第18回:鵜匠 澤木万理子~鵜飼に魅せられて
宇治の夏の風物詩、鵜飼。
鵜匠の見事な技を堪能しようとシーズン中は6000人ほどが訪れます。
この鵜飼に魅せられた女性がいます。澤木万理子さん36歳。現在、宇治市観光協会に勤務しながら、宇治川の女性鵜匠として活躍しています。
宇治川には全部で16羽の鵜がいますが、その中から、毎日、鵜飼いに出す鵜を選びます。目の輝きや、羽の艶などから健康状態を判断して選びます。澤木さんは鵜とのコミュニケーションが一番大切だといいます。鵜飼は、チームワークが命。「船頭」と「鵜匠」そして「鵜」の三者の息が合わなければ決して魚はとれません。人から人へと伝わってきた鵜飼の技術。澤木さんは今必死に受け継ごうとしています。
宇治川観光通船
住 所:宇治市宇治塔ノ川