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江戸時代の画家、尾形光琳が大成させた流派「琳派」の大作をオマージュし、モダンでユニークなアート作品を手がける現代美術家、山本太郎さんの作品展が京都市内で開かれています。尾形光琳の代表作のひとつ「燕子花図屏風」から着想を得ながら、20世紀を代表するポップアーティスト、アンディ・ウォーホルの作風をオマージュした色鮮やかな作品が会場を彩ります。この作品展は、伝統美術を継承しながら独自の表現で新しいアート作品を生み出す現代美術家・山本太郎さんの作品を紹介するもので、会場となった京都市東山区の美術館「ZENBI鍵善良房」には琳派の作品を現代風にオマージュし、ユニークなアートに仕上げた作品などおよそ60点が展示されています。なかには琳派を継承した江戸時代や近代の作家の作品とそれをモチーフにした山本さんの作品が合わせて展示されるなど、訪れた人の目を楽しませています。この展覧会は11月10日まで開かれています。