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この春、卒業した中学3年生を対象に行われたラグビーの試合を紹介します。
試合のテーマは「一生忘れない思い出づくり」 です。
3月17日、左京区の宝が池球技場で 今年5回目を迎える「東寺ハウジングマッチ」が開催されました。
この日は、京都府内を中心とする8つのクラブチームの中学3年の選手、およそ60人が参加し、東軍と西軍に分かれて試合を行いました。
主催するのは幼児から中学までを対象にラグビースクールを運営する京都伏見クラブです。
代表の坪井一剛さんは、伏見工業高校(現京都工学院高校)時代にキャプテンをつとめ、全国高校ラグビー大会で優勝した経験を持っています。
【声】京都伏見クラブ 坪井一剛 代表
「今年の学年は「コロナ」の時に 小学6年だった。
ちょうど中学1年になって スポーツをしない選択をした生徒が多い学年だった。
その意味でここに来てくれるだけでありがたい。
スポーツで彩られてきた 私たちからすれば・・・ "みんなで一緒にスポーツするのは楽しい"
やはり同級生!
同じ地域で生まれて 同じスポーツをした ライバルではないみんな仲間で一生続くと思う。
僕いま50歳になりますが、中学時代の同じラグビー部の友達ではないライバルチームの中学の選手でも今だにあだ名で呼び合い、お酒も一緒に飲むし仲がいい。
そういうことが続いてほしい」
坪井さんの高校時代の恩師であり、伏見工業高校を全国屈指の強豪校に育て上げた山口良治さんも観戦に訪れました。
【声】元伏見工業高校ラグビー部監督 山口良治さん
「こんなグラウンドでこの時期に、彼らの一生の思い出でなりますね!」
試合の終盤、腕のケガで 西軍のベンチにいた同志社ジュニアラグビーフットボールクラブの西岡裕登選手が、サプライズでピッチに入ると・・・
【現場の声】
「プレーさせるなよ」
「空気読めよ!」
西岡選手が、見事にトライ!!!!
そして、ここでノーサイド!
【声】同志社ジュニアラグビーフットボールクラブ 西岡裕登 選手
「やはり、ケガした状況の中でも、みんながいろいろ考えてくれて、最後にいい思い出になりよかった。」
Q.ラグビーの良さは?
「チームワークと・・・そしてみんなが一つになれること」
【参加者】
「ラグビー最高!」