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京都府小学生陸上競技交流大会 「陸上競技の基本は走る・跳ぶ・投げる」

2024年7月26日 18:00

未来のオリンピアンとなるかも知れません。
京都の小学生が暑さに負けず、記録に挑戦した陸上大会の模様です。
「日清カップ」の愛称で親しまれている全国大会の京都府予選となる「京都府小学生陸上競技交流大会」。
出場する選手は、主にクラブチームに所属する小学5、6年生、陸上を始めたきっかけや目標はみんな様々です!!

【声】ホープ 湯田凛花 選手(5年)
「将来の夢はオリンピックに出て金メダルをとることで、(近い目標は)お父さんのタイムを抜かすことです」
(この夏はお父さんのタイムを抜けますか?)
「お父さんのタイムを抜かすこと」

【声】DOSHISHA HEROES 西澤新太 選手(5年)
(将来の夢は)
「陸上選手と野球選手です!
(きょうは)14秒を切りたいです」

【声】修学院第二陸上 万庭あい子 選手(5年)
「(走るのが)速くなったら、授業の5分前に急いで行けるからいいかなと思いました」
(夏休みの目標は?)
「5キロのダンベルを持つ。
こうしておくだけで手が振れるようになる」

陸上の基本は走る・跳ぶ・投げる。
小学生からいろんな種目を経験できるように100mとリレーの他、近年はコンバインのAとBの4競技になっています。
コンバインのAは80mハードルと走り高跳び、Bは走り幅跳びとジャベリックスローの2種目です。
ジャベリックスローはやり投げの導入として開発され、重さ300グラムの羽根つきのボールを投げて距離を争うものです。
2種目で争う為、得意な種目と不得意な種目の組み合わせになる選手もいます!
走り幅跳びが得意、しかしジャベリックが大の苦手という渡辺香里菜選手。

【声】修学院第二陸上 渡辺香里菜 選手(5年)
「もともと最初はここから5mくらいしか投げられなかったけど、練習をいっぱいしてきたので練習の成果をみたい」

この日までに練習を重ねてきた渡辺選手の1投目は、、、、20mラインを超えましたが、残念ながらファール。
最後の2投目は、、、1投目よりは飛ばせませんでしたが、記録は13m89。

【声】修学院第二陸上 渡辺香里菜 選手(5年)
「バッチリじゃないけど、練習した成果はちょっと出たと思う。
(1投目のファールが)悔しいから、また今度はもっと高く飛ばして距離も伸ばしたい」

モチベーションのアップにもつながるこの大会ですが、コロナ禍以前には1000人以上いた参加者も、今回は300人余りと激減しました。
そこで、多くの人に陸上競技に触れてもらおうと、今年は初めてキッズデカスロンチャレンジが行われました。

【声】日本陸上競技連盟 指導者養成委員会 岸政智ディレクター
「陸上競技の基本は走る・跳ぶ・投げる。
3つのハードルを低くして簡単に走れたり跳べたり、投げたりするプログラムを提供している」

「こういう感じ。つま先がこの白い線ね。足をちょきにして、よーい ばーんってなったら向こうまで走るね」

この日は大会にエントリーしている選手の弟・妹が参加しました。
10mを走りタイムを測ったあとに記念撮影をしたり、両足ジャンプで進んだ距離を計測して「陸上競技」、そして「記録」を身近に感じていました。

【参加者】
「10m走が2秒64。初めて測ったので楽しかった。
また10m走とか3回ジャンプをして、もうちょっと距離や記録を伸ばしたい」

「日清食品カップ全国大会」は9月に東京の国立競技場で行われ、この記録会で1位になると参加できます。
そのため、100m競技は1枚の切符をかけた熱い戦いとなりました。
6年生女子の部では、去年5年生の部で優勝した竹田実侑選手が自己ベストを更新し優勝。
全国大会出場を決めました。
また6年生男子の部では、去年全国4位だった山田智裕選手が登場。
予選で圧倒的な速さをみせた山田選手の将来の夢は?

【声】韋駄天 山田智裕 選手(6年)
「世界で通用するサッカー選手です」

決勝の記録は、13秒06とさらにタイムをあげました。
目標の12秒代まではあとわずか、全国大会出場を今から楽しみにしています。

【声】韋駄天 山田智裕 選手(6年)
「(国立競技場は)高校サッカーが行われる憧れの競技場なのでうれしいです。
12秒代を出して、去年4位だったので3位以上を目指したい」

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