第32回:岩倉の火祭~伝統を守る新しい力~
「祇園祭」や「時代祭」のように日本全国にその名を知られるお祭りの他にも、寺社仏閣が多い京都では、大小様々なお祭りが行われています。
その中で、今回、ご紹介するのは300年以上の歴史をもつ「岩倉の火祭」。
このお祭り、その昔、岩倉の町を荒らしていた雄と雌の大蛇2匹を神様のお告げにより火をつかって退治したことから、毎年、神前に大松明をささげるようになりました。
その大松明の大きさは京都一といわれ、火柱は天を焦がす勢いで燃え上がります。
今回は、この「岩倉の火祭」に関わる地域の人々の関わり、そして、伝統を守るための新たな取り組みをご紹介します。