第63回:京和傘~革新を続ける老舗ベンチャー~
西陣の一角に京都でただ一軒残る和傘製造販売の老舗「日吉屋」があります。
五代目の西堀耕太郎さんは和傘の世界を新たなステージへと導いています。
和傘の技術を活かした照明「KOTORI」は、和紙からこぼれる陽の光をヒントにつくりあげました。そして傘の骨組みの美しさを活かしたMOTOは
ドイツの国際的なデザイン賞を受賞しました。
廃業の危機にあった老舗を立て直し、伝統工芸の世界を新たなステージへと導いた西堀さん。
そこには革新の連続を伝統としてつないできた職人の魂が息づいているのです。
日吉屋
住 所:京都市上京区寺之内通堀川東入
連絡先:tel.075-441-6644