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全国高校野球京都大会 京都国際が夏の甲子園の切符! あと一歩届かなかった京都外大西のエース・田中の目に涙!

2024年7月29日 18:00

7月28日、第106回全国高校野球選手権京都大会の決勝、京都外大西と京都国際の一戦が行われ、京都国際が2年ぶり3回目の夏の甲子園の切符をつかみました。

【実況】
「2アウトランナー1塁、最後は変化球で打たせました。
セカンドゴロ、1塁に送って3アウト! 試合終了!
秋、春、夏と3度連続で対決したこの戦いは、京都国際高校が2年ぶり3度目の夏出場を決めました」

【声】京都国際高校 小牧憲継 監督
「この選手たちを何が何でも甲子園に連れていきたいという思いでやっていましたので、今までメンバーを外れた3年生が涙を流して、喜んでくれているようなチームなので、本当に甲子園に導けて良かったなと思ってます。
もちろん出場させていただく限りは一番を目指さないといけないんですけれど、本当に思いのこもった3年生達なので、この選手たちと1日でも長く野球ができたらなと思います」

【声】京都国際高校 藤本陽毅 主将
「この日のために1年かけて頑張ってきましたし、春のセンバツに出場して、春の近畿大会で優勝して、プレッシャーの中での今大会だったんですけど、しっかりとまずは甲子園への切符を取れて、とてもうれしい気持ちもあるんですけれど、ほっとした気持ちが一番大きいです
甲子園でも自分たちらしく京都国際らしく、泥くさく勝っていきたいですし、3年前の甲子園ベスト4を超えることが、僕たちの目標なのでその目標を超えられるように頑張っていきたいと思います」

春夏連続の甲子園まであと一歩届かなかった京都外大西、今大会、6試合すべて先発としてマウンドに立ったエース・田中の目には試合後、涙があふれました。

【声】京都外大西高校 田中遙音 投手
「心が大丈夫だと思っていても、身体が言うことを聞かなくなって、タフネス(が強み)と言われているのが、あまりきょうはタフネスではなかったので、まだまだ体力がないと改めて実感しました。
(最後のバッターで)セカンドゴロ打った時、3年間のフラッシュバックがたくさんあって
キャプテンの乾も泣いていたのでそれを見て、つられて涙がこぼれてきました。
最初はきょうの準優勝だったりセンバツ出場やったり、秋の近畿大会で準優勝だったり、そういう色んなタイトルを取れると自分でも思っていなかったので、この3年間は夢のような時間でした」

【声】京都外大西高校 上羽功晃 監督
「キャプテンからしたら、まとめていくのは大変だったチームだと思うんですけれど、本当によくここまでまとめてくれて、公式戦になったら何とかしぶとく生き残るチームを作ってくれたので乾キャプテンは、本当によくやってくれたと思います。

1年間、チームを率いた京都外大西の乾キャプテンは、今大会、控え選手として試合に出場することはありませんでしたが、どんな状況でも仲間を鼓舞し続けました。

【声】京都外大西高校 乾光葵 主将
「キャプテンは全然楽しくもなかったですし、嫌われ役を自分から率先してやらないといけないので、もう1回やるかと言われたら絶対にやらないんですけれど、こうやってメダルももらいましたし、準優勝という結果につながって1年間報われたなという感じです。
今も半分くらいメンバーに2年生も入っていますし、ベンチにも半分くらい入っていますし
やっぱりベンチに入っていた2年生が、次の新チームを引っ張っていかないといけないから
ここで悔しがっている暇はないんで、秋に向けて次はセンバツで勝てるようなチームを作って欲しいです」

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