第44回:大仏師・松本明慶~木の中の仏を見つめる~
日本屈指の大仏師として知られる松本明慶さん。
平安・鎌倉時代の天才仏師、運慶・快慶の流れをくむ野崎宗慶氏のもとに19歳の時に弟子入り。
以来48年間、慈しみの心を彫り続けています。
明慶さんが手掛けるのは仏像だけではありません。
これまでに全国各地15体にも及ぶ木造大仏を建造してきました。
そんな明慶さんの工房では、住み込みも含め、約40名ものお弟子さんが日々、仏像作りに励んでいます。
みんな仏師としての明慶さんにあこがれ、全国から集まってきた若者たちです。
今回は、多くの人々に慈しみの心を与え続ける大仏師・松本明慶さんの想いに迫ります。