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「一休寺納豆」の仕込み 京都・京田辺市

2024年7月30日 18:00

とんちで有名な「一休さん」ゆかりのお寺として知られる京田辺市の一休寺で、名物「一休寺納豆」の仕込み作業が行われています。
一休寺納豆は、室町時代、一休禅師が中国から伝わった納豆の製法を改良したものとされていて、黒くて粘り気のない豆と塩辛い味が特徴です。蒸した大豆に、はったい粉と麹菌を混ぜて発酵させたあと、木桶に移して塩や水などを加え、天日干しを続けながらかき混ぜて作ります。夏の日差しが降り注ぐ中、田邊宗一住職が発酵中の大豆の桶をかき混ぜ、水分を飛ばす作業を行いました。1つの桶に大豆およそ60キロが使われ、今年は桶4個分を仕込んでいるということです。

【声】一休寺 田邊宗一 住職
「塩辛い食べ物ですが、暑い夏には塩分が必要だと思うので、これを食べていただきたい」

水分を飛ばす作業は来年5月ごろまで続けられ、その後1年間の熟成を経ておいしい納豆が出来上がるということです。

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