第51回:花街を影で支える男衆の世界
堀切修嗣さん、37歳。
舞妓や芸妓などの着付けを専門に行う
男衆(おとこし)と呼ばれる職人さんです。
古くから花街では、男衆の存在が華やかな舞台を支えてきました。
堀切さんが受け持つ舞妓、芸妓は20人を超えます。
多いときは夕方の2時間の間に十数人の着付けを担当します。
細い路地を素早く行き来するため、移動手段は常に自転車です。
堀切さんは舞妓たちに「おにいちゃん」と呼ばれ親しまれれています。
男衆の仕事で大切なのが舞妓とのコミュニケーション。
彼女たちの悩みの相談にのることも少なくないといいます。
花街を影で支える堀切さんの仕事に迫ります。
舞妓着付け屋 花風
住 所:京都市東山区新橋通大和大路東入
連絡先:tel.075-531-3990