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全中バスケットボール 京都精華学園中学の女子が2連覇!男子は準優勝!

2024年8月26日 18:00

全国中学生バスケットボール大会で、男女ともに京都精華学園中学校が決勝へと駒を進めました。

【声】京都精華学園中学 谷口娃咲キャプテン
「(連覇のプレッシャーは)少しありますけど、チャレンジャーとして戦います。
去年は先輩たちが優勝させてくれたので、今年は自分たちで一戦一戦、全力で戦っていこうと思っています。
優勝しか見ていないです」

狙うは、優勝、連覇のみ。
白のユニフォーム、京都精華学園の相手は、近畿大会の決勝と同じく、大阪代表・黒のユニフォーム、樟蔭中学となりました。
近畿大会では25点差をつけて勝利しているものの、「全国大会の決勝は雰囲気が違う。油断していると何が起こるかわからない」と全国を何度も制している山本綱義コーチは、チームを引き締めます。
樟蔭の3Pで先制点を奪われた京都精華でしたが、全国トップクラスの高さを生かしたプレイで
得点を奪うと、さらには、5番・田中と7番・石綿のピックアンドロールと呼ばれるこのコンビプレイから流れを引き寄せます。
全国大会の1試合目と2試合目を体調不良で出場できなかったキャプテンの4番・谷口も、気迫のこもったドライブを立て続けに決めて、樟蔭を引き離します。
第2クオーター開始直後には、4番・谷口のジャンプシュート、18番カウェルのゴール下からのシュートなどで得点を積み重ねれば、チームが一番大事にしているというディフェンスでも
樟蔭の攻撃をシャットアウト。
連続11得点をあげ、京都精華が早くも試合を決定づけます。
後半に入っても京都精華の足は止まりません。
最後まで激しいディフェンスで、樟蔭に思い通りのバスケットをさせなかった京都精華が去年に続く、2年連続での優勝を飾りました。

【声】京都精華学園中学 谷口娃咲キャプテン
「みんなが勝ち取ってくれた勝利を自分もつなげられたのが本当に良かった。
ジュニアウインターカップはクラブチームもいて、しんどい戦いになると思いますが、そこも連覇して2冠をとれるように頑張りたいです」

「精華!No.1!!」

続いて行われた男子の決勝戦はアベック優勝を狙う白のユニフォームの京都精華学園と、中学生ながら18歳以下の日本代表に選ばれている白谷柱誠ジャック率いる青のユニフォーム、四日市メリノール学院の対戦となりました。
試合開始直後、その白谷の高さとスピードを生かした個人技で先手を奪われてしまいます。
対する京都精華も16番の今西大良がお返しとばかりに、1対1をしかけて得点を奪います。
さらには今西がリバウンドを奪うと、そのまま一人で持ち込んでレイアップシュートへ。
一度は白谷にブロックされるも、京都精華の99番、徳永が押し込んでメリノールに流れを渡しません。
奥田翔コーチが「今年のチームは中と外のバランスが良い」と評価する通り、ロングシュートやドライブなどで得点を積み重ねていきます。
しかし、メリノールの白谷の身体能力の高さを生かしたプレイで徐々に点差をつけられていくと、第2クオーターには・・・中学生とは思えない豪快なダンクでゲームの流れを奪われてしまいます。
後半、京都精華はキャプテン、舟谷のパスを受けた、21番・室の3Pシュートや、16番・今西が粘り強く白谷に食らいつくと、最後はチームディフェンスでボールを奪って、速攻を決めるなど、追い上げを図りますが、前半に開いた点差を詰めるには至らず、悔しい準優勝となりました。

【声】京都精華学園中学 舟谷帆高キャプテン
「チームは誰かがうまくいかなくても、誰かが支えてくれる良いチーム。
みんな伸びしろがあると思うので、次の大会に向けて成長出来たらと思います。
もう一回 全国制覇というチームの目標に向けて、自分たちを磨き上げたいと思います」

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