ニュース

高校野球京都大会 甲子園の舞台にも立った綾部高校出身の二人の審判員を追いかけ、若い人材も仲間入り!

2024年7月19日 18:00

連日熱戦が繰り広げられている全国高校野球京都大会。
試合の主役はもちろん選手たちですが、一つ一つのプレーに瞬時に判断を下す、審判員の姿があります。
5年前、京都には105人の審判員がいましたが、今大会はそこからおよそ30人減り、76人で運営されています。
そんな中、21人で構成される北部地域から全国でも活躍する審判員に注目しました。

ことし6月、夏の大会前に行われた審判講習会で、50人を超える審判員に対して、指導に当たるのは、審判歴15年目で綾部高校出身の四方豪さんと、同じく綾部高校出身の大槻康彦さんです。
大槻さんは、この道30年以上のベテランですが、これまでまったく野球経験はありません。

【声】綾部高校出身 大槻康彦さん
「(会社の)大先輩が『審判員をやってみないか』ということで 声をかけていただいて
全然興味無かったんですけれど、何も知らないですけれども、入れていただいて最初は怖かったです。硬いボールだし 打球速いし」

一方の四方さんは元高校球児、高校時代の先輩の勧めで審判員としての活動をスタートさせました。

【声】綾部高校出身 四方豪さん
「一番近くで選手の近くにいれるというのが、やっぱりこの選手に寄り添いたいという気持ちも強くなりますし、選手以外の部分で言うと、グラウンドに立っている審判員4人で、ものすごい緊張感の中 この1試合をやり終えたという達成感は、ものすごく大きなものだと思っています」

2人は、これまでの実績と技術が評価され、夏の甲子園の舞台にも審判員として立ちました。

【声】綾部高校出身 大槻康彦さん
「野球自体は何も変わらないんですけれど、(甲子園は)高校野球の最高の舞台なので、当然緊張もしますし、怖いし、でも審判員にとっても(甲子園は)最高の場所だと思いますね」

そんな2人の背中を追いかけて、若い人材も北部の審判員に仲間入りしました。
4年目の山本大樹さんです。

【声】西舞鶴高校出身 山本大樹さん
「自分の中では、大槻さんを師匠だと思っていますし、四方さんを兄弟子と一方的かもしれないですけれど、慕いながら一所懸命教えていただいたところを飲み込んで、それを実践で生かせるように頑張っているところです」

試合を支える審判員にとっても球児にとっても、一度きりの106回目の夏、試合に挑む球児への思いを話してくれました。

【声】綾部高校出身 四方豪さん
「(高校野球は)これだけの全国的な注目度があって、それを支えさせてもらっている。
一緒にグラウンドに立たせてもらっている我々もとても幸せなことだと思いますし、もう負けられない最後の3年生の夏。
楽しんでもらいたいなと思いますね」

【声】綾部高校出身 大槻康彦さん
「まず"フェアプレー"
"フレンドシップ"相手を尊敬する。
"ファイティングスピリット"闘志は見せて欲しいし、悔いを残さずにやり切ってほしいと思います」

最新記事

    • ちびっ子イングリッシュコンテスト
    • 海と日本in京都
    • 自転車交通安全CMコンテスト2024
    • 高校野球
    • きょうと危機管理WEB
    • 違法だよ!あげるくん
    • KBS京都ONLE SHOP(BASE)