宇治市植物公園では初夏の花から夏真っ盛りの花へと見頃が移るこの時期ならではの楽しみを満喫できます。宇治市植物公園で夏を彩る花々のゾーンでは、ハスの花の鮮やかな開花を楽しむことができます。この時期のハスは、夏最後の輝きを放っています。また夏のゾーンではこの時期ならではのムクゲが涼しげな花びらを風に揺らしています。特に、ムクゲの品種のひとつ「宗旦」は純白の花の中央に丸い赤が浮かび、パリ・オリンピックでメダルラッシュに沸く日本勢の日の丸をイメージできるかも知れません。一方、夏の主役・ヒマワリは早咲き品種が咲き始めましたが、大きな花を咲かせる八重咲きの品種「太陽」は、まだ、ちらほら咲きながら、このところの猛暑も手伝い、これからの1週間で650株の大輪の花が一気に咲き進みそうだということです。夏のゾーンへは、秋頃までペチュニアやカンナなどの園芸品種が華やかに導いてくれます。