けがで戦線を離脱していた豊川選手が、９月１０日から全体練習に復帰しました。
サンガのさらなる得点力に期待がかかります。
昨シーズン、チーム最多タイの１０得点を記録し、今シーズンも１７試合に出場、４得点と前半戦ではチームの主軸を担った豊川雄太選手。
しかし、６月の柏戦で相手チームの選手と接触し、左足首を痛めてからは戦線を離脱していました。
およそ２か間、別メニューでの調整が続きましたが、今月からは全体練習でフルメニューをこなし、けが前からそうだったように、この日もメンバーの中で一番遅くまで練習に励みました。

【声】京都サンガ　豊川雄太選手（３０）
「いやーきついですね、でも順調です。
意外に２か月休んだ割には動けているなと思うし、ここから残り１０節　全力で楽しみたいと思っています」

豊川選手の復帰をチームメイトも心待ちにしていました。

【声】京都サンガ　原大智選手（２５）
「自分も刺激になりますし、もっとがんばらないという気持ちで、チームとしてさらなる勢いをもたらしてくれる」

【声】京都サンガ　ラファエル・エリアス（２５）
「豊川選手は選手としても人としてもすばらしい人間です。
チームにきたとき、ブラジル人がチームにフィットできるように積極的に手伝ってくれた。
紅白戦では３得点し　いいパフォーマンスをしている。
シーズン終盤にかけて、チームにとって大切な存在になると思う」

プロ生活１２年目の豊川選手。
今週、３０歳の誕生日を迎え、自身のサッカー人生振り返りました。

【声】京都サンガ　豊川雄太選手（３０）
「２０代を振り返ると、苦しみを乗り越えて得たうれしい結果の方が思い出される。
岡山時代出られない時期があって、それを乗り越えた次にベルギーでの初勝利があって、いい経験をさせてもらっている。
３０代はどうなるかというわくわく感を持ちながら日々を全力で、やりきって積み重ねていきたい」

これまでチームを救ってきた豊川選手の帰還が、好調・サンガにさらなる追い風を吹かしてくれそうです。