京都府内の有名ホテルや人気ベーカリーが一堂に集う京都パンフェスティバルが、28日から京都市北区で始まりました。京都市北区の上賀茂神社でおこなわれている京都パンフェスティバルは、2015年に上賀茂神社の式年遷宮奉祝事業の一環で初めて行われて以降、新型コロナウイルスが流行した2年間を除いて、毎年行われている人気のイベントです。境内には、京都府内の有名ホテルや人気ベーカリーなどのブースが23店舗並びました。総務省の家計調査によりますと、2021年から2023年の平均で、2人以上の1世帯当たりのパンの年間購入金額は、京都市が３万9257円で全国平均に比べて6500円ほど高く全国ナンバーワンということで、境内では、多くの人がお目当てのパンを買い求めて長蛇の列ができたり、すでに完売したブースもありました。初日の京都市内は曇り空ながら、最高気温が29.6℃と少し汗ばむ気温になりましたが、来場者は、買い求めたパンを早速境内でおいしそうに食べていました。京都パンフェスティバルは、29日も午前10時から午後3時まで行われます。