番組内容
白河法皇が「加茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と嘆いたという逸話が残る平安の都は、大きな扇状地の上に成り立っています。京都盆地の地下には、琵琶湖と同じくらいの水量があるといわれています。その豊富な水や川の流れが、京都の文化を育んできました。
番組では「水」を通して、京の文化を紹介していきます。
京の水案内人
鈴木 康久 (すずき みちひさ)
京都産業大学教授で水文化研究者。琵琶湖・淀川流域圏連携交流会副代表幹事を務める。カッパ研究会世話人。骨董歴30年の自称達人。著書に「水が語る京都の暮らし」「京都 鴨川探訪」「もっと知りたい水の都・京都」などがある。