第89回:老舗ののれんを受け継ぐ 女性写真家 稲岡亜里子
京都市中京区に店をかまえる本家、尾張屋。
創業540年余りのそばの老舗です。
その16代目を継ぐことになったのが稲岡亜里子さん。
尾張屋16代目とプロの写真家の二足のわらじを履く女性です。
尾張屋の15代目、稲岡傳左衛門さんには3人のお子さんがいましたが、子供たちは皆、海外に留学。
長年後継者として手をげるものはいませんでした。
そんな中長女である亜里子さんが継ぐことを決心。
当主として初めて挑戦したのが新しいお菓子の開発。
職人とともに試行錯誤を繰り返しながら尾張屋の名物「蕎麦板」の新たな味をつくりあげました。
写真家と尾張屋16代目。
二つの顔を持つ女性の想いに迫ります。
本家 尾張屋
住 所:京都市中京区車屋町通二条下ル
連絡先:tel.075-231-3446