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今月16日に行われる「京都五山送り火」のひとつ、鳥居形で、故人をしのび、願いごとを記す護摩木の受付がはじまりました。
五山のうち最も西の京都市右京区嵯峨鳥居本にある鳥居形の近くでは、保存会と地元の自治会が、13日から護摩木の受付をはじめました。自治会によりますと、ことしはおよそ6000本の護摩木を用意したということで、地元の人や観光客らが訪れ、先祖供養やそれぞれの願い事を護摩木にしたためていました。鳥居形では、外国人観光客の増加に対応するため、今年から案内表示や願い事の一覧の用紙に、英語での表記を取り入れたということです。
【声】訪れた人は
「無病息災を願って、健康で1年を過ごせたらという気持ちで書きました」
「去年、おじが亡くなり、今年が初盆なのでお伺いしました」
護摩木の受付は、船形では今月3日から行われていて、大文字は14日から、妙法と左大文字は15日から、それぞれ16日の送り火当日まで受け付けています。