第64回:京都の美をとらえる~写真家 水野克比古~
写真家、水野克比古。1941年京都市西陣生まれ。
幼い頃から写真に興味を持った水野さんは、大学を卒業後、新聞社に就職。
その後、本格的な写真の勉強をするため、東京の専門学校に入学し、東京でフリーのカメラマンとして活動。
写真がモノクロからカラーへと変わった時代に、京都の景色をカラーで表現したいという思いから、京都の写真を撮り始めます。
京都の写真を撮り続けて40年になる水野克比古さんは、現在京都写真の第一人者として注目されています。
水野さんの写真には、京都の静かな情緒ある風景の中にも、空間や生き物の動きが表現され、見ている人の心をつかむ力強さがあります。
水野さんの写真に魅了され、弟子入りしたのが、現在娘婿である水野秀比古さん。
克比古さんと同じく京都の風景を撮り続けるプロのカメラマンです。
そんな、秀比古さんも克比古さんと共に写真撮影に出かけることがあります。
義理の父の背中を見ながら、いつか乗り越えようとシャッターを押す秀比古さん。
最後には、人物をあまり撮影しない水野克比古さんが、羽田さんを撮影します。
町家写真館
住 所:京都市上京区大宮通元誓願寺下ル石薬師町
連絡先:tel.075-431-5500