訪れたスルニョはソノクと口論に。そこへキム・ジュンが帰ってきて、ソノクは家の主人が彼であることを知ってしまう。

第48話「ソノクの悲しみ」

事情を知ったソノクは激怒し、自分が作ったキムチを床にぶちまけキム・ジュンの家をあとにする。キム・ジュンとアンナの鉢合わせを何とか防いだセワはヘスクからきつく叱られるが、料理番組の司会者に選ばれ、トンへとボンイをホテルから追い出すことにますます執念を燃やす。一方、ソノクの取り乱しぶりを気にかけたヘスクは白菜の納品問題を円満に解決しようとカンジェの家を訪ねるが、その途中セワとアンナが話しているところを家の近くで目撃して...

第49話「セワの過去」

ヘスクはカンジェの家を訪れるが、逆に話がこじれて両家の関係は最悪になる。ボンイはドジンの嫌がらせを受けるが、ホテルの仕事を続けることを決意し、料理対決での優勝を改めて心に誓う。そしてアンナはヘスクに誘われ、同じホテルで働くことに。ドジンは友人との酒の席でセワの男性関係を話題にされてケンカになるが、再びホテルを訪れたその友人からセワがかつてニューヨークで恋人と一緒に暮らしていたと聞かされショックを受ける。

第50話「疑惑」

セワの昔の噂を聞かされてドジンは悩むが、さらにレシピ流出騒動の黒幕がセワだと知り、セワへの疑念は深まるばかり。ある晩セワの携帯電話を調べたところ、そこにはトンへとの通信記録が残っていた。電話をかけてみたドジンは、他人のはずのセワとトンヘが通話を繰り返していたことに驚く。そして法事の準備でセワの実家を訪れたとき、ドジンはテフンとセヨンの会話を偶然聞いて、セワがかつて米国で恋人と6年間同居していた事実を知ってしまう。

第51話「焦燥」

アンナはカメリアホテルで働きはじめ、料理対決の2次予選はいよいよあさってに迫る。テフンたちの話を聞いたドジンは焦りを募らせ、トンヘやボンイにつらく当たってしまう。そんな中、テレビ局の取材チームがホテルを訪れるが、プロデューサーがトンへの経歴に興味を持ち、セワの不安は一層強まる。一方セワの過去を探るドジンは噂の出どころである男に会い、彼の口からセワが留学生のとき、スケート選手と交際していたことを聞かされる。

第52話「亀裂」

セワにかつて同居する恋人がいたことが明らかになり、トンへとの仲を疑うドジンとセワとの間には決定的なヒビが入る。おかげでスルニョは亡夫の法事を行えず、1人で酔いつぶれるハメに。翌日、再びホテルを訪れた取材陣を前にしてユジンはトンヘへの愛を告白してボンイをあきれさせる。その様子を聞いていたドジンはユジンを訪ね、セワの留学時代の話を聞き出すが、彼女の口から聞かされたのは「トンへの恋人はユン・セワ」との言葉だった。

第53話「憎悪」

セワとの過去をドジンに知られたトンへはセワを呼び出し、すべてを打ち明けて許しを請うよう勧めるが、ドジンの愛を失いたくないセワは最後までウソをつき通すことを決意する。だがドジンはセワの説得に耳を貸さず、セワとトンヘへの憎悪をたぎらせる。そして2次予選の日。ドジンは出勤したトンヘを待ち伏せし、屋上へと連れていく。2次予選の開始が迫る中、ドジンは無抵抗のトンヘを殴りつけるが、落ちてきた荷物が頭に当たり意識を失ってしまう。

第54話「疑いの視線」

ドジンの行方を捜していたキム・ジュンは病院に駆けつけ、付き添っていたトンヘを激しく責める。ドジンの様子を心配したヘスクはドジンとセワを問いつめるが、釈然とした答えを得られないまま疑いを募らせる。一方、ホテルに急行したトンへはユジンの機転で予選開始に間に合い、かろうじて2次予選を通過する。だがキム・ジュンはトンヘを呼び出し、ドジンの前から姿を消すことを強要。そこへドジンが現れて、トンヘを手元に置くことを宣言するが...

第55話「それぞれの事情」

セヨンは子供をカンジェとソノクに預けたまま友達と飲み歩き、帰ってきたところをソノクに見つかって大目玉。スルニョは警察署に押しかけ、自分がピルチェの恋人であることをアピール。そして料理対決のホテル内決勝に進出したトンへとボンイだが、なんと決勝戦は個人戦に。それぞれがあわただしい動きを見せる中、セワの悩みはますます深まる。心痛で体調を崩したセワは電話でスルニョに助けを求めるが、その話をヘスクに立ち聞きされて...

第56話「ピルチェの再プロポーズ」

昔の恋人の存在をヘスクに知られたことでセワの周囲に波紋が広がり、体を壊したセワは実家に戻るよう命じられる。だが実家ではセヨンの失敗にソノクが怒り、子供たちを家に連れ帰ってしまう。一方ピルチェは家族の前でアンナに愛を告白し、一家は大騒ぎに。そしてキム・ジュンのニュース番組復帰が決まり、セワはますます窮地に陥る。そんな中、ホテルで働くアンナと鉢合わせしたセワはアンナを問い詰めるが、その様子をまたしてもヘスクに目撃されてしまう。

第57話「追い詰められて」

決勝戦を控えて新メニューの開発に余念がないトンヘ。だが報復に執念を燃やすドジンはトンヘを奉仕活動の派遣要員にして厨房の仕事をさせないよう工作する。実家に帰されたセワはドジンを説得しようと手を尽くすが、ドジンは耳を貸そうとしない。進退窮まったセワはついに、トンへの父親がキム・ジュンであることをスルニョに告白する。一方、セワの話に不審を抱いたヘスクはセワの過去を探り、セワとトンヘがニューヨークで同居していた事実を突き止める。

第58話「ヘスクの怒り」

セワとトンヘが恋人同士だったと知ったヘスクはアンナを呼び出して2人の仲を確かめようとするが、セワを恐れるアンナはジェームスを捜せなくなると思って口を閉ざしてしまう。そこへボンイが現れてすべてを告白、自分がだまされていたと知ったヘスクは怒りに震える。その矛先はトンヘにも向けられ、彼は当分の間自宅謹慎を命じられる。怒りの収まらないヘスクはさらに、自宅にあったセワの荷物を実家に送り返し、電話に出たセワにドジンと別れるよう告げる。

第59話「逆襲」

アンナはトンへの今後を案じてヘスクに会い、ホテルの仕事を続けられるよう訴える。アンナの真心に心を打たれたヘスクはトンヘが奉仕活動する現場を訪れるが、そこでもセワと鉢合わせに。怒り心頭のヘスクはドジンとの別れを覚悟するようセワに告げるが、過去の恋愛は離婚事由にならないと聞いたセワは今まで提出していなかった結婚届を出し、荷物を嫁ぎ先に送り返す。そして堂々と嫁ぎ先に乗り込み、帰宅したヘスクとドジンを出迎える。

第60話「愛の告白」

嫁ぎ先に戻ったセワは家族の冷たい視線にさらされながらも居座りを決め、家族の誤解を解くためトンヘにストーカー役を演じるよう頼み込むが拒否される。キム・ジュンのニュース復帰が近づき、セワを案じたスルニョはアンナに金を渡して韓国を出るよう強要する。一方、これ以上ヘスクやセワを苦しめたくないトンへはホテルを辞めてアンナと2人で暮らすことを決意し、辞職願を手に社長室に向かうが、エレベーターの中でボンイから愛を告白されて...

第61話「ジェームスの手がかり」

ヘスクへの恩をあだで返したことを悩むトンへは辞職願を提出するが、ヘスクとドジンの思惑が絡んで辞表は受理されず、トンへとアンナは仕事を続けることになる。セワを信じられないヘスクはスルニョを呼び出して居座るセワを実家に戻すよう強要するが、セワは一計を案じて新聞記者を家に連れて帰り、ヘスクの計画を妨害する。一方、スルニョがうっかり口を滑らせたことで、トンへはキム・ジュンとジェームスのつながりに関心を抱く。

第62話「追跡」

派手な格好で仕事に出たセヨンはスルニョの怒りを買い、家を追い出されテフンの実家に転がり込む。トンへはボンイの告白に感謝しながらも、周囲への遠慮から返事を保留して2人の仲は険悪に。ドジンのためにもセワを追い出したヘスクはわざとセワに冷たく接し、裏ではセワ親子のアラ探しを始める。トンへはキム・ジュンとジェームスの関係をセワに尋ねるが、セワはシラを切り通す。キム・ジュンから直接話を聞こうと、トンヘはホテルに来た彼を追いかけるが...

第63話「アンナとの接触」

キム・ジュンがホテルにいると知ったセワはスルニョに電話して、アンナをキム・ジュンに近づけないよう頼む。ホテルに来たスルニョはアンナを部屋に閉じ込めて危うく難を逃れるが、アンナを救いに来たピルチェに嫌われ絶望の底に。ヘスクはセワに、ドジンの心を取り戻せなければ1か月後に離婚するよう念書を書かせる。トンへに「聞きたいことがある」と言われたキム・ジュンはなぜか胸が騒ぎ、トンヘに電話をかける。だがその電話をアンナが受けて...

第64話「接近」

トンへはボンイが好きだと打ち明け、自分が一人前になるまで待つよう説得、2人は無事仲直りする。キム・ジュンとトンへの接触を恐れるセワは、キム・ジュンの携帯電話から一切の連絡を拒否するメールを送りトンヘをけん制する。そして時は大みそか。家族の食事会でホテルを訪れたキム・ジュンはエレベーターに乗り込むアンナの姿をかいま見る。さらに通りかかったボンイから「アンナさん」と電話で話す声を聞いたキム・ジュンはアンナの存在を確信する。

第65話「再会」

新しい年を迎えてトンへとボンイは決意も新たに料理対決の決勝に臨むが、トンヘを脱落させることに執念を燃やすドジンはもう1つの課題を突きつける。会場でアンナとキム・ジュンが顔を合わせるのを恐れたセワはスルニョを呼び出し、スルニョは嫌がるアンナをコーヒーショップに連れ出す。スルニョがトイレに行ったすきに店を出たアンナは道に迷ってさまよい歩くが、車で通りかかったキム・ジュンがそれを発見。追跡の末に2人は運命の再会を果たす。

第66話「トンヘ、優勝」

ドジンの妨害工作にも負けず、トンへは見事料理対決で優勝を飾る。一方、ジェームスに再会したアンナは感激と興奮のあまり意識を失ってしまう。アンナを病院に運び込んだキム・ジュンだが、会議の時間が迫ったため昏睡状態のアンナを残して病院をあとにする。目覚めたアンナから連絡を受けたボンイは病院に駆けつけアンナを家に連れて帰るが、再び病院を訪れアンナの退院を知ったキム・ジュンは看護婦からイ・ボンイの名を聞きつけて...

第67話「女たちの傷心」

セワの悪事に手を貸したスルニョは良心がとがめ、心痛で倒れてしまう。偶然通りかかったピルチェはスルニョを家に連れて帰るが、エプロン姿で食事の世話をしているところにテフンとセヨンが現れ、またしても大きな誤解を招いてしまう。一方、アンナもジェームスへの恋心を募らせ寝込んでしまうが、ボンイの住所を聞き出したキム・ジュンは家を探し訪ねる。そしてセワはトンヘから、アンナとジェームスが会ったと聞いて大きな衝撃を受ける。

第68話「忘れがたき恋心」

ボンイの家を訪ねたキム・ジュンは居合わせたピルチェに門前払いされる。家の前でアンナを待ち続けるが、ピルチェやソンイと一緒の姿を見て、アンナが結婚したと誤解してしまう。諦めきれないキム・ジュンはホテルで会ったボンイに話を聞こうとするが、ヘスクが通りかかって肝心の話は聞けず、思い余って再びボンイの家を訪れる。アンナは病院へ事情を聞きに行ったトンヘを家の前で待つが、そこへセワから電話が。ジェームスへの愛を訴えるアンナの姿をキム・ジュンが見て...

第69話「キム・ジュンの苦悩」

アンナの気持ちを知ったキム・ジュンは思わず足を進めるが、外に出てきたソノクに邪魔されて思いを果たせず帰宅する。キム・ジュンのニュース復帰が近いことを知ったセワは再びアンナに会い、ジェームスに会わせることを条件にホテルを辞めることを強要する。一方、悩み抜いたキム・ジュンはニュース復帰を断念し、それをヘスクに告げようとカメリアホテルの社長室を訪れる。そこへヘスクに呼ばれたアンナが現れ、社長室のドアをノックして...

第70話「27年ぶりの邂逅」

社長室の前でアンナをつかまえたセワは、アンナを脅してホテルから追い返すが、無断帰宅をとがめたドジンとトンヘが口論になり、トンへはドジンを殴り倒してしまう。ジェームスがアンナの居所をつかんだと知ったセワはキム・ジュンを引きとめようとするが、彼は人に会うと言い残して会社を出てしまう。驚いたセワはあわててアンナの家に向かうが、一足先にキム・ジュンはアンナをコーヒーショップに呼び出していた。

第71話「アンナの息子」

ジェームスとアンナの再会は周囲にさまざまな波紋を引き起こす。トンヘがジェームスの息子であることを隠したいセワは戦々恐々とし、キム・ジュンが店を出たすきにアンナに会ってトンへのことを堅く口止めする。ヘスクとドジンは悩むキム・ジュンを気遣うが、キム・ジュンはヘスクに冷たく当たり、アンナの存在が新たな不和の原因に。そして翌朝。アンナを迎えにいったキム・ジュンは、ふとしたことからトンヘがアンナの息子であることを知ってしまう。

第72話「不慮の交通事故」

ドジンはトンヘたちに目をかけるヘスクが不満でならないが、ヘスクはカンジェにホテルのキムチ事業に力を貸すよう働きかける。セワは自分がすべてを知っていることをキム・ジュンに打ち明け、アンナと会わないよう説得するが拒否される。一方、キム・ジュンはアンナとの会話でトンヘが2人の息子であることを確認するが、同時にトンヘが自分を恨んでいることを知り自責の念にとらわれる。そして思い悩むキム・ジュンは車の運転中に交通事故を起こして...

第73話「待ち人来たらず」

重傷を負ったキム・ジュンは病院に運ばれるが、アンナはジェームスに逃げられたと誤解して、ショックで倒れてしまう。ヘスクはカンジェの家を訪れてキムチ事業に手を貸すことを改めて要請するが、ソノクとピルチェに冷たくあしらわれる。周囲の反対を無視してモデルの仕事を続けるセヨンには思わぬチャンスが舞い込み、またしてもテフンとの間に火種が。そしてセワは電話でアンナに「ジェームスと一緒にいる」と告げるが、これをトンヘに立ち聞きされて...

第74話「アンナの傷心」

アシスタント選びでもボンイに負けたユジンは、テレビ出演するためにドジンと裏取引することを決意する。キム・ジュンが目覚めるのを恐れるセワは、またもキム・ジュンとアンナの引き離しを画策する。夫の事故を隠したいヘスクはドジンに命じてマスコミに固く口止めするが、テレビにニュースが流れてしまう。ジェームスを待ち続けるアンナはテレビを見てジェームスが事故に遭ったことを知り驚がく。ピルチェとともに病院に駆けつけるが...

第75話「会いたくて」

セワが外へ出たすきに病室に入ったアンナは意識不明のままベッドに横たわるジェームスを見てがく然とするが、戻ってきたセワに追い返されてしまう。セヨンの外泊に怒り心頭のテフンは離婚届を用意して待ち、セヨンとの仲は一触即発に。1人で思い悩むアンナはジェームスの容体が心配でたまらず再び病院へと向かうが、そこにはキム・ジュンを見守るヘスクが。一方、料理対決のテレビ出演を控えたトンヘにも、ドジンとユジンの策略の手が伸びはじめる。

第76話「イニシャル"K・J"」

セワはドジンがトンへの追い落としをたくらんでいることを知り、人を使ってトンヘにワイロを贈ろうと画策する。アンナの呼びかけにジェームスは目を覚ますが、駆けつけた医師たちに驚いたアンナはジェームスのマフラーを残したまま病室を立ち去る。部屋に戻ったヘスクとドジンはマフラーにK・Jのイニシャルを見つけて... 一方、マフラーを捜しに来たトンへは面会を拒むセワと口論になるが、ベッドを抜け出したキム・ジュンが2人の前に現れて...

第77話「ジェームスの正体」

突然キム・ジュンから謝罪を受けたトンへは何のことか分からず当惑するばかり。家族の反対を押し切って退院したキム・ジュンはアンナのことをヘスクに打ち明けようと心に決める。セワの策略にはまったトンへは、真相が解明されるまでテレビ出演を保留するとドジンから告げられる。ヘスクに釈明しようとした矢先に、トンへは輸血したお礼にとアンナともどもヘスクの自宅に招待される。そしてアンナは、家族写真を見てジェームスがヘスクの夫キム・ジュンであることを知る。

第78話「断ち切れない思い」

家族写真を見てショックを受けたアンナは家を飛び出し、帰ってからも寝込んでしまう。トンへはそんなアンナを心配するが、自らもテレビ出演が保留になったことで気分はさえない。そんな中、ユジンはドジンの策略に手を貸したことを悔やんで退社を決意、さらにボンイとの会話をヘスクに立ち聞きされたことでセワのたくらみが露見する。一方、アンナとトンヘへの思いを断ち切れないキム・ジュンはひそかにカメリアホテルに向かい、トンヘを訪ねるが...

第79話「いざ、料理対決へ」

ヘスクのトンヘに対する誤解が解け、トンへとボンイは料理対決に出演できることになる。家の前で抱き合って喜びを分かち合うが、アンナに目撃されて2人は交際を打ち明け、トンへは料理大会に優勝して父親を捜し、ボンイの両親に交際を認めてもらおうと改めて心に誓う。そんなある日、トンヘに頼まれて忘れ物のネクタイをホテルに届けたアンナは偶然ヘスクと会い、社長室へと誘われる。何も知らないヘスクに謝り続けるアンナだが、そこへキム・ジュンが現れて...

第80話「女の影」

逃げるように社長室をあとにしたアンナ、そして夫の不可解な態度。ヘスクはキム・ジュンの身辺に重大な変化があったことを悟って夫の行動を注視するが、ある日コートのポケットから喫茶店のレシートを発見する。その店を訪れたヘスクは夫が髪の長い女と会っていたことを聞き、夫の周辺に見え隠れする女の存在を確信する。一方セヨンはテフンとの口論の最中に口を滑らせ、トンへとドジンが兄弟であることを話してしまうが、それをピルチェに立ち聞きされて...

第81話「料理対決、スタート」

激怒したピルチェはキム・ジュンに抗議しようと家を飛び出すが、テフンやスルニョに説得されて思いとどまる。ヘスクは夫の背後に見え隠れする女の正体がつかめず悶々とするが、家庭を守るためにまだ見ぬ女との対決を覚悟する。そんな中、いよいよテレビの料理対決がスタート。応援に訪れたヘスクは局長室のモニターに見入るが、目に飛び込んできたのは「父親が残した物だ」と言って夫が持っているはずのハーモニカを見せるトンヘの姿だった。

第82話「父子の抱擁」

ヘスクはアンナの写真をコーヒーショップの店員に見せ、さらに夫の古い友人に尋ねてアンナが夫の昔の恋人だと確信する。料理対決に先立ち、トンへはまだ見ぬ父親への思いを打ち明けてキム・ジュンの心を熱くさせる。そしてトンヘは卵のつけ焼き料理と梨のカクテギで1回戦を勝ち抜き、ボンイやアンナと喜びを分かち合うが、そこにキム・ジュンが現れ、トンヘを優しく抱きしめて祝福する。当惑するトンへ。だが、2人が抱き合う様子を見ていたヘスクは...

第83話「アンナへの憎悪」

ヘスクに会ったアンナはおびえた表情でその場から逃げ出し、残されたキム・ジュンはヘスクに頬を殴られる。怒りに燃えるヘスクはドジンを慶州に出張させたうえでセワに対して実家に帰るよう命令、キム・ジュンの告白を拒否したうえで今の家庭を守り続けると宣言する。アンナへの思いを断ち切れないキム・ジュンは再びアンナの家を訪れ、彼女を連れ出す。カンジェの家に向かっていたヘスクはこれを尾行し、コーヒーショップで手を握り合う2人を目撃する。

第84話「決意」

再会の現場をピルチェに押さえられたキム・ジュンは、家族を捨ててアンナとトンヘの元に走ることを宣言する。ヘスクは帰宅したアンナを訪ねて米国に帰るよう強要し、その一方で準決勝に進んだトンへとボンイが料理対決を棄権するとテレビ局に伝え、キム・ジュンの弁当を届けに来たトンヘにも冷たい言葉を浴びせかける。改めて弁当を用意したヘスクはキム・ジュンの元を訪れるが、彼女を待っていたのは別れてほしいというキム・ジュンの言葉だった。

第85話「ヘスクの反撃」

テレビに出演したボンイには周囲から見合い話が殺到、そのうえソノクからはトンへとの恋愛に釘を刺され、ボンイは気が気でない。離婚を求められたヘスクはアンナとトンヘに敵がい心を燃やし、アンナにはニューヨーク行きのチケットを送って帰国を強要、トンヘに対しては料理対決の棄権を申し渡す。だがキム・ジュンの決心は変わらず、荷物をまとめて家を出ていこうとする。そんなとき、料理対決棄権の決定に納得がいかないトンヘがヘスクの家を訪れて...

第86話「恋の行方は前途多難」

ヘスクの家を訪ねたトンヘは棄権の理由も知らされずに追い返され、職場でも面会を拒否される。工場の手伝いに行ったボンイは、実は見合いに呼ばれたと知ってその場を逃げ出す。腹を立てるボンイだが、工場の開業式に見合い相手ばかりかペク・ユジンまで現れ、トンヘとボンイの恋は前途多難に。一方、思い悩んだキム・ジュンは料理対決の棄権問題を保留にするとともに、トンへとドジンを呼び出して真相を伝えようとするが、それをセワが尾行して...

第87話「忘れえぬ想い」

トンへはキム・ジュンに会うが、真相を明かされたくないヘスクはトンヘに電話をかけてホテルに呼び戻す。ヘスクはトンヘに料理対決の棄権撤回を告げるが、その一方でキム・ジュンの行動を激しく責め立て、真相を明かさぬよう固く口止めする。トンへとボンイの結婚に反対するソノクは、ピルチェとアンナの再婚を後押しすることになり、2人の恋の行方は荒れ模様に。そして翌日の早朝。アンナへの思いを捨てられないキム・ジュンは再びアンナの元を訪れる。

第88話「近親憎悪」

旧正月を迎えて奉仕活動に出かけたトンへはドジンと鉢合わせして口論となり、止めに入ったピルチェの言葉にドジンはささやかな疑念を感じる。そしてトンヘが落としていった携帯電話にキム・ジュンからの着信が。電話に出たドジンの耳に飛び込んできたのは、トンヘを気遣うキム・ジュンの温かい言葉だった。一方、早朝にアンナの元を訪れたキム・ジュンは南山で会おうと約束するが、出かけようとした矢先にテレビ局の部下たちが突然年始に訪れて...

第89話「もう1つの家族」

アンナに会うため家を出ようとしたキム・ジュンだが、ヘスクが倒れたため在宅を余儀なくされる。ヘスクはアンナと手を切るよう哀願し、板ばさみになったキム・ジュンの悩みは深まるばかりだが、そこへピルチェから電話が。アンナが南山で待ち続けていると知ったキム・ジュンは家を出ようとするが、ヘスクに止められる。キム・ジュンはアンナもまた自分の家族だと話してヘスクの怒りを買うが、これを立ち聞きしたドジンは父親の背後にある女の存在を知ってしまう。

第90話「決して言えない秘密」

南山でジェームスを待ち続けたアンナは危ういところでピルチェに救われるが、なぜ出かけたのか答えようとしないアンナの態度にトンへは不審を抱く。セワとの会話からキム・ジュンが関係していると感じたトンへはテレビ局の局長室を訪ね、以前アンナが編んでいたジェームスのマフラーを見つけてがく然とする。キム・ジュンの帰りを待っていたヘスクは夫が外泊したと知るや意を決してアンナの家を訪れるが、同時にキム・ジュンもアンナの家を目指していた。

第91話「長い追跡の果てに」

ヘスクはアンナを連れ出し、トンへの父親について固く口止めするとともに1週間後に帰国するよう強要する。マフラーの謎が知りたいトンへはヘスクに会おうとするが思いを果たせず、失意のうちに帰宅したアンナを問い詰めるがアンナは必死になって否定する。トンヘがアンナの携帯を調べると、そこにはジェームスとの通話記録が数多く残されていた。恐る恐る電話をかけるトンヘ。そして電話に出た声を聞いて、トンへはもっとも恐れていた結果に戦慄する。

第92話「父子の対面」

すべてを知ったトンへはショックを受け、名乗り出てくれなかった父親に対する怒りで家を飛び出してしまう。ドジンとの接触を恐れたヘスクは急遽ドジンを出張させることにし、トンヘをホテルに呼び出し心を鬼にして米国に戻るよう強要する。ヘスクは夫にアンナとトンヘを忘れるよう哀願するが、キム・ジュンは聞き入れず、ドジンにすべてを打ち明けようと決意する。そしてホテルのエレベーターの前で、キム・ジュンとトンヘは父子として初めての対面を果たすが...

第93話「キム・ジュンの決断」

トンへはキム・ジュンに決別を宣言して米国に帰ることを決意する。ドジンが真相に迫ってきたことを知ったヘスクはアンナに対して今すぐ米国へ帰るよう強要するが、アンナはトンヘが韓国で暮らせるよう土下座して頼み込み、それを見たトンへは米国へ帰らず韓国で暮らすことをヘスクに宣言する。一方、キム・ジュンはアンナ親子と米国で暮らすことを決心して家を出る。セワはこれをヘスクに電話で伝えるが、帰宅したドジンに聞かれて隠された息子の存在が明るみに...

第94話「父親の秘密」

夫が家を出たことを知ったヘスクは、カンジェ夫婦との事業提携を続ける条件としてアンナ親子を家から追い出せと迫る一方で、料理対決の棄権を決めるなどアンナ親子を追い出すため強硬手段にでる。トンヘを心配するアンナは思い余ってキム・ジュンに電話をかけ、キム・ジュンはアンナの家へと向かうが、事の真相を探っていたドジンがこれを目撃してあとをつける。そして車から降りたキム・ジュンを迎えたのがトンへの母親アンナだと知ったドジンは...

第95話「強行出場」

キム・ジュンとアンナが会っているのを見たドジンはトンヘが自分の兄ではないかと疑い、悶々とした時間を過ごす。料理対決への出場を直訴したトンヘはヘスクの自分に対する憎しみが予想以上に強いことを知り、出場を諦めホテルを辞めることを一度は決心する。だが告訴も辞さないというテレビ局からの連絡を受け、ボンイと相談して強行出場へと方向転換。テレビ局に到着したトンヘだが、待ち受けていたドジンからジェームスの正体を尋ねられ...

第96話「兄弟ゲンカ」

父親がキム・ジュンだと認めたトンへはドジンから袋叩きに遭うが、ボンイとペク・ユジンに助けられ傷だらけの体で料理対決に強行出場する。決勝に勝ち残ったトンへは番組のインタビューで父親と決別し韓国で暮らし続けることを宣言するが、これがヘスクのさらなる怒りを買うことに。一方キムチ工場を訪れたセヨンがまたも口を滑らして事の真相はついにカンジェとソノクにまで伝わり、工場を守りたいソノクはアンナ親子を追い出すことを決心する。

第97話「傷だらけのトンヘ」

カンジェの工場が危機に立たされていることを知ったトンへは社長室を訪ねて家を出ると告げるが、ヘスクは直ちに韓国を離れるよう要求する。だが事情を知った料理対決の担当者はトンヘの棄権を認めず、決勝戦の開催は波乱含みに。その晩セワに呼び出されたトンヘが放送局へ行くと、そこにはキム・ジュンとドジンが。トンヘを責めるドジンに対してキム・ジュンは兄弟ゲンカをやめろと諭すが、トンヘを認めたくないドジンは2人のうちどちらかを選べと父親に迫る。

第98話「旅立ちの朝」

ドジンが家を飛び出したことでキム・ジュンとヘスクの不和はますます深まる。キムチ工場の存続を願うトンへは自ら身を引くことを決意し、ボンイをデートに誘った翌朝、家族の留守中にアンナと下宿を出る。アンナとトンヘを心配するキム・ジュンは米国行きのチケットを手に空港へ向かい、アンナたちにも空港へ来るよう呼びかける。一方、何とかして離婚を免れたいセワはホテル会長夫妻の帰国が近いことを知り、裏工作をするためにニューヨークへ渡る決意をする。

第99話「別れ」

テフンの体調を心配するセヨンは様子を見に会社を訪れるが、テフンの仕事はあろうことか自動車販売の営業だった。客の横暴を見かねたセヨンはその場で客とケンカを始め、営業所内は大騒ぎに。2人が家を出たことを知ったボンイは置き手紙を見て嘆き悲しむが、トンへ親子は米国に帰らず、ジェームスを忘れて新しい暮らをし始めようと心に誓う。一方、キム・ジュンは空港でアンナとトンヘを待ち続けるが、3人での出国を懸念したヘスクとドジンは空港へと向かう。

第100話「予期せぬ同伴者」

空港でアンナとトンヘを待つキム・ジュンだが、現れたのはヘスクとドジン。家に戻らなければ見捨てると、ヘスクから最後通牒を突きつけられる。アンナと2人きりの生活を始めたトンへはレストランへの就職を希望するが、ドジンの妨害工作でアルバイト生活を余儀なくされ、トンヘを案じるボンイは涙に暮れる日々を送る。そんな中、ホテル会長夫妻が帰国。ヘスクたちは空港で2人を出迎えるが、あろうことか消息不明だったセワが会長夫妻とともに現れて...

第101話「3人目ができちゃった!」

テフンの体調を心配したセヨンは無理やり診察を受けさせるが、体調不良の原因はなんとつわり。出産したばかりでの妊娠が発覚し、双子の世話で手一杯の2人は途方に暮れる。ホテルの会長夫妻を味方につけたセワは改めて離婚不承諾を宣言してヘスクを激怒させる。一方、職探しの現場をユジンに目撃されたトンへは尾行されて自宅を突き止められる。秘密を守るよう頼んだトンへは、交換条件としてユジンの母親の宮廷料理店で働くことを勧められるが...

第102話「告訴」

トンへの居場所をつかんだドジンはさっそく近所に足を運ぶが、アンナを捜しにきたピルチェと鉢合わせし、もみ合いになってけがをする。度重なるピルチェとのトラブルに怒ったヘスクはカンジェ夫婦の謝罪に耳を貸さず暴行罪で告訴し、ピルチェは窮地に。一方、頼みを断りきれずにユジンの母親の店へ手伝いに出かけたトンヘだが、会長夫妻の信頼を確かなものにしたいセワが2人を連れて食事に訪れる。さらにユジンの言動に不審を抱いたボンイも店を目指して...

第103話「契約破棄」

キム・ジュンは何もしないヘスクに代わって会長夫妻の娘捜しに名乗りを上げ、娘ドンベクの資料を預かる。昼食を取った宮廷料理店に手帳を忘れた会長夫人のマルソンは再び店を訪れるが、帰り際に体調を崩してトンへの介抱を受けることに。ヘスクの圧力で停職1か月の処分を受けたピルチェは怒りが収まらないが、兄夫婦の工場を守りたい一心でヘスクとドジンに頭を下げて謝る。だが工場に届けられたのは、提携契約を破棄するというヘスクからの通知だった。

第104話「トンヘ、最後の戦いへ」

トンヘの介抱で会長夫人は元気を取り戻し、会長の名刺をもらったことでトンへと会長夫妻に新たな接点が生じる。契約破棄を撤回させたいカンジェは必死になって説得するがヘスクは耳を貸さず、噂を聞いた借金取りが家に押しかけるなどカンジェ一家は窮地に陥る。窮状をユジンから伝え聞いたトンへは、約束を守って下宿を出たにもかかわらずヘスクが契約を破棄したことに憤りを感じ、カンジェ一家を救うために料理対決の決勝戦に出ることを決意する。

第105話「鶴の一声」

放送局に来たトンへはヘスクとドジンから出場資格がないことを改めて告げられるが、偶然居合わせたホテル会長の鶴の一声で出場が許され、見事優勝を飾る。後難を恐れたトンへは祝賀インタビューも受けずにあわててその場を立ち去るが、ピルチェがついにアンナを発見、トンへ親子の居場所はカンジェ一家の知るところとなる。一方、トンへの優勝を知ったホテル会長は皆でトンヘを祝おうとするが、ヘスクはこれを拒否。驚いた会長はその理由を問いただすが...

第106話「会長の怒り」

一時は絶望のどん底に落ちたカンジェ一家は、ソンイの言葉に勇気を得てカメリアホテルに頼らず工場を続けることを決意し、トンへ親子を再び迎え入れるために2人の家を訪れる。会長夫婦の信頼を勝ち取ったセワだが、ヘスクは離婚書類を送り付けて離婚を強要する。ヘスクから夫の女性問題やトンへとの因縁を聞いた会長は家に戻るようキム・ジュンを説得するが、煮え切らない態度に怒りを爆発させ、キム・ジュンの泊まるホテルを訪れて無理やり連れ戻そうとする。

第107話「キムチ工場の再出発」

トンへとアンナは訪ねてきたボンイたちに説得されてカンジェの家に戻り、テフンやピルチェともどもキムチ工場で働くことになる。キム・ジュンを家に連れ戻したホテル会長は怒りが収まらず、アンナ親子ときっぱり決別させるためにトンヘに電話をかけるが、電話に出たのは母親のアンナだった。会長に呼び出されたアンナは恐る恐るホテルの会長室を訪ねるが、折り悪く途中でキム・ジュンに出会う。そしてキム・ジュンに手を取られて歩く姿を会長に目撃されて...

第108話「ドンベクの面影」

キム・ジュンとの関係をホテル会長に責められたアンナはホテルを飛び出すが、会長の妻マルソンの乗った車と接触しそうになり転んでしまう。アンナの経歴に関心を抱いたマルソンは喫茶店で詳しく話を聞くうちに、生き別れた娘ドンベクの面影をかいま見る。一方、アンナを心配してホテルへ向かったトンへはまたもやドジンと口論になり、それを目撃した会長に叱られるが、その頃キム・ジュンの元に福祉施設からドンベクらしき女性の情報が届けられ...

第109話「写真の秘密」

料理対決の賞金がトンへの口座に振り込まれてキムチ工場の経営難は一段落。注文も徐々に増えてカンジェ一家は久しぶりに活気を取り戻す。会長夫人はなぜかドンベクが気にかかり、独りぼっちになった経緯を聞くためセワにアンナの連絡先を訪ねる。不審に思ったセワは同行を申し出てヘスクの家を訪れるが、幼い頃のアンナの写真を見てがく然とする。その写真はなんと、かつてトンへの父親捜しで使ったアンナの子供時代の写真とおなじ物だった。

第110話「アンナとドンベク」

トンへとテフンはテボンキムチの街頭販売に乗り出すが、折り悪くドジンと会長夫妻に見つかってトラブルに。アンナを気にかける会長夫人マルソンは、アンナから電話するようトンヘに言い残してその場を立ち去る。一方、セワは以前家族捜し番組で使った写真を見つけ出し、アンナがドンベクであることを確認する。あわてて部屋を飛び出したセワだが、あろうことかキム・ジュンと鉢合わせ。写真を落とし、キム・ジュンにアンナの子供時代の写真を見られてしまう。

第111話「最後の切り札」

テボンキムチとの提携解消を会長に問いただされたヘスクとドジンはうそを並べ立ててその場を切り抜けるが、会長はホテル譲渡へ向けた試金石としてホテル独自でキムチ事業を発展させるようドジンに命じる。セワは離婚を避けるため、アンナがドンベクだという秘密を切り札にヘスクとドジンに近づくが2人は対話を拒絶、警備員を呼ばれてホテルから追い出されてしまう。怒ったセワは2人への復讐を誓い、トンへの元を訪れて秘密を打ち明けようとするが...

第112話「母子の接近」

セワはトンヘに実の祖父母の存在をほのめかすが対話を拒否され、改めてヘスク母子への接近を図る。ヘスクの反対にもかかわらず会長夫人マルソンはアンナの元を訪ねて両親と生き別れた当時の状況を聞くが、セワからの電話に邪魔されて肝心な話は聞けずじまい。だが家に帰ったアンナから会長夫妻も台風で娘と生き別れ、しかも娘がピーナッツアレルギーだったと聞いたトンへは朝方のセワの話を思い出し、アンナと会長夫妻との関係に疑念を抱く。

第113話「妨害工作」

テボンキムチがテレビ通販に進出すると知ったドジンは自らもテレビ通販への参入を決意、破格の条件を提示してトンへたちの通販進出を妨害する。セワはドンベクの行方を知っていると打ち明けて離婚訴訟を取り下げるようドジンに強要。これを拒否したドジンだが、心の中には一抹の不安が。そんな中、養子縁組センターからドンベクの行方が分かったとの知らせが。会長夫妻、キム・ジュン夫婦、そしてセワはそれぞれ期待と不安を胸にセンターへ駆けつけるが...

第114話「悲報」

カメリアホテルの横やりによってテボンキムチのテレビ通販進出は暗礁に乗り上げるが、最終結果はキムチの味で決められることになり、トンへたちはいちるの希望をつなぐ。養子縁組センターの所長からドンベクが死んだと聞かされた会長夫人マルソンはショックで倒れて入院するが、その後の調査でドンベクの死は誤報だと判明。一方、マルソンの入院を伝え聞いたアンナは心を痛め、トンへたちはヘスクやドジンの目を盗んでマルソンの病室を訪れる。

第115話「確かな証拠」

「ドンベクは生きている」との言葉をウソだと決めつけ、復縁の申し出を一度は拒絶したヘスクとドジンだが、死んだ女性が別人だと知らされて態度を変える。確かな証拠を持ってくるよう言われたセワは尾行がついているとも知らずにアンナの家へ向かうが... 一方、キムチを試食した通販会社は判断に迷い、両者をテレビ出演させたうえで結果を問うことに。テボンキムチとカメリアホテルのキムチ戦争は、ただ一度のテレビ出演に勝敗がゆだねられることになる。

第116話「新たな情報」

セワはアンナの部屋から昔の服を持ち出そうとしたが果たせず、やむをえず昔の写真をヘスクに見せるが証拠として認めてもらえない。焦ったセワはスルニョに相談して服を持ち出すよう頼み込む。そんな中、養子縁組センターから新たな情報がもたらされ、ドンベクは障害者かもしれないと知ったヘスクの心に得体の知れない不安が。一方、スルニョは一家の留守中にアンナの部屋へ上がり込んで服を探しはじめるが、アンナを送ってきたマルソンが家の前に来て...

第117話「赤い服の秘密」

アンナの服を盗み出したスルニョは帰りがけにマルソンと鉢合わせするが、何とかその場を切り抜けて帰路につく。養子縁組センターを訪れたヘスクは新たな情報の詳細を聞き、アンナがドンベクかもしれないという強い不安に襲われる。思い悩んだヘスクはアンナの元を訪れて事実を確かめようとするが、その矢先にセワがアンナの服を持って現れる。不安がおぞましい確信に変わっていく中、ヘスクとドジンを激励しに会長夫妻がホテルにやってきて...

第118話「苦し紛れの決断」

テレビ通販への出演を明日に控え、打ち合わせのために通販会社を訪れたトンヘとテフン。だがモデル出演を希望するセヨンとユジンが会議に乱入し、翌日の放送はどうやら波乱含みに。一方、アンナがドンベクであることを認めたヘスクはセワを味方につけるため、過去を許して家に呼び戻すことを決意する。心ならずもセワの実家を訪れてこれまでのことを謝罪するヘスクだが、アンナがスルニョに服を盗まれたことを知ったピルチェがそこへ押しかけて...

第119話「尋ね人」

ヘスクが態度を急変させてセワを連れ戻したことでキム・ジュン一家には新たな波紋が広がる。問い詰められても理由を話さず、ホテルを守れと繰り返すヘスクにドジンは首をひねるばかり。一方ピルチェはスルニョを尋問するが、服を盗んだという確証を得られずスルニョの家をあとにする。そしてテレビ通販の放送当日。トンへたちを送り出したアンナは何気なく新聞を手にするが、そこにはチョ・ドンベクの行方を問う尋ね人の広告が掲載されていた。

第120話「やったぜ、完売」

放送中のアクシデントを切り抜けてテボンキムチは予定量の1000ケースを通販で完売、カンジェ一家は喜びに包まれる。アンナの尋ね人広告を見て秘密を知ったスルニョはがく然とするが、セワの将来を案じて再びカンジェの家を訪れ、DNA鑑定に必要なアンナの歯ブラシを盗み出すとともに尋ね人広告の出ている新聞を始末する。セワはさらにマルソンの髪の毛を手に入れて鑑定に回す準備を整えるが、部屋に入ってきたキム・ジュンにそれを見つけられてしまう。

第121話「新たなライバル」

テフンの友人で金融専門家のソヌが米国から帰国しボンイの家を訪れる。彼を気に入ったソノクは婿に迎えたいと大騒ぎし、トンへとボンイの愛に新たな障害が。通販の注文が低調なことにドジンは心配を隠せないが、なぜかセワは自信ありげに勝利を予言し、その直後からテボンキムチには注文のキャンセルが殺到する。一方、セワがDNA検査を依頼したことを知ったキム・ジュンはヘスクを問い詰めるが、ヘスクの話にキム・ジュンは疑念を抱き...。

第122話「写真に写った人物」

注文が低調だったカメリアキムチは締め切りと同時に完売を記録、ヘスクやドジンが喜びに湧く反面、キャンセル続出でテボンキムチは苦境に陥る。だがキャンセルリストを見たテフンは同一人物による注文が多いことに注目、本人を問い詰めて大量キャンセルの黒幕はセワであることを突き止める。一方、アンナの子供時代の写真をセワが持っていると知ったキム・ジュンは部下を使って写真を取り上げるが、そこに写っていたのはなんとドンベクだった。

第123話「真相の発覚」

トンヘとテフンはセワを問い詰めるが、セワは認めようとしない。だが通りかかったホテル会長に事情を訴えたことで事態は急転、セワが罪を認めて大量キャンセル事件は無事解決する。アンナの昔の写真を見てショックを受けたキム・ジュンはアンナに電話をかけるが連絡が取れず、思い余ってアンナの元を訪れる。ドンベクの写真を見て自分だと言うアンナ。その言葉どおり、訪れたアンナの部屋にはドンベクの子供の頃の写真が飾られていた。

第124話「傷ついた心」

テボンキムチはカメリアホテルとの競争に勝ち、テレビ通販に出演することになる。反面、セワによる通販の注文操作は会長の怒りを買い、ヘスク母子とセワはテボンキムチに謝罪させられる。プライドを傷つけられたドジンは行方をくらまし、バーで泥酔状態に。キム・ジュンはドジンを連れ戻すが、家の前でアンナの両親について尋ねに来たトンへと鉢合わせする。キム・ジュンはトンヘを車に誘い、酔いつぶれたドジンを乗せたまま車を走らせる。

第125話「隠されていたワンピース」

キム・ジュンはトンへとドジンを故郷の東海(トンヘ)に連れていき、すべてを打ち明けようとするがドジンはキム・ジュンの真意を誤解する。テボンキムチとの契約破棄を叱責する会長からの呼び出しもあって、目的を果たせぬまま3人はソウルへ戻ることに。ヘスクの留守中、自分のブラウスを捜すためにヘスクのクローゼットを開けたマルソンはそこに娘ドンベクのワンピースを発見し、ホテルに急行してヘスクを問い詰める。

第126話「苦渋の告白」

両親らしき人が見つかったと知らされたアンナはピルチェと養子縁組センターへ急行、親子鑑定の遺伝子検査を受けることに。興奮のあまり倒れたマルソンに、セワは「服は見つけたがドンベクは施設を逃げ出したあとだった」と偽ってその場を収める。だがウソを見抜いたキム・ジュンは自分もすべてを知っていることを打ち明けてヘスクを問い詰める。自ら真実を告げると宣言し会長夫妻の部屋を訪れるが...。

第127話「失意、そして逆プロポーズ」

ボンイはトンヘにプロポーズするために手作りのケーキを準備するが、ソヌに食べられて計画は挫折。悲しみに沈むボンイだが、トンへは指輪を贈りボンイに求婚、2人は改めて愛を確かめ合う。一方、苦境に立たされたヘスクは一晩行方をくらませるが、翌朝になって会長夫妻にドンベクと面会できることを告げる。ヘスクの真意を測りかねるセワの心配をよそに会長夫妻一行は養子縁組センターへと向かう。

第128話「涙の再会」

お互いを親子だと紹介されて会長夫妻とアンナはぼう然とするが、遺伝子検査の結果に間違いないと聞かされて40年ぶりに親子としての再会を果たし喜びに涙する。反面、離婚を防ぐ最後の切り札を失ったセワは悲しみに暮れ、真実を知らされたドジンは思いも寄らぬ結果に言葉を失う。一方、アンナへの再プロポーズを決めたピルチェはソンイの協力を得て準備を整え、アンナの帰りを待ち受ける。そこへ会長夫妻を伴いトンヘとアンナが帰宅して...。

第129話「幸せな一夜」

ソヌは仕事帰りのボンイを無理やりレストランに誘ってプロポーズをする。だがボンイはソヌの打算的な考えに腹を立て、店を飛び出してしまう。会長夫妻は無事にカンジェ一家との顔合わせを済ませ、その日はアンナの部屋に泊まることに。親子水入らずで幸せな一夜を過ごしたが、翌朝アンナと話していてアンナの服が盗まれたことが判明。マルソンはヘスクとセワがドンベクの行方を知りながら今まで隠していたと知り、2人への不信と憎しみを募らせる。

第130話「新たな後継者候補」

トンへの下宿先で一夜を明かした会長夫妻はトンへとボンイを伴って出勤、会長夫妻の孫の存在はホテル中に知れ渡り、ボンイは一躍時の人に。会長はヘスクとセワを会長室に呼び出してドンベクの存在を隠していたことを激しく叱責、マルソンは持ち株をドンベクに譲ると宣言し、ヘスク母子の立場はますます危うくなる。そんな中、トンへとボンイはホテルの廊下で熱いキスを交わすが、その姿を目撃したドジンとセワは改めて2人への憎悪をたぎらせる。

第131話「反撃ののろし」

身辺の急激な変化にとまどいながらもトンヘとアンナは会長夫妻の家族として新しい生活を始める。その反面、ホテル譲渡手続きは保留になり、中核事業の運営権も会長に取り上げられるなど、ホテル内でのヘスクとドジンの立場はしだいに微妙なものに。そんな中、ソヌがボンイにフラれるのを見たドジンは、ソヌを味方につけてホテルを死守することを画策する。一方、マルソンはドンベクの知的障害を治そうと病院で精密検査を受けさせるが...。

第132話「四面楚歌のセワ」

車を運転中に意識を失ったセワは病院に運び込まれるが、ドジンは精密検査の付き添いを断り、セワを「僕とは関係のない人」と突き放す。腹を立てたセワはドジンに離婚届を突きつけるが、通販の注文操作が放送局に投書され、セワはマスコミから罪人扱いされることに。セワの記事が新聞に載ったことを重く見た会長はヘスクとドジンを激しく叱責し、トンヘを呼び出したうえでホテルのキムチ事業をトンヘに任せることを3人に告げる。

第133話「水面下の陰謀」

通販での不正が明るみに出て、セワは懲戒委員会にかけられ3か月の停職処分を受ける。会長の命令を受けたトンへはカンジェの許しを得てカメリアキムチの責任者として働くことに。新しい家探しも始まってトンへとアンナは順風満帆の日々を送るが、その陰ではドジンとソヌによるホテル死守の陰謀が進められていた。一方、会長夫妻はトンヘを自分の戸籍に入れるためキム・ジュンの了解を得ようとするが、キム・ジュンは即座にこれを断ってしまう。

第134話「ヘスクの決断」

カメリアキムチの責任者となったトンへは拍手で迎えられ、事業を再生させる秘策として再びテボンキムチとの事業提携を図る。これに納得がいかないドジンはホテル死守のための陰謀を実行に移す決意をする。キム・ジュンはトンヘに自らの姓を名乗らせようとヘスクに相談を持ちかけるが、ヘスクは即座にこれを拒否。だがキム・ジュンの決意が固いことを知ったヘスクは、夫の姓を名乗らせる代わりに家から出て行くようキム・ジュンに強要する。

第135話「改名問題」

トンへはキムチの品質低下の原因を解明し、奉仕活動にも力を入れるなど多忙ながら充実した生活を送っていた。そのトンヘに自分の姓を名乗らせたいキム・ジュンはヘスクの怒りを買い、離婚を突きつけられたうえに家を追い出されてしまう。そんな中、ソンイの授業参観に母親代わりで参加したアンナ、ピルチェは付き添いで来たマルソンに大いに気に入られる。だがアンナをホテルへ送っていったピルチェは、そこで偶然出会ったキム・ジュンと口論になり...。

第136話「会長の意外なひと言」

カンジェ一家は会長夫妻に招待され、ホテルで一緒に食事をすることに。トンへはその席でボンイとの結婚を発表しようとするが、会長はピルチェとアンナを結婚させたいと話してカンジェ一家を驚かせる。一方ヘスクは、ドジンの書いたホテル死守のシナリオが会社の名誉を傷つけると反対するが、マルソンがトンヘに経営を勉強させると聞いて自分の足元が脅かされていることを知り、ホテルの海外進出をきっかけに陰謀に手を染めることを決断する。

第137話「陰謀の幕開け」

ドンベクとピルチェの結婚話にトンへとボンイは傷つくが、トンへのキムチ事業は立ち直りの気配を見せ、テボンキムチとの再提携も決まって順調そのもの。一方、離婚訴訟中のセワとドジンには裁判所からの呼び出しがあり、離婚が決まったセワは悲しみに打ちひしがれる。そんな中、中国・海南ホテル建設のための新規融資が承認されてホテルには巨額の資金が振り込まれる。ヘスクとドジンはこれを裏金として、ホテルの経営権を手に入れるため動き出すが...。

第138話「納税漏れ」

ドンベクの脳検査の結果が出たが脳機能の回復は不可能とのこと。悲しみに涙するマルソンだが、ドンベクは気丈にもマルソンを慰める。その日、久しぶりにドンベクとトンヘはカンジェの家を訪れ、楽しいひとときを過ごす。だが一方でソヌとドジンは会計のミスによる数百億の納税漏れを発見、これを国税庁に密告する。ドジンとセワが離婚したと聞いて2人を気遣う会長とマルソンだが、そこに国税庁から脱税容疑で査察が入るとの連絡を受ける。

第139話「強制捜査」

自宅を出て児童施設で暮らすキム・ジュンはセワを呼び出して、しばらく施設で一緒に生活することを提案するが、セワは自力で再起すると言って申し出を拒絶する。そのセワはドジンとソヌの密会現場を目撃し、ドジンが何かをたくらんでいると確信するが...。 一方、国税庁の強制捜査が入ってカメリアホテルは大騒ぎに。トンへとボンイは会長夫妻の健康を案じて心を痛める中、ついに会長は脱税容疑で検察に連行されてしまう。

第140話「遅すぎた妊娠」

会長が連行されてもトンヘには打つ手がなく、奉仕活動に出かけたものの不安な時を過ごす。マルソンは脱税事件を何者かの陰謀だと疑い、ヘスクに内部告発者の捜索を命じる。事件の黒幕がドジンとソヌだと見抜いたセワはソヌを問いただすが、その直後に倒れて病院に運ばれ、思いも寄らぬ妊娠の事実を告げられる。やがて会長はホテルに戻るが、検察から莫大な追徴金を課せられ、ヘスクとドジンの思惑どおり持ち株を手放すことを決意する。

第141話「重大発表」

妊娠の事実を知ったセワの心には驚きと不安が交錯するが、ドジンに対する未練にも心を悩ませる。ドンベクはトンへの幸せを優先させて、自分の結婚は諦めるとピルチェに宣言、ピルチェは深く傷つくが、ドンベクのためにも脱税事件の真相を明かそうと決意する。一方、追徴金を支払うために持ち株の売却を決めた会長は緊急会議を招集し、ヘスクに経営権を譲って第一線を退くと発表するが、新たに筆頭株主となるマルソンはトンヘに経営を一任すると宣言する。

第142話「株式買占め」

検察から戻った会長はトンヘに経営を学ばせることにさせる。迷いを見せていたトンへだが、ドジンとの口論の末に経営への参加を決意する。裏金の存在を知られたくないドジンは株式の買収をソヌに急がせ、筆頭株主となる30%の株式を確保する。ドジンに妊娠の事実を知らせたいセワはホテルで待ち受けるが、ドジンに冷たくあしらわれる。一方、脱税事件への疑問をセワから聞いたキム・ジュンはピルチェにソヌの身辺を洗うよう依頼する。

第143話「結婚へのゴーサイン」

ドンベクの意向をくんで会長はトンへとボンイの結婚を認め、2週間後に結婚式を挙げることが決まる。何とかしてドジンとの関係を改善したいトンへはデスクを副支配人室に移してドジンと同室で仕事を始めるが、逆に警戒心を募らせる結果に。ソヌの身辺を調査していたピルチェは、ソヌが内部告発者だと確信する。そして連絡を受けたトンへはホテルを引き払ったソヌを寸前のところで捕まえるのだが...。

第144話「多数派工作」

シラを切り通してその場を立ち去ったソヌだが、携帯を落としていったことからトンへはドジンとソヌの関係に改めて疑いを抱く。ソヌをソウル郊外に潜伏させたままドジンは株主総会での多数派工作を進め、ペク・ユジンにも接近してトンへの結婚を伝えて味方につくよう勧める。ドンベクの説得にもかかわらずジェームスの結婚式出席をトンヘが拒否する中、結婚式の準備は着々と進むが、一方でドジンは結婚式の日の株主総会で一発逆転を狙っていた。

第145話「結婚式、そして株主総会の朝」

海南ホテル関連の送金書類がないことに気づいたトンへはドジンを問い詰めるが、ドジンはソヌが持っているとウソをついて窮地を切り抜ける。そして結納も無事に済み結婚式の朝、ドンベクは式場でキム・ジュンの姿を探すが...。 一方、ドジンの冷たい態度にたまりかねたセワは株主総会を直前に控えたヘスク母子の元を訪れ、2人がホテル乗っ取りをたくらんでいると指摘する。ヘスクはこれを否定するが、通りかかった会長がこれを目撃してしまう。

第146話「退陣要求」

セワからヘスク母子のたくらみを聞かされた会長はショックで倒れてしまうが、様子を見に来たセワに封筒を託し、トンヘに渡すようにと言づける。結婚式の途中で会長の入院を知らされたトンヘは式を取りやめて病院へ向かうが、会長の容体は予断を許さない。陰謀の全容を会長に知られたヘスクが不安と罪悪感におののく中、トンへはセワを呼び出し会長が倒れたときの状況を調べようとする。セワは、重大な決意を抱いてトンヘに会うが...。

第147話「良心の葛藤」

トンヘに会ったセワは近くの喫茶店へ入るが、セワの言動に不審を抱いたドジンが2人を尾行。店に押しかけられて押し問答の末にセワが腹を打ち、トンへは肝心な話を聞けずに終わる。セワはドジンの車に乗せられて家に送り届けられるが、会長から預かった鍵を車の中に落としてしまう。罪悪感にさいなまれるヘスクはひそかに会長の見舞いに訪れる。意識不明のはずの会長はヘスクの問いかけに反応を見せるが、そのとき病室にマルソンが現れて...。

第148話「証拠探し」

セワが部屋に置き忘れた胎児の写真を見てスルニョはセワの妊娠を知る。スルニョは電話に出ないドジンに業を煮やしてホテルへ押しかけるが冷たくあしらわれ、悲しみのあまり卒倒したところをホテル料理長に助けられる。一方、姿を消したソヌが香港にいると聞き、トンへはますますドジンとソヌへの疑いを強める。だがドジンは疑惑を認めず、セワが落とした会長の鍵も握りこんでしまう。そこでトンへは不正の証拠をつかむため海南島へ渡る決心をする。

第149話「張りつめた糸が切れて」

海南島へ渡ったトンへはホテルの建設工事が中断していることを知り、ヘスクとドジンが資金を流用したとの確証を得る。会長に対する裏切りをキム・ジュンにたしなめられたヘスクは家を飛び出すが、追いかけてきたキム・ジュンに慰められ、初めて夫の優しさを我が身に感じる。ドジンは着々と多数派工作を進め、過去の不正をネタにパク理事を脅して味方につけることに成功するが、株主総会を翌週に控え、ヘスクはドジンにホテル乗っ取りをやめるよう提案する。

第150話「懺悔」

海南島から戻ったトンへとテフンは不正の証拠固めに着手、さらにトンへはパク理事に株主総会での支持を訴えるが、ドジンを恐れるパク理事はこれを一蹴する。トンへの車に乗るため駐車場に下りたボンイは突然の腹痛に苦しむセワを発見、セワがドジンの子供を宿していることを知る。一方、罪の意識に耐え切れなくなったヘスクは病院を訪れ、意識不明の会長に向かって罪を告白し、暴走するドジンを止めてトンヘを経営者に育てると語りかける。

第151話「経営者への道」

病院に運び込まれたセワは危うく流産を免れるが、腹を立てたボンイはドジンに直談判。冷たく突き放したドジンだが、心の片隅で心境の変化が。不正の証拠を握るソヌはボンイ恋しさに家を訪れたためピルチェに車のナンバーを目撃され、ついにピルチェが身柄を確保する。自らの罪を悔いるヘスクはトンヘに経営を教え込むため、ホテルの売り上げアップ対策を立てるよう命令する。驚いたドジンにヘスクは自分が社長を退き、トンヘを後継者にすると告げる。

第152話「3つの穴の鍵」

ピルチェとテフンはソヌを問い詰めるが不正の証拠はつかめず、ソヌを取り逃がすハメに。その頃ホテルには海南ホテル工事の中断を知った投資者が押しかけて騒動を起こすが、トンへは投資者を説得して3日間の猶予を得る。工事資金の調達が進まない中、トンへの頭をよぎったのは会長が話した「3つの穴」という言葉。セワに会って話を聞いたトンへは会長の鍵が銀行の貸金庫のものだと確信するが...。

第153話「意外な代理人」

株主総会が目前に迫る中、海南島では従業員のストライキが発生。窮地に陥ったトンヘを見かねて、ボンイはトンへと別れることをユジンに告げ、総会でトンへの味方をするよう頼み込む。会長が意識不明の今、貸金庫の鍵を開けるには代理人が必要だと知ったトンへは必死になって代理人を探すが、意外なことにその人物はキム・ジュンだった。ヘスクに命令されたドジンから鍵を返され、トンへはキム・ジュンとともに銀行へと向かう。

第154話「金塊の使い道」

会長の貸金庫の中にあったのはなんと大量の金塊だった。だがトンへはこれを売った金で経営権を守ろうとせず、ホテルの経営安定のために海南島の工事再開を優先させる。ドジンの暴走を止められないと悟ったヘスクは株主総会に出席せず、準備しておいた書類をトンヘに渡すよう秘書に言づけて海南島へと発つ。そして株主総会当日。自信満々で会長とトンへの解任案を票決しようとするドジンだが、トンへは発言の機会を求め、解任は不可能だと宣言する。

第155話「大逆転」

ヘスクの残した委任状に助けられ、トンへは株主総会で解任案の否決に成功、そして会長も意識を取り戻して、トンへの家族は二重の喜びに包まれる。だがボンイはユジンとの約束を守るため、トンへの元を去らなければならず1人心を痛める。そんな中、キム・ジュンの体には命に関わる病魔が忍び寄り、周囲の離反に傷ついたドジンはホテルを飛び出して街をさまよう。一方、海南島から戻ったヘスクは会長が病床から自分を呼ぶのを知って病室を訪れる。

第156話「キム・ジュン、倒れる」

ヘスクは会長にすべてを告白して許しを得るが、マルソンはその罪を許さなかった。一度はトンヘと別れる決心をしたボンイだが、愛情の深さを知ってユジンは身を引きボンイの悩みは一気に解消。会長の退院も決まってトンへは一安心するが、ただ1つの気がかりはドジン。セワもまたヘスクの家を訪れ、自らの妊娠を告げてドジンを捜すよう頼み込む。一方、医師から早急な手術を勧められながらためらうキム・ジュンだが、ある日ついに病魔が彼を襲う。

第157話「ためらい」

ホテルの後継者問題が解決し、キムチ工場の経営も軌道に乗ったことからテフンは司法試験への再挑戦を決意する。スルニョは料理長との交際をスタートさせ、セワ一家にも久々に笑顔が戻る。だが病に倒れたキム・ジュンは病状の悪化を伝えられ、即刻手術することを医師から勧められる。ためらいを見せるキム・ジュンに、トンヘは手術を受けるよう涙ながらに説得するが...そんな中、行方をくらませ海辺の町に来ていたドジンの元にヘスクからの電話が...。

第158話「憎くても兄弟だから」

ドジンが東海(トンヘ)にいると確信したトンヘは車を走らせ、1人寂しく海を見つめるドジンを発見。最後まで自分を拒否しようとするドジンに思いのたけをぶつける。あとを追ったボンイとセワは海辺の民宿で2人に再会、セワは子供のためにも自首するようドジンに懇願する。一方キム・ジュンは身辺整理を終えて病院へ戻るが、キム・ジュンを訪ねてきたドンベクを見てヘスクは2人の愛情の深さを改めて思い知り、手術が成功したら夫を連れていくようドンベクに告げる。

第159話「そして1年後」

手術日の朝、キム・ジュンはヘスクが身を引いたことで改めてヘスクの存在の大きさを知り、ドンベクとの過去は思い出にして、あとをピルチェに託そうと心に決める。セワはあくまで自首を拒否するドジンに対し、おなかの子供をトンへのように父親の顔を知らない子供にするつもりかと問い詰める。やがて手術の時間が迫り、手術室に運ばれるキム・ジュンの前にドジンが姿を現してこれまでのことを謝り、父子は和解を果たす。それから1年が過ぎて...。

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