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天下統一を目指した戦国武将・織田信長の命日にあたる6月2日、京都市上京区の阿弥陀寺で、信長をしのぶ法要が営まれました。阿弥陀寺は織田家と深い親交があった清玉上人が1555年に開いたとされていて、本堂では2日午前、若山泰應住職らによる法要が営まれました。織田信長が家臣の明智光秀に襲撃されて自害したという「本能寺の変」が起きた1582年6月2日、清玉上人はいち早く本能寺に駆け付けて信長の遺骸を持ち帰り、埋葬したと伝えられていて、命日となる2日は、境内にある信長の墓を参拝する人の姿も多く見られました。また、法要のあとには献茶式が行われ、本尊の阿弥陀如来や信長の一周忌に作られたとされる木像などにお茶が供えられると参拝者らは静かに手を合わせて信長をしのんでいました。