羽田さんが衣装として着られている着物を月ごとに紹介します。
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- 7月の着物
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「紗合せの着物」
文様のある絹と薄い絹を合わせる事で涼感を演出し、紗の透け感をよりおしゃれに贅沢に楽しんで頂ける一品です。 従来は単衣の時期から夏の薄物に替わるほんの僅かの間のみのおしゃれ着でしたが、冷房等の普及に伴い今は単衣の時期から夏の間と着用の幅が広がりました。 この紗合せは下の紗に可憐な小花をあしらい上に淡いピンクの絵羽ぼかしの紗を重ね可愛らしさと上品さを兼ね備えたひとクラス上の夏の最高級のお召物です。
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「紬小紋」
サラっとした紬の持つ風合いで気軽な街着としてお召いただける出番の多い単衣の小紋です。
季節感の無いモダンな柄なので、帯を替えるだけで初夏と初秋のどちらでも着回しのきく重宝な一枚です。
- 5月の着物
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「小紋」
丹波ちりめんの生地と露草をモチーフにし、可憐な感じにアレンジされた気軽に着て頂ける小紋です。季節に合わせて春には優しい色合いの帯が可愛らしく、秋から冬にかけては濃い目の帯を合わせてることで、きりっと締まったモダンな印象に変わります。又、格のあるセミフォーマルの帯を合わせることで、お茶席やちょっとしたパーティーにも着て頂ける、出番の多い小紋です。(20代~50代後半)
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「訪問着」
サラッとした風合の生地に鮮やかな地模様を生かし、優しいグラデーションを配したぼかし染めの訪問着です。
訪問着と聞くとあらたまった感じがしますが、柄が無い生地なので、帯を変えるだけでずい分イメージが変わり、色無地感覚でお召し頂けます。いろんな場面で活躍する一枚あると大変重宝する着物です。(20代~70代)